ファンタジー俺達   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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ダンジョン3階

 ダンジョンの探索を行っていたスライム狩りニキことバーン達5人は連日3階へのダンジョンアタックを行っていた

 

 理由としては壁から岩塩が取れたり、食べられる魔物が多いため、食料事情がカツカツのヒムラー領では貴重なたんぱく質源の確保の為に潜っていた

 

「この階層になるとゴブリン達の数も少なくなりましたね」

 

「ああ、その分敵の強さも上がったがな」

 

「やはりこのダンジョンは1階層5~10のレベルが上がる感じかな?」

 

「だな。後でまたwikiを纏めないとな」

 

 この階層は全体が草原の様になっており、ドームの様な作りだ

 

 通路は存在しないが外壁があり、壁を伝って1周すると30キロもの広さがあった

 

 その為奇襲されるということも無く草食の魔物と肉食の魔狼とゴブリン達という食物連鎖もできていた

 

「階層全体が明るいのは良いけど、夜が無いからね」

 

「タイマーの魔法がないと時間の感覚が狂うからな」

 

 所々に水場があり、湧水が出ているが、回復効果がある……何てことはなく、いたって普通の軟水であった

 

 岩塩が取れるのでしょっぱいかなと思われたがそんなことも無く、美味しい水であった

 

 腹を壊すのも怖いので煮沸してから飲んでみたりもしたのだが、こんな手間するんだったら魔法で水を出した方が良いと5名は思ったが

 

「首狩りウサギの群れ」

 

「あのウサギってどうやって繁殖するんだろ? しっぽの部分に刃がくっついているけど」

 

「うーん、謎だね」

 

「ビーム発射しまーす! サンダービーム」

 

 キュキュと絶叫して首狩りウサギは絶命する

 

「じゃあ解体しますね」

 

「ラトル頼むわ」

 

「任せてください」

 

 馴れた手付きでナイフを操りラトルは絶命した首狩りウサギを解体していく

 

「血抜きしてっと……これで良し。皮で包んでっと」

 

 解体した皮で肉を包み込み、紐で縛って縮小と軽量化の魔法をかけてから妖精のリュックに入れる

 

 ハイピクシーとなったことである程度の荷物の持ち運びが可能なので、子供用のポーチみたいなのを妖精達はぶら下げている

 

 鉱物資源はラトルが、牙や骨、余った皮などの素材はフレンがと5人プラス妖精2人で持ち運ぶ素材等も分けていた

 

「……あった! ここか4階に行く道は」

 

「中央にあるわけでもなく、かといって壁の近くにあるわけでも無かったからね。3日も探すのにかかるとは」

 

「でもこれで3階までのマッピングと魔物の調査は終わったから任務完了だな」

 

「レベルも上がって良い経験でした。皆はこれからどうするんですか?」

 

 ラトルが皆に質問すると

 

「俺とリングレンはヤタガラスで数ヶ月間教官の予定になっているな」

 

「私とフレンは開拓手伝った後に字の読み書き習う。終わったらまたダンジョン潜るかな」

 

「ラトルはどうするの?」

 

「正直迷っているんですよね。俺は字の講習の予約が取れなかったので開拓従事した後大ちゃんと月ちゃんの3人で低層で稼ぐか、噂のコボルトもテイムしようかなとも思っていて」

 

「ラトルだったら俺が見てやるから前衛の講習受けろよ。後衛は妖精達ができるから、お前が前衛をすれば、パーティーとして完成すると思うが」

 

「前衛講習なんてするんですか?」

 

「転生者の俺達は基本魔法使いタイプだからな。ただ本人の資質によるけど前衛の素質も高いと思うんだよな。力のステータスも必ずレベルアップで1上がるからそこらの剣士よりも力があるし」

 

「なるほど」

 

「冒険者やるなら聖女ネキが蘇生保険なるものを作ったらしいから加入しておくと良いよ。月額制と転生者割引で月10$で済むから」

 

「凄い商売思い付いたな」

 

「まぁ俺達だけのサービスにして外に漏れないようにしているらしいが」

 

「そりゃ蘇生ができるとなれば国が確保に動くからな」

 

「蘇生マシーンにはなりたくないだと」

 

「ブラックジャックニキも漫画のブラックジャックというより闇医者をかっこ良く言ってるだけで医療の探究したいやベー奴だからな。蘇生代金も安い代わりに腕や足捥いで人工臓器の素材にするって公言しているからな」

 

「もっとこうみんなの為に……みたいなお医者さんは居ないんですかね?」

 

「まぁ俺達だし……」

 

「趣味や欲望が先行するよな」

 

 そうぶつくさ言いながらももと来た道を戻るのだった

 

 

 

 

 

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 執筆者

 スライム狩りニキ

 ライオンネキ

 光線ネキ

 火炎ネキ

 その他1名


 

 三層

 

 壁の素材 土

 

 出現する魔物

 ・ゴブリン 平均15レベル

 ・スライム(通常種) 平均12レベル

 ・コカトリス 平均25レベル

 ・魔狼 平均20レベル

 ・首狩りウサギ 平均15レベル

 ・バシリスク 平均10レベル

 ・耳無し豚 平均10レベル

 

 

 取れる鉱石

 食塩

 堆積岩(石灰岩等)

 

 特徴

 全周30キロの広大な草原

 所々に泉がある

 階層全体が昼のように明るくタイマーが無いと時間の感覚が狂う

 食べられる魔物が多く、ゴブリン以外は美味しく頂ける

 火を起こすとこの階層の魔物は逃げるので、休憩の時は焚き火をすることを推奨する

 

 コカトリスだが石化の毒とかは無く、大きく狂暴になったバシリスクでしかないため対処を誤らなければ討伐することは簡単である

 

 注意書

 

 3層よりレベルのバラけが出てきており平均レベルよりも5~10ほど高い事が有るため注意されたし

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