ファンタジー俺達   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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ダンジョン4階層

 お嬢様、執事くん、冥土さんの3名は行政で働く傍らでダンジョンに潜っていた

 

 お嬢様が中型の盾を持つが、仲間に攻撃が行きそうな時以外は基本避ける

 

 避けたり、盾で守るときも華麗であり、一切の無駄がない

 

「ゴブリン5体ですわね!」

 

「お嬢様、私が数を減らします! ファイヤーボール!」

 

 執事くんことパウロがファイヤーボールでゴブリンの数を減らす

 

 ゴブリンは一矢報いようと石で出来た槍や石包丁で応戦してくるが、お嬢様が盾で弾き飛ばして壁に激突させる

 

 そこを冥土さんことゼロが土魔法で杭を作り、それをゴブリン達に撃ち込んで絶命させた

 

「お嬢様ゴブリンの魔石5つです」

 

「ありがとう執事くん、冥土さん」

 

「「はっ!」」

 

「初めて2層に来てみたけれど戦闘は1層の延長線で戦えるわね。フォーメーションも変える必要も無いかしら」

 

「そうですね。お嬢様と私が前衛で、後衛をゼロがやる今の状態が良いでしょう」

 

「そうね。でも、ダンジョンはやはり経験値の入りが良いのですかね。レベルがグングンと上がりますわね」

 

「今お嬢様のレベルが25、パウロが29、私が27ですね」

 

「週に2回を3ヵ月でこれですから他の冒険者達は更にレベルが高くなっているでしょうね」

 

「そろそろ4層を解放しても良いのではないかしら?」

 

「ヒムラー様が腕利きを集めて彼らで4層へのアタックするとそう言えば仰っていましたのでもしかしたら入れ違いで彼らが進んでいるかもしれません」

 

「選抜されたメンバーはわかる?」

 

「はい、今回のリーダーは大妖精使いニキで、ショタコンニキと露出狂ネキの3人パーティーだったかと。全員45レベル以上の猛者です」

 

「補足するとハイピクシーが2体とピクシーが1体の3体も補助でついているため6名体制になるかと」

 

「やはり1流の冒険者達は強いですわね。固定パーティー等はまだできていないのかしら?」

 

「仲の良いメンバーでの行動はあれどまだ固定パーティーへ踏み切ったのはほぼ無いかと。ただそろそろ出てくると思いますが」

 

「まぁ個々の癖が凄いのが多いから中々固定パーティーにはならないですか」

 

「現地民を組み込んだパーティーの方が固定化しやすい傾向がありますね」

 

「なるほどね。つまらないことを聞いてしまって悪かったわね」

 

「いえ、そんなことはございません」

 

「私達はお嬢様の為ならばどんなことでも致します」

 

「得難い部下を得れて私は幸せ者だわ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ダンジョン4階層

 

「凄い量の植物だな」

 

「植物の楽園ですな」

 

「こんなところだとかぶれそうで服が脱げないわね」

 

 ダンジョン4層にラトル(大妖精使いニキ)率いる先行偵察隊が潜入していた

 

 壁の材質が植物に代わり、ポケモンのルビー・サファイア・エメラルドのヒワマキシティの様な大きな木々に木製の通路がかかっていた

 

 いや、モンスターハンターの木々が生い茂るエリアの方がわかりやすいかもしれない

 

 木の枝や蔓が絡まり通路として機能しており、そこに様々な植物が実っていた

 

 その木の実を食べる鳥や虫も生息しており、その鳥や虫を食べる食虫植物みたいな植物モンスターも多数生息していた

 

「見ろあれ……コロコロ鳥が植物に食われている」

 

「鷲くらいの大きさの鳥まで植物に食べられるのね」

 

「壁の木材は木材としては使えるかもしれないけど鉱石は期待できないわね」

 

「ただ見晴らしは良いから奇襲されることは無さそうだな」

 

「木と蔓の道だから燃やす攻撃は厳禁ね」

 

 精鋭冒険者らしく周囲を鑑定を含めながら観察し、情報を得ていく

 

「よし、じゃあ進むぞ」

 

「はい「おう!」!」

 

 妖精達に空中の偵察をさせながら進んでいく

 

 入り口から木々の橋を渡り大木に到達した

 

「鳥ノ巣が所々にあるな。コロコロ鳥がほとんどで、皆栄養状態も良さそうだ」

 

「コロコロ鳥はテイムもできるモンスターだったハズだが」

 

「鳥にしては頭が良く、何でも食べる。コロコロと丸々とした見た目とコロコロと鳴くからコロコロ鳥だったか」

 

「強さは?」

 

「10レベルが殆どだな。弱いな」

 

「……スライム狩りニキの話だと下に進むほど平均的なレベルは上がると聞いていたが」

 

「他に強い魔物が居るのでは?」

 

「確かにその可能性が高いですね……ストップ。あの植物不自然ではありませんか?」

 

「……ウツボットだな」

 

「ポケモンのウツボットに凄い似てる」

 

「鑑定……カズラボット。レベル25」

 

「植物系の魔物がレベル高い感じですかね」

 

「とりあえずどんな魔物か調べよう……ウォーター」

 

 水を操りカズラボットの前まで動かす

 

 水を近づけても反応が無いかと思ったが、木の実に水が触れた瞬間にバグンと開いていた口の様なものが高速で動き、水を飲み込んでしまった

 

「木の実に触れた鳥や虫を捕食する感じか」

 

「本体はあのツボ?」

 

「とりあえず木の実を確保したい。エアーカッターで斬ってみるか?」

 

「そうだな」

 

「よし、大ちゃんエアーカッター」

 

「わかったわ! エアーカッター!」

 

 スパンと木の実の部分が切れて床に落ちる

 

 ギシャァァァァと断末魔みたいなのをあげてカズラボットは動かなくなった

 

「え? 死んだ?」

 

「果実がもしかして本体か? 果実を割ってみよう」

 

 床に落ちたスイカくらいの大きさの果実(見た目は桃)を拾い、ナイフで半分に割ってみると魔石が真ん中に埋まっていた

 

「やっぱりこっちが本体か」

 

「萎れた体? の部分はどうする?」

 

「ウツボカズラなら虫を溶かす消化液が入っていると思うが」

 

「これどれくらい強力なんだろうか?」

 

「来る途中に仕留めた首狩りウサギの肉があったからそれの肉片を沈めてみるか」

 

 ラトルはリュックから肉片を取り出すと元の大きさに戻してツボの中に入れてみる

 

 するとじゅわぁぁと音を立てて瞬く間に溶けていった

 

「うへぇ、こりゃ危険だ」

 

「とりあえず中の液体は下に流しておくか」

 

 ツボを掴み通路から外れた地下に向かって液体を流す

 

 50メートルくらい下の地面にぶつかるとびちゃびちゃと音を立てていた

 

「一応水で洗っておくか……ウォーター」

 

 ツボを洗い、縮小軽量化の魔法をかける

 

 後でわかるのだがこのツボの部分を加工すれば巾着バックの様になり、肉を入れておいたり、水釜代わりに使われたりと結構色々な使い道があることがわかるのだった

 

「果実だが……食ってみるか?」

 

「……そうだな」

 

 ラトルがナイフで6人分に切り分ける(ショタコンニキのピクシーの分は小さめだが)

 

「ではいただきます! あむ!」

 

 噛むとじゅわぁっと果肉から甘い蜜が出てくる

 

 食間は桃……いや洋梨に近い

 

 桃の様な見た目だが味も洋梨に近くさっぱりとした甘さだ

 

 それでいてスイカ並みに大きさなので量も取れる

 

「そう言えば種は?」

 

「見た感じ無いな」

 

「1代限りの魔物なのかな?」

 

「うーん魔物はやはり奥が深いな」

 

「おいしー」

 

「あまーい」

 

「お腹いっぱい」

 

 下3つは妖精達の会話であるが彼女達もお腹が膨れたらしい

 

「よし、この調子でこの階層の魔物を調査するぞ!」

 

「「おー!」」

 

 

 

 

 

 

 

「種類が多い」

 

「まぁ広いからな」

 

「植物系魔物が12種類で鳥系が3種類、虫系が5種類かな?」

 

「成り行きでドライアドの少年をショタコンニキテイムしたけど捕食するんか?」

 

「いや見て愛でようと思う。食べるのは惜しい」

 

 植物系魔物の中には美しい人間の若者の見た目のドライアドというものもいた

 

 花粉を飛ばしたり蔓で攻撃してくるが、無力化した後ショタコンニキが雄のドライアドをテイムしていた

 

「■■■■!」

 

「言葉が通じないのが厄介だな」

 

「まぁこちらの命令はわかるっぽいし、発音はできているから教えれば言葉を覚えるかもしれん」

 

「一応魔物研究班に解析を依頼しておけよ」

 

「あいあいさー!」

 

「良いなぁ、性欲を満たすことができて」

 

「いや、露出狂ネキは3階層まではビキニアーマーなんて防御力もへったくれもない装備で来てたじゃん」

 

「軽装甲の方が動きやすいんだもの。ただこの階層は嫌ね。軽装甲だとかぶれるから」

 

「まぁ仕方がありませんよ……と、ここは大木を降りれば5階層に繋がっているのですね」

 

「前の階層は地下に続く道を見つけるのに時間がかかったと聞くが」

 

「ええ、なかなか見つからなかったのですが、今回はすんなり見つかりましたのでね。じゃあ戻りますか」

 

「うへぇ、また登るのかこの大木の道を」

 

「土じゃないから歩きづらいんだよな」

 

「ドライアドはレアモンスターかもね」

 

「ああ、テイムできたのは良かった」

 

 一行は多数の収穫物を持って地上へと戻るのだった

 

 

 

 

 

 

 

ヒムラー領ダンジョン攻略Wiki


 

 本スレ

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 攻略Wiki目次

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 魔法Wiki

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 魔物Wiki

 http://xxxxxxx


 執筆者

 大妖精使いニキ

 ショタコンニキ

 露出狂ネキ


 

 四層

 

 壁の素材 木

 

 出現する魔物

 植物系

 ・カズラボット 平均25レベル

 ・ツルズルン 平均20レベル

 ・マンドレイク 平均5レベル

 ・ティンタクルス 平均20レベル

 ・バロメッサ 平均5レベル

 ・植物狼 平均30レベル

 ・オバケカボチャ 平均5レベル

 ・寄生植物 平均5レベル

 ・ウッドトロール 平均30レベル

 ・ウッドタートル 平均25レベル

 ・オリーブオードリー 平均20レベル

 ・ドライアド 平均15レベル

 鳥系

 ・コロコロ鳥 平均10レベル

 ・サンダーバード 平均20レベル

 ・木の鳥 平均5レベル

 虫系

 ・大蝶 平均20レベル

 ・キラービー 平均25レベル

 ・大蟻 平均10レベル

 ・キング(クイーン)ヘラクレス 平均30レベル 

 ・ブンブン蝶 平均1レベル

 

 取れる鉱物

 無し

 

 特徴

 

 地面から約300メートルほどの高さと1つの町が入るくらいの広さがある空間

 

 中央に大木があり、壁からも木が生えている今までの階層とは違い立体的な階層となっている

 

 通路が木の枝と蔓によってできているので歩きづらく、また火属性の魔法も延焼の恐れがあるためなるべく使わない方が良い

 

 植物系の魔物はどれも大きく、そして美味しい果実を実らせるが油断して近づくと捕食されるので気をつけたし

 

 植物系の魔物は倒しても5時間~10時間ほどで再生されるため尽きることはないと思われる(要検証)

 

 植物系の数が多いため各々の特徴を軽く書いておく

 

 詳しくは魔物wikiを参照されたし

 http://xxxxxxx

 

 ・カズラボット

 ウツボカズラに似た植物系魔物であり、果実が本体で魔石も果肉の中に入っている

 胴体のツボと果肉をつなぐ蔓を切断すれば無力化することができる

 

 ・ツルズルン

 蔓状の魔物

 蔓に紛れて獲物を待ち、蔓を刺して攻撃してくる

 黄色いバナナの様な果実が成っておりそれが本体なので繋がっている蔓を切断すると無力化できる

 蔓と見分けるのも木の実が成っているかいないかでわかる

 

 ・マンドレイク 

 足元に生えていたり壁に埋まっていたりする植物系魔物

 引っ張ると簡単に抜け、大きな声で泣き叫ぶので煩い

 抜けてから3秒ほど鳴くまでに時間があるのでその間に根っこにあるコブを叫ぶ口の部分から切断すると鳴かない

 コブには魔石が入っている

 

 ・ティンタクルス

 植物系のピンクの触手の魔物

 地面に生えており、動物の糞や熟れて落ちた果実を待っている

 口の部分があり、そこに触手を使って落ちている物を食べる

 口の中にある喉仏みたいな場所を攻撃すれば無力化することができる

 触手部分は瓜系の食感と味

 

 ・バロメッサ 

 地面に生えている羊のなる木

 無害であるが植物狼を引き寄せる

 普通の羊の肉の味がする

 

 ・植物狼 平均30レベル

 植物でできた狼

 群れで行動し、この階層に来た魔物を食べたりバロメッサを食べて成長する

 炎で攻撃すると走り回って他の植物に延焼させる危険性があるので注意されたし

 

 ・オバケカボチャ

 ふよふよ浮いているハロウィンの顔の付いたカボチャ

 浮いているだけで無害

 熟れていて美味しいカボチャ

 一応魔石があるので魔物

 

 ・寄生植物

 動物に寄生する植物

 引っ付き虫みたいなとげとげした種をくっ付け、そこから寄生先の養分をもらい成長する

 水で洗えば簡単に落ちる、50度の熱風で死滅する

 

 ・ウッドトロール

 木でできたドラクエに出てくるような一つ目のトロール

 自身の木の腕を振り回し攻撃してくる

 瞳がコアとなっているので首を切断したり、瞳を突き刺せば倒すことができる

 

 ・ウッドタートル

 木が生えた亀、ポケモンのドダイトスに似ている

 温厚で攻撃しなければ攻撃してこないし、背中に生えている木の実をとっても怒らない

 コロコロ鳥が巣にしている場合もある

 

 ・オリーブオードリー

 オリーブを実らせたパックンフラワー

 大木や地面に生えていてオリーブの実でできた歯で噛みついて攻撃してくる

 地味に痛い

 頭を茎から切断すれば無力化できる

 

 ・ドライアド 

 若い男女の姿をした魔物

 植物人間というべき魔物であり、手足の先が緑で成熟すると頭に花が咲く

 受精と受粉が両方でき、雌は頭と腹に2体のドライアドを育成することができる

 頭の花で受粉すると髪の毛みたいな蔓が伸び、その中に子供を蓄えた果実が実る

 

 魔物wiki引用

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