ファンタジー俺達   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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ヤタガラスという組織及びこの世界の魔道具について

 ヤタガラスという俺達がノリと勢いで作った組織がある

 

 今回はその組織について俺こと大皇帝が紹介しようと思う

 

 まず組織の成り立ちから

 

 この世界にある冒険者ギルドがナーロッパにあるまじき弱小組織だったことから始まり、俺達がナーロッパ風の冒険者ギルドを作りたいという要望と行政側も使える人材の集まる組織が欲しいという思いが合致したためできた組織である

 

 まず冒険者ギルドおなじみのランク制だがもちろんある

 

 ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナとなっておりプラチナは俺達しかなれないことになっている

 

 冒険者講習を2日間か10時間の基礎講習が終わればブロンズになることは可能で、ブロンズから文字の読み書きと足し算、引き算の講習を無料で受けることができる

 

 シルバーはレベル25以上かつ地上及び3層までに出てくる魔物についてのテストに合格すると昇格することができる

 

 ブロンズでもC級までの依頼は受けることができる

 

 シルバーになると行政の書類の作り方だったり、掛け算、割り算などもう少し高度なことを学ぶことができる

 

 ゴールドはギルドの信用度及び成果により昇格できる

 

 よい意味でギルドの受付に覚えられ、推薦されることで審査にかけられ昇格していく

 

 転生者はゴールドになると基本的にコテハンになる権利が得られる

 

 プラチナはさらにコテハンの中でも特に功績を上げた者に与えられる

 

 ゴールドになると依頼の優先権やギルドの教官側にまわることができる

 

 現地民も頑張ればゴールドまでは上がることができるが、転生勇者である俺達とただの一般人では才能に差が出てしまう

 

 実力主義と成果主義にすることで転生者を有利にするシステムでなんがみそで、一般人からはわからないようにできている優遇処置である

 

 ちなみにプラチナは今のところ俺と攻略Wiki管理者達、スライム狩りニキ、ジャムおじ、娯楽開発ニキ、聖女ネキ、ブラックジャックニキと本当に限られたメンバーである

 

 

 

 

 

 ランクが分かったところでヤタガラスの部署について話そうと思う

 

 ヤタガラスはヒムラー領のほぼすべての組織を統括する組織であり様々な部署が存在する

 

 ・ヤタガラス本部

 ヤタガラスの中枢であり、円卓とも呼ばれている

 代表者が集まり領内運営の方針を決定する場所

 各部署の優先順位の決定もここで行う

 議長は俺が今は行っている

 

 ・冒険者部署

 依頼を管理したり、冒険者の支援をする部署

 受付嬢や事務員、教官はここに属する

 部長はスライム狩りニキ

 

 ・商業部署

 ギルド全体のお金の管理をしている部署

 領内での商売の権利を発行したり各部署への予算配分の提案をするのもここ

 部長はたぬきちニキ

 副部長はちひろネキ

 

 ・素材管理科

 得られた素材を管理する部署

 各部署に素材の配分を管理もする

 部長はちひろネキが兼任

 

 ・インフラ部署

 道、トイレ問題、水問題、下水道計画、鉄道計画、公衆浴場、公衆トイレを管理する

 部長鉄ニキ

 

 ・貿易部署

 領外の商売について管理する部署

 外貨獲得手段や領に必要な品の管理をする

 部長お嬢様

 

 ・農業部署

 領内の農業を研究したり、品種改良、農具の改造の意見書を作成、肥料の作成をする部署

 部長緑の革命家ニキ

 

 ・家畜部署

 家畜の管理、研究をする部署

 部長鶏飼いニキ

 

 ・食料部署

 食事の改良、研究、保存法の研究をしている部署

 部長ジャムおじ

 

 ・衣服部署

 衣服、寝具の研究改良する部署

 部長服飾ネキ

 

 ・魔法研究部署

 魔法の研究改良を行っている部署

 部長大皇帝兼任

 

 ・魔法陣部署

 魔法陣のコスト軽減、研究改良の部署

 暫定部長 魔法Wiki管理者

 名誉顧問 娯楽開発ニキ

 

 ・錬金術部門

 錬金術の研究改良、ホムンクルスの作成

 部長ライザネキ

 

 ・魔物部門

 魔物の研究

 部長竜騎士ニキ

 副部長大妖精使いニキ

 名誉顧問魔物食大好きおじ

 

 ・鍛冶部門

 道具、装備の加工研究改良

 製鉄所建築設計

 部長ドワーフ長老

 副部長エルフ鍛冶屋

 

 ・建築部門

 建材の開発、建物の改良研究設計、建設

 部長阿部さん

 

 ・ゴーレム部門

 ゴーレムの開発研究改良

 部長ゴーレムニキ

 協力ガルパンおじさん達

 

 ・科学科

 現代科学の再現

 部長博士ネキ

 顧問キチ兎

 

 ・医療部門

 医療の研究

 治癒系魔法の研鑽

 保険の運営

 部長聖女ネキ

 副部長ブラックジャックニキ

 

 ・薬学部門

 薬や魔法薬の研究生産

 部長薬師ネキ

 

 ・領内開発委員会

 他の領内運営に必要な事の権限を纏めている

 最近は主に焼き物に注力している

 代表執事くん

 副代表冥土さん

 

 この他にも武器開発委員会やエンジン開発委員会、演算装置開発委員会等があるが、兼任だったりするので割愛する

 

 この様々な部署により俺の業務は激減……とはいかず、最終確認や税金の徴収等別の仕事をする羽目になったのだった……

 

 ちなみに冒険者からの税金は人頭税ではなく素材の売却時に税金を抜いて彼らにお金を渡すため消費税みたいな感じで税金を徴収していたりする

 

 そのおかげで紙の需要が増大しているのだった……

 

 

 

 

 

 

 現在ヤタガラスではほぼ全領民を管轄下に置いたため実質的な行政機関となっている

 

 そしてヤタガラスはココネ村を本拠地に、一番大きなダンジョン村の支部と各開拓村に支部になる宿屋兼まちの駅擬きを設置し、そこが市場の代わりとなっていた

 

 依頼を通じて移民と現地民の交流が盛んに行われて知り合い同士による相互監視と、豊富な仕事量により領内の犯罪率は大きく減っていた

 

 というか強盗や殺人をすればヒムラー領から追放か処刑となるので大きな罪は起こりにくかった

 

 警察組織として自警団もできたがまだ規模は小さく、とてもではないが軍の組織としての体裁にはなっていない

 

 ヤタガラスが一段落した今、俺はこちらに注力すべきだろう

 

 来るべき戦乱に向けて……

 

 

 

 

 

 

 

 

 この世界では科学が発展していない代わりに魔道具が発展していた

 

 火の剣や雷の剣、氷の剣等々魔族や天使と戦うために武器が開発されていった

 

 中には力の指輪といった身体強化アイテムというのもでき、魔法の威力を高める触媒(杖等)の開発にも取り組まれていた

 

 ちなみにだが転生者達は無詠唱でポンポンと魔法を使っているがそれは才能がなせる技であって、現地民は1属性を無詠唱できれば良い方だとされていた

 

 そもそも全員が魔法を使える訳でもないので、だから魔法の剣や武器が求められる

 

 こういった魔道具を作るのはドワーフが得意であり、エルフはそれを仮初の力とバカにする

 

 エルフは長い寿命があるので研鑽ができるから良いが、ドワーフや人間はそう長い年月を生きることができないので工夫をする

 

 それが今日の魔道具の技術になっていた

 

 で、国の国力はそういった魔道具をいかに生産できるかによるところが大きく、フレデリック王国は建国時をピークに徐々に生産量が落ちていた

 

 理由としては国内有数の鉄鉱山が採算が合わずに閉山したり、疫病の流行で人口がピーク時から3分の2までに減ったこと、先王の防衛戦争の敗北などの失政による積み重ねにより生産量は落ちていた

 

 他には竜騎士の数も国力に直結することがある

 

 竜といってもワイバーンだが各国はワイバーンを使役できる数=国の豊かさを表すと言っても良く、フレデリック王国は50匹を管理していたが、周辺国だと北のフット帝国は150匹(属国を合わせると200匹)、北西のコスタギ連合王国は110匹、東のガイスト王国は200匹とワイバーンの使役数で圧倒的に不利の立場にいた(モル王国は我が国と同等だが魔道具の一大生産地であり、南部諸藩連合は正確な数が不明50~85匹と言われている)

 

 話を魔道具に戻すが武器としての魔道具が発達した一方で民間人には魔道具はあまり普及していないのが現状である

 

 それは動力となる魔石の流通量が少ないからだ

 

 ダンジョンにて魔石は得ることができるが、転生者はポンポンと魔法を使えるので楽に魔物を狩っているが、他の現地民はそうはいかない

 

 軍を投入して間引きを行い、そこで得た魔石は勿論軍の補てんから始まるため流通はしないのだ

 

 どこかの娯楽の神がその常識をぶち壊すカードゲームを作ったが、魔石が要らない魔法が使えるカードがいかに壊れているかここまで聞けばわかるだろう

 

 あとは聖剣等のオリハルコンとかの金属でできた剣だが、生産は魔族領と天使領でしか行われていない

 

 人間社会ではミスリルのみアトラ魔法大国が独占生産できるが、アダマント、オリハルコン、ヒヒイロカネは製造方法を失伝してしまい、聖剣と呼べるアダマント以上の剣は製造ができない

 

 なので聖剣と呼べる剣は国宝とされ、王族か有力貴族が持っていたりする

 

 フレデリック王国ではこの聖剣が5本存在していたりするが、ヒムラーは見たことが無く、将軍の兄と国王が1本ずつ所有しているくらいしかわからなかった

 

 総括すると魔道具の武器はそこそこ発展しているが生活用品は発展していないことになる

 

 転生者の力がいかに凄いかわかっだろうか

 

「という感じだなお嬢様」

 

「いや、何の話ですの?」

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