ある日ヒムラー領でとある実験が行われていた
「あーあー、マイクテスト、はい、始まりました第一回音声ラジオ。お風呂に入り、夜は寝るだけの皆さんの脳に今回開発した掲示板の魔法を更に発展させた音声魔法から皆さんにホットなニュースを私大皇帝と」
「ゲストのネキチッチです!」
「司会の落胤英雄ネキと一緒にお送りしたいと思います!」
「幾度の実験を繰り返し、掲示板で事前告知をしましたので俺達はこのラジオを聞くことができます」
「イメージは前世のユーチーブライブ配信の音声版で、聞きたい人はチャンネルに入る感じかな」
「現在俺こと大皇帝とその近くに居る者しか出力できないためこうやってラジオみたいにお送りするぞ。ゆくゆくはDis○ordみたいな音声コミュニケーションツールやユーチーブなんかの視覚情報を共有したライブ配信なんかもできるようにしていくから楽しみにしておいてくれよな」
「現在参加者が792名領内に居る転生者が約450人なので3歳で動けないとか理由があって村から、町から出れないニキネキも参加してくれて嬉しいぜ」
「では軽く私達のプロフィールから紹介していきましょう……皆ご存知大皇帝ことヒムラー領領主にして公爵、王家の血筋を引いているヒムラー・フレデリック公爵です」
「どもども、最近俺を裏切ってサボタージュと暗躍を繰り返していた騎士3人を粛清したコテハンは大皇帝でーす! ヒムラーよりもコテハンの方がわかりやすいから大皇帝でこれからも通すよ! よろしく」
「はい。ありがとうございます! 続きまして第一回放送のゲストの胸のあるイケメンことネキチッチさん」
「はいどもー! 胸のあるイケメンです! ネキチッチです! 容姿はfateGOに出てくるドブルイニャ・ニキチッチから文字ってコテハン付けました。決してネキ(女)に乳が付いているという意味ではございませんので勘違いしないでください。あと竜騎士になるのが夢なのでミニリュウの卵を商人俺達が仕入れてくれるのを待っています!」
「はい、熱い意気込みありがとうございます! 最後に私落胤英雄ネキです! 実は大皇帝と血縁関係があることが判明したため急遽司会に抜擢されたオタクの女です! ダンジョンで幻想殺しとか叫んでモンスター殴ってたらたぶん私なので無視してくれると嬉しいです」
「はい、そんな3人で今回のラジオを開始していく前に……掲示板でこのラジオの名前を募集しましたところ一番被りが多かった皇帝ラジオという名前で始めさせていただきます」
「それでは最初のコーナー著名コテハン達に質問したった! です。ヤタガラスのゴールドクラスになるとコテハンと呼ばれるHNが掲示板で使用できるようになります。これは1度付けたら魂まで固定されるので最初のノリで決めるとスライム狩りニキの様な悲しい事がおこってしまうので注意しましょう」
「では最初の質問から『大妖精使いニキに質問です。魔物の進化についての第一人者であるニキは進化の法則を把握していると聞きます。どうなのですか』とのこと」
「えー、それについての回答は『進化は5レベル刻みで進化する可能性があり、ピクシーは25レベルでハイピクシーに、オバケは15でレイス、30でスペクターへと進化します。また成長限界プラス5レベルで進化する性質があると睨んでおり、実際にコボルト大好きバゲ子ネキのコボルトが成長限界の25を超え30レベルになった時にハイコボルトに進化しています。化け狐の35レベルの成長限界なら40レベルで進化を、ドライアドは40レベルが成長限界なので45レベルで進化するのではないかと思われます』とのことです」
「ちなみに大妖精使いニキのハイピクシー達は成長限界の50を超えて現在53レベルらしいのでハイピクシーの更なる進化を近日中に見れるかもしれません」
「それでは次の質問です『人形ネキに質問です。人形ネキは自身の魂をコアに移して舞台人形に埋め込むという離れ業をやってNARUTOのサソリみたいに傀儡人間? になったと聞きます。なぜその様な事をしたのですか? また傀儡人間は量産可能なのですか?』うーんなかなか踏み込んだ質問ですね」
「それに対して人形ネキから回答をいただいております。『洋服店に有るようなマネキンに魂を移したのはごろつきの冒険者に襲われて死にそうになった為に近くに捨てられていた人形に無我夢中で大皇帝の転生の魔法を使ってみた結果何とか魂が定着して魔物ドールとなりました。魂が入った影響か頑丈かつしなやかで水洗いしても錆びたりすること無く……レベルが上がるごとに人に近づいている感覚がします。質問の答えですが量産は人形に魂を宿すことができれば可能ですが、無垢の魂でないと人間でないことに失望して人格が壊れてしまうと思います。今は聖女ネキやブラックジャックニキが居るのでそんな無謀なことをしなくても生き返るので……これが答えです』とのこと」
「そもそも転生の魔法は俺が数年かけてようやく編み出した魔法だからそう簡単に覚えることはできないし、元々は勇者を異世界から転移させてくる魔法なのでバグがあるから人形ネキみたいに使わないでね。人形ネキも人形の肉体は不便だとコメントしてたりするからね」
「では次の質問です。『聖女ネキはなんでそんなにお金が好きなんですか? 影で皆守銭奴聖女と言われていますよ』おいおいコイツスゲーな」
「えー、これに対しての答えは『金が有れば治療薬を作れていっぱいの人を助けられるから』と回答」
「はい、裏のコメントも入手しています。『金持ちになって権力者の妃として日野富子ムーヴがしたいから。権力者を影で操るってなんか良くない?』と呟いていました。とても聖女のコテハンを持つものとは思えませんね。コテハン変更機能が有れば悪女とか銭狂いとかにしたいです。くそ、なんで聖女ネキはAPPも18属*1なんだ!!」
「まぁそれでも治癒の腕前と霊の浄化能力はピカ一ですからね」
「えー、それでは次の質問です。『海の幸ニキに質問です。陸上養殖で海の幸を何とかしようとしているニキですが、フレデリック王国は海が無いのにどうやって海の幸を作るおつもりですか?』」
「これに対してのアンサーは『前世で山の廃校でフグを育てたことがあり、こちらの魔法という技術を使えば陸上養殖は可能だと思っています。ただ海の魚が居ないのも事実なので川の魚……コイとかナマズ……あ、そうそう商人俺達に無理を言って持ってきた鮭の完全養殖の実験を行っているから、成功したら来年から鮭食えるようになるかも。養殖だからサーモンの刺身いけるかも』だって」
「刺身食えるのは嬉しいね」
「私はイクラ丼を食べたいなぁ」
「米が和米じゃないからパラパラだから寿司や海鮮丼には向かないよね」
「酢飯だったら多少はマシになるのかもよ」
「さて、では次のコーナーです。教えて大皇帝!」
「「わー!」」
「このコーナーでは大皇帝が皆宛に色々答えるコーナーになります。有益な情報盛りだくさんかもよ」
「えー、ではいよいよ運用開始となりましたホムンクルス。日産2体のペースで俺の私の嫁ができるようになりました。それについて詳しくお伺いしましょう」
「はい、まずホムンクルスは魔物に当たります。特徴としては人類ではなく魔物となります。ゴーレムとかと大きな分類は一緒で、魂の問題があります。人間と同じく子供を孕むことができ、子供はホムンクルスではない種族が優先され、人類種に馴染むようになっており、俺達の血肉が多いほど成長限界が上がります。で、ホムンクルスはレベルを上げ進化しないと10年で死んでしまうそうです。寿命が短い動物で色々実験していたのはこの為で、進化すれば寿命が伸びます。そのレベルは30。無理せずコツコツと育てれば30ならば1年週5でダンジョンに潜れば俺達の血肉10%の個体でも超えられるでしょう」
「またホムンクルスの特徴として高い学習能力があり、誰にも教わらなくても見て覚える特徴があり、良きパートナーとなってくれるでしょう」
「あと最初に血肉10%のホムンクルスが製造上必ず必要であり、性行為をすることで後からその比率を上げることが可能です。要するに愛せってこった」
「男のホムンクルスも同じだから女性陣は安心しろよな」
「で、ホムンクルスの気になる獲得方法は最初は開拓者俺達が優先で、それが終わり次第プラチナやゴールドランクの俺達の1体目の優先の権利が配られる。これからゴールドランクに上がった者はこれがコテハンと同じく特典に付くから頑張って欲しい」
「余剰が出た場合やゴールドランクから辞退者が出た場合権利をオークションにかけるそれでシルバーランクの皆は購入して欲しい」
「順次生産量は拡大するから希望を持て!」
「これはすごい情報でしたね」
「ホムンクルスかぁ、私も欲しいなぁ」
「俺達の血の量が多くなれば魔法の才能も増えていきます。最初は現地民の魔法使いと同じく1種類ですが、愛したり進化させれば使える魔法が増えるので頑張りましょう」
「なるほど」
「では次の情報をお願いします」
「自警団募集のお知らせです。自警団では冒険者は週1度の訓練が義務付けされていますが元自ニキ達が懇切丁寧に教えてくれるので、君達も国防に協力してくれ!」
「特典が無いと入りたがらないのでは?」
「武器の融通及び特殊技能のいらない職業なので週5の訓練に通えば衣食住の保証及び月100$の給金が支払われます。最初からダンジョンに潜るのは怖いって人はこちらで訓練を積んでからはどうですかね」
「さて、これが最後の情報です」
「学校の開校になります。学科は普通科、商業科、工業科、医学科、薬学科、錬金術科、芸術科の7学科の予定です。学校は今までヤタガラスの講義を更に発展させたものとなり、専門的な技術を最前線で学び戦力化することを目的とします」
「ダンジョン講習とかはどうなりますか?」
「ダンジョン講習とシルバー昇格講習、文字の読み書き、四則算の講習は引き続きヤタガラスで管轄します。学校はそれらができて初めて学ぶことができるので初等教育はヤタガラスが、中等高等教育は学校が行うと思ってください。まぁ基本的に現地民を一定水準に育てるのが目的なので、俺達は教師役以外はあまり関係ないかな?」
「なるほど、大皇帝ありがとうございました」
「では1週間の天気予報をして今日の皇帝ラジオは終わりになります。短い時間ですがありがとうございました」
補足
ホムンクルスの材料について
ホムンクルスの材料は俺達の血肉及び培養肉、ホムンクルスコアになります
ホムンクルスコアを作るのに難航していただけで培養肉は完成していました
なぜメルル達の騎士を肉を使ったかは人肉の方が性能が高くなることがわかっていたからです
補足2
レベル上限について
人類と呼ばれている6種族は進化がない代わりにレベル上限はございません
世界で一番高いレベルの人は255です
最強とは言っていませんが