呪術廻戦の世界に転生だと!?×2   作:入魂ロフス

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前回のあらすじ

禪院扇を瞬殺したぞ!禪院扇の顔に落書きしたぞ!


8話

当時、縁壱12歳ーー…

縁壱side

 

 今日は巌勝…兄上が高専を卒業する日だ。

 

『にゃあ…にゃーん!(コイツはもう用済みだ…次のネコじゃらし持ってこい!)』

「はいはいわかったよ………っ!?」

 

 卒業式が終わった後に話があると言っていたので小型化・獣化させた怨寅と遊びながら待っていると呪力感知の範囲内に巨大な呪力の塊が現れた。

 

『にゃっ!!』

「術式反転「混」全種混合!」

「おっいたいた!」

 

 戦闘態勢に入り現在創造済の12体の式神全てを共生させる。

 両目の上下に新たな眼が開眼して黒死牟のような見た目になった次の瞬間、目の前に兄上と手を繋いだ白髪の青年が現れた。

 この呪力量に瞬間移動のイケメングラサン男は…!

 

「五条悟…!?」

「僕のこと知ってんじゃん!コイツが超天才っつー弟?」

「そ、マジで天才よマジで、既に一級上位の実力はあるね」

「えー?つっても12歳だよ?まだまだこれからでしょっ………てエッグ何アレ混ざりすぎでしょどうなってんの?」

 

 兄上と駄弁りながら現れた五条悟は即座に六眼で私の状態を見破ってきた。

 

「それに関しては説明します、ついでに兄上卒業おめでとうございます」

「おお〜〜!ありがとう縁壱〜!お前は本当にいい奴だなぁ〜!」

「「キッショ」」

「がーん!!」

 

 くっついて撫でくりまわしてきた兄上のキショさに初対面のはずの五条悟と声が揃う。兄上は真っ白になっているが放っておく、勝手に復活するだろう。

 

「そんで?その混ざった状態の説明は?」

「ああ、そうでしたね「混」解除」

「おっ直った、君の術式変わってるね〜!」

 

 戦闘にはならないとわかったので術式を解く。上下の眼が閉じた所で五条悟がおまいうな事を言ってきた。

 

「私の術式は眷属創術、血液を媒体に式神を顕現させます。

 さっきのは術式反転で式神を受肉させていたんですよ」

「…………え?もう反転使えんの?」

 

 私の説明に自分の耳を疑う五条悟。反転術式は転生特典の「近接戦闘」に含まれるらしくかなり早めに習得できました。今も自己補完の範疇で呼吸法全開で回し続けてるので常時筋トレ状態ですね。

 

「6歳から使えるようになりました」

「……こりゃマジの天才だな」

「でしょ!?将来性も抜群だから五条先輩もそのうち追い越されますよ!」

 

 私の発言に度肝抜かれたっぽい五条悟の呟きに復活した兄上が当然のように煽る。

 

「大丈夫だよ、僕最強だから」

「小学生かよw」

「あ?表出るぞ」

「一人で行けよ、寂しんぼか?」

「…あ?」

「……それで兄上?なんでいきなり五条悟を連れてきたんですか?」

 

 五条悟と軽口を交わし始めた兄上に本題を聞く。

 

「ああそうだったそうだった本題を忘れるとこだったよ!今日から呪具作りに専念するから当主お前な!」

「そゆこと!僕五条家の当主だから顔合わせしに来たってわけ!」

「…………………………は?(怒)」

 

 テメェらマジで巫山戯んなよ?おおん?

 

「そうですか…兄上は12歳の子供に当主の仕事を押し付けるクソ兄貴だったんですね。今から貴方はクソ兄貴と呼びま「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!それだけはヤメテぇぇぇ!!14歳まで待つから許してマジでお願いしますごめんなさいィィィ!!!」

「うわーー……」

 

 呼び名を変えることを宣言する途中で兄上が泣きを入れてきた。五条悟がドン引きしている。お詫びに何を要求しようか…そうだ。

 

「……いいでしょう。お詫びに私の新しい式神用の呪具作ってください、もちろん無料です」

「サーイエッサー!」

「力関係どーなってんだお前ら」

 

 よし、無茶苦茶な要望出してやろ。

 

「五条さん、これからよろしくお願いします」

「お、よろしくね縁壱!」

 

 五条悟 の 連絡先 を 手に入れた !

 

 

翌日ーー…

 

 今頃兄上は12歳の子供に当主の役目を押し付けようとしたお詫びの呪具をせっせと作っているところでしょう。

 

(呪具はまだか…?)

「たった一日でできるわけないでしょう、殖子たちの説明ちゃんと聞きましたか?あなた生まれたばっかりなんだから先輩の言うことちゃんと聞きなさいよ」

(ごめんなさい…)

 

 呪具の催促をしてきた12番目の式神…泥亥(でいがい)に説教をしていたところ…

 

「出来たぜ!」

「早っや!?」

 

 音もなく現れた兄上が呪具の完成を告げた。いくらなんでも早すぎませんか?兄上のことだから品質に問題があるなんてことはないでしょうが…

 

(たった一日でできたな…)

「アレは例外ですよ!?」

(そうなのか…)

 

 兄上が錬成術式なのを鑑みても早すぎる!

 

「泥亥と話してるのか?だったら今ここで装備しようぜ!」

(…っ!わくわく!)

「いいでしょう…顕現」

 

 兄上の提案に泥亥が声だけでもわくわくし出したのがわかったので呪力を血液に変換して手のひらに垂らし、人型の猪のような姿の式神…泥亥を顕現させた。

 

『我!参上!』

「……それ誰に教わったんで「さっさと説明するぞ!ほい泥亥!」

『おおっ…すごい呪力量だな…!』

 

 某モモタロスや某スライムの親友の龍と同じ掛け声で登場した泥亥を問い詰めようとするが兄上の声に遮られる、泥亥が受け取ったハルバードに込められた呪力量に声を上げて驚く。

 

「そんじゃ装備するぞ泥亥」

『お願いします』

「拡張術式「眷属化」!」

 

ズプンッ

 

 垂らした血液の中にハルバードが吸い込まれる。これでこの呪具は半式神化して血液の中に収納できるようになった。

 

「おおっ!すごいな!」

『はやくだして…!』

「いいぞ…ほいっ!」

『おお…さっきよりもしっくりくる…!』

「色がちょっと赤っぽくなってるな!」

 

 垂らした血液の中からヌッと飛び出してきたハルバードを受け取った泥亥が感激している。あと私の術式の影響で色が少し変わっている。

 すこし待って兄上が呪具の説明を始めた。

 

「このハルバード…「壊槍」は穂先に触れた対象の強度を著しく低下させる術式が付与されているぞ!試しにこれ切ってみろ!ほいっ」

『ふんっ!…おおっ!なんか切ったところがボロボロになってる!』

 

 兄上が投げた金属の棒に泥亥が刃を振るうと切り口がボロボロになった二欠片の棒が地面に落ちた。

 

「それだけじゃない!その術式対象は結界等の呪術的要素も含まれる!

   領域展開ーー狂天濤地!」

「『えっ』」

 

 突然金剛夜叉明王印を結んだ兄上を中心に竈門の中のような領域が広がる、てかあんた領域展開できたんかい!?

 

「領域展開できたの!?」

「あれ?言ってなかった?まあ良い!さあ泥亥、結界の外殻に壊槍を突き刺してみろ!」

 

 何言ってるんだ…?領域展開は閉じ込めることに特化した結界だぞ?内側から破壊できるわけ……

 

『セイッ!』

 

 泥亥が領域の外殻に壊槍を突き刺すと突き刺した周囲がボロッと崩れ落ち結界に穴が空いた。

 

「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!??」

「どうだ!俺の領域なら一発!あの五条悟の領域でも四発で結界に穴を開けられるぞ!これが俺の全力だ!」

「なんてもん作ってんだアンタ!?」

 

 この後めちゃくちゃ説教した。

 

 

 

 

数年後ーー…

 

「こっちこっち!」

「っはい!」

 

 今日は私が高専に入学する日!同級生はどんな奴が居るかなあ!わくわく!

 先生になった五条悟が教室の扉を勢いよく開ける。

 

「はーいグッドルッキングガイの五条悟だよ〜!」

「どうも!鍛地縁壱です!……………あれ?」

 

 教室には机が一つ。他には何もナシ!

 

「いや〜今年は縁壱以外いないんだよね〜!京都校に居るのも3年の新田って子だけ!いくら呪術師は万年人手不足だからってここまで少ない年はそう多くないよ!」

「そんなあ"あ"あ"あ"!!俺の青春は!?」

「ドンマイ!」

 

 えじゃあ来年秤と星が入ってくるまで任務三昧?え?マジ?………………俺の青春終わったわ。




縁壱の性格変えました。よく考えたら謙虚なザ・真人間に呪術師が務まるわけないよね。

※編集しました。
呪具を眷属化する過程を描写し忘れていました。
泥亥の見た目の描写を忘れていました。
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