夏と女王   作:野菜と花粉症

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戦闘は既に始まっている。

一夏「そういえば織斑先生」

 

千冬「どうした、織斑」

 

一夏「資料室ってどこにありますか?」

 

千冬「珍しいな」

 

一夏「珍しい、ですか?」

 

千冬「以前のお前ならそのようなことは聞いてこなかっただろう」

 

一夏「彼女に教え込まれましたから」

 

千冬「よくできた彼女だな」

 

一夏「ありがとうございます」

 

千冬「資料室は特別棟の三階の西側突き当りだ」

 

一夏「ありがとうございます」

 

千冬「資料をまとめたかったら近くの個室を使うといい、パソコン・プロジェクター等の機器も全室完備だ。彼女と使うといい」

 

一夏「はい」

 

安室「あぁ、そうだ一夏くん」

 

一夏「どうしたんですか?安室さん」

 

安室「なに、少しアドバイスをと思ってね」

 

一夏「アドバイス、ですか?」

 

安室「情報を集めるときは相手の機体スペックだけでなく相手の癖も探すといい」

 

一夏「相手の癖も探す、、、、」

 

安室「パイロットの癖を探すのも技術者の役目さ」

 

一夏「なるほど!そういうことか!!」

 

安室「気づけたようで何より」

 

一夏「安室さん、ありがとうございました!失礼します!」

 

安室「あぁ、また」

 

 

〈大人サイド〉

千冬「懐かしいですね」

 

安室「何がです?」

 

千冬「いや、現役の頃を思い出しまして」

 

安室「えぇ、とても似ていますよ。あのときの誰かさんと」

 

千冬「一体どこの誰でしょうね」

 

安室「さぁ?我々は後始末でもしますか」

 

千冬「そうしましょう」

 

〈大人サイドEND〉

 

一夏(モルガン聞こえるか?)

 

モルガン(えぇ、聞こえていますよ。我が夫。)

 

一夏(資料作成手伝ってくれるか?)

 

モルガン(もちろん手伝いますよ)

 

一夏(ありがとう)

 

 

                  資料室

 

一夏「ここが資料室か」

 

モルガン(結構広いのですね)

 

一夏(この規模の学園の資料室だ、狭かった話にならないだろう?)

 

モルガン(それもそうですね、この中から探すのは少々骨が折れますね)

 

一夏(あぁ、でもあそこに係の人が居るから聞いてみよう)

 

モルガン(こういうことは専門の者に聞くのに限りますからね)

 

一夏(それもそうだな)「すみませーん」

 

係員「どうされました?」

 

一夏「個室を使いたいんですけど」

 

係員「でしたら、この紙に使用目的をお書きください」

 

一夏「分かりました」

係員「使用目的は、6日後の試合に向けた資料作成と対策、、、あら?」

 

一夏「なにか不備でもありましたか?」

 

係員「もしかして織斑先生の弟さん?」

 

一夏「はい」

 

係員「あ〜やっぱり、確か男子生徒がイギリスの代表候補生と決闘するって職員の間でも話題になっていたのよ」

 

一夏「そうなんですか?」

 

係員「女子校の情報網は舐めないほうがいいよ〜。すーぐ噂が出回るから」

 

一夏「肝に銘じます」

 

係員「うん、よろしい!はいこれ、個室Aの鍵。6日後、頑張ってね!」

 

一夏「ありがとうございます」(これは気をつけたほうがいいな)

 

モルガン(そのようですね)

 

 

 

 

 

 

 

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