世界征服なんて面白いかもしれないな   作:ふぉふぉ殿

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魔導王陛下降臨

 

 

 

 

 ガリア王国の王都、リュティスにあるヴェルサルテイル宮殿。この巨大な宮殿の中庭は今、厳かな空気に包まれていた。大勢の衛兵に囲まれているのは王家の一家。これから、第一王子ジョゼフと第二王子シャルルの使い魔召喚の儀式が行われようとしていた。

 

 この儀式は魔法使い、メイジにとっては一人前となる登竜門であり、王家や貴族にふさわしい事を証明するものでもあった。

 本来なら年長であるジョゼフの儀式は数年前に終わっているべきなのだが、彼が何かと理由をつけて先延ばしとなり弟と共にやる羽目となってしまった。ジョゼフはこんな事態になってしまった事を、心底後悔する。

 

 視線を横に流すと、すでに儀式を終え、召喚した立派な風竜を嬉しそうに撫でるシャルルが目に入る。

 それを満足げに眺める家庭教師、そして国王夫婦の表情も緩んでいる。その光景を、どこか不服そうに眺めるジョゼフ。すると脇から声がかかった。

 

「殿下、そろそろよろしいかと」

 

 儀式の見届人である神官が催促してくる。さっさと召喚の儀式を始めろと。

 

「分かってる……」

 

 彼は頷くしかない。そして杖を構え、詠唱を始めた。中庭を奇妙な緊張が包む。ジョゼフを囲む誰もが神妙な顔つきをしていた。

 

「………我の運命に従いし、使い魔を召喚せよ!」

 

 詠唱完了と共に杖を振るう。この場にいる全員が杖の先に注目していた。息を止めて。

 しかし、何も起こらなかった。

 奥歯を噛みしめるジョゼフ。

 

 これこそ彼が儀式を先延ばしにしていた理由だった。ジョゼフは王子でありながら、魔法が全く使えないのだ。魔法を使えてこその王族や貴族。

 このハルケギニアという土地では当然の考え。だが王族にもかかわらず使えない。

 王族である彼が、こんな有様を受け入れ得る訳にはいかなかった。

 そんなジョゼフに声がかかる。

 

「兄さん!僕がこんな立派な風竜を召喚できたんだ。今日は魔力の通りがいいんだよ。大丈夫。成功するよ!」

「あ……ああ……」

 

 弟からの励ましに、作った笑顔を返すジョゼフ。胸の内では、お前とは違うと思いながら。

 そして、何度か召喚魔法を唱えたが全て失敗。何も起こらなかった。ついには杖を地面に叩きつける。杖は真っ二つに折れた。

 

「ああ、分かってたさ!こうなるってな!」

 

 ジョゼフはそう吐き捨てると、宮殿へと走りだした。

 

「に、兄さん!」

「殿下!」

 

 シャルルとジョゼフ付きの家庭教師達が彼らの後を追う。

 父親である国王は小さくため息をつくと、夫婦揃って王宮へと歩みだした。衛兵達もそれに続く。

 

 去る者たちの背中を見つつ、一人残された見届人の神官は、この結果をどう寺院に報告すべきか悩んでいた。正直に告げるべきかどうか。

 すると背後からペキッという陶器が欠けたような音がした。思わず振り向く神官。

 一筋の線が目に入った。何もない空中に。それは空間にヒビが入ったかのようも見える。顔をしかめる神官。

 

「なんだ?これは?」

 

 やがて見つめるそれの周囲に、四角いタイルのようなものが現れた。

 それはいくつも出ては消えていく。パズルの空いた場所に、全く関係ないものを抜き差ししているかのよう。地球で言うなら、ブロックノイズだらけの壊れた動画とでもいおうか。

 ますます訝しげに注視する。

 その時、不意に先程の儀式を思い出した。ここは先程ジョゼフが杖を向けていた場所ではなかったかと。まさか召喚が成功したのでは?との考えが浮かびだした。

 

 ところが突如、パンという破裂音と共に全てが消え失せた。

 

「えっ!?」

 

 唖然と何もなくなった空間を見つめる神官。その周囲を回りつつ見てみたが何もない。

 やがて首を傾げながら、王宮へと足を進める彼だった。

 

 

 

 

 ガリア王子兄弟の召喚の儀式から二十数年後。

 

 トリステイン王国の名門学府、トリステイン魔法学院。その広場に一人の少年が倒れていた。

 意識を失っていたようなのだが、左手に激痛を感じ思わず目を開けた。そんな彼の瞳に映ったのは、覗き込む少女と中年男性。

 

「大丈夫かね?」

 

 頭の禿げ上がった眼鏡の中年男性が、話しかけてくる。

 確認するように、体中へ意識を向ける。先程の激痛はもうない。それ以外の痛みもない。とりあえず身を起こす事にした。

 

「えっ?」

 

 一言漏れる。体がほとんど動かないのだ。ふと視線を下ろすと鎧が見えた。というか純白のフルプレートに身を包んでいた。しかもその鎧は見覚えがあるもの。

 

「これってアーマー・オブ・エイルじゃん」

 

 『アーマー・オブ・エイル』。彼がレア素材をふんだんに使い、仲間の手も借りて作り上げたゴッズアイテムクラスの鎧だ。脇を見るとセットである『シールド・オブ・ローズル』『ソード・オブ・テュール』もある。

 これはMMORPG『ユグドラシル』で彼が愛用していた装備だ。

 

「あれ?」

 

 その時、ふと違和感を覚えた。『ユグドラシル』はすでにサービスを終了したはずだから。だがその装備がここにある。

 ではまだゲームが続いているのか。すぐさま、それはありえないと首を振る。

 

「あの……騎士様。お体に何かあったんですか?」

 

 不意に声が届いた。覗き込んでいるもう一人。ピンクブロンドの少女の方から。よく見るとなかなかかわいい。見た所、小学校卒業して数年経ったくらいの子かなんて思う。

 

 ともかく体を起こさないと始まらない。それにしても騎士様なんて呼ばれるとはと、胸の内で笑っていた。確かに今の格好はそう見えてもしようがない。この愛用の装備は、装飾もなかなかに凝っているのだから。

 

 そんな事を考えながら身を起こそうとするが、鎧が重くてまるで動けない。疑問符が頭の中に浮かぶ。

 

「ちょ、えっ!?なんで?」

 

 確かに設定上重量はかなりあるが、ユグドラシルでは薄着のようにしか感じなかった鎧が、鉛のように重い。プレイ開始が遅すぎたせいもあって、結局、サービス終了時までにカンストさせられなかったがレベル94まではなんとか届いた。この程度の重量、布切れも同然のはず。しかし実際に動かせない。

 

 情けない表情を浮かべると、二人へ視線を向けた。

 

「あ、あの……。起きるの手伝ってくれません?」

「「は?」」

 

 一瞬、止まる二人。

 違和感を覚えながら、なんとか少年を起こそうとする。

 

「お、重い……」

「よ、よくこんなもの着れたね」

「はぁ……」

 

 手伝ってもらいながらも苦笑いするしかない。

 

 しかしそれでもあまり動かない。脇を見ると愛用の剣が見えた。それを支えにと掴んだ。剣を立て、両手を添える。

 その時だった。左手に何かを感じた。力の流れのようなものを。直後、急に鎧が軽くなる。すくっと立ち上がった。

 彼を起こそうとしていた二人の方は、思わずバランスを崩し倒れてしまう。

 

「何よ!自分で起きれるじゃないの!」

 

 ピンクブロンドの少女が彼に向かって怒鳴っていた。

 

「いや、なんか突然できちゃって……」

「はぁ?」

 

 露骨に訝しむ表情を向けてくる彼女。さっきはかわいいとか思っていたが、どうも性格がキツイらしいと少女への印象を更新する。

 

 さらに文句を言いそうな彼女を、手で静止。

 

「ちょっと待ってくれよ。装備解除するから」

「解除?」

 

 不思議そうな声が返ってくるが、それを無視して空中を右手でタップ。しかし何もおこらない。

 

「あれ?」

 

 さらに連続タップ。やはりなにも起こらない。ゲームであればウインドウが現れるはずなのに。訳がわからない。

 しかたなしにしゃがみ込むと、直に鎧を脱ぎ始めた。もっとも何故か左手から剣を離した瞬間に、脱力するという謎の現象に苦しめられ、とんでもなく時間がかかってしまったが。

 

 その時に気づいたのだが、他にも大勢の人がいたようだ。ピンクブロンドの少女より少し年上の少年少女たちが。ただ、あまりに脱ぐのに時間がかかったため、中年男性が彼らを帰してしまった。

 

 ようやく脱ぎ終わると大きくため息をつく少年。ふと手を見る。

 

「えっ?」

 

 またも新たな驚き。ふと視線を上げ二人を見る。

 

「か、鏡貸してくれません?」

 

 お互いを見やると、男性が頷く。少女はカバンから手鏡を取り出した。それを手にした少年は自分の顔を見た。

 

「なんで!?」

 

 そこには自分の顔が映っていた。当たり前であるが、当たり前ではない。ゲームならば、アバターの顔が映っているはずだからだ。今、見えているのは本当の自分の顔だ。ますます混乱する少年。ゲームの装備が足元にあるのに、顔はアバターではない。ウインドウも表示されない。

 まさしく頭の中はぐちゃぐちゃ。

 

 そんな彼を落ち着かせるように、穏やかな声が届く。中年男性からだった。

 

「その……混乱してるようだが、とりあえず落ち着こう。それにまだ自己紹介がまだだったね。私は、ここトリステイン魔法学院で教鞭をとってるコルベールという者だ。ミス・ヴァリエール。君も自己紹介しなさい」

「えっ?あ、はい。私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール……です」

 

 少女、ルイズはさっき態度から一転してしおらしいものになっていた。絢爛な鎧姿だった事を思い出したのだろう。騎士様を相手にしていると。

 

 対する少年は疲れたように返す。

 

「えっと俺は……ゲルハ……、いえ、平賀才人です……」

 

 一瞬、ハンドルネームを言いそうになる。ユグドラシルではゲルハルト・ヘルツェンバインなどと名乗っていた。モロに中二臭い。しかも呼びにくい。結局仲間たちからは、ゲル君と呼ばれる事に。ゲル状の何かみたいだと、文句を言っていたが定着は防げなかった。今では後悔している名前だ。

 

 ともかく、今がどういう状況なのかさっぱり分からない。疑問は頭の中に山ほどある。まずはそれからだと、自分に言い聞かせた。

 この時の彼は、左手に文字のようなもの、使い魔のルーンが刻まれている事に気づいていなかった。

 

 

 

 

 平賀才人がトリステイン魔法学院に現れる三年前。彼と同じ思いを抱いていた人物がいた。トリステイン魔法学院からはるか東に。

 

 トリステイン王国を含むハルケギニアという土地の東には、サハラという広大な砂漠が広がっている。さらに東へ行くとロバ・アル・カリイエと呼ばれる土地があった。

 その奥深い山中に開けた盆地があった。そこには何故か、ローマ風の遺跡があった。さらにそのはるか地下には、もっと不思議なことにローマ風のコロッセオと満天の星空があった。地下であるにもかかわらず。

 

 コロッセオのアリーナの最上段に一人の人物が立っていた。

 わずかも皮のない全身はまさしく白骨そのもので、しかも頭部は独特の厳めしい造形。真っ暗な眼窩には血の色をした光が輝き、腹部にはこれまた血の色をした球体がおさまっていた。その身を豪奢なローブに包み、左手には七匹の蛇が絡まったような金色の杖を持っていた。

 この杖は『スタッフ・オブ・アインズ・ウール・ゴウン』という。特別製の杖だ。もちろん見掛け倒しではなく、ふさわしい数多くの特殊な能力が備わっていた。

 

 そんな異形の杖を手にした化物は、いかにも魔法使いという出で立ち。実際、彼はマジックキャスターだった。その名をモモンガと言う。平賀才人と同じく、ユグドラシルプレイヤーだ。ただしこちらはレベル100。カンストさせている。しかも姿はアバターのまま。

 

 その人物の前に、ひざまずく姿が何人もあった。

 やがて一番右端の少女が顔を上げる。ゴスロリファッションに包まれた彼女の肌は、不自然なほど白く、双眸は赤い。その口からは牙が覗いていた。

 

「第一、第二、第三階層守護者、シャルティア・ブラッドフォールン。御身の前に」

 

 次に言葉を発したのは青白い巨大な昆虫とでも言うべき化物だった。硬質な声が響く。

 

「第五階層守護者、コキュートス。御身ノ前ニ」

 

 さらに子供のダークエルフの双子が続く。その瞳はオッドアイだった。

 

「第六階層守護者、アウラ・ベラ・フィオーラ。御身の前に」

「同じく、マーレ・ベロ・フィオーレ。御身の前に」

 

 次に続くのは、仕立て直したばかりのように見えるスーツを着こなした眼鏡の男性。ただし背後には異様な尾が伸びていた。

 

「第七階層守護者、デミウルゴス。御身の前に」

 

 そしてひざまずくというより、地面に伏しているといった方が近いすがたの小さな化物。背後には枝のような羽が生えており、その見た目はむき出しの心臓のよう。

 

「ダイハチカイソウシュゴシャ、ヴィクティム。オンミノマエニ」

 

 最後に口を開いたのは、彼らの一つ前の列でひざまずいている女性。美貌を包む長い黒髪からは二本の大きな角が突き出ており、さらに腰から闇のような色合いの羽が伸びていた。

 

「守護者統括、アルベド。御身の前に」

 

 モモンガは鷹揚にうなずき、言葉を発する。

 

「すばらしいぞ、守護者達。私は確信した。お前たちならば、失敗なく事を運べると」

 

 感嘆の声を返す守護者達。

 一方で、当の御身の方は混乱の只中にいた。目の前にいるのはゲームではNPCであった存在だ。彼と彼の仲間たちが作った。いわば子供達ともいえる存在。

 とはいっても、プログラムで動くだけのもののはずだ。言葉も発せない。それが意思を持ち、話し、生きているかのように動いている。

 それ以前に、ゲーム『ユグドラシル』はサービス終了したはず。仮に終了が中止になったとしても、いまさらこんな仕様変更したのは何故なのか。

 

 どこかで一旦落ち着きたいと考える骸骨の化物だった。

 

 

 

 

 22世紀初頭。とあるMMORPGが大ブームとなる。その名は『ユグドラシル』。

 モモンガこと、鈴木悟もどっぷりとハマっていた。ボーナスをつぎ込むほどに。

 しかしそれも過ぎた話。サービスは終了したのだから。その日、たった一人で最後を迎えた。大勢いた仲間、ギルドメンバーは、ゲームが斜陽化するにつれ抜けていき、ついには彼一人が残る事に。そしてゲームは終わる。

 そのはずなのだが、何故かモモンガは今も存在している。

 

 今、彼がいる場所は所属していたギルド『アインズ・ウール・ゴウン』の拠点、『ナザリック地下大墳墓』。十階層からなる巨大な墳墓、地下施設だ。その第一階層の廊下を、彼は一人歩いていた。

 その姿は、漆黒のフルプレート着込んだ戦士といった出で立ち。魔法で作り出した鎧だ。NPCに見つからないためにこの姿に化けたのだ。考えをまとめたかったので。

 

「魔法は使えてるけど、この感じ……」

 

 歩きながらも違和感を覚えずにはいられない。

 鼻をくすぐる岩の匂い。本来、ゲームでは存在しないものだ。さらに状況のおかしさに最初気づいた時、確認とばかりにアルベドにセクハラをやらかしてしまった。彼女自身は喜んでいたが。Z指定行為であるこれも、ゲームでは不可能な行動。しかもその時、思わず動揺したのだが急激な精神の沈静化を感じた。これもまたプレイ時に経験した事はない。

 ただ彼のアバターであるアンデッドの最上位種、オーバーロードは精神操作に対する耐性をもっている。このため精神の大きな揺らぎが抑えられても、不思議ではなかった。

 

 では、ここはゲームではなく現実なのか。100年程前から定期的に流行っている異世界ものと同じように、転生やら転移やらが自分の身に起こったのか。

 

「でもなぁ……」

 

 一人つぶやきながら、空中をタップする。

 するとウインドウが現れた。メニューはユグドラシルと全く同じもの。これを使ってGMコールをやってみたが反応なし。ログアウトもできなかった。オプションなども効果がない。しかし、それ以外は機能していた。

 これが今の状況を現実と捉えるのを、躊躇させていた。

 

「う~ん……」

 

 腕を組みながら足を進める。階段が見えてくる。ここを上がれば外まではすぐ。

 すると人影が見えた。デミウルゴスだ。ナザリック一の知恵者と称される悪魔だ。

 

「モモンガ様。近衛も付けずこのような場所に」

「……」

 

 バレていたらしい。いろいろと言い訳を考えていると、先に口を開かれた。

 

「なるほどそういう事でしたか……」

「……」

 

 何を納得したのかさっぱり分からなかったが、この場は適当にごまかし一人になろうとする。

 しかし、護衛に付きたいとそれとなく返された。モモンガは諦める。

 

「ならば一人だけ同行を許そう」

「感謝いたします」

 

 そうかしずいた悪魔を伴い、地上へ出る。そして、空へと舞った。

 

 

 

 

 見下ろした大地には、豊かな自然が広がっていた。モモンガ、鈴木悟のいた22世紀では見ることのできない光景だ。

 環境破壊が進んだ上、企業支配が進んだ街づくりは自然というものを人々から遠ざけていた。彼自身もネットの中でしか知らないものだ。それが実際に触れることができる場所にある。

 

 兜を脱ぐと、さらに視野が広がった。

 

「おお……。キラキラと輝いて宝石箱みたいだ」

 

 思わず感嘆の言葉を漏らすモモンガ。さらにもう一つの驚くべき事実に気づく。

 

「月が二つ!?」

 

 天空には青と赤の月が上っていた。地球ではありえない景色だ。モモンガは、ネットで見た宝石の映像を思い出していた。

 

「まるで宝石陳列台の一番上に飾られた、ブルーダイヤとレッドダイヤのようだ」

 

 視線を右から左へ流し。そしてまた双月を見上げた。

 

「私がこの地に来たのは、この宝石箱でナザリック、アインズ・ウール・ゴウンを飾るためかもしれないな」

「お望みとならば、ナザリック全軍をもって手に入れてまいります」

 

 デミウルゴスは礼を持って主の希望に返答した。

 異形の軍勢の主は天を仰ぐ。

 

「フッ……。世界征服なんて面白いかもしれないな」

 

 ふとそんな事をつぶやいていた。冗談として。

 これが様々な者たちの破滅の始まりになるなどと、当の本人はまるで気づいていなかった。

 

 

 

 

 

 

 




 才人は22世紀の人間です。それと才人の装備は、某骸骨騎士様をモデルにしています。
 後、ヴィクティムのえのぐ語はご勘弁を。書きづらい上に読みにくいので。それと守護者勢揃いの時は、なるべく出そうと思っています。原作ではハブられてる事が多く、可愛そうなんで。
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