俺が父親で俺が息子   作:推してまいる

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調子に乗ってまたあげちゃう。
そしてこの作品は不定期更新です


あなたの隣に居られたら

お……

 

おに…ん

 

おにい…ん

 

「お兄ちゃん!」

 

「んぅあ?どうしたんだ…ルビー」

 

「もうすぐお兄ちゃんの出番だから髭のおじさんによんで来いって言われたー」

 

「あぁ…もうそんな時間か」

 

そうだった。今俺達はアイの仕事場に来ていたんだった。それでまぁなんやかんやあって俺も出ることになったが詳しくは原作を見ると良いぞ

って原作ってなんだ?

 

まぁ取り敢えずアイの夫として不甲斐ない演技は見せられないから頑張るとしよう

…まぁ今は息子だけど

なんか赤髪の女の子に絡まれたけど眠たくて適当に返事しちゃったけど今はそんなこと考えてる時間はないな…

五反田監督は演出の意図に忠実に応えれば十分と言っていた

 

…つまり俺は今のままでも十分気味が悪いということだ

 

 

 

 

 

 

 

 

…ふぅいつも通りにしていてもやはり撮られている事を意識するとかなり疲れるな

 

「良くないわ…」

 

「監督、取り直して」

 

「今のかな、あの子より全然だめだった」

 

「やだ!もう一回、お願いだから…」

 

 

さっき絡んできた赤髪の子がまるで年相応の子供

の様にだだをこね出した。

正直、あの子の方が演技は上手かった。

罪悪感が無いわけでもないが俺の方がこの役に合っていた。ただそれだけのことだな

その後少しだけ五反田監督と話して帰路についた

   

 

 

 

 

まぁいくら俺の演技が冴えていたとしてもこの映画には星野アイが居るんだ。当然の様にアイが全て持っていった。

そして映画はなんかの賞に受賞したらしくそれがきっかけか、アイの仕事は増えてきている

 

 

「ほら、アクア。ママがぎゅーってしてあげるからこっちおいで」

 

「アイ、俺はいらないからルビーにしてあげて」

 

「もぅまったく、またそんなこと言ってそんな悪い子には~抱きつきの刑だ!」

 

「はぁ…」

 

「あー!お兄ちゃんまたママに抱きつかれてる!ずるい!ずるい私も抱きついてーママ!」

 

「うちの娘きゃわわわ。はっ!でもルビーちょっと待ってね。アクア成分をたっぷり補充してからアクアと一緒に遊んであげるから」

 

「なんで俺も…」

 

「もー!なんかママいっつもお兄ちゃんに甘いー!私も構って!構って!」

 

「ごめんね…ルビー。アクアがお父さんに凄く似てるから、つい。」

 

「え?お父さんってママのお父さん?」

     

「違うよ?アクアとルビーのお父さんだよ?」

 

「え?」

 

「アクアとルビーのお父さんはねーすっごく優しくてね。カッコいい人だったんだー」

 

「ーふぅ…ロス、コロス。…ねー ママ その男今どこにいるの 」

 

「うーんとね。遠くに行っちゃったんだ。だからもう戻って来ないかも…あいたいな。あぁだめ!子供の前で弱音厳禁!ごめんねアクア、ルビー暗い話ししちゃってさぁなんか楽しい話でもしよっ

か」

 

「っそれって」

 

「アクア?どうしたの?もしかしてママに甘えたくなった?」

 

「…お兄ちゃん?」

 

「……はぁ」

 

「違うよ、アイ。甘えて良いんだ泣いて良いんだ。…自分の気持ちに嘘をつかなくて良いんだ。」

 

「…嘘なんてついてないよ?ほら大丈夫私は

元気、元気だからね」

 

アイは泣くの堪えて笑っていた。あぁ腹が立つ何が

守るだ、何が責任を取るだ、なんにも出来ちゃいないじゃないか。僕はあの時の選択を後悔していなかった。最愛の妻を守れたのだから。けどその後のことなんか考えちゃいなかった。だから今この瞬間だけは息子ではなく夫でいさせてくれ

 

「アイ、頑張ったな」

 

アイはそのまま泣き崩れていく様を見て僕は初めて罪の重さを知った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…お兄ちゃんってもしかして…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  




この世界のアクアはアイが殺されたら家族と決別し犯人を嬲り殺しした後に自殺するくらいアイへの愛がキマってます
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