ガルパ・ミニ -みにみに・が~るず・ぱ~てぃ~ -   作:ツナ缶マン

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第5回ガルパ杯エキシビションマッチ開催とのことで、
殆ど見切り発車ですが初期5バンド25人の内6人は設定できたから突っ走り始めます。

これをかくために、ちのうしすうはすててきました。




01-これって新種のウサギかな?

 

「おっはよー!!あれ?おたえは?」

 

「香澄ちゃんおはよう。おたえちゃんはまだ来てないよ…?」

 

「でも、もう約束の時間なのにどうしたんだろ…」

 

「とりあえず、おたえが来たらすぐに練習できるように準備しておけよ…」

 

いつも通りの休日に有咲の家の蔵に集まったポピパのメンバー達。

しかし、時間ギリギリになっているにもかかわらず最後の1人であるたえの姿が見えないことが気になっていたが、彼女が着いたらすぐに練習できるように準備を行っていたが―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おい。おたえの奴…全然来ねぇじゃねぇか」

 

「まさか寝坊かな?」

 

「私もおたえちゃんのスマホに連絡を入れてるんだけど連絡が返ってこなくて…スマホの電源が落ちてる訳じゃなさそうだけど…」

 

「おたえの事だし、スマホの充電忘れてたんだろ?」

 

しかし、いくら待ってもたえは蔵にやってこない。

それだけならまだしも、彼女に全く連絡が取れないことを若干心配し始めるが、有咲は普段の彼女からあまり心配する素振りすら見せず、キーボードの前まで移動していた。

 

「しゃあねぇ…先に練習始め―――」

 

 

 

 

 

「みんな、おは――「遅い!!」…有咲?」

 

「おたえ~!!おはよー」

 

「もうおたえ、遅刻だよ?」

 

「おたえちゃん?その手に持ってるのって…ウサギも連れてきたの…?」

 

「そうだった…」

 

そんなタイミングでたえがいつも通りの様子で蔵にやってきた。

 

早々に有咲から小言をもらったことを気にすることなくたえは入口から下へと降りて来ると、彼女に手にはペット用のキャリーケースを手にしていた事をりミニ指摘されると彼女は何かを思い出したかのような表情を浮かべていた。

 

 

 

 

「そうだ。今日ね、うちに庭で珍しい子達を見つけたから連れてきたんだ~!!」

 

「もしかして、おたえちゃん家の新しいウサギかな?」

 

「それだけだったらおたえが”珍しい”なんて言わないだろ?」

 

「確かに…有咲の言う通りだよね?」

 

「おたえ!!見せて見せて~!!」

 

 

 

 

 

 

 

「この子達だよ~」

 

たえが”珍しいの”と言ってるものの正体は分からない。

しかし、彼女達の練習よりも彼女が連れてきたものへと意識が完全に持っていかれてしまっていた。

 

そんな中でたえはケースの中へと腕を突っ込むと、彼女が言う”珍しいの”を両手で持ち上げたが―――

 

 

 

 

 

『…?』

 

『ちょま!!』

 

「「「「えッ…?」」」」

 

「え?」

 

たえが取り出したものを見た彼女達は完全に理解が出来ずに固まってしまい、たえも皆の反応が予想外と言った顔を浮かべて固まってしまったことによって蔵は完全に静まり返る。

 

そこからどの位の時間が経ったか分からないが、最初に我に戻ったたえはボソッと呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これって新種のウサギかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「んな訳ねぇだろ!!…はっ!?」

 

「えっ?」

 

たえの呟きに有咲は反射的にツッコむのと同時に我に返ると、その言葉を聞いた他の面々も我に返るとたえが取り出したものをまじまじと観察し始めた。

 

どちらも全長が30センチ程度の3頭身ほどの小さな体―――

ツインテールになっている方はよく分からない鳴き声を挙げ―――

腰まで伸びる長い黒髪には何故かうさ耳が生えていたが、その姿はまるで―――

 

「ピコ体形のおたえと有咲だ~!!」

 

「香澄ちゃん!!メタ的な言っちゃダメ~!!」

 

たえと有咲と殆ど同じ見た目をした何かだった――――

 

 

 

 

 

 

 

☆~~~~~~~~~~~~~~~☆

 

ガルパ・ミニ

-ミニミニ・が~るず・ぱ~てぃ~-

 

☆~~~~~~~~~~~~~~~☆

 

 

 

 

 

 

「…はっ!?」

 

「有咲ちゃん?起きたの…?」

 

「悪い…なんか変な夢を見てたみたいで…それにしても、何で香澄達は騒いで…」

 

たえが取り出したモノをみてSAN値が直葬させかけた有咲だったがなんとか正気を取り戻すと、心配していたりみの声に彼女は先ほどの事は悪い夢だと自身に言い聞かせながら起き上がって、騒がしくしていた香澄達へと視線を向けると―――

 

 

 

 

『ちょま!!ちょま~~!!』

 

「さーや!!このちっちゃい有咲可愛いよ!!この声もかわいい~!!」

 

「香澄、その子嫌がってるみたいだからそろそろ放してあげなよ?」

 

 

 

『…?』

 

「有咲のみたいに鳴かない…。ウサギもそんなに鳴かないし、やっぱり新種のウサギ…」

 

 

 

 

 

 

「やっぱり夢じゃなかった!!」

 

「有咲ちゃん!!落ち着いて~!!」

 

―――バチーン!!

 

 

 

「アベッ!!…アヘブッ!!…ちょま…!!」

 

 

夢だと思ってたことが目の前に現実になっていたことに彼女のSAN値が削られていていくタイミングで有咲の声に驚いたりみが彼女に往復ビンタを放つと、それが直撃した有咲は再び正気を取り戻すことに成功するとジンジンと痛む頬を抑えてこうなった元凶へと視線を送っていた。

 

「おたえ」

 

「有咲?どうしたの?」

 

「どうしたの?じゃねぇだろ!!そこにいる”ミニ”どもをどこで拾ってきたんだよ!!」

 

「家で…」

 

「もっとちゃんと説明しろ!!」

 

正気に戻った有咲はここまで連れてきた経緯を聞こうとすると、有咲にミニと言われた2体以外の視線がたえに向けられるとそのまま彼女は話始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

「えっと…。運動させるために飼ってるうさぎを庭に出して…それで運動終わらせて家の中にいれようとしたら一緒にいただけだよ?」

 

「そういえば、有咲が寝てた時にりみりんがチョココロネをちぎって渡した時は2匹で美味しそうに食べてたよ?」

 

「よく分かんねぇけど、それ食わせて大丈夫なのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の家ではウサギの餌の果物食べてたよ?それにうさぎって自分のフンを食べる習性があるんだけど、その子達はフンを食べてなかったよ!!」

 

その報告は今いらねぇんだよ…!!

 

たえの説明になっていない言葉に若干のイラつきを覚えた有咲はよく分からない2匹に視線を向けるが、自身で見ても未だに現実味を感じられないが、りミニビンタされた頬の痛みがイヤでも現実であることを突きつけられる。

 

その中で説明に参加せずに遊んでいた香澄が声を挙げた。

 

「ねぇ!!この子達の名前つけよ!!」

 

「確かに…いつまでのちっちゃいおたえとか、ちっちゃい有咲って呼ぶのもあれだしね…」

 

「それいいかも…!!」

 

 

 

「名前つけるって飼うつもりかよ!?それに名前つけたとしてもそいつらが理解できんのかよ!?」

 

「有咲ちゃん。それなんだけど…あの子達はこっちの言葉は分かってるみたいだよ?」

 

「はぁ!?」

 

香澄から出た至極真っ当な提案にりみと有咲が賛同するとその言葉を聞いた有咲が思わずツッコんでしまっていたが、そのツッコミに答えたりみの発言を聞いて有咲は完全に思考が止まってしまった。

 

「あはは…香澄、言葉が分かるんだったらもう名前があったりして…」

 

「ねぇ…ちっちゃいおたえとちっちゃい有咲、名前は何て言うの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

『…?』

 

『ちょま…?』

 

しかし、2匹は香澄の言葉を聞いて鳴き声を上げながら首を横に振って答えたその仕草を見た沙綾が

再び2匹に話しかけていた。

 

「もしかして、名前がないのかな…?」

 

「今度は首を縦に振ってる…って事は沙綾ちゃんの言う通りなのかも?」

 

「だったら猶更、名前つけてあげようよ!!」

 

「香澄ちゃんの言う通りかも…」

 

 

 

 

 

「よし。有咲の方は”ありさにゃんZ”にしよう」

 

「「「「えっ・・・」」」」

 

『ちょま!?』

 

名前を考えると言い出した途端にたえは有咲に似た方の名前を提案するが、名前を提案された側も首を横に振って全力でその名前を拒絶していたのを見て有咲が吼えた。

 

 

「おたえ!!真面目に考えろよ!!」

 

「有咲?真剣だけど…?」

 

「仮にそうだとしたらセンス最悪だろそれ!!それにこいつも嫌がってるから却下だ!!」

 

「だってZってカッコいいし…だったら、ありさにゃんα(アルファ)!!」

 

「却下だ!!」

 

「じゃあ、ありさにゃんΩ(オメガ)…もしかしてΣ(シグマ)の方がよかった…?」

 

「ΩとかΣとか最後の文字がどうこうじゃねぇんだよ!!」

 

「えぇ…」

 

名前をつけられる側が全力で首を横に振るのを見て、彼女の提案を即座に却下した有咲。

却下されたたえは落ち込んだ表情を浮かべながら肩を落として落ち込むも、周囲はそれをスルーして考え始める。

 

「じゃあ!!先に有咲に似た子の方からで!!考えたのを言っていこう!!せーの!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありしゃ!!」

「金色ツインテール!!」

「しけやさん…」

「ちょまま!!」

「えっと…アリス?」

 

 

 

「沙綾のただの鳴き声だよ?それに有咲も私にダメ出ししておいて…そんな海外風の名前?」

 

 

 

 

「だったら、考える時間位は寄越せよ!!」

 

「有咲の言う通り考える時間が無くて…。有咲と香澄は…”ありさ”の名前をからだよね?」

 

「うん!!」

 

「まぁな…”さ”の次の”し”だと何か響きが良くねぇから”す”にしたけどな、んでりみはただ単に"市ヶ谷"の読みを変えただけだろ?」

 

「あはは…流石有咲ちゃん…。でもここからどうやって…」

 

香澄が音頭を取って、ポピパの面々は自身が考えた名前を口にする。

若干1名を除けばギリギリ名前として成立しそうな案を出し、たえ以外はそれっぽい名前を続けて出していくが、案が増えるだけで結局はどの名前にするかと言う進捗はまるでなく―――

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう何時まで経っても決まんないから、候補出たのでくじ引きしよ!!」

 

「「「「さんせ~…」」」」

 

 

『ちょま…!?』

 

『…?』

 

 

 

状況に香澄が痺れを切らせてとんでもないことを言い出すと他の4人がそれに賛成してしまうのを聞いて名前をつけられる有咲ミニは鳴き声を上げて否定しようとするが、たえミニがそっとその肩に手を置いて慰めていたが、そんな出来事が視界に入らずに5人はそれぞれが出した案の名前をドンドンと紙に書いてくにあった箱に突っ込んでいき、そしてそのくじは完成してしまった。

 

「それじゃ、この子にそっくりな有咲が引いて!!」

 

「おう…」

 

 

 

『ちょま~…!!』

 

完成したくじを有咲が引く事になった。

その言葉を聞いた途端に命名される有咲ミニは手を合わせて有咲に祈っていたが、その中で運命のくじが引かれると、有咲は手に収まっていた名前を確認して呟いた。

 

「えっと…”あーさ”だってよ」

 

「あっ!!私が考えた奴だ!!」

 

「あーさ…いいんじゃないかな?有咲ちゃんっぽい名前の響きだし」

 

くじを引いた出た名前に考案者の香澄は目をキラキラさせ、りみもその名前に賛成的な意見をあげると当の本人?へと視線を送る―――

 

 

 

 

 

『ちょまま!!』

 

「いいんじゃない?さっきのおたえがつけようとした時に比べるとすっごい嬉しそうだし」

 

「う~ん…ありさにゃんはダメだったのか…。でも、これなら仕方ないね…」

 

先ほどまで出てきた名前の中では比較的にまともな物が出たことに喜びの表情と声を挙げていたを見て、有咲ミニの名前は"あーさ"に、そして―――

 

「後はおたえの方だけど…」

 

「ウサギの耳が生えてて、ウサギに似てるから…」

 

「「「「「うさえ」」」」」

 

 

 

 

 

「ヨロシクね!!あーさ!!うさえ!!」

 

『ちょま~!!』

 

「ちょっと香澄!!痛そうにしてるから離せって!!」

 

「とりあえず、他のみんなにも連絡しておくね…?」

 

たえミニは5人が同じ名前の案を出して満場一致で決定した。

そうして彼女達とそれに似たなんだかよくわかなんない生物―――有咲命名"ミニ"達との奇妙な生活が幕を開けるのだった。





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

日常系なのでいずれは内容リクエストを募集しようと思います。
詳細は近日活動報告に
ミニのキャラ名は今後募集するかもしれないし、しないかもしれない…
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