ガルパ・ミニ -みにみに・が~るず・ぱ~てぃ~ - 作:ツナ缶マン
話のネタは考え…ないです
思いついたのをそのまま走り書きで投稿です
ライブハウス”さ~くる”。
そのスタジオの一室にガールズバンドの面々が集まって輪になったその中でリサが机に両腕を立て、両手を口元を持ってくる某指令のようなポーズを取ると重苦しい空気を纏いながら――――
「ゆきにゃ吸いしたい…」
「今井さん、何をバカみたいなことを言ってるんですか…」
とてつもなくバカみたいな言葉を口にしていた。
だが、その言葉に思わず紗夜がツッコみを入れられると、すぐさま彼女が中心になって本題に入っていく。
「今日みんなに集まってもらったのは他でもない。一度この子達についての情報を共有しようと思う…」
リサが皆をこの場に呼んだ理由―――
それは彼女達の前に現れたミニ達の生態について一度集まって真面目…真面目?に共有しようと考えの元に集まっていたのだが―――
「帰ります」
「ちょっとそより~ん!!帰ろうとしないでよ~!!」
「長崎さん。もしかしたら関係してくる可能性もあるから聞くだけ聞く方がいいんじゃないかしら?」
リサの言葉を聞いて早々にそよがこの場を離脱しようとしたが、素早く愛音が先回りして逃走を阻止した上に瑠唯までもが愛音の援護に回る光景を見たそよは不機嫌な様子を隠すことなく瑠唯と愛音を睨みつけていた。
「八潮先輩?流石に関係ないですよね?」
「そよ。あれ見て関係ないって言える?」
瑠唯に噛みついたそよだったが、立希がある方向を指差すと皆がその方向に視線を向けると――――
『にゃ~ん!!』
「ちょ!!ミナトユキナの!!止めなさいよ!!」
「楽しいって…」
『にゃ~ん!!』
「アンタ!!ラーナとか言ったわね!!助けなさいよ!!」
「おもしれー…」
「ちょっと!!なんでアンタも一緒になってるのよ!?」
「チュチュ…コロス……ブチコロス…」
「リサ姉~、落ち着いて~!!」
「はぁ…話が進まないじゃない…」
チュチュが友希那のミニである”ゆきにゃ”と楽奈に絡まれていた。
殆どの面々がチュチュが猫に絡まれて困惑している光景に呆れていたが、一方ではリサが暴走してチュチュを抹殺しようとするのを全力で阻止しようとするあこと言うカオスな状況で話が進まなくなってしまっていたが、あっけなく状況が動き出した。
「はぁ…へご…」
『へご…』
「リサさんに頭突き!!」
『へご!!』
「「「「投げた!?」」」」
痺れを切らした沙綾がへごに頭突きを指示すると同時にへごをリサに投げつけた。
沙綾が起こしたそんな奇行に殆どの面々が驚きの声を挙げたが、沙綾は思わぬ剛腕を見せつけ―――
「ガッ!?」
「リサ姉が死んだ!!」
「この人でなし!!」
「宇田川姉妹、ツッコミがなってませんよ…。まぁ、リサさんは放置して話を進めましょうか…」
投げられたへごがリサの頭部に直撃すると、余りの硬さと衝撃と痛みに耐えられずにリサがそのまま椅子からひっくり返るように倒れると、宇田川姉妹の外れたリアクションに思わず麻弥がツッコみを入れながらも倒れたリサをそのまま床に転がしたままにしながらも話を進めることにした。
「さてと…じゃあ、最初は…ジブン達。パスパレでいいっすかね?」
「良いんじゃないかしら?みんな、集合よ」
『きゃるるーん!!』
『あらあら…』
『ふへ…』
『ぶしどー』
「きゃ~!!パスパレちゃん達可愛すぎる~!!」
「パレオさん、鼻血出とる…」
先陣を切ったのはパスパレのミニ達。
ミニ達は千聖の一声で集合し、その光景に発狂するパレオをロックが宥めるのを無視して彼女達の紹介を始めていた。
「イヴさんが命名した ジブンの”やまや”です。何故か分かりませんが文字通りに膨らんだり萎んだりします。暗い所とか狭い所が落ち着くみたいで、最近の流行は本棚で本と天板の間に挟まってますよ」
「私のぶしどーは竹刀を出せます!!正にぶしどーです!!」
「ホントどこから出してるか謎よね…。私のしらさとちゃんは彩ちゃんが名付けたけど…
うちの実家の犬と意思疎通してるみたいね…。後は彩ちゃんのとこののまあやちゃんは鳴き声以外に特徴はないわ」
「ちょっと千聖ちゃん!?私が言おうと思ったのに~!?」
「だって、面白特技なんてないから紹介することないじゃない…」
「うっ!!」
『ふぇ~ん!!』
「私達は以上よ」
千聖の一言でパスパレのミニの紹介が終わってしまった。
彩だけが不憫な感じになってしまったが、これが彩らしいと皆が思ったのか誰もその事について言及することなく流して次のバンドに映っていた。
「美咲!!次は私達よ!!」
「美咲頼むよ」
「みーくん!!」
「あたしに丸投げか…」
「あはは…美咲ちゃん…頑張って…」
次に立候補したのはハロハピ―――
だが、彼女達は完全に美咲に丸投げしており、美咲は完全に諦めて
「えーっと。”ちゅるまきさん”と”はかないさん”とはぎゅ”。性格はまんま3人と一緒。
パスパレのとこと違って個性ないですよ。精々はぎゅが身体からコロッケを出すくらいですね」
「コロッケ出すのが個性がないの…?」
「「「「「いや、それはおかしい」」」」」
「元々の人間からして行動がぶっ飛んでるのに比べたら没個性なんで…」
美咲は完全に投げやりな説明をするが、皆がその説明の中でコロッケを出すのが没個性だと口走ったが、ハロハピ以外の全員が美咲の言葉に思わずツッコミを入れていた。
だが、美咲からしたら元々の行動がぶっ飛んでいるのに比べたら、ミニの不思議生態など没個性以外の何物にも感じられない。
そのボヤキが耳に入るとハロハピの常識外の行動に誰もがそれ以上に口を出せなくなってしまった状況になると、美咲はこれでハロハピの話を打ち切ることにした。
「多分ですけど。花音さんとあたしのがぶっ飛びそうだからここまでがジャブな気がしてますけど…。とりあえず次は誰が?」
「私達が行くわ」
「はい!!友希那さん!!」
美咲の言葉を受けて今度はリサが死んだままのRoseliaが立候補したが、1つだけ問題があった。
「あの…今井さんが…その…死んだままなんですけど…」
「白金さん、良いんじゃないでしょうか?私と一緒でいないんですし、その内復活するでしょうから」
Roseliaは未だにリサが死んだままであり、その事を燐子が心配するも、彼女ミニがいない以上は死んだままでも問題なく、その内に復活すると言って紗夜がリサの事を完全に切り捨てていた。
「私のりーちゃんは…特に何もないですね…」
「あんこは空飛べるよ!!」
「私のゆきにゃは…見たままだけれど、猫の耳と尻尾が生えてるくらいよ?」
Roseliaの3人はサラッと説明を終えようとしたが、今の説明で疑問が出ない訳がなかった。
「もしかして、尻尾 はケツあn―――「日菜!!」えぇ~お姉ちゃんなんで~」
「ちゃんと生えてるわ」
「「「「ちゃんと…?」」」」
「なぁ、飛べるってどの位飛べるんだ?」
「キング、基本的には飛んでで、電柱くらいの高さまで飛んだのは見たよ」
「前にモカがふざけてギター持たせてたけど、普通に持ちながら飛んでたぞ?」
「マジかよ…ヤベーなRoselia…」
日菜が尻尾が生えてる場所について気になってとんでもないことを口走ろうとしたが、その言葉を言い切る前に紗夜が言葉を止められると友希那が日菜の疑問に答えた。
だが、そもそもとして人と一緒の構造をしていると思われる生物に尻尾が生えていること自体がおかしいため”ちゃんと”も何もないのだが、ここでこれ以上ツッコむのを止めてますきが話題を変えようとしたものの、変えた先も変えた先でそれはそれでなかなかにぶっ飛んでおり、ますきは"Roseliaはヤバい”と感想を残してこれ以上の追及を止めたことでRoseliaのターンが終わる。
「後は美竹さんの所と戸山さんの所だけれど…」
「はいはいはーい!!ポピパがいきまーす!!」
「香澄、別にいいけど…」
「香澄の出番無いよね?」
「そうやね…」
「だよね?」
「うっ…!!」
「なんでそこに気が付かねぇんだよ…」
友希那が最後の2組のどちらが先かを尋ねると、香澄が勢いよく手をあげて順番を勝ち取った。
それはいいのだが、ミニのいない香澄これ以上の出番はないと同じバンドメンバーから指摘された彼女は胸を抑えながらその場にぶっ倒れてしまった。
その姿を見た有咲は単純なことにすら気が付かなかった香澄に呆れるだけ呆れると、そのまま放置して話を進めていた。
「んじゃ、うちのあーさだな。おたえが見つけてきたのを引き取ったけど、植物に興味を示すくらいで特に言う事はねぇな」
「うさえはウサギと一緒にいるよ?最初はおっちゃんだったけど、最近はしろっぴーがお気に入りみたい」
「ミニりんは…コロネに化けるくらいしか出来んよ?」
「うちのへごは…うん。色々ヤバい」
「「「ヤバい?」」」
「凄い石頭みたいだったけど…それ以外にあるの?」
ポピパの3匹のミニは紹介を終えたが、ここまでなら他のバンドのミニと比べるとそこまで際立って目立つミニはいない。
だが、残っている1匹―――へごはとてつもないモンスターだった。
「この間、ボウルで頭を―――」
「待って!?沙綾ちゃん!!ボウルって料理に使うあのボウル!?」
「さーや!?なんでそんなひどいことするの!!」
「つぐみもあこも落ち着いて、確かにそのボウルだけど…叩いた方の腕にダメージが入ったし、すっごい堅い鉱石?をぶつけても鉱石の方が砕けて…痛がる様子もなかったの…」
「「「「「はぁ…?」」」」」
「トンデモねぇな…それ…」
まずは鉱石すら砕く圧倒的な石頭。
この時点で相当ヤバいのだが、こんなものはまだ序の口だった。
「後は熱さに強いです」
「へぇ~。なんか普通だね~」
「彩先輩?沸騰したお湯を風呂代わりにしたり、パンと一緒に焼かれても気持ちよさそうにしてるのは普通じゃないですからね?」
「「「「はぁ!?」」」」」
そして、その次に語ったのは圧倒的な耐熱性。
熱さに強い―――程度ならさしたる問題ではないが、余りにも度が過ぎていた。
沸騰したお湯が風呂代わりと言う時点でヤバイのだが、それ以上にパンと一緒に焼かれても平然としているというのが信じられずに皆が困惑する。
調べる方も調べる方で相当頭がイカレているが、もはやそれ以上にそれを平然と語る沙綾に皆が恐怖を覚えてしまってそれ以上に話を聞くことを止めようとした。
だが、沙綾はまだ止まらなかった。
「へご。最後にあれ…見せるよ」
『へご…!!』
「最後?」
「止めてください!!これ以上のトンチキに付き合ってられません…!!」
「もういい!!沙綾先輩!!もういいですから!!」
沙綾は最後に何か隠し玉があるような発言をしたが、他の面々はこれ以上のトンチキに付き合いたくないという一心で皆が沙綾を止めようとした。
だが、沙綾は止まることすらなく最後の最後でとんでもないものを見せつけた。
「へご…
発火!!」
『へぇええええええごぉおおおおお!!』
「「「「「もっ…燃えたぁあああああああ!?」」」」」
「体温調整が出来るみたいで、ある程度いったら燃えるみたいです」
「「「「「「「うわぁあああ!?」」」」」」」
「燃えるのやめなさい!!サーヤ!!止めなさい!!今すぐに!!」
沙綾の言葉通りに、へごの身体は突如として燃え始めた。
当然だが、皆が驚く中で沙綾は平然と説明をしていたが、人型のそれがいきなり燃え上がり始める光景は軽くスプラッタなワンシーンに殆どの面々が驚きの余り正気を失って叫び始めてしまいもはや説明どころではなくなってしまった。
その中で何とか我を保てたチュチュが沙綾に声をかけると、へごは火を止めたがそれでもすぐにはパニックが収まらず、なんだかんだでこの場はなし崩しでお開きになってしまうのだった。
後日―――
残っていたAfterglowのミニについて簡単に説明をしたが――――
「ふっ…普通過ぎる…」
へごと比べられて、そのあまりにも普通過ぎる特徴に殆ど説明が聞き流されてしまったが、そんなことは誰も気にしてはいなかった。
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