ガルパ・ミニ -みにみに・が~るず・ぱ~てぃ~ - 作:ツナ缶マン
Mygoのアニメ、ギスギスドリドリで
・SAYO(紗夜
・SAYA(沙綾
・SOYO(そよ
・SAKIKO(祥子
バンドリのSの系列は闇深の巣窟やんけ!!って思ってたのに手のひらドリルですわ…!!
「今日のライブ!!とっても素敵だったわね!!」
「うん!!楽しかったね!!かのちゃん先輩も楽しかったよね?」
「えぇっと…うん。そうだね…」
「ふふっ…ライブの話はお茶を飲みながら話合おうじゃないか…」
ライブを終えたハロハピの面々は屋敷に戻ってティータイムを楽しもうとしていた。
しかし―――
「あれ?ミッシェルとみーくんは?」
「あら?そういえば2人ともいないわね?」
「おや?私としたことが…」
「あはは…ミッシェルは用事があるって言って帰っちゃったよ…?美咲ちゃんはこころちゃんの家の人達とお話してたけど…?」
この場にミッシェル―――いや、美咲がこの場にいないことに気が付ついたこころ達は周囲を見渡していたが、そんな彼女達に花音が苦笑いを浮かべながら答えていた。
「今日のミッシェルは凄かったのに…来れないのは残念ね」
「そうそう!!こころんと一緒にずっとスケート?で滑ってたもんね!!」
「あぁ、あのミッシェルがスケートであんなに滑れるなんて知らなかったよ」
「あはは…」
はぐみの言う通り、今回のライブではミッシェルはこころと一緒にスケートで滑り続けるという昭和のアイドル顔負けのパフォーマンスを披露し続けていた。
しかし、相手は体力が無尽蔵のこころを相手にミッシェルの中に入って着いて行った美咲の疲労は限界寸前で今も裏で休んでいるのを知っている花音は苦笑せずにはいられなかったが、花音を置いて3人はライブの話を続けていく。
「それにお客さんもミッシェルで笑顔になってて最高のライブよ!!」
「うん!!楽しかったね!!」
「あぁ…」
「儚い…」
『はきゃない…』
「あれ?」
「おや?」
「ふえぇ~?」
薫の言葉に被せるように舌足らずの言葉が響く。
彼女に声は似ていたが、明らかに声を被せてきたことに皆が不思議に思っていたところでこころが何かを見つけて一目散に駆け出していく。
そして何かを抱えると直に皆の元へと戻ってきた。
「これは一体何かしら?」
「すごーい!!ちっちゃい薫くんだ!!」
「えっ…?」
「ふえぇ~!?」
こころ達がはしゃいでいる横では、信じられないモノが現れたことに花音は驚きの声を挙げ、薫もまた小さくなった自分と同じ見た目をしたものに戸惑いを隠せずにいた。
「あなたも一緒にお茶しましょう!!」
「これ美味しいよ!!」
『はきゃない…』
「ふえぇ~…」
「あはははは…」
こころとはぐみが即座に順応し始めた横で花音と薫は完全について行けておらず、普段のツッコミ役である美咲も不在でもはや誰にも制御が出来ない状況に陥っていた。
「やっぱり美味しいわね!!」
「そうだね!!こころん!!」
「えっと…こころちゃん…?はぐみちゃん…?」
「あなた、名前は何て言うのかしら?」
『はきゃない…?』
「名前ないの?だったらはぐみ達で考えてあげる!!」
「いいわね!!」
「ふえぇ~…!?」
「ははは…」
『はきゃない…』
「そうね…何がいいかしら?」
「何がいいかな?かのちゃん先輩は何かある?」
薫の戸惑う声が響くが残念なことにその言葉は誰の耳にも入らない。
完全に置いていかれた薫は渇いた声を漏らし、その声に薫のミニは彼女の口癖で答えるとそのまま話を進めていき、ここで花音への無茶ぶりが飛んできた。
「えっ!?…えっと…美咲ちゃんならいいのを考えてくれるんじゃないかな?」
「そうね!!美咲に決めてもらいましょう!!」
「みーくんならきっといいのを考えてくれるよ!!」
しかし、花音はその無茶ぶりをこの場にいない美咲へと丸投げするのだった。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛~~~~…」
ライブを終えたあたしはミッシェルを脱ぎ捨てて、こころ達がいないところで完全に生気が抜けるような声を漏らしていた。
「そ゛も゛そ゛も゛な゛ん゛で゛ス゛ケ゛ート゛な゛の゛ぉ゛…!!」
こころが子供たちが遊んでたインラインスケートを見て、「アレをライブしながらミッシェルとやるわ!!」とか言い出した時が始まりだった。
いや…スケート滑るだけならなんとか出来るかもしれないけど、ミッシェルに入ってこころに合わせるのは無茶ぶり通り越して地獄だった。
普通に前に滑るだけで精一杯だったが、黒服さん達にしごかれすぎてよく分からない技までやらされた時には死を覚悟した。
8の字に滑るのから始まって、なんとかクロス…とかバックなんとか…とか色々やって、
極めつけは…なんか妙にカッコいいの名前で、なんか別の世界でこころと市ヶ谷さんが乗りそうなロボット―――
いやいや、なんだ今の電波は…!?
ともかく、そんなこんなで色々みっちりと叩きこまれてライブをしてみたけど、こころのお化け体力に着いて行くのが限界で今もこうして体力の回復に努めているけど…
「なんだろう…なんか物凄くめんどくさそうな事が起こってそうな気がする…」
私の中の本能的な部分が全力でアラートを出しているけど、体力的に対応するのがめんどくさい。
でも―――
「行かない訳にはいかないよね…」
覚悟を決めた私は重たい腰を上げると、こころ達がいる庭まで重たい体を引き摺っていくと―――
「みーくん!!」
「美咲!!この子の名前を決めるわよ!!」
『はきゃない…』
「はい?」
こころが小さい薫さんを抱えているのを見たあたしは完全に思考を停止してしまった。
『はきゃない!!はきゃない!!』
「何これ?」
「さっきこころんが見つけたんだよ!!”はなかい”って鳴き声が薫くんみたいだよね!!」
「だから名前を考えてたのよ!!それで美咲に決めてもらおうと思ったのよ!!」
「みーくん!!何か良い名前ある?」
こころ達の言葉を聞いている美咲。
しかし、今の美咲は完全に思考が停止しており、その口からはとんでもない名前が飛び出してきた。
「じゃあ…儚いって鳴いてるから…”はかないさん”で…」
「「えっ…?」」
「ん?えっ?あれ?花音さんに薫さん?どうしたんです…か?」
薫と花音が信じられないものを見るような視線を送ったタイミングで美咲が我に戻るが―――
「はかないさん!!美咲!!とっても素敵な名前ね!!」
「流石みーくん!!」
『はきゃない…!!』
「えっと…どういうこと?」
「美咲…君が名前をつけたんじゃないか…」
「えっ?はぁ?薫さん…記憶ないんですけど…」
「なん…だって…?」
時すでに遅し。
思考停止した状態で口にしてしまった名前がこころ達と名前をつけられたミニは満足そうな表情を浮かべていた。
美咲の言葉とこころ達の表情に信じられないといった表情を浮かべていた。
しかし、彼女自身には本当に記憶になく、やってしまったことが信じられない彼女は縋るような表情を浮かべながら花音へ視線を向けていた。
「あの…花音さん、薫さんが言ってたのって?」
「えっと…うん…本当だよ?」
「ウゾダドンドコドーン!!」
「ふえぇ~!?美咲ちゃん!!しっかりして~!!」
しかし、現実は非情だった。
美咲は頭を抱えて絶叫すると、彼女を落ち着かせようと花音も絶叫してしまう。
そんな騒いでいる中で―――
「これからは私達は友達であなたもハロハピのメンバーよ!!」
「よろしくね!!はなかいさん!!」
『はきゃない…!!』
こころ達はいつも通りの様子で新たなに”はかないさん”をハロハピの仲間として迎え入れるのだった。
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