ガルパ・ミニ -みにみに・が~るず・ぱ~てぃ~ -   作:ツナ缶マン

6 / 28

今回で初期バンド5組で6キャラが出ましたねぇ~(ラスモニ…?知らんなぁ…

出たけど…あれれ~?
おっかしいぞぉ~?
ってことで投稿です


06-もしかして~本物よりも賢いのでは…?

 

何てことのないいつも通りのある日。

今日も幼馴染達はいつも通り、羽沢珈琲店に集まっていた。

 

 

 

 

「う~今日もパンがおいしいですな~」

 

「モカ?そんな食ってばかりだと太るぞ?」

 

「だいじょーぶ。カロリーはぜーんぶひーちゃんに送ってるから~」

 

「ふふっ…モカちゃん」

 

「つぐ~じょーだん。じょーだん」

 

 

 

 

「それにしても…蘭ちゃん達遅いね~」

 

「蘭は華道の稽古なんでしょ?お父さんの都合で時間変わっちゃったって…」

 

「ま~仕方ないですな~。ひーちゃんもテニス部の事で呼ばれたから遅れるって言ってたしね~」

 

「とりあえずゆっくり待ってれば来るだろ…今日も珈琲がうまいな…」

 

「平和ですな~」

 

「そうだね」

 

いつも通りの何気ない日常を過ごしていた彼女達だったが、その場にいるべき蘭とひまりの姿はないが、こんな状況でも彼女達は何食わぬ顔で珈琲を口にしていた。

 

落ち着いた空気が流れる店内でそれぞれが思い思いに過ごしながら遅れている蘭の到着を待つ。

 

 

 

 

 

カラン―――

 

 

 

そんな中で店の扉が開く音が響くと、一同は蘭達が来たと思ったのか一斉に扉の方向へと視線を向けるが―――

 

「なんだ…?扉が開いたのに誰もいない…?」

 

 

 

 

「風で開いた訳じゃないだろうから…。これは怪奇現象ですなぁ~」

 

扉の向こうには誰もいないことに巴が思わず呟くと、ニヤニヤとした笑みを浮かべたモカが呟くとその場にいた彼女達は全員身体振るわせていた。

 

「モモモ!!モカ!?お前!!なななっ何言って…!!」

 

「もしかして…心霊現象!?大変!!早く塩撒かなきゃ!?あっ!!これ砂糖だった!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つぐも落ち着いて~流石に冗談だって~」

 

「言っていいのとダメなのがあるだろ!?」

 

「悪かったからトモちん揺らさないで~…」

 

 

 

「あっごめんモカ…」

 

「まぁ~モカちゃんのせいだから甘んじて受け入れましょ~…でも、何で開いたんだろ…?」

 

何気ない冗談のせいで慌てふためく彼女達の姿を見たモカは流石に申し訳なくなってしまい、巴に肩を掴まれて前後に揺すられることを甘んじて受け入れていた。

 

しかし、ここは羽沢珈琲店。

飲食店であるこの場所の扉をいつまでも開け放っているわけには行かない。

 

「とりあえず…扉を閉めなきゃ…」

 

「つぐ、気をつけろよ?」

 

「うん…」

 

開けられた扉を閉めるためにつぐみがゆっくりと扉に歩み寄っていく。

その姿を巴達は固唾を飲んで見守っていたが、彼女は何事もなく扉に手を掛けようとしたが―――

 

 

 

 

 

 

 

「きゃ!!」

 

「つぐ!?どうした?」

 

「今…猫みたいな小さい何かがいたような…」

 

「こっちからは見えなかったけど~…?とりあえず閉めたら?」

 

「そうだねモカちゃん」

 

 

 

 

 

 

「「ふぅ…」」

 

 

 

モカの言葉を受けてつぐみは何事もなく扉を閉めることに成功すると、彼女達は心の底から安堵して思わずため息を零していた。

 

 

これで大丈夫―――

 

 

そう思っていたが、これで話が終わることはなかった。

 

 

 

 

 

「とりあえず、珈琲入れる…えっ…?」

 

「つぐ?どうしたんだ?」

 

「ここからじゃ見えないね~…」

 

「行くぞモカ!!」

 

つぐみは珈琲を入れようとカウンターへと向かおうとするが、彼女は足元へと視線を向けて驚愕の表情を浮かべて固まってしまっていた。

しかし、巴達の位置からはつぐみの足元を確認することが出来ず、巴とモカは席を立ってつぐみの足元が見える位置まで移動する。

 

「ん~…?」

 

「何だ…これ…?」

 

モカ達もつぐみが見て驚いていたモノを見て思わず驚きの表情を浮かべると店内は静まり返る。

誰も動かなくなった店内でその声は唐突に響いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『も~!!』

 

その声に我に返った3人。

そして―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひまりちゃんが…」

 

 

「ちっちゃくなった…!?」

「小さくなった!?」

「ちっちゃくなっちゃった!?」

 

 

『も~』

 

3人は同じ考えを全く同じタイミングで叫んでしまった。

 

何も知らない彼女達の目の前にいたのは、ちょこんと床に座り込んで呑気な声を挙げているひまりそっくりのミニだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、少しの時が過ぎて彼女達は何とか現実を飲み込むことに成功していた。

 

「あこの奴が言ってたのはこれの事だったのか…。にしても、本当に信じれないな…」

 

「リサさんも言ってたよーな気がするけど…トモちんの言う通りだよ~。…あれ?もしかしてさっき扉開けたのってこのひーちゃんだったのかな?」

 

 

 

 

『もー!!』

 

「首縦に振ってるからそうなの…かな?」

 

「もしかして~本物よりも賢いのでは…?」

 

「…かもな」

 

一旦現実を見た彼女達はミニの存在をすんなりを受け入れると、冗談まで飛ばし始めるが、その中でモカがあることを思い出していた。

 

 

「そういえば~…リサさんが言ってたんだけど~。見つけたら名前つけないといけないんだって~」

 

「名前か…責任重大だね!!…でも、ひまりちゃん達がいないけどいいのかな?」

 

「見つけたのはこの3人だしいいんじゃないか?蘭達が来たら一緒に考えてももらうってことで」

 

「そうそう~。それじゃ君の名前考えるからちょ~っと待っててね~?」

 

『おー!!』

 

ミニの言葉を聞いて3人はそれぞれが考え始めると、すぐに彼女達は意見を出し合い始めていた。

 

 

 

 

 

「それじゃ見た順番で…私から行くね!!えっとね!!ひまりちゃんに似てるから…"ひま”とか”こまり”とか…名前をもじってみたよ!!」

 

「ひまりの奴が甘い物好きだろ?だから・・・”あまとう”ってのはどうだ?後は苗字の方から"うら”ってのを考えてみたけど…なんかしっくりこないんだよな~…モカは?」

 

 

「えっとね~ひーちゃんの名前をローマ字にして~いい感じのを抜き出して…"UMR"~」

 

「UMAじゃなくて?」

 

「UMAじゃなくて”うまr―――「「ちょっとそれはダメな気がする!!」」2人がそういうならやめておく~」

 

「モカちゃん。他にはないの?」

 

「えっと~…"キュゥb――「それは不味いよモカちゃん!!」…他は思いつかないな~。さっきのはなんか電波みたいなのを感じたんだけどな~」

 

 

 

 

 

「モカはどこから電波を受信したんだ…」

 

モカが繰り出す危険な名前に2人は必死に止めると、モカの案が打ち止めになったことに内心はホッとしていた。

これ以上何かが危なくなるようなことを言われないと思った彼女達は再び考え始めるが―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひまりちゃんの苗字もじって”うめはら"!!」

 

「画面端に追いやってきそうだね~」

 

「じゃあアタシもその路線で…”うわばみ"!!」

 

「ひーちゃんはお酒飲めないよ~?あっ…”ひまりん”…これは七深ちんがひーちゃんの事を呼ぶのと被っちゃうか~…」

 

 

「ひまりの名前の方で…”ひまn―――ってこれはダメだった!!」

 

「ひまりちゃんの名前だったら…"ハマーン"!!」

 

「なんか金髪ロリコンに遊ばれそうな名前だな…」

 

 

「トモちん…何言ってるの~?」

 

次第に考えが纏まらず迷走し始めていた3人だったが、こんな3人の前に救世主が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

『もー!!もー!!』

 

「ん?どうしたんだ?って軽いな」

 

『もー!!』

 

「喉でも渇いたか?珈琲ならあるけど」

 

「トモちん違うみたい。でもどうしたんだろ~?」

 

ここで名前を付けられる側のミニが3人の方へと歩み寄ってきたのを見て、巴はミニを持ち上げるとそのまま机の上に座らせて珈琲を差し出すが、少しの間珈琲に視線を奪われるつつも巴の言葉を否定する仕草を見せるとそのままミニは行動を起こしていた。

 

「ちょっと危ないから机の上に立つなって!!」

 

「トモちんが乗せたからだよ~…って」

 

 

 

 

「あれ?私の膝の上に乗って…どうしたんだろ?」

 

『も~!!』

 

「えっと…どうしたの?もしかして私が考えた名前がいいのかな?」

 

『おー!!』

 

「さっきつぐが言ったのに気に入ったのがあったみたいだな」

 

「それじゃ…その気に入った奴にしよっか~…」

 

『お~!!』

 

机の上に立ったミニはつぐみの膝の上へと移動する。

その行動とさっきまでの話の内容、そして今まで生徒会で日菜に振り回され続けた経験からミニの行動の意図を口にすると、つぐみの考えていたことを肯定するかのようにミニは満面の笑みを浮かべながら両手を挙げて答えていた。

 

「最後に言った奴?」

 

『もー!!』

 

「違うみたいだし、最初の奴から聞いてみたらどうだ?」

 

「えっと最初は…"ひま"だっけ?」

 

『お~♪』

 

「あはは…最初のがお気に入りだったみたいだな」

 

「最初以外は完全に無駄でしたな~」

 

最初から聞こうとしたがどうやら最初の奴がお気に入りの様でミニは笑みを浮かべながら両手を挙げる。

その仕草に今までのが徒労だったと感じた3人は若干疲れたような表情を浮かべるが、すぐに表情を元に戻してミニに語りかける。

 

「そっか。じゃあヨロシクね?ひまちゃん」

 

『お~♪』

 

「それじゃ、名前も決まったし…ケーキでも食べよっか~ひまちん~」

 

『お~!!』

 

「じゃあ用意してくるから…ひまちゃんはモカちゃんのとこで待っててね?」

 

『お~!!』

 

「甘いものが好きなとこも…本当にひまりそっくりだな…」

 

 

 

 

カラン―――

 

 

 

「ゴメン。遅くなった」

 

「みんなゴメン~!!」

 

ひまりそっくりな嗜好に巴は笑いだすとそのタイミングで小気味よい音を響かせながら店の扉が開駆れると3人の待ち人が姿を現した。

 

そんな2人に3人は笑みを浮かべていたが、遅れた2人は全く状況が分かっておらず思わず首を傾げていた。

 

「ねぇ、どうしたの?」

 

「そうだよ?なんで3人共笑ってるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「紹介しまーす。ひまちんこと…ひまでーす」

 

『お~!!』

 

モカが名前の決まったミニ―――”ひま”を抱き上げて2人へ見せつけると、ひまも2人に挨拶するように声を挙げるが――――

 

 

 

 

 

 

 

「「はい?」」

 

「はは…やっぱそうなるよな…」

 

蘭とひまりは目の前の状況が理解できず固まってしまい、そんな2人を見た巴は渇いた笑い声をあげてそんな光景を眺めるのだった。

 





誤字があったら報告お願いします。
感想評価は気分次第でお願いします。

6キャラ出たけど出たけど…あれ?
ギター・キーボード・キーボード・ギター・ドラム・ベース

ボーカルさんが不在ですぞ?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。