布瑠部の方陣は透き通る世界で循環する   作:Another2

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筆者の想定より伸びて笑ったので続いちゃいました、作者はブルアカ詳しくないよ。


ガコンッ(2回転目)

 キヴォトス屈指の実力を誇る神将マコラ、その実力は基本一対一では勝てないとされ不良達は勿論、裏社会の住民達でさえ彼女の存在を恐れており、彼女の実力を評する噂として以下の様な物がある。

 

 曰く、ミレニアム、トリニティ、ゲヘナ、何れか二つの巨大校の全生徒の戦力を用いて漸くマコラと並ぶ

 

 曰く、彼女の存在で不良グループや裏社会の住民の動きが緩やかになった

 

 曰く、曰く彼女の誕生で前記の三大校によって保たれていた均衡が崩れた

 

 等々彼女の強さについて語られる噂は数知れない、そして極めつきが──

 

──単独でのキヴォトス転覆が可能

 

──と言う噂だ、正直な所私は眉唾物だろうと思っていたのだが彼女の強さの性質から鑑みるにあながち嘘とも言えない、その点を危惧した各学校から彼女を危険視する声がいくつも挙がっており七囚人より危険視する生徒もいるぐらいだ。

 私はマコラがそんな事をするとは思えないし、もしするとしてもその時は私が止めてあげなければならない、尤もそんな考えは──。

 

「うにゃあ〜〜愛い、実に愛い奴よ、此処を撫でてほしいのか、此処が良いのだな⁉︎卑しい奴め‼︎」ワシャワシャワシャ

 

──今目の前で兎と戯れるマコラを見ると微塵たりとも思い浮かばない。

 

“御満悦だね、マコラ”

 

「当然だ、兎は至高の動物の一種、この愛らしいフォルム‼︎煌びやかな瞳‼︎そしてこのモフモフ感‼︎正に兎は神が作りたもうた究極の動物の一つと言っても過言ではない‼︎」

 

 マコラは一部の動物の事になると本当に熱くなる、其れこそその動物への愛の言葉を辞書並の分厚さに纏めたレポートを出してくるくらいには、お陰で私はすっかりその動物達に詳しくなってしまった。

 

「それにしてもアロナも残念な事だ、現実世界に肉体がない故に至高の動物達と触れ合える事ができないとは」

 

“はは…アロナには私の方から伝えておくよ”

 

 そう、マコラはアロナのことを認識しているらしくアロナも大変驚いていた、そしてマコラはあろうことかアロナに対して動物談義(一方的なラブトーク)を行い彼女を過剰処理でフリーズさせた事がある、あの時のアロナには申し訳ないのだが、止めたくても止まらないので大人しく私も同伴する事になった。

 

『うぅ…怒った時のマコラさんより愛を語っている時のマコラさんの方が怖いです』

 

「何を言う、私はただ至高の動物の存在を知らしめようとしただけだ、至高の動物の存在を知らないと言うのは大きな損失と言える、先生もそう思うだろう?」

 

“ははは…ノーコメントで”

 

 とまぁそんなマコラだがキヴォトスの生徒の中でも一位二位に値する程顔が良い、どれだけかと言われたなら、百人中百人が彼女の事を美人と言うだろう、顔だけでご飯を食べていけるレベルと言われても納得できる、その所為か知らないが異様にモテるのだ、生徒達に。

 彼女の顔立ちは可愛いより格好いいが先に来る物であり、そして本人のその纏う雰囲気から虜になった女子生徒は数知れず、戦闘時は能面な仮面をつけているのもあって外した時のギャップが凄まじいのだ。

 前も何人かマコラに告白していた子がいたのだが一蹴、即答だったのだが、それがまたマコラの魅力の向上に貢献してるのはマコラ本人はまだ知らない。

 

 虜にされた生徒が言うには、あの過剰な所の動物トークもまた魅力の一つらしく、自分達が巻き込まれるのはごめんだが見てる分には大変好ましいらしい。

 まあ実際にマコラが動物を愛でている所は正直可愛いと思う、無表情な彼女が唯一表情を緩ませるのがこの時なのだ、それを目撃した年頃の娘達がハートを射抜かれるのも無理は無い。

 

「先生、今日はありがとう、お陰で充実した時を過ごせた、また次も頼む」

 

“いいよ、それにこうでもしないとマコラはずっと働き詰めになるでしょ、休みの日はちゃんと休まないとダメだよ”

 

「む…それに関しては先生に言われたくないが…まぁ良い、しかし愛らしい動物達に癒やされるのも悪くはないだろう、あの子達を見ていると精神的な荒みが癒えていくのだ」

 

“確かにね、アニマルセラピーの効果って本当に馬鹿にならないらしいし、動物に癒されて鬱から癒された記録もある”

 

「うむ、そうだろうな、やはり動物はいい、何れは万物の大病をも癒す時が来るだろう、精神を癒した後は肉体も癒さねばならない、具体的に言えば腹が空いた」

 

“そう言えばもうお昼の時間だね、何処かでご飯にしようか”

 

「うむ、この辺で美味い店は何処だったかな…フム、腹拵えの前に軽く運動と行くか、数は20人程だ、先生、いけるな?」

 

“いつでもいいけど、あまりやり過ぎないようにね”

 

『神将マコラァ‼︎今日こそお前を撃ち倒して私たちが最強だと示してやるぜ‼︎』

 

 マコラの前に不良グループが立ちはだかる、マコラを恐れる者は多けれど、それでもマコラの首を狙う者は後を絶たない、何せ彼女を倒したらその瞬間から最強の称号が手に入るのだ、そうすればこのキヴォトスでデカい顔が出来る、という腹づもりだろう。

 一部の不良は襲撃の名実でマコラと触れ合いたいと言う魂胆もあるらしいが…

 

「懲りないねぇ諸君…だが今の私は少々上機嫌だ、軽く遊んでやろう、“玉犬”」

 

 彼女は犬の影絵を作り出しそこから白黒2本の異なる拳銃を生成する、本人が言うには黒が威力重視、白が貫通重視らしい、本人曰くこの二つを混合させた銃もあるらしいが少なくともこの不良達には不要と看做したのだろう。

 

『す…すみませんでした…』

 

 まぁ特に言う事もなく、いつも通りの蹂躙だった、マコラは再起不能になった不良達の山を作りその頂上にて座している。

 

「謝罪文が違う“私はアナタを殺しません、だからアナタも私を殺さないでください”だ」

 

『は…はい仰る通りです…』

 

“マコラ、早く行かないとかなり待つ事になるよ”

 

「そうだな、二度とこんなことするなよ、次は殺すぞ」

 

“相変わらず口が悪いねぇ…君は”

 

「警告するだけ有情だろう」

 

『…俺様系の美女とそれを従える先生…イイ』

 

 背筋がゾッとした、何やら邪な考えを感じるが気のせいだろう。




マコラちゃんの戦闘時は原作魔虚羅仮面、そしてその中の素顔は由諸正しい禅院フェイスに恵由来の癖っ毛なのである意味先生以上の女誑しなマコラちゃんでした、尚本人の愛情は全て八種の動物に向けられている物とする

【最終決定】IF世界線のマコラ

  • アビドスIF
  • ゲヘナIF
  • トリニティIF
  • ミレニアムIF
  • アリウスIF
  • ゲマトリアIF
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