もしもリアスがグレモリー家の全て捨て違う人生を送っていたら 作:カブト丸
氷次は自分の過去をイザナに包み隠さず話して、イザナは
「じゃあ兄貴はその力を使って悪魔を倒したのか、初めて悪魔と会ったのはいつ頃だった?」
「あぁ、悪魔と出会ったのは中学の2年か頃だったかな?」
イザナは氷次の
「じゃあ、リアスさんと出会ったのはいつ頃?」
「確か中2になって半年だったかな?なぁリアス」
「えぇ、当時の時の私はフラフラと彷徨っていたのは覚えているわ」
「じゃあさ、兄貴とリアスさんの出会いを教えてくれよ」
イザナは氷次とリアスの昔話を聞かせてくれと言う、氷次はイザナが自分とリアスの出会いを口にし始めた。
「確かあれは俺が14の時だったな、リアスと会ったのは」
「えぇ、その当時の私は12の時だったわ。あの時赤塚公園のブランコに一人で居たわ」
~6年前~
魔界に住むグレモリー家に並外れた魔力を持った一人の女の子が産まれた、その女の子の名前はリアスと名付けられ。物心がついた時に両親や兄に可愛がられるがあることに気付く
「リアス、お前は特別な
そう両親や兄の眼には濁りがあった、まるで自分を見ていない様な感じの眼だった。それからというもの10歳になった頃、突如父がこんなことを言ってきたのだ
「リアス、お前の婚約者を連れてきた」
「婚約者?」
父親はリアスに婚約者を連れてきたと言いだしたのだ、フェニックス家の三男であるライザー。リアスは表情を表に出さなかった
「(やっぱり、お父様は私の事を見ていない──いや。お母様やお兄様もお父様と一緒)」
リアスは内心では両親や兄には自分自信を見てほしかった、見ているのは才能と身体能力と並外れた魔力だけを見ていた。リアスは家族や親族に期待され続けて2年後、リアスの中の何かが弾けてグレモリー家の家を飛び出して人間界に逃げた。気が付いたら日本の赤塚町の公園にいた、別に後悔は無かった
「(ずっと
リアスは宛もなく家族や親族に見つからないようにヒソヒソと隠れながら生活する中、いつも公園にいると
「何か悪魔臭いと思ったら、子供かよ」
リアスは声のする方へ向くと中学2年の氷次だった、リアスは氷次の周りから薄紫色の氷柱が浮いていた
「恨みはねぇが、派手に死んでくれよな」
リアスはその薄紫色の氷を見て、ある事を思い出した。家にいた頃に父親が口を酸っぱくして言っていた
『リアス、絶対に滅悪魔道士に会ったらすぐに逃げろ。これは約束なんだ』
リアスの父親はリアスにそう言って、以前リアスの父親は滅悪魔道士相手に撲殺に近い半殺し以上にあって。命からがら逃げる事に成功するが心に恐怖を植え付けられて体を震えていた、そして目の前にいる氷次を見て死の恐怖で震えていると
「おい、死ぬのがそんなに嬉しいか?」
氷次は殺そうとしているリアスの表情を見て、何故殺されそうなのに嬉しそうな表情をするリアスに言って
「あれ?え?」
リアスは何故笑っているのか全く分からず、氷次はリアスをジッと見て
「(どうやら演技をしている訳でもない、俺が今まで悪魔と対峙してきた時は大半が演技していた。だが此奴にはそれがねぇ、となると家庭の環境が原因か)」
氷次は氷柱を引っ込めて、リアスの元へ近づいて公園の椅子に座らせて訳を聞いたら
「要はテメェの家族の問題かよ、まぁ俺も言えるタチじゃねぇけど」
「お兄さんも私と一緒なの?」
リアスは氷次に聞くと、氷次は鼻で笑った
「いや、俺の場合は物心つく前に親が孤児院に捨ててな。何で捨てたんだろうって思ってな、けど今となっちゃどうでも良いけどな」
氷次は椅子から立ち上がって、リアスに見下ろす様に向き直って
「で?お前はどうするんだ、このままノコノコと家に帰るのか?こんな事言うが仮に帰ってもお前は生きながら死んでいく事になるだろう」
氷次は堂々とリアスにそう告げて、リアスは心の内を見抜かれて
「じゃあ私はどうすれば」
「困ってるんなら俺の家に来るか?」
捨てる神あれば拾う神ありという言葉がある、行き場が無いリアスを氷次が手を差し伸べた
「お兄さんの家に行って良いの?」
「あぁ、人間に害を及ぼす悪魔は殺すがお前は別だ。お前にはそれが無い、だから連れて帰る」
氷次はリアスを家に連れて帰り、連れて帰ったものの長男のおそ松と鉢合わせになり。おそ松は氷次が連れて帰ったリアスをジッと見ていると
「母さん!?氷次が小学生を誘拐してきた!?」
氷次はすぐにおそ松を張っ倒して
「人を誘拐犯に仕立てるんじゃねぇよ、このクソ長男!」
張っ倒されたおそ松は上半身だけ起こして
「えぇ~、本当の事言ったのに何で」
「例え言って良い事と悪い事も分からないのかよ!」
おそ松と氷次が話し合っているとリアスはおそ松を見て
「お兄さん、この人は?」
「この人か?俺の兄貴だよ、あと5人の兄貴も居るけどまぁ義理だけどな。あと両親もな」
氷次はリアスに自分の義理の両親や兄貴達を紹介して、両親はリアスを見て家に住んでも良いとまで言って2年間過ごし。リアスはその2年間楽しく過ごしていた、ゆっくりと死んでいくだけだったリアスの心は生き返って。今では楽しく過ごしていたある日の事、リアスが1人でいる時だった
「(この家に住んで2年が経ったけど、もし
リアスは1人で考えていた、もしリアスが氷次と出会わなければ負け犬の様な生活を送っていた。リアスが考え事をしていると
「リアスちゃん、お願いが聞いてくれるかしら?」
「お願いですか?」
氷次の義理の親である松代であった、松代はリアスにある物を渡した
「あの子に弁当を届けに行ってくれるかしら、あの子ったら。偶に弁当を忘れて行くのよ」
「氷次さんの弁当ですか?良いですよ」
松代はリアスに弁当を渡して、リアスは松代から渡された氷次の弁当を二つ返事で返して。リアスは氷次の弁当を持って家を出て、氷次が通っている赤塚高校に足を運んで。校門前に着くと既に氷次が居た
「リアスか、すまねぇな。態々弁当を持ってきてくれて」
「ううん、気にしないで」
氷次は弁当を持ってきてくれたリアスに礼を言い、リアスも全然気にしていないと言ってリアスも全然気にしていないと言って帰路に着こうとしたら
「氷次君、校門前で何してたの?」
「あぁ、弁当を忘れちまってな」
1人の女子生徒が氷次に声を掛けたのだ、リアスは振り向いてその光景を見て。その女子生徒もリアスの存在に気付くと一瞬笑みを浮かべ、氷次の腕を引っ張り組んだのだ。しかもワザとらしく胸まで押しつけて
「おい!?何やってんだよ、こんな事をしたら誤解されてしまうだろ」
「私は誤解されても気にしないわ」
リアスは2人の姿を見て、背を向けて走り去って行った。その女子生徒も走り去ったリアスを見て内心嘲笑っていた、走り去ったリアスは赤塚公園の椅子で1人で夕方まで静かに泣いていた
「(やっぱり、氷次さんは)」
リアスは2人の関係を思い出していると
「あら、逃げ帰っていると思ったらこんな所にいたのね」
声を掛けたのは今朝氷次に声を掛けた女子生徒だった
「貴女は……今朝の」
その女子生徒は周りを見て、口角を上げて
「見るからにして、貴女1人ね。助かったわ」
女子生徒の背から漆黒に染まった羽が生え、リアスはその羽を見て
「堕天使!?」
実はこの女子生徒の正体は堕天使で今回の仕事は氷次を始末をする事だった、リアスは実際に堕天使を見るのは初めてで今まで戦いのたの字のした事もなく
「本当はあの人間を先に始末する予定だったけど、予定を変更して先に貴女の方を優先するわ。グレモリーの
堕天使がリアスの苗字を言うと
「もうあんな禄でなし共の話はしないで」
リアスは元家族の事を禄でなしと言い放ち、堕天使の女はクスクスと笑い
「たとえ貴女が否定しても無駄よ、貴女の体に流れる血はグレモリー一族が流れている以上は逃れられないわ。そう貴女が言う禄でなしと言う元家族が貴女を探しているとしたら?」
「っ!?」
その堕天使が流暢にリアスに逃げられないと告げると同時に家族がリアスを探していると暴露したのだ、リアスは元家族が自分を探していると聞くと身体中から一気に凍りつく様な感覚を感じた
「(あの人達が私を探してる?なんで?)」
「まるでわかってない様な
リアスは何故家族を捨てた自分を探しているのか分からず、堕天使は分かっていないリアスに特別に教えて
「混乱しているようだけど、気を失う程度には留めないとね」
堕天使は片手に光の槍を生成して
「恨むのなら、自分の親を恨む事ね」
堕天使は光の槍をリアスに目掛けて投擲する、リアスは迫り来る光の槍を恐怖を感じて目を閉じる。だがいくら待っても痛みがないと思い、目を開けると光の槍は凍っていた
「全く帰りが遅えと思ったら
そこには既に帰っていると思っていた氷次がいた、リアスは何故氷次が居るのか分からなかった
「何故俺が此処に居るのか分からないって顔をしてるな」
リアスは氷次の問いに頷き
「お前の帰りが遅せぇから迎えに来たに決まってんじゃねぇか、流石にお前が行きそうな場所と言えば
氷次はリアスが何処に居るのか手に取る様に分かり、流石のリアスも驚きを隠せなかった。氷次は堕天使の方へ向きながら殺気を放ち、何故リアスに攻撃しようと追求した
「この娘が襲ってk「黙れ、リアスが襲う筈がねぇだろ」ひっ!?」
堕天使はリアスから襲ってきたと言い逃れをしようと言うが氷次は遮る
「テメェみたいな屑の濁った目を見りゃ分かるだよ」
氷次は堕天使の顔を掴んで、氷次に掴まれた堕天使は恐怖の表情を浮かべながら命乞いを言い始めた
「辞めて、もっ、もうこの娘には近づかないし貴方には2度と会わないから殺さないで」
堕天使は涙を流しながら氷次に訴えるが、氷次は訴える堕天使に
「それがこの世で最後の言葉か、じゃあなクソ堕天使」
氷次は堕天使の命乞いを無視して、氷の滅悪魔法を堕天使に使って。堕天使の体は頭からつま先までの全身に凍らせた、氷次は全身を凍らせた堕天使を見て
「……よし、ド派手に頭から砕くとするから」
氷次は事前に用意していたバットを両手で握り、大きく振りかぶって堕天使の頭部を目掛けてフルスイングする。バットは頭部に直撃して粉々になり、罅が首から下に入って崩れる様に砕け散りように地面に落ちた。氷次はバットをバットケースに入れて、リアスの方へ向いて
「大丈夫だったか?リアス」
氷次はリアスの心配をして、彼女の元へ近づき。リアスは自分に近づく氷次に抱き付いて、氷次の胸に顔を埋めながら泣き出し
「怖かったよぉぉぉ、もしかしたら攫われてあの人達の前に連れて帰られてるかと」
「すまないリアス、怖い思いをさせて」
氷次は抱きつくリアスをそっと抱きしめ返し、安心するまで頭を撫で続け。安心したリアスは氷次と共に家に帰るまで氷次におぶってもらっていた
「ごめんなさい、おぶってもらって」
「気にしてない、それにお前は怖い思いをしてるんだ。だから何があっても俺がお前を守ってやるよ」
氷次はリアスに安心させる様に笑顔を見せて、リアスは氷次が見せた笑顔に安心して。帰路へ向かった
〜現在〜
「まぁこんな感じかな、
「それは乙女の秘密よ、氷次?」
「(。´-д-)ハァ-、なんで事になったんだろうなぁ」
「(兄貴も苦労するんだなぁ)」
氷次はリアスが何故ヤンデレなったのか不思議がってはいるがリアスも乙女の秘密と言って誤魔化す、そんな2人を見たイザナは苦労をする氷次と笑顔を見せるリアスを心配した*1。