仮面ライダーディナイト〜ヤンデレストーカーの見聞録〜 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
キィン!ガァン!ドォン!!
私はハルバードで轟の氷を的確に破壊していく。
その後ろでは、轟にようやく追いつき葉隠を探す障子と、裸足で氷の上に立つことになり、冷たさに慌てふためく葉隠が居た。
最初の氷は私のハルバードで侵食を防いだが、余波で地面が凍る程度には冷気がある。
「ハァッ…ハァッ…なんなんだ…お前…!」
「言っているだろう。唯の、通りすがりの大聖女。そして、」
私は一息つき、
「神の時代より生き、全てを救う女。神代総救」
そして私はハルバードからカードを抜き、変身を解除する。
「変身…解除⁉︎」
「まあね。簡単に言うと…「君なんかにかのライダー達の力は勿体ない」
「手加減して勝てると思っている君には、ね」
すると轟は一瞬驚いた顔をし、さらに顔は険しくなる。
「お前…どこで知った」
「言うなれば、全てであり無し…地球の記憶だ」
「そうか…答える気は無いってことだな」
「ああ、そう捉えてもらい構わない」
轟は只でさえ火傷があり、険しい顔に更に怨嗟の表情を加える。
「…でもダメだ。俺は、この力を使わずにヒーローになる」
フム…
「現時点でお前の過去には興味はない、が、面白そうではある。な」
一枚のカードを取り出す。
「聞かせてみなさい。私は、すべてを受け入れましょう」
HOLLY RIDE CONFESSINOROOM
一室が構築され、二人がその中に取り込まれる。
そして…数秒かかり、それは完全なるブラックボックスとなった。
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「さぁ、話しなさい」
「何でもいいのです。不満を…愚痴を言うだけでも。自分の後悔を言うのでも」
「ここの会話は…どこにも漏れませんし、私ですら忘れます」
「覚えているのはあなただけ…あなた自身が話さない限り…ここでの情報は誰にも漏れません」
黒い部屋。一枚の壁。そして、会話のための椅子と、窓と、それにかかったヴェール。
この状況に…納得したのかはわからないが、ポツリ、ポツリと轟は話し出す。
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「俺は…№2ヒーロー。エンデヴァーの個性婚で生まれたんだ」
「何ッ⁉いや…済まない。つい声を荒げた」
「いやいい。そして、俺の【半冷半燃】こそ奴の最高傑作だったみたいで…俺は、虐待にも近い訓練を受け続けた」
「そう、か…その火傷は、エンデヴァーの火によるものか?」
「いや、違う。それで…しばらくして母は狂った。「おまえの左側が醜い」と、母は俺に煮え湯を浴びせた」
「それをした瞬間、正気に戻り、そのまま病院へと言った」
「それは…」
理解できないことはない。だが、仮にも親ならば、子を尊重し、したいように生きさせることが義務のはず。
それを考えもせず個性婚という愚行を犯したエンデヴァーは理解しがたい。
やはり、個性というのは人の運命を軽く変えるものなのか…
「だから俺は、こっちしか使わない。あいつを…エンデヴァーを否定するんだ」
だが、だからと言ってこの彼の歪みを否定してはいけないのかもしれない。
「ええ…そうですか」
「引かれるのはわかっている。だが俺h「誰が引いていると?」…」
この卑下の具合と人を信用しないこの心。これは、直していくべきだろう。
「あなたは、【否定】のためにヒーローになる。と」
「ああ」
「ですが、それはおかしいはずです。一番の【否定】はヒーローにならないことのはず」
「ならばこそ聞かねばなりません。貴方は…誰のために戦うのですか?」
…………………………
その部屋を、完全に沈黙が包む。
「…では、それは今度に取っておきましょう」
「…覚えてられないんじゃないのか?」
「ええ。ですが、その内容をあなたから少しでも聞けば、すべて思い出しますよ」
「そうか…」
そして、空間が崩れだす。
「では、改めて」
紐を取り出す。
「確保」
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外に出ると、葉隠はまだ障子から逃げ回っていた。
「おや。まだ続いていますか。では」
完全に気配、匂い、音を消し、障子に近づく。
「確保」
それの数秒後、オールマイトから終了の宣言が来る。
『ヴィランチーム…WIIIIIN!!』
そして、悔しそうな障子とは違い、轟の顔は、爽やかなような、悩んだような。少なくとも後悔の念の様なものは浮かんでいないようだ。
そして、講評へと移っていくのだった。
今回説教パートなかったじゃん?その理由として、士じゃ無いんだし、
もっと聖女っぽいことさせよっかなーって。つまり気分である。
どのタイミングでこの世界から切り上げる?
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神野
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オーバーホール戦
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ステイン戦