仮面ライダーディナイト〜ヤンデレストーカーの見聞録〜   作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ

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USJに行こう! その①

「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイト、そしてもう1人の3人体制で見る事になった。内容は災害水難なんでもござれの人命救助訓練だ」

 

フーン。ま、楽勝そうな授業だ。

だが「なった」ということはもとは少なかったということ。理由はなんだ?

 

「訓練場にはバスで移動する」

 

そして私たちは校舎外のバスへと足を向けるのだった。

 

<><><><><><>

 

「私思ったことをなんでも言っちゃうの緑谷ちゃん」

 

蛙水が緑谷に話しかける。

 

「あなたの個性オールマイトに似てる」

 

「そそそそそうかな!?でも僕はそのえー」

 

「待てよ梅雨ちゃん。オールマイトは怪我しねえし似て非なるあれだぜ」

 

切島が蛙水の言葉を否定する。

 

「派手だがそれまで。個性としては弱い部類だが持ち前の知能で生かしている。といったところ。だが…それにしても閃きがない」

「対人能力でいえば切島や蛙水達の方が高いな」

 

私も切島に同調するように言う。

 

「それでもよぉー、増強型のシンプルな“個性”はいいな!派手で出来る事が多い!俺の硬化は対人じゃ強えけど、いかんせん地味なんだよなぁー」

 

「だからそこが一番いいんだよ」

 

「「なんで?」」

 

切島の言葉に返すと、緑谷までもが聞いてくる。

 

「まぁ、地味だということは周りに迷惑が掛からないということ。使いやすくていい個性だ」

 

「そーなんかぁ…よし!そうだな!俺もこれからそう考えるわ!」

「でもま、派手で強えつったらやっぱ轟と爆豪と神代だな!」

 

「ケッ」

 

「言っておくが、あれには元となっているライダーたちがいる。それを忘れないでほしいな」

 

「「「もとになっているライダー⁉」」」

 

ん?言っていなかったか?

 

「ハァー…テメェら。こいつはi「爆轟。そこまでだ。話さないように言ったはずだが?」…ッチ。わーった」

 

「「「爆轟が素直に従った⁉⁉」」」

 

とまぁ、そのあともなんとなくで雑談をしているうちに訓練場へと到着するのだった。

 

<><><><><><>

 

「「「すっげーーー!USJかよ!」」」

 

「USJ…とはなんだ?」

 

「「「「知らないの!?!?!?!?!?」」」」

 

USJ…ユナイテッド スペリオル ジャマトのことか?

 

私はギーツの世界に行ったときに情報書類を除いたときに見つけた製造予定ジャマトを思い出す。

 

「水難事故、土砂災害、火事etc.、あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です。その名も……USJ(ウソの災害や事故ルーム)!」

 

(((USJだった⁉)))

 

「ハァ…なんだそういうことか。良かった。USJ(ユナイテッドスペリオルジャマト)じゃなくて…」

 

「「「「USJ(ユナイテッドスペリオルジャマト)って何!?!?!?!?!?」」」

 

え…?教えたくない…

 

とそこで13号先生の声がかかる。

 

「皆さーん!聞いて下さい!」

 

全員が声でそっちを向くと…

 

「えー、それでは始める前にお小言を一つ二つ…三つ…四つ…」

 

「「増えてる!!」」

 

「皆さんご存知だとは思いますが、僕の“個性”は『ブラックホール』。どんな物でも吸い込んでチリにしてしまいます」

 

「その“個性”でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」

 

緑谷が13号の話を聞いてそう答え、麗日はヘッドバンギングをするかのように激しく首を縦に振った。

すると、13号が説明を始めた。

 

「えぇ…しかし、簡単に人を殺せる力です。皆の中にもそう言う“個性”が居るでしょう」

 

「爆轟。お前のことだぞ」

「わかってるわ。ブッ殺すぞ」

「使うなといっただろうが…」

「ケッ」

 

二人で小声で話していると、相澤先生ににらまれて会話が途切れる。

 

「超人社会は“個性”の使用を資格制にし、厳しく規制する事で一見成り立っているようには見えます。しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せるいきすぎた“個性”を個々が持っている事を忘れないで下さい。相澤さんの体力テストで自身の力が秘めてる可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。この授業では…心機一転!人命の為に“個性”をどう活用するかを学んで行きましょう!君達の力は傷付ける為にあるのではない。救ける為にあるのだと心得て帰って下さいな」

 

そこまで言うと、13号先生は頭を下げ、

 

「以上!ご清聴ありがとうございました」

 

「ブラボー。おおぉ、ブラボー!」

 

「よし行くぞ」

 

相澤先生がそう言うと、騒ぎ足りなそうなやつらが「えーッ?」といった表情をする。

 

「神代のせいで時間が押してるんだよ…」

 

その言葉で納得したのか、みんなは静かについて行った。

 

非常に不服である。

どのタイミングでこの世界から切り上げる?

  • 神野
  • オーバーホール戦
  • ステイン戦
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