仮面ライダーディナイト〜ヤンデレストーカーの見聞録〜 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
ついに準決勝。戦いがいはなかったが、今までにない成長を見られたのは十分に素晴らしいことだといえるだろう。
たぶん、今の飯田なら、ショッカーが来ても下級怪人くらいならコスチューム有りで倒せるだろうな。
だが本題は、決勝の前に来た轟だ。
控室で待っていると、プレゼントマイクの爆音が聞こえてくる。
『さぁ!ついに準決勝だぜ!第一試合は轟VS神代!』
私たちは、会場へと昇りあがる。
「振り切れたか?」
「ああ。完全にな」
「ならいい」
ならいい。ならいいんだ。お前なら、イカデビルとかガラガラット程度なら、いつかは、タイマンで勝てるようになるかもしれない才能を秘めているんだ。
オールマイトが世紀王シャドームーンに勝てるかもしれないレベルなんだから、この予測は間違っちゃいないだろう。
『じゃぁっ!試合…開始ィィィィーーーーッッ!!』
いつの間らにや紹介が終わっていたのか、開始の合図が出される。
私はハルバードを取り出して、
「お前には、敬意をもってあの時使わなかったものを使おうか」
KAMENN RIDE DENIGHT
KAMENN RIDE ETERNAL
「さぁ、踊るぞ。死神のパーティータイムだ」
私は、マントを風になびかせてそういった。
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キィンッ!
バリィンッ!
フィールドで氷の割れ続ける音がする。
叩けば叩くほど、その方向一直線に罅は入っていく。
「フム…炎はまだ制御が甘いから使わないのか?」
「ああ。事故って自分に被害が来るのは御免だからな。これが終わったら鍛えるつもりだ」
…ツマラン。使えよ。
ATTACK RIDE ZONE MAXIMUMDRIVE
私は、ゾーンを使って、体のメモリホルダーに何十本ものメモリが差し込まれていくのを見た。つまり私もできる。
「さぁ…地獄を、楽しみなぁ…」
殺気を一瞬だけだし、威圧をかける。
「ッーー!」
「じゃぁ、今日は負けてくれよ。轟」
私は、全てのエネルギーを掠らせるように打ち込む。
グウォン!
轟は肩を切り裂かれ、倒れていく。
「おやすみだ。暫くは、な」
「クソッ…しょうがないっちゃしょうがないが…悔しい、な…」
轟が倒れ切った瞬間、
『決着ゥゥゥゥゥーーッ!』
プレゼントマイクの爆音が響き渡った。
『準決勝!白熱の試合は神代の勝ーーーーー』
放送を最後まで聴くことなく、私はフィールドを出ていった。。
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