仮面ライダーディナイト〜ヤンデレストーカーの見聞録〜 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
「№2ヒーロー。【エンデヴァー】だ」
「エンデヴァーって…轟の親父さん?」
私は今、職業体験の場所として選んだヒーローの話をしていた。
「そうだな。轟の父親だ。ま、選んだ理由なんぞ順位だけだが」
「へぇー!で、その轟はどうしたの!」
「俺も…親父のところに行く」
「色々と話したいこともあるし、な」
「フゥーン!」
そんな風に雑談をしながら放課後は過ぎ、ついに明日から職業体験が始まる。
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「「よろしくお願いします」」
「ああ」
…こう言って事務所入り口で私たち三人が固まってから数分。エンデヴァーが話し出す。
「…とりあえず、入れ」
「分かった」
と、入ろうとした瞬間、
「キャァァァァァァーーーーーー!!!」
「ッ!悲鳴!」
「変身!」
私は条件反射でハルバードにカードを入れて変身する。
KAMENN RIDE DENIGHT
が、
「あ、ありがとうございます!」
「気にするな」
変身が終了したその時には、ヴィランはエンデヴァーに捕らえられていた。
「…やはりタイムラグがあるな。ヒーロー活動中は変身形態で常にいるようにするといい」
…まぁ、この世界ならばそれでも大丈夫か。
今までの世界は、こういうのは普通じゃなかったからな…まだこの世界には慣れられる気がしない…
そう思いながらも、そのまま私たちは事務所に入るのだった。
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「ようこそエンデヴァー事務所へ!」
「「「俺ら炎のサイキッカーズ!!」」」
サイドキックの一人、バーニンが一言言って、それにほかの職員が続くように言ってくる。
「よろしく頼む」
「一週間よろしくお願いします」
挨拶が終わると事務たちは仕事に戻り、サイドキックが一人。キドウが話しかけてくる。
「変身で有名な神代ちゃんだよね。これを機会に実践を覚えていきなよ。エンデヴァーが焦斗くん以外に興味を持つなんて珍しいんだから」
「ああ…わかっている」
そういうとキドウはうなずいてから離れ、バーニンの声が聞こえてきた。
「それじゃぁ焦斗君はコスチュームに着替えて!着替え終わったら仕事について説明するよ!」
私は別にどうでもいいので待機し、轟だけが着替えに行く。
そして戻ってくると、バーニンがさっそく説明を始めた。
「それじゃあ、ヒーロー活動について説明するよ。ヒーローは一応公務員だけど、一般的な公務員とは根本的な所が異なるんだ。ヒーローは通常敵ヴィラン退治か救助どちらかに基本方針を定めて事務所を構えるんだけど、ウチはどちらも熟す方針だ!基本的にはパトロールと待機で回してて、エマージェンシーや警護依頼、イベントオファーなど一日100件以上の依頼を我々は捌いてるかな!」
「事件発生時には警察から地区ごとに一括で来るんだ。そして逮捕協力や人命救助等の貢献度を報告。そして専門機関の調査を経て給料が振り込まれる!」
そうして説明は無事終わり、
「説明は以上だ。これからパトロールに向かう」
そういって、私たちは見送られながら三人で事務所を出た。
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