仮面ライダーディナイト〜ヤンデレストーカーの見聞録〜 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
「ふぅー。これでステインの捕縛は完了だ、なぁ⁉」
名も知らぬ一人のヒーロー。それが見たものは羽の生えた脳無であった。
「脳無⁉まだ生き残りがいたのか!」
全員が脳無は倒し切ったと思っていた。事態の報告のため上位のヒーローは警察のほうへと行っている。
残っているのは学生と下位のヒーローだけ。
そして、次の瞬間には緑谷が殴られ…はしなかった。
「なぁっ⁉」
プシャッ!と音を立てて脳無の脳幹が切り裂かれて脳無は地に落ちる。
「やはり偽物も…ヴィランもすべて……排除する!」
そういい、隠しナイフで捕縛ロープを切ったステインが私にまず向かってくる。
「…ライダーには、救われなかった。か」
「ああ。素晴らしい歴史だった。仮面ライダーは正しく本物だ」
ステインはナイフを構え、姿を消す。
「だが、いや。だからこそ、この世界の偽物はもっと許せなくなった」
その声が届いたときには私の右手は貫かれていた。
「ああ。記憶から学んだか…だがそれもまた、」
私は手に力を込めてナイフを引かせず、
「許容範囲内だな」
「ッーー!」
最後にハルバードを振り下ろし、ステインは沈黙する。
かくして、保須の一件は、無事に解決をしたのであった。
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パシャパシャとカメラのシャッター音が鳴る記者会見。今私は保須の一件でステインを捕まえたものとして記者会見に同席していた。それも警察のトップと共に、だ。
ちなみに緑谷たちは不許可の戦闘参加だったことによって活躍は伏せられている。
「ここからは質疑応答です」
司会の声がマイクで響いて説明が終わったことを告げる。
まず手を挙げたのは日本英雄新聞
「日本英雄新聞の○○ですが、ディナイトさんは今回最大の功労者ということですが具体的にはどのような功績をなしたのでしょうか」
警察の人――後で名前を聞いたら秋島さんというらしい――が目線で私が話すように指示してくる。
「ほぼ無傷の状態から単独で捕縛。復活したのをもう一度叩きのめした。以上」
「え…は…?ヒーローが倒せなかったのを単独で?」
「少し誇張されていませんか?見栄を張ってもいいことありませんよ?」
…
すると秋島さんが私の感情を察したのか、声を出す。
「彼女は本当に単独で捕縛しました。それでもというのならば映像が残っているのでお見せしましょうか?」
するとざわめきが会場に広がり、流してほしそうな感情が流れる。
「ではここにスクリーンを張ってプロジェクターで流しますので…おい。スクリーン広げろ」
「ハッ!」
そこからは迅速に、スクリーンが広げられていくのを見ながら私と秋島さんは机と一緒に降りていく。
そしてプロジェクターが起動され、映像が流れ始めた。
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放映中…放映中…放映中…
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映像が終わった瞬間にだいぶ声が聞こえ始め、スクリーンが片付けられてもう一度登壇する。
「…さて、ではこの映像を見たうえで質問を…と言いたいところですが、時間が押しているので次の質問を最後にしたいと思います」
すると一斉に手が上がるか。と思ったが、案外一人しか上げずにそいつが指名される。
「日本テレビの□▽ですが、映像中の気絶しているシーンではどういうものを行ったんでしょうか?」
「ただ私の脳内に保存されているライダーの歴史50年余りを一気に脳内に叩きつけただけです。負傷していたので疲労があったので気絶まで行きましたが、普通ならば気絶はしないようなものです」
「わかりました。ありがとうございます」
記者が席に着くと司会が話だし、
「それでは今回の記者会見はこれで終わりです。―――」
そこからは、ゆっくりと家に帰り、いつもより早く寝るのであった。
今回はちょっといつもより長い?いつも1000文字前後だから。
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