仮面ライダーディナイト〜ヤンデレストーカーの見聞録〜 作:鐘楼卿(ベル卿)ベルフェスティフ
私達三人は住宅地的なフィールドが割り当てられ、そこに移動する。
採点に関しては後ほど映像記録から行うようだが一応各自相手の採点用シートが配られており、それも参考にするようである。
「…ルールは制限時間30分。轟と八百万の目的は、『このハンドカフスを私にかける』or『誰か一人がこのステージから脱出』することらしい。」
私は渡されたプリントを音読して伝える。
「戦闘訓練と似てんな」
「逃げてもいのでしょうか?」
「ああ。いいらしい」
二人の質問を私は了承し、バスの中で渡されて取り付けたおもりを見せる。
「まぁハンデとしてこれもある。逃げの一手だけにならないようにな」
「ちなみに重さは自分の体重の半分…あの筋肉が…いつ私の体重を測りやがった…あとでボコす…」
私がオールマイトに向けた殺気に二人が少し体を強張らせる。
「じゃァちょっと待て…」
私は一旦重しを外し、
「変身」
KAMENN RIDE DENIGHT
「さて…変身すると重しとカは弾き飛ばされるからな…」
そうつぶやきながらもう一度重しを腕に付け、
「…
「「もちろんだ!/ですわ!」」
その直後リカバリーガールの声が放送で響く。
『皆位置に着いたね。それじゃあ今から雄英高一年期末テストを始めるよ!レディイイーーー…ゴォ!!』
直ぐに私はオーロラカーテンでゴール前にテレポートする。
「さて…くるまでに準備を始めようか…」
ATTACK RIDE INVISIBLE
私は透明化してゲート前に居座る。
「見えない相手程度気配でわかるようになっていてほしいが…さすがに高望みか」
とつぶやいた瞬間に周辺全てが氷の包まれる。
「…ほう。まぁ妥当か」
氷に足が囚われて透明化が解除される。
「さすがに、今までいなかったのにゴールにすらいないってのは考えられないからな」
足の凍った私に後ろから轟が話しかけてくる。
「…フ…フフフ…面白い」
「…?何がおかしいので?」
「あなたはもう捕縛されているのですよ?」
八百万も追いついたのか話しかけてくる。
「いやなに。予想通りで助かった」
「ッ!八百万!跳べ!」
轟の声にしっかりと反応して八百万は空中に飛び上がる。
八百万の足元にはオーロラカーテンが展開されている。
「それは即興のフェイクだ。本命は、」
ハルバードにカードを装填する。
「こっちだよ。変身!」
KAMENN RIDE DENIGHT・GUARDIAN
私はディナイトのパワーアップカードを装填することによってもう一枚外装が追加され、それによって氷が砕け散る。
「本領発揮。といったところだ」
ATTACK RIDE NIGHT
もう一枚アタックライドを使用し、その訓練場は夜となる。
「このカードは月影がシャドウムーンだったからできたんだったな…アイツがブラックだったら作られなかっただろう」
「空が…夜に…!」
轟の驚きと完全に固まり切った八百万。
「さて、驚いている暇はないぞ」
まだ戦いは始まったばかりなのだから。
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