蒼名「…これが、母さん?」
ベットの上に横たわっているのは、人では無い何か。
蒼名には、まともに言葉として表現出来ない…そのぐらい原型がなく、酷い有様。
バタッ…
紗良「…そこで寝ているのが、君のお母さんだよ。」
平然と告げられた真実。しかし、受け入れられることなど出来ない。少しの間沈黙が続く。すると声を発したのは紗良であった。
紗良「君のお母さんはまだ生きているよ。こんな状態でも懸命にね…」
蒼名「…!?」
まだ生きている。その言葉に驚きを隠せない…明らかに動揺し、また鼓動がバクバクと早く叩く。
紗良「10億。」
蒼名「…ぇ?」
紗良「10億あれば君のお母さんは元通りになる。今までの日常に元通りって訳だ。簡単だろ?」
蒼名には到底払えない金額をさらりと口に出す。勿論そんなお金は持っている訳もなく、金額を聞いただけでも諦めがつく。
しかし、紗良は更に発言した。
紗良「うちに来い。蒼名 世…お前をプロの世界に連れて行ってやる。そうすりゃ、10億なんてすぐに払えるさ。」
プロ、加賀美高、母の現在…頭ん中グチャグチャしすぎでまとまんなかった蒼名だが、これだけは既に決めていた事があった。
蒼名「俺は、俺は…プロになる。」
教室で一人窓の奥を見つめていた蒼名。あの後、加賀美高に行くことにし、この学校とは今日でお別れ…入学早々ではあったものの、みんなこころよくさよならと言ってくれた。今から地元を離れ、神奈川に行くことになる。覚悟はもう決めた、今日で地元とはお別れだ!
飛行機代は紗良さんから貰っている。わざわざ飛行機に乗ってまで神奈川に行くとは思いもしなかったとイヤホンから流れてくる音楽にあいずちしながら思う。ここからまた違う人生が始まる…
ーーー羽田空港ーーー
蒼名「長旅のフライト、お疲れ様でした。…ふぅ、暑いな。」
少しかみんをしている間に到着した。今からまた加賀美高野球部の寮までかなり時間がかかる。気が重いながらも、遠くに出かける事が今まで無かった蒼名にとってはもはや旅行であった。
そしてーー
蒼名「…久しぶり、いや、昨日ぶりかな。練習試合の時はバス貸してもらって、一直線だったから分からなかったけど、ここら辺はいい景色ばっかでずるいなぁ。全く…」
大きく空いた門をくぐり、まずは校内か、寮かどっちに先行くべきか考え込む。うーむ…
紗良「…お前、やっと来たか。」
蒼名「あ、さ、紗良か?」
昨日の試合でホームランを打たれた相手の顔はよく覚えてる蒼名。
声をかけられ、少し安心した。
紗良「まずは校長室行けよ、その後は寮ね。」
と、要件だけ伝えたらそそくさと走って去っていった。
紗良の走り方に違和感を覚えた蒼名は、少し目を擦って紗良を目で追う。すると、紗良のユニフォームのスボンのしりの割れ目が大きく空いていた。ぷぷぷ、と笑いを堪えながらスタスタ校長室に向かった…
ーー校長に挨拶を済ませ、少し荷物を置いて口内を見回る…いい学校だなと小声で言う。
「でしょ、私もすこ、だよ。この学校は」
綺麗な声が後ろから聞こえて来たので慌てて振り返る。そこには今まで会ったことがない位の美少女がいた。ドキッと何かが胸に刺さる…
「君、わぁ〜転校生だよね?何年、何組ぃ〜。」
顔を近ずけて聞いてきた天使は、胸元が少しチラッと見えるくらいボタンを開けて、今にも弾け飛びそうであった。
蒼名「い、一年…5ぉ組ぃ…です。」
振り絞った声は微かに聞こえるくらいであったが、顔を近ずけていたお陰で天使にはしっかりと届いていた。
ふふっと微笑んだその笑顔は、蒼名の脳内フォルダに保存された…
また何か喋ろうとしていたが、もう心臓が持たないので、「めんご」とだけ言い残し、寮にダッシュした…
コンコンッ
「失礼しまーす。」
自分の寮部屋は、先輩も同級生も居ない一人部屋。監督が少し気を使ってくれたお陰で、一人考える時間が出来た。色々明日からやる事が山ずみだ…と独り言をこぼす。天井を見つめながら考え込んでいたら、段々疲れが睡魔へと変わっていった。
ーーーーおい!起きろ一年!!おいッ!!
ボカァッ!!
蒼名「いっいてぇーー!!何すんだよ!!」
「何だその先輩に対してその態度はッ!!」
蒼名「…ぁ、すんません。」
「ふん、まあいい。どうせお前は、俺たちの練習を見てるだけだろうからな。まぁ一応起こしてやったけど…」
色々ブツブツと言いながらも支度し終わるまでちゃっかり待っててくれる。この人は優しい人だなと思いながら寮を出た…
ーーーグラウンドーーー
監督「…これで全員か?」
一同「はいッ!!」
監督「よし、では、今から赤組と白組に別れて紅白戦を行う!!一年は見学。二三年生は確実ポジション確認しながらレギュラー、ベンチ半々の組み合わせで行う!!いいなッ」
「はいッ!!」
蒼名「本当に見学かよ…つまらないねぇ。」
監督「…それと、紗良と蒼名は赤組に入ってもらう。」
紗良「…はい。」
蒼名「…」
監督「…?おい亮二、蒼名は?」
紗良「ほい、」
紗良が気だるそうに指を指した。その先には見学組と一緒に「一緒にトレーニングしてようぜ!」と誘いに回る蒼名がいた。すぐに監督に連れ戻されグループ分けが決まるまで正座で待たされた…
「監督、グループ分け出来ました!!」
キャプテンらしい人が報告しに来た。すると監督はメットを被り、大声で「プレイボールッ!!」と叫ぶ。紗良と蒼名は、ぽかぁんとしてしまった。「お前がやるんかい」と。
誤字 脱字…あるかな?ないかな?
改善点、希望のキャラ追加。ストーリー的なあれなど…
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字が見にくい
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主要キャラ増やせ
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挿絵描いてくれ!!
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女の子増やせ
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男の娘だせ!
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ストーリー変
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面白いよ
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面白くない
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他の小説書け!
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アンチです。
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ファンです。
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これじゃなくて別の小説書け。