ぶっちゃけこの話はそこまで進展ないです。
なので明日の朝も投稿するので…それで許してください
「ねぇルル、この後はどうするの?」
「ふむ、そうだな…この後は日本に帰るが、皆に会うのは暫くダメだ。タイミングを見計らってアクアたちには会わせる予定だ。」
「え?直ぐに会ったらダメなの?なんで?」
「念の為だ。まぁ敵を欺すなら味方から、ってやつだ。相手の殺す動機をまだ掴んでない以上、下手に表舞台に復帰するとまた狙われる可能性がある。」
相手はアイが死んだと思ってる。いや相手だけではない、ほとんどの人がそうだ。だからこそそれを最大限に活かす。
やるからには大々的にやる。そうだな、折角だから何かのライブFesでこっそり復活ライブでもしてやろう。色々問題になるが緩い程度の放送局やsnsをハッキングしてアイの復活ライブを映すようにしてやろう。
ならそれに向けて色々と準備をしなくては…。
あ、そういえば日本に戻るなら…
「アイ、お前一人暮らしは出来るか…?」
「え?うーん、出来るっちゃ出来るけど…」
「なら帰ったら暫くは一人暮らしをしてくれ。あと、極力外出を控えてくれ。」
「えぇーーー!?それは出来ないよー!外出たいよー!買い物したーい!」
それでもダメだと言いたいが、それだとアイの奴はこっそり外出する可能性が高い。流石に少し変装はするだろうが声や仕草、何かでうっかりボロが出てばれてしまう危険性を考えると俺が一緒にいてアイをある程度管理下に置いた方が良さそうか。
「はぁ…なら俺が一緒にいる時だけだ。それなら外出だったり買い物に付き合ってやる。」
「えっ!?ホント?やったー!じゃあ早速日本に帰ってそのまま買い物行きたいんだけどいいよね?」
いきなりだな、東京行きの便に乗ったとしたらパキスタンからドバイを経由して東京まで早い方でも約14時間かかる。
それにアイが復活したが体力的なことも考えるとある程度余裕を持ってた方がいい。子どもっぽい一面とアイが周りの視線をあまり気にしなくて済む数少ない“海外”という事を考えると、羽を伸ばせるうちに伸ばした方が良さそうか。
「まぁ東京でも良いが、東京に行く間にドバイを経由していくんだがドバイから東京まで時間があるから少しドバイを観光でもしないか?」
俺がそう言うとアイは「ドバイ…?」とドバイがどういう都市なのか分かってなかったが“観光”という言葉はしっかりと理解してるようで凄く喜んでいた。
そうと決まればここからドバイ行きの空港に行き、ドバイにある大まかな観光地やショッピングモールを調べておくか。あ、ドバイにはギャンブルができる場所はあったか?
そう思い簡単にネットで検索をかけたが、ドバイはギャンブルなどの賭博関係は禁止になってるようで残念ながら掛けチェスは出来そうにない。
僅かばかり期待していたが、ないのなら仕方ない。これは我慢するか。
ドバイへ着くまでの間俺はアイに、アイが意識がない間の出来事を簡単に話していた。ルビーがアイドルに向けて頑張ってること、アクアは映像の編集を五反田監督の元で勉強しつつ役者の道を少しずつ進んでること。ミヤコさんはそんな双子を母親のように面倒を見ていること。
驚いたり嬉しそうにしたり、でもその時一緒に入れなかったことへの寂しそうな表情をしているように見えた。アイ自身は上手く誤魔化して特に気にしてなさそうな、なんて事のない表情をしているつもりだと思うが、俺には分かった。
「折角だ、待ち時間の間アクアが出てる恋愛リアリティショーでも観てみたらどうだ?」
「おぉ〜!アクアが恋愛っ!我が息子がどんな恋愛するのか楽しみ〜!みよみよ!」
俺は旅立つ前に3話程度までチェックしていたが改めてアイと一緒に1話から恋愛リアリティショーを観始めた。
番組を観始めてからある程度進んだ時にドバイ行きの時間がきた為一度観るのを中断し手続きをする。
特に問題なく搭乗し数時間フライトした後ドバイについた。
“ドバイ” UAEアラブ首長国連邦の都市の1つ。世界的に有名なリゾート地であり元々は砂漠地帯だったが石油の採掘を機に、経済が潤い巨大ショッピングセンターや全163階、世界一の高さを誇る超高層ビル”ブルジュ・ハリファ“大規模かつ特徴的なビジュアルをした人工島“パーム・ジュメイラ”などがある。
「ドバイに着いたな。どうする?このままデカいショッピングセンターに行くか?それとも休憩する場所を見つけて次のフライト時間までゆっくりするか?」
「何気遣ってる振りしてちゃっかし休もうとしてるの?というより、あれから私も少し老けたのにルルはあれから全然老けてない。それなのにルルの方が体力ないのはおかしくない?」
「体力は専門外なんだよ。それよりどうする?」
「折角の短い時間の観光だよ?行くに決まってるでしょ!」
はいはい、と俺は適当に返事をしちょっとした観光をしつつアイの衣服を買ったりウィンドウショッピングをして楽しんだ。
ドバイの観光もそれなりに楽しみ俺たちは日本へ向け飛び立った。アイは隣で俺の肩にもたれながら爆睡をしてる中俺はまだ観れてなかった恋愛リアリティショーを観ることにした。
アクアの性格上あまり表立って目立とうとはしないが、MEMやモデルの鷲見ゆき、劇団ララライの黒川あかねとそれなりに話してるあたり最低限の仕事はしてるようだ。番組のストーリー上メインはゆきとダンサーの熊野ノブユキとの関係のようだ。
逆に言うとそのペア以外は映像として映すほどの事はしていないと言うことか…?
アクアは最低限のことさえすれば良いと思ってるだろうしまぁ問題はないだろう。MEMは個人事業主の配信者でここで目立たなくてもマイナスな影響は出ないだろうからまぁ良いだろう。
問題はそれ以外の奴らだ。バンドマンの森本ケンゴ、バンドとして活動してるが大人気かと言われるとまだまだコレからの存在だ。でなきゃ、このような恋愛リアリティ番組には出ない。だからここで存在感を出し新規ファンを獲得したいはず。
同様に劇団ララライの黒川あかねもだ。役者ということもあり彼女の出てる作品を以前観たが、凄い才能の持ち主だ。あれ程役になりきるのは役に対する考察力や問題を捉える着眼点が凄い。
才能も実力もある。後は何かがきっかけで認知度や注目度が上がれば彼女は大人気の役者になれる。だからこそ若者を中心に人気な恋愛リアリティショーに事務所が彼女を出演させ、人気に火をつけさせたいのだろうが…。
番組も中盤を終え終盤に向かってる。それでまだこの程度でしか目立ってないとなると、事務所としては美味しくない。マネージャーに圧をかけるだけならまだしも、場合によっては直接本人にプレッシャーをかけるだろう。
下手な事をしなければ良いが…。
────────
「ん〜〜!帰ってきたぁ〜!10年振りくらいの東京だけど、なんにも変わってないねー」
「まずは不動産に行って契約をしたいが、先にある人に電話をかける。少し待ってろ。」
そうアイに伝え俺はある人に電話をかける。
『ん?どうしたルルーシュ。久しぶりだな。お前から電話をかけてきたということは、
『あぁ、斉藤社長今どこにいる?』
『今は適当に近所の釣り堀にいるが…。』
『なら社長の家に今から向かう。後で住所を教えてくれ。』
『あ、おい、
あれから10年以上になる。流石に斉藤社長に今もマークしてる人はいないはず。してたとしても釣りかパチンコとか碌でもない生活しかしてないからな。
アイの事件当初なら社長の家に盗聴器をしかける輩がいたかもしれないが、その心配も必要ないだろう。
数日間だけなら社長の家にアイを住まわせても問題ないだろう。社長ならアイに変な色目で見る事はないし金も節約出来る。
「今から社長のところへ向かおう。」
「へっ?社長って佐藤社長!?」
「あぁ、ちょっと用事もあるしな。行くぞ。」
「あは〜、久々って感じないけど、10年振りくらいなんだよね?どんな感じに老けたんだろうね〜んふふっ」
こいつえらい楽しんでるな。
「タクシー捕まえて行くぞ。」
こうして俺たちは10数年振りの社長と再開することになる。
最近アニメ観てる?皆何観てる?
オーバーテイクみてる?ぜひ観てね。