推しの子-芸能のルルーシュ-   作:我来也

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やばいってー、もう2期始まるじゃん。




26話

「おぉ、来たな。ルルーs「あー!待ってたよ!ささ、早く入って入って!」

 

 社長が今住んでる所にやって来た俺は社長に出迎えられたが、速攻でアイに邪魔され俺はアイに手を引かれ、そのまま社長宅にお邪魔することになる。

 

居間に入り俺たちが座り社長が口を開く

 

「それで用件は何だ?」

 

 社長はルルーシュがなんの意味もなくここに来るとは思ってなく、ましては雑談を好むような奴ではないと理解してるため開口一番目的を聞いた。

 

「あぁ、まぁ大した用件という用件はないがアイと一緒に不動産屋にでもそろそろ行こうと思ってな。いつまでも男女の大人が一緒の部屋に居続ける訳にはいかんからな。」

 

「あぁー、ちょっと前に言ってたな。で、どの辺りに住む予定なんだ?」

 

「さぁな、色々考えて決めても結局コイツ(アイ)に振り回されてしまうのがオチなような気がしてな。」

 

「えー?ソンナコトナイトオモウケドナー。あ、でもまたアクアたちと一緒に暮らす事を考えるとどうしたら良いのかな?私がアクアたちの家に住む事になるのかなー?」

 

「そこに関してはこれから次第で変わるんじゃないか?」

 

 そう、これから次第。俺も昔生徒会の皆にまた花火を打ち上げて皆で観ようと言っていた。けど俺たちの意思に関係なく世の中は絶えず変化していく。自分や自分の周りの人間関係も変化していき何かに向かって進んでいく。結局俺は皆にまた嘘をついて花火の約束を守る事は出来なかった。

 

「───まぁそんな事よりさっさと行くぞ。あ、社長。1つ聞きたい事があるんですが良いですか?」

 

「お、なんだ?」

 

「ここ数年で事故か何かで亡くなった女性芸能人がいたが、そいつらの事を良く知る人はいるか?」

 

 どのみち姫川に同じ事を聞く予定である為この質問自体あまり意味のないことかもしれない。が、一応念の為。聞いておいて損はない。

 

「あぁそういやあったが、亡くなった女性芸能人のことは知らないな。流石に()()()()の芸能人の情報は同じ事務所くらいの人じゃなきゃわかんねぇよ。」

 

「駆け出し…?」

 

「おぅ。亡くなった女性芸能人の殆どがそうだぜ。」

 

 これくらいの情報は家に帰ってインターネットで調べるなり姫川に聞いたりすればすぐ得られただろう情報だが、同じ芸能界で働いていた社長ですらほぼ知らなかった駆け出しの女性芸能人がどれもなんらかの事件に遭遇し亡くなったという情報は大きい。

 だが何故まだ名も売れてない駆け出しの人物を殺した…?黒川を追い詰めた事件とこの事件は関係があるのだろうか?いいや、関係あるないに限らずこの事件はさっさと解決した方がいいに決まってる。

 ひとまずアイの物件探しだ。それを決めるためにアイを連れて家を出る。

 

 

 

 

──── ────

 

 

 

 

 

 

 さて、アイの住む場所はどこがいいだろうか。1つは今まで住んでた場所辺りに住むか。人口もそこそこ多くアパートやマンションの入退居者なんか当たり前で周りもそんなに気にしなさそうだ。近くにお店もあるし生活していくには申し分ない。だが、アクアやルビーなど彼女を知る人に見られる可能性もある。彼女を殺害しようとした黒幕もまだ健在だ。

 2つ目は、思いっきり遠くの場所に住むかだ。聞けば彼女は出産の際に九州の宮崎にまで行き入院、出産をしていたらしい。田舎なら有名人がお忍びで来ても、田舎にわざわざ来るわけがないという先入観もあるし、彼女を知る若い世代は余り田舎にいない。ただし買い物が大変だ。九州は自動車社会だと言われてる。まぁそこはスーパーの近くに住めば解決されるが…

 

「さてアイ、住むところを決めるわけだが…この辺りか以前少し滞在してた宮崎とか色々あるだろうが候補地はあるか?」

「うーん…私はどっちでも良いかなー?結局はルルがあれこれ言って決めそうだし。ルルはさ、どう思う?」

「そうだな…ある人から言われた事があってな、大切な存在は1番遠いところに置いておくそうだ。」

 

 それはC.C.に言われた事。あの時はその言葉の意味が分からなかった。だが皇帝()シャルルたちと対峙した時にその言葉の意味が理解した。それを否定していたが、結局自分も自分にとって大切なものは遠くに置いた。ナナリーやシャーリーを始めとした生徒会のみんな。

 

「ふぅーん…でも残された人はそんな事情なんて分からないよね。お母さんは私のことどう思ってたのかな

「…ん?アイ?」

「ううん、何でもない。」

「でも安心しろ、その為の俺だ。何かあっても俺の責任だ。アイやあの子たちのせいではない。それでも心配なら偶にあの子たちの姿を見に行ったらいい。無論俺か社長同伴のもとでだが。」

 

 咲世子さんの変装技術があれば適当に俺の仕事仲間とか言ってあの子たちの近くにずっといさせてやれるのだが…

 

「ふぅーん、ならアクアたちの近くに住みたいなー!」

「了解。」

 

 

 その後、不動産屋に向かってるのだが1人暮らしをするのなら1R(ワンルーム)で十分だと思っていたが、アイは1LDKがいいと駄々をこねてきた。

 

「大体アイ1人で暮らすのに1LDKじゃなくても良いだろ?」

「何でよ?ルルが泊まりに来るかもしれないじゃない?」

「そんな事は起きない!精々料理を作りに行くくらいだ。大体、俺が泊まりに行くのと部屋の大きさ関係ないだろ。」

「関係あるわよ!ちゃんと個室の部屋があるのって新婚生活っぽくて楽しいじゃない!1Rはずっと1人暮らししなきゃいけない感じで嫌なのよ。」

「チッ…はぁ、分かった。それでいこう。」

 

 こういう事もありながら無事契約は成立した。

 

「アイ、君に聞きたい事があるんだが“真田”と呼ばれるリアリティ番組の監督さんの事知ってるか?」

「え?さなだ…?そんな人いたっけ?」

 

 あぁ、そういやコイツ人の名前を覚えるの苦手だったな。いまだに社長の事を“斉藤”じゃなく“佐藤”と言ってる時点で気付くべきだった。

 

「その“さなぎ”さんがどうかしたの?」

「いや、今とある事件?事故について調べていてね、3年前恋愛リアリティ番組に出演してた人が亡くなったらしいんだが、その時の監督の名前が“真田”と呼ばれる人だ。“さなぎ”じゃない。」

「へぇー…」

 

 今更思い出したが、五反田監督に真田やディレクターの三瓶について色々知ってるんじゃないだろうか。あとで連絡をしよう。

 

 この後はアイの家の家具を買い適当に料理を作り帰ろうとしたが、アイが今日だけは泊まって欲しいと訳の分からん事を言ってきたが、最近まともに寝れてないのもありアイの要求を受け入れアイの家で寝る事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 翌朝、俺はごちゃごちゃ言われる前に朝ごはんを作り一言手紙を書き置きしアイの家を出る。手紙の内容はシンプルで「仕事に行ってくる」とだけ。

 

 実は、あれから黒川から連絡がありこれから黒川と一緒に姫川大輝と会う。

 

「姫川先輩おつかれ様です。紹介します、この方はアッシュフォード探偵事務所のルルーシュ・ランペルージさんです。───そしてこちらは私の所属してる劇団ララライの先輩の姫川大輝です。」

「初めまして、ルルーシュ・ランペルージです。」

「ども、姫川です。よろしく。」

 

 黒川がブリッジに立ちお互いを紹介しその後握手を交わす。なんというか何処となく最近のアクアの雰囲気に似てる。無表情で気怠くその上テンションが低い感じ。

 かつていた世界にこういうタイプの人と関わり会う事はなかった。いや、そういう人がいたとしてもきっと会長が無理やりにでも矯正してただろう。ガッツの魔法やらテンションが上がる魔法とかなんとか言ったりして。

 

「では黒川、姫川さん早速場所を移しましょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「あの、この家は…?」

「あぁ、この家は1年前に俺が借りてる部屋だ。もう返す予定だけど」

「だから何もないのか」

 

 某所にある大学生とかが借りるような普通の1LDKの部屋。部屋の中はほとんどが何もなくかろうじてテーブルとイスが残ってるくらい。

 この部屋を借りてたのは俺がアクアとルビー達から離れてる時にほんの少し使用してた部屋だ。主にアイの意識を取り戻す際にどこの遺跡にギアスに関する門があるかを調べてる時にだ。

 

「早速だが、この写真の女の子の事を知ってるか?」

 

 俺は女の子が写ってる写真を幾つかテーブルに置き彼に見せる。どの写真も事件の被害者だ。

 

「名前は左から◯◯◯◯、⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎、××××との事らしい。」

「どちらもまだ駆け出しの芸能人だったらしいけど、先輩なら知ってるかなって、どんな人だったとか、交友関係とか。」

「⬜︎⬜︎と××は知らないが、◯◯は知ってる。といっても1回しか会って話してないが…」

「本当か!?」

 

 たった一回の出会い、だが一期一会とも言う。

 亡くなった芸能人とその所属してる芸能事務所、もっというならそのマネージャーにでも話を聞けば色々聞けるだろうが、まだそこまで深い関係を築けてないはず。ならマネージャーより同じ芸能人の仲間や友達にでも聞いた方が亡くなった彼女らの内側の事が知れる。

 

「あぁ、といっても真面目に演技の事について聞いてきた事がほとんどだったかな?」

「そうか。」

 

 …チッ、マネージャーにでも話せる内容じゃないか。やはり初対面じゃそこまで深い話はしたりしないか…?

 

「あ、そういえば◯◯は事務所の社長から呼び出しがあったとか。なんでも()()()()があるって…大きな役が貰ったのか分からないけど。」

 

 なるほど、それで真面目に演技の事を…。そしてそれが陽の目そ浴びる事なく亡くなった。

 

「ありがとう、知りたい事が知れた。」

 

 出来れば⬜︎⬜︎と××の交友関係のある奴がいれば良いんだが。

 

「良かったらでいい。残りの子たちの交友関係のある人がいたら教えてくれ。あ、それと“真田”と呼ばれる「恋、しよ」の監督と「今ガチ」のディレクターの“三瓶”の連絡先知ってるか?」

「あぁ、知ってるが。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 慎重に、だが大胆に攻めなくてはいけない時もある。真田と三瓶が仕事してる現場に俺も向かい、ギアスでもかけて情報を得た方が良いか…?いや考えなしに使ってしまえば、ヴィレッタや扇、シュナイゼルが不信感を抱いた事と同じになる。それだと、またアイだけじゃなく、アクアたちの元を離れなければならなくなる。まだギアスは使わず使う相手を慎重に選ばなければ。

 

 「今ガチ」の撮影がない間でも彼らの仕事はある。「今ガチ」でなくても他の現場に行き撮影をしている。

 俺は某所の撮影現場に向かってる。その現場にディレクターの三瓶がいる。基本的に監督とディレクターが一緒にいることはない。それに1番の目的は黒川をあんな風に追い詰める演出をしたディレクターの復讐と真意を知ること。

 

 

 現場に向かうと今は休憩中なのだろうか、撮影中でもなくスタッフはタバコを吸ってたりしてゆっくり寛いでいる。この様子だとディレクターの三瓶もどこかで身体を休めてるのだろう。

 

「すみません、苺プロのプロデューサーのルルーシュ・ランペルージと申します。三瓶さんに御用があるのですが、三瓶さんは今どちらに?」

「三瓶さん?三瓶さんは…あっちにいるんじゃないかな?」

 

 スタッフに指を刺された場所はとある一室のようだ。他のスタッフが休憩用に利用してる部屋と違う別室のようだ。おそらく上の立場の人たちが休憩兼撮影の方針や相談をするような場所なのだろう。

 ならば他のスタッフが高頻度に出入りをすることはないだろう。このスタッフにギアスをかけて部屋の前に立たせて誰も入れさせないようにする必要もあまりなさそうだ。

 

 俺は教えてくれてスタッフに礼を言い、黒川を追い込ませるような演出をしただけでなく過去の番組で死者も出した番組ディレクターの「三瓶」がいるだろう部屋にノックをし中へ入る。

 

 

 

 

「お疲れ様です。苺プロのプロデューサーのルルーシュ・ランペルージです。“今ガチ”でアクアがお世話になってます。」

「おぉ、おつかれ様です。えと今日はどうしたんです?」

 

 黒髪短髪に帽子を被り年齢は20代半ばか後半だろうか?落ち着いた様子でこちらを向いて応える。見た感じそこまで悪い見た目をしてる訳じゃない。落ち着いたロロのような見た目だ。

 こんなやつが色々な事件に関わってるとは到底思えない。しかしそれでも聞かなければ…

 

「少しお聞きしたい事がありまして…」




アニメ1期の段階でアイを世間に登場させる予定なのですが、
2期以降のとある場面でも良さそうだなって思ってきた。(かなのピンチ場面)

どっちがいいかなぁ…
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