その人物は本来なら、その世界で生活する者だった。
だが、色々と偶然が重なり、そことは違う世界へ飛ばされた。
そして、今、その人物は元の世界に戻ってきてた……
「ふぅ……これで、この辺りのヒュージは倒し終わったか……さてと「待ってください!」
その人物が
その少女達はヒュージを倒せる力を持つ者通称リリィと呼ばれていた。
リリィは様々な地域にあるリリィ育成機関であるガーデンに所属しており彼女達は鎌倉府にあるガーデン
百合ヶ丘女学院に所属していた。
彼女達は学院近辺の偵察を行っていた時にヒュージの反応が発生したのでその場に行くとヒュージ達は討伐されており、そこにはその人物が立っていた。
彼女達は数人の幼稚舎からの付き合いで構成されている通称
その中の1人緑色の髪の少女
「あの、ここにヒュージが出現してた筈ですが、まさかアナタが討伐したのですか?」
「あぁ、倒さないとこっちが命を落としてるからな」
「そうですか……あの見た所何も持ってないみたいですけど、どうやってヒュージを倒したんですか?」
「そんなの
青年が右拳を握って壱の前に出すとキョトンとした表情になった。
「えっと……あの……本当……なんですか?」
「信じられないかもしれないけど本当なんだから、そうとしか言えないんだ」
「そうですか……あの良かったら、私達と一緒に学院に来て欲しいんですけど……」
「うーん、俺は構わないんだけど……男の俺が言っても大丈夫なのか?」
青年の言葉を聞いた壱は他のメンバーの所に戻って相談をした。
「ねぇ、あの人を連れていっても大丈夫かしら?」
「私は構わないと思いますけど……」
「私達から連絡をしたら大丈夫だと思います……」
「そうね……それじゃ……」
相談を終えた壱は青年の所に戻った。
「はい、私達と一緒に来てくれるならこちらから説明しますので大丈夫です」
「そうか、なら一緒にいかせてもらうよ」
青年は少女達と共に学院に向かった。
一方、学院の方では……
「そうですか、はい分かりました」
学院長室で学院三役の1人
「理事長代行、近辺偵察任務に出ていた伍人組の田中壱さんが男性を……保護?したの学院に連れてくるそうです」
「うむ、そうか……だが、その男性は素手でヒュージを倒したとの事だが……」
学院長代理である