アストレア家の剣劇を   作:ういおい

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第3話 英雄の証左

 

 

「怪物狩りは僕の専売特許だけれど――」

 

迷宮内――深層。

すでにLv.6へと至っている『剣聖』――ラインハルト・ヴァン・アストレアは、予想以上の敵の数に辟易としていた。

 

ただでさえ深層の怪物は強力だ。

それがラインハルトを囲むように、壁も天井も見えなくなるほど蠢いているとなると、第一級冒険者でも厳しいところがある。

 

「一対一じゃないと、流石に面倒くさいね」

 

ラインハルトは精霊をその身に宿し、纏う気配も普通の冒険者とは異なる。――故に、怪物が集まるのだ。

怪物が集まるたび地面を蹴り破って脱出するのだが、どんどん下にいってしまい、気づけば深層にいるのが常である。

本来なら腰にある一級品の龍剣レイドを使いたいのだが――階層主などでない限り、滅多に使える機会はない。蹴りや拳では怪物を倒すのは手間がかかり、身体を汚してしまうので、こう包囲されてしまうと八方塞がりということだ。

 

「一週間以上潜っていたし――そろそろ帰ろうかな」

 

これ以上は埒があかないと判断し、ラインハルトは腰にあるもう一本の剣を取り出した。

この剣には特筆すべき概説もない、初心者の冒険者が買うような安物だが、ラインハルトには対して関係がない。

ラインハルトは予備動作も特になく、凄まじい速度で光を放つ剣を振る。

けたたましい音が閃光とともに轟いた。

Lv.5の時よりも遥かに成熟した剣撃。威力も速度も桁違いだ。

この攻撃ならばきっと、『頂天』にすら届くとラインハルトは考えている。

 

「……よし。取り敢えず方がついたかな。確か今は【ロキ・ファミリア】が遠征中だった気がするけど……道が噴火口みたいに窪んじゃったね。まあ、自然に戻るのを期待しよう」

 

人任せではなく迷宮任せにし、ラインハルトは【ロキ・ファミリア】を心の中で応援する。

 

天井には穴がある。

当然、ラインハルトが開いたものだ。そこから上へと目指していくという作戦である。

 

現在の階層は自らのスキルで理解している。

スキルというより――加護。

ラインハルトは世にも珍しいスキルにより、不正と判断してしまえるほど強力な力を持っている。

 

 

【天意加護】

・好きな加護を得る。

 

 

これだけの文章だが、スキルや魔法に匹敵する、ラインハルトだけが持つ――『加護』をいつでも取得することができるという神も羨むスキルである。

 

ラインハルトは――目を瞑った。

周りに敵がいないことを確認し、集中する。

 

一つ、風韻がラインハルトの耳朶を打ち、赤い髪を靡かせた。

 

「――これで空が歩ける」

 

こうも簡単にスキルと同等の力を手に入れられると、他の伸び悩む冒険者も浮かばれないが、ラインハルトだから仕方がない。

 

空を歩み、上へと進んでいく。

 

順繰りのぼり、気がつくと辺りの壁が白濁色に変わっていた。

ここは37階層、白宮殿。

下層と深層とを分つ、死線である。

 

しかしここまで来ればあとは早い。

定期的にある安全階層で休みつつ行けば、すぐだろう。

アンフィス・バエナやゴライアスなどの階層主に出てこられると面倒だが――まあ、剣がなくともラインハルトなら命を落とすことはないだろう。

 

ラインハルトにとって、下層と深層にこれといった違いがあるとは思えなかった。

確かに怪物は強くなっているが、それでも一撃で倒すことが基本だ。

これはきっと――『猛者』オッタルも同じことを思っているのだろう。

実際、ラインハルトはオッタルと剣を交えたことはないのだが。

 

階層主にも接敵せず、とんとん拍子で進むと、すでに18階層――リヴィラの街に着いた。ここにはラインハルトの友人――とまではいかないが、知人のボールス・エルダーがいる。

 

「……ようやくついたね」

 

顔に疲れが滲むラインハルトだが、ここからは中層、上層と更に難易度が下がるため、自らの身体に喝を入れ、歩き出す。

基本、迷宮という暗闇の中いつ敵が襲ってくるかわからないという状況は、一人の冒険者にとっては、つらいというのが常識だ。

その不安は加護で打ち消せるものの、孤独自体は消すことができない。孤独というものは、過去を思い出してしまうから嫌いなのだと――ラインハルトは考える。

 

「――ん?ありゃあ『剣聖』か?」

 

遠くから聞き覚えのある胴間声が飛んできた。

数年前に神会で採択された二つ名を呼んだのだ、ラインハルトに向けて放った言葉で間違いない。

 

「……久しぶりだね。ボールス」

 

案の定リヴィラの主であるボールスと出会ったが、正直そこまで仲がいいわけではなく、ボールスも第一級冒険者であり、オラリオで【ロキ・ファミリア】や【フレイヤ・ファミリア】と同等の存在感を持つラインハルトと仲良くしておけば得になるという、いわば打算に従って行動しているのだろう。

ラインハルトも当然それに関して把握しているが、悪い気はしていない。むしろ好意的にすら感じている。

 

「さっきまで深層に潜っていてね。残念だけど期待のものはないよ」

 

「――ちっ。なんだよ。期待したのによぉ」

 

ラインハルトが深層で討伐した強力な怪物のおこぼれを貰おうとしたようだが、生憎ラインハルトに大きな荷物は持てない。価値が高く、持ち運びやすい深層の魔石だけを持ち帰っているのだ。

 

こんな悪態をつくボールスだが、冒険者よりも海賊といった風貌だ。

貪欲さ、狡猾さ、運の良さ、どれをとっても冒険者向きであり、リヴィラでは第一級冒険者を超える発言権を持っている。冒険者として冒険をしない、誰よりも現実を見ているが情には厚く、支持も得ているところがラインハルトには興味深い。

 

「そんじゃあな、剣聖。俺は忙しいんだ。あんたもさっさと地上に帰れ。他の奴らがびびっちまう」

 

「……そうだね。そうさせてもらうよ」

 

周りを見なくとも、自分に突き刺さる悪意の視線は嫌でもわかる。悪意の源流は嫉妬だろう。

自分より年下――ラインハルトは十九歳だ――の若人がLv.6であり、『剣聖』ともてはやされているのだ。良い気はしないのが当然だろう。

 

出る杭は打たれる――という言葉に反対するように誰かが言った言葉をラインハルトは思い出していた。

 

――出過ぎた杭は打たれないんやで!

 

まさにその言葉を体現しているラインハルトだが、自信がないところが唯一の欠点である。

自信はないが自覚はある。

 

「そういえば――【ロキ・ファミリア】とは会えなかったね。残念だ」

 

オラリオで特に仲の良い集団の【ロキ・ファミリア】が現在遠征中――というより、遠征に出発する時期がそろそろだったと考えていたのだが、この階層に来てまで遭遇していないということは、誤った情報だったのか。

 

「取り敢えず――帰ろう」

 

深層や下層を登っていた時より格段に早い。

怪物達も弱く、ラインハルトが蹴るだけで粉々になってしまう。

 

9階層で――英雄を見た。

いや、まだ英雄ではない。

弟のような友人のベル・クラネルである。

 

「あれは……ベルなのか?」

 

ベルが格上の存在であるミノタウロス――それも、何やら様子がおかしい。大剣を持っている。

すぐに助けに向かおうとするが――ミノタウロスとベルを間に挟み、ラインハルトの反対側にいる【ロキ・ファミリア】の団長フィン・ディムナと目が合い、ラインハルトは動きを止めた。

見てあげてくれ――とフィンが言ったような気がしたのだ。

 

「……今までと、動きも表情も全然違う」

 

何があったのか――気になるところではあるが、第一級冒険者が数人も控えている状況で、Lv.1のベルが一人で戦っているここ状況は、異様であった。

 

ベルの小さなナイフではミノタウロスの屈強で重厚な身体には、文字通り刃がたたない。

危機的状況に瀕する冒険者に必要なのは燃えたぎる熱い闘志ではない。

何が起きても冷静に状況を整理し、打開策を見つける判断力である。

 

今のベルにそれができるのか、そもそも冷静に戦うというのは、近い力を持っているからできるのであって、本来力の差が歴然であるはずのベルとミノタウロスでは、こうも拮抗した勝負はできないはずである。

 

そうこうしている間に、戦局は変わっていく。

ベルはミノタウロスの周りを屈みながら素早く通る。

攻撃は受け流し、ナイフで擦り傷を負わせている。

 

「……あっ」

 

ベルがラインハルトに気付いたようだった。

声をあげたのも束の間、再び表情を引き締め、ミノタウロスとの闘いを始める。

若干動きがかたくなったのは、憧れであり兄のように慕うラインハルトに気がついたからか、しかしすぐに元通りの動きに戻っていた。

 

ナイフの擦り傷はミノタウロスの動きを止められない。勝敗の決め手にすらなり得ない。

だが――撹乱はできた。

身体の周りに蚊がいるのは厄介というもの。

ミノタウロスにも余裕がなくなりつつあり、感情のまま戦いだしている。

 

冷静なベル――対を成す、ミノタウロス。

隙を見つけたのは――ベルだった。

 

ミノタウロスの猛攻の空隙を潜り、詠唱なしの魔法をぶつけ、ミノタウロスを転倒させた。

 

奥にいる【ロキ・ファミリア】の顔は紅潮し、英雄譚の一頁の如き死闘に――昂揚しているようだ。

 

「……それは、僕も同じだ」

 

ベルはミノタウロスの腕を捻り、大剣を奪った。

大剣はミノタウロスの肉体を簡単に削れる良品だということは見てとれる。

 

斬る。斬る。斬る。

ベルはひたすらミノタウロスを斬った。

能力値の関係により、斬った後には隙ができる。

それを魔法で補う。

 

両者、すでに疲弊しきっている。

 

ミノタウロスの攻撃はことごとく回避され、ベルの攻撃だけが通っていく。

しかし、勝負はまだつかない。

 

血か汗か、どちらかはわからないが、ベルの眼球に――ひた、と付着する。

それにより、ベルの注意が散漫した――刹那の間だ。

ミノタウロスは気の緩みを見逃すほど甘くはない。一瞬たりとも。

拳が、岩のように硬いミノタウロスの握拳が、ベルに迫る。

死の予兆――ラインハルトにも感じられた。

 

「――まだだ……!」

 

ベルは体験でミノタウロスの拳を防ぐ。

後方に吹き飛ばされ、砂埃が舞う。

 

【ロキ・ファミリア】は落胆の表情を浮かべた。

勝てるかと思ったのに――と、『大切断』ティオナ・ヒリュテがこぼす。

 

肩を落とす一同だが、だんだんと心配が意識の表層へと進出する。

駆け寄ろうとする『剣姫』アイズ・ヴァレンシュタインを止めたのは――先の大剣だった。

砂埃から、鋭利な切先の大剣がミノタウロスに向かって放たれたのだ。

 

「――な!」

 

アイズは驚愕する。

Lv.5の目には簡単に追えるが、まさか飛んでくるとは思わなかった――といった様子だ。

 

大剣はミノタウロスの胸を穿ち――ベルが砂埃の中から現れる。

ナイフを構え、血走った眼を大きく開き突貫する。

現時点での、最高速度。

怯んでいたミノタウロスが回復し、ベルを捉える。

胸から大剣を引き抜き、今度はミノタウロスがベルに向かって大剣を投げた。一心不乱だと、目に見えてわかる。

 

「――あぁぁぁ!ファイアボルトぉぉ!!」

 

ベルの魔法。

電撃にも勝る速さの炎が、迫り来る大剣とぶつかる。大剣は速度を殺され、炎の滓は周りへと迸る。威力を相殺したのだ。

 

火の粉は、未だ舞っている。

ベルとミノタウロスの赤い目が、焔の如き双眸が――交わる。

これが好敵手か――ミノタウロスが笑った。

 

「――――」

 

これが最後の攻防だと、ラインハルトは確信した。

敗北を喫するのはどちらか――考えずとも、わかった気がした。

 

ミノタウロスの鉄拳――鈍い。

軽々と避け、懐へと入り込む。

ベルは愛する神から賜ったナイフを――腹部に突き刺した。当然、それだけでは何も起こらない。

故に――、

 

「――ファイアボルト!」

 

これしかない――ベルは本能で見つけた。

最良の選択。

最速の魔法。

最高の好敵手。

 

「ファイアボルトォッ――――!!」

 

ナイフを伝い、魔法が流れる。

今までにつけた擦り傷から、炎が吹き出す。

血潮と交わり、赤黒い炎炎が全身から噴き出る。

 

「……『アルゴノゥト』」

 

誰かがつぶやいた。

喜劇を望んだ道化の英雄。

憧憬に臨んだ初心な少年。

 

「ファイア――」

 

最後の魔法だ。

精神力も底を尽きて――残りは執念だ。限界など、とうに超えている。

掠れた声、ラインハルトだから聞き取れたのだ――迷宮に飲み込まれてしまうほど、薄れている。

 

――勝て、ベル。

 

胸中で、ベルの背中を押した――、

 

「――ボルト」

 

赤い炎はミノタウロスの体内で膨張し――破裂した。不快な音が、響いた。

下半身が残るミノタウロス、立ちながら気絶するベル。

 

「……よく頑張ったね。ベル」

 

最後の英雄とは、彼のことだ。

ベルの祖父が言っていたことは眉唾物ではなかった。

彼は英雄足り得る。

ラインハルトは確信した。頬も、緩んだ。

 

 

***

 

 

「――能力値、オールS……」

 

限界突破という前代未聞のステイタス。

伸び悩むアイズは、自然と言葉を漏らしていた。

異常なステイタスの根源を知るため、服により見えなくなっている『スキル』のスロットに手を伸ばす――

 

「――人の個人情報を勝手に覗くというのは、君たちの道理に沿った行動かな?」

 

ラインハルトの非難はアイズを踏みとどまらせた。

 

「……ごめん」

 

「……大丈夫だよ。君が気になるのもわかるさ」

 

笑って慰めると、ラインハルトは他の【ロキ・ファミリア】の面々に目を向ける。

友人であり団長のフィンは目が合い、微笑んだ。

 

「それにしても凄かったね。彼――クラネル君は」

 

「この子は強いんですよ。――ベート」

 

唐突に呼びかけられた『凶狼』ベート・ローガはバツが悪そうに顔を背けた。

 

「……ちっ。悪かったよ」

 

小声で謝罪をした。

酒屋の一件――ベートがベルを笑い種にした件を謝っている。あれ自体はもう済んだことだが、後悔が残っているのだろう。

 

「ベート……話してみれば、意外と良い人なんだけれど」

 

「素直になれないのも、行きすぎると悲惨だな」

 

副団長『九魔姫』リヴェリア・リヨス・アールヴが美しい声で馬鹿にした。

彼女はエルフの王族。

ラインハルトは貴族。

何かと話が合い、良い関係を築けている。

 

「それは言い過ぎな気もしますが……フィンさん、ベルは僕が持ち帰るので安心してください。遠征の成功を祈ります」

 

「ああ、ありがとうラインハルト。いつかは君にも手を借りたいけど、そうすると団員たちが萎縮しちゃうからね」

 

「良い機会があれば、よろしくお願いします」

 

「そうだね。よろしく頼むよ」

 

こうして【ロキ・ファミリア】一向と別れることになった。

ティオナとも仲は良いが、今はしょんぼりと項垂れているアイズに気にせずベルの凄さを語っているようだった。

ラインハルトはベルとサポーターのリリルカ・アーデを担ぎ、再び上へと進み始めた。

 

「それにしても――面白いスキルだね」

 

【憧憬一途】

・早熟する。

・懸想が続く限り効果持続。

・懸想の丈により効果向上。

 

このスキルはベルの主神――はヘスティアから聞いていた。ただ、ラインハルトの加護――『審判の加護』により、しっかりと裏付けは取れている。

審判の加護は対象者のステイタスを暴くという優れもので、これがあれば冒険者同士の戦いでをどんでん返しがなくなり、相手の使う手札が全てわかるため闘いがつまらなくなる。

怪物には効かないこともわかっている。

ラインハルトゆえ、もちろん節度を守って使ったいる。

 

そろそろ地上か――と安心していると、全身が総毛立った。

岩場の陰から『猛者』が出てきたのだ。

 

「貴方は――『猛者』オッタル。僕になんのようかな」

 

厳のような体躯。

こんな身体に、猪のように突進されればどうなるだろう。

 

「要があるのは貴様だが、要件は剣聖――貴様ではない」

 

「もしかして――ベルのことかな?」

 

オッタルは口を開かない。

寡黙なオッタルだが、何も喋らないと銅像に見える。

 

「ベル・クラネルに伝えておけ。あの方の寵愛に応えよ、とな」

 

「またそれか――目的はわかっているけど、ベルの身に何かが起きたら。僕はレイドを抜くよ」

 

龍剣レイドの刀身が光った。

オッタルを前にしているからだろう。

彼を強者として、この龍剣は認めているのだ。

 

「ふん。我が主神は貴様への興味をすでに失っている。貴様を叩き潰すのは、この俺だ」

 

「オラリオで一番の貴方に言われるのは光栄だよ。それでもね、この剣を抜いてしまったら僕は誰にも負けられないんだ。たとえ相手が――黒龍であっても」

 

オッタルとラインハルト――猛者と剣聖が睨み合う。

上層においてあってはならない状況だ。

Lv.2でも気絶してしまうだろう。

 

「貴様に聞かねばならぬことがある。神アストレアはオラリオにいないはずだ――どうやって昇格した?」

 

「それは――秘密。貴方が僕に勝ったら教えるよ」

 

答える気がないラインハルトを最後に強く睨み、そのまま去っていった。

言いたいことも、聞きたいことも、一通り済んだようだ。あとはバベルにいる神フレイヤに報告するだけだろう。

 

『成長の加護』

この加護は成長を促進するというだけ――それでも途轍もない――だが、神の恩恵を背中に刻んだラインハルトはそれを神の如き加護へと昇華させた。

本来、冒険者には経験値を貯め、神が成長させるという順序だ。

しかしラインハルトのこの加護は、神が手を加えなくとも、自分の恩恵を昇格させられるという――正に神業。つまり不正同然の秘法なのだ。

アストレアがいなくてもLv.6になれた理由がこれだ。

 

「天から頂いたものだから、使わない手はないよ」

 

と一人呟き、

 

「オッタルとは――多分、戦うことになるだろうね」

 

龍剣レイドの光沢を思い出しつつ――担いでいる二人の出血に焦りながら地上に帰還した。

 

 

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