如月「何だ?何だ?今の音は?」
如月弦太郎は走っていた。ここは天ノ川学園。彼の母校にして教師如月弦太郎の仕事場である
何故、彼が走っているか?それは彼が当直で学園に泊まり込んでいると理事長室から眩い光がそれこそ星のような光が生まれたからだ
如月「何で…アンタがここに?」理事長室に着き彼が見たのは懐かしい友達の姿
我望「久し振りだね…如月弦太郎」
そこにいたの懐かしそうな表情で拳を突き出す天ノ川学園の元理事長我望 光明。
なぜ消えたはずの彼が今ここにいるのか何故、あれから数年立ったのにあの頃と変わらないのか状況を理解できていないが気持ちには答えないと行けない彼も拳を突きだし友情のシルシをやろうとする
だが腕はすり抜ける。我望がいないと理解するがそれでも彼は友情のシルシを続けた
我望「ハハハ、もう気付いていると思うが、私は我望光明が残したメッセージだ。君に伝えたなければ行けないことがあり、伝えるべき時が来れば読まれるようになっていた」
もしかすると弦太郎の行動でメッセージの内容が変わるようになっていたのかもしれない。
イタズラが成功したとばかりに笑う我望は如月が友情のシルシを行うと満足そうに微笑んだ。
如月「メッセージ?アンタが伝えたい事てのは何だ?」
我望「過去の私はプレゼンターに会うことだけが全てでプレゼンターの元へと行けさえすれば全てがどうなろうと関係ないと思っていた…だから、私は近い将来起きるであろう世界の危機を知りながら無視をしていた」
淡々と呟いていく我望に如月は何も言わず一言も言葉を逃さないようにと我望の声を聞いていた
我望「ハッキリ言おう。世界の危機と言っても君には関係の無い事だ。だが、君は知らなかった事を後悔してしまうだろう…だが、私に友情を思い出させてくれた友人に後悔をさせたくない。だからこそ、伝えたい…聞いてくれるか?」
静かに我望は真っ直ぐに如月の瞳を見つめる。如月もその視線を真っ向から受け止める
我望「俺に関係の無い事だとしても…俺達宇宙仮面ライダー部は宇宙の平和を守りプレゼンターに会いに行くんだ。
そんなのは関係ない」
我望「では、伝えよう。今まで正義の味方に倒されていた者達が彼らへ復讐をするため力を合わせた。狙いはこの世界では無く別の異世界。そして、その世界には他の異世界から人間が入ってこれないようなバリアのような物が張られている」
我望「そんなのは関係ねぇ!異世界だろうが俺達仮面ライダー部は…あぁ!」
ここで彼は思い出した。彼はフォーゼへとなれないのだ。一人の生徒を救うため彼は力を手放してしまったのだ
我望「君の事だ。異世界だろうが関係ないと助けに行くだろう…だが、その世界には行けない…そして、君の事だ。もしかすると、力を誰かのために手放しているかもしれない…だから…」
そう呟くと我望は自身が座っていた机の上を指差す。そこには如月にとっては長いこと苦楽を共にした友がいた
如月「フォーゼドライバー!何でここに?」
我望「それは私が以前真似をして作成したものだ…本物と機能は変わらない。スイッチはまだ殆ど完成してないがそれを君に…そして、それを狙われた世界の君が力を託したいと思える人に託したまえ」
それだけ言うと我望は消えてしまい。残ったのはフォーゼドライバーとスイッチケース、そして如月だけだった
如月「理事長…ありがとうございました…」
自分の体が朽ちていく間も希望を残してくれた我望へと目から青春の汗を流しながら如月は感謝し静かに頭を下げた
こうして幕が開いた。
正義のヒーローと科学と魔術が交わる物語の幕が…