とある英雄の変身道具   作:幻想大好きっ子

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相変わらず短く話が進まない。
そして、少し編集しました



六話 宇・宙・来・訪

職員室

 

最上笑太郎は不幸な人間である。

爆発で吹き飛ばされた。全身が痛む。不幸である

 

この爆発で補習は延びるだろう。夏を満喫できない。不幸である。

 

爆発の原因と思われるコウモリの化物が近くにいる。これから殺されるだろう。不幸である。

 

だが、何よりも不幸なのは…

 

最上「な…何で…」

彼の目の前に小萌がいた事だろう?

 

小萌「も…最上ちゃんは…先生の…たいせ…つな…生徒なので…すよ」

最上を爆発から庇ったのだろう…爆発の時に飛んできた机の破片が小萌のお腹には突き刺さっていて肌も所々焼け焦げていた

 

最上「何で?まだ会ったばかりなのに?」

目の前には自分を庇ってくれた恩人。それを救うことが出来ずに死に近づく事を見ているだけ…最高に不幸であろう…

 

小萌「じか…んは関係ないのですよ…大切なのはかわ…りません…だから…」

小萌の口からはそれ以上音が出ることは無く。最後の命を振り絞りコウモリの怪人の足元へと飛び付く。大切な生徒を守るため。

 

最上「あぁ…ひぁ…」

最上は小萌の『逃げるのですよ』との声が確かに聞こえ走り出す。ただ小萌の願い通り逃げていく。

 

歌『しゃ…しゃう…』

しばらくして歌が聞こえた気がするが、そんなのは関係ないと走り続けた

 

ーーー

上条サイド

上条当麻が蜘蛛の怪人に立ち向かってからあれから数分が立った。正直上条は良くやった。化物から怪我人を守り続けた。その数も残りは二人。

 

グムン「おい、人間お前は凄いやつだ。名前を聞いておいてやるよ」

化物が心の底からの賛辞を送る。上条はこの化物から怪我人や土御門達には指ひとつ触れさせていない。普通では考えられない偉業だ。だが、しかし…

 

上条「次に…会った時にでも教えてやるよ!」

その偉業の代償として上条の体は消しきれ無かった刃により傷付き赤く染まっていた。

 

グムン「そうか…まぁ良い。ゲーム終了だ。」

蜘蛛の化物はそう言うと空気を圧縮しプラズマを作り出しゴミ箱にゴミを投げ捨てるように上条へと放り投げた

 

土御門「上ヤン…俺達を見捨てて逃げろ…逃げてくれ」

土御門の仕事の時のマジな口調で呟いているが、そんなのは聞けるはずが無い。お前らを見捨てるなんて俺には出来ない。

青ピー「上ヤン自分の事だけを考えてや!」

青ピーの言葉に上条はお前こそ俺の事を考えずそうしろよと言いたいが口が動かない

 

上条『これはどうしょうも無いな…』

近づいてくるプラズマは偉いのんびりとこちらに来る。土御門も青ピーもあの化物も偉く動きがのんびりとして見える。死ぬ瞬間というものは全てがゆっくりと見えるという。

 

上条『あっ…俺死ぬんだな…だけどよ…やらないといけないことあるよな』

腕が重い。俺の動きもゆっくりだ。それでも俺は右手をプラズマに突き出す。これでいい。俺はプラズマの熱で死ぬだろうが他の奴は助かる。

 

上条『こんなところで死ぬなんて不幸だ…』

それでもこう思ったのは仕方ないよな。我ながら少し情けないと思う。俺はゆっくりと瞼を閉じてその瞬間を待つ。だが、いつまで立ってもその瞬間は来なかった。不思議に思い俺は両目を開いた。

 

上条「何だよ?ここは…俺死んだのか?」

目を開けると別の場所にいた。この事実だけ見ると今までのは夢だったのか、もしくはここが天国と言うことになるが、痛みが何故かマシになっているが全身に付いた体の傷が夢では無いことを示す

 

上条「つかむぜ宇宙…宇宙仮面ライダー部?」

そして、天国にしてはオカシイ。見たところどう見てもここは部室のようで、ボロボロなのを補修したオカシナマークの入ったオカシナ旗が壁に飾られている。ここが天国なら幻想をぶち壊された気分だ。

 

如月「その通りここは宇宙仮面ライダー部部室だ」

目の前に現れたのはスーツを着込んだリーゼント。全身から俺青春してるぜと、暑苦しいオーラを纏っている。

 

上条「とりあえずアンタは誰で?あの化物は何なんだ?後、速く俺を戻してくれ!友達が危ないんだ…頼む」

 

如月「色々言われても困るんだがよ…焦らず一つ一つ片付けていくか!まずは俺の事からだ…俺は異世界の奴ともダチになる男!如月玄太郎だ!」

自分の胸を叩いてドドンと名乗る男。

 

上条「俺は上条当麻です…」

如月の暑苦しさに少し押されぎみになりながらも上条も名乗る

 

如月「あぁ、知ってる。俺はお前に頼み事があって見てたからな!だけどよ、見てる内に気に入ったぜ!だから友達になってくれ!」

差し出された掌上条はそれを見つめると自分も手を差し出し

上条「俺も何となくアンタの…如月さんの事は気に入りました…まぁ、こんな事してる暇は無いんですけど…」

本当なら今すぐにでも帰りたいが強く如月の手を握りしめ

 

如月「怪物の事とかは後で俺のダチが説明する。まずは戻ってやれ!そして自分のダチを守るんだ!」

拳と拳を数度合わせる。その度に上条の体は光り出し、最後の拳が合わさると上条の腰にはベルトが着いていてその姿が消えた。

 

如月「そっちの世界は頼んだぜ!当麻…いや、仮面ライダーフォーゼ!」

消えた上条に手をメガホンのように合わせて大声で叫ぶ如月




上条、如月「宇宙来たぁ」

美琴「宇宙来たとか、暑苦しくポージングなんてしなくて良いから…まずは前回の予告に嘘が合ったことをお詫びしないと…」

如月「前回の予告…あぁ前回の予告で次回の予告が青・春・爆・発だったと予告したことか?」

美琴「いや、その通りなんだけど、予告が違うわよ!ビリビリ」

上条「はいはい、ビリビリしない。えっと、たしか
欲望とベルトと反撃のアイズだったけ?」

美琴「そうよ!でも頭を撫でながら言う//」

上条「いや、こうしてないとお前ビリビリするだろう?それじゃ本当の次回予告…」

如月「英・雄・爆・来に青春スイッチオン!」

上条、美琴「台詞取られた…不幸だぁ(よぉ)orz」
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