【カオ転三次】終末を約束された世界で心のままに生きていく 作:緋咲虚徹
そろそろ六月も終わりに差し掛かろうかという頃、日課であるタルタロスの探索に巌戸台支部での業務、蓬莱島全体の調整など、日々のルーチンワークを熟していた所、蓬莱島外部解放区画を取りまとめる政務ギルドの
「ふむ……、外部解放区画の町としての名称、ですか」
言われてみれば、何時までも外部解放区画と言い続けるのもどうかと言う話。
現在は土地の拡張も進んで、外部解放区画の範囲だけでも10㎞2程に達し、解放していない部分を合わせれば、帝都の千代田区を超えるぐらいには広くなっている。
それに、区画内で更に行政区や住宅区などに分ける必要が有る程度には、町としての体裁も整ってきている訳で、何なら農業や牧畜をメインで学ぶ場所としての村落も作られているのが現状。
そんな訳で、
「一から町を作ってきた島民に付けて貰うでも良いんですが、蓬莱島の顔となる都市になる訳ですし、私が付けるのが筋と言われれば否定要素は無いんですが……ふむ、
名前の由来は、日本書紀に登場する常世の国にあるとされる不老不死の仙果――
非時には〝時を選ばず〟や〝いつでも〟などの意味がありますし、常に学びの機会を与え、仙人となって不老不死に至る可能性もある場所の名前として、丁度良いかも? と思うところ。
と言う事で、これから蓬莱島外部解放区画は、蓬莱島非時市と呼称することになり、各町や村落は島民で名称を決めて、区画割をして貰うことにする。
「区画を解放してから九ヶ月、当初の予定だともっと掛かるかと思ってましたが……まあ半終末になった後からですし、危機感も合わせれば急ピッチで進みますか。移住者や一時滞在者も増えましたし、終末前には一区切り出来そうですかね」
学徒証を得た住人は、そろそろ万の大台に乗りそうなところまで来ているし、人が増えればその分作業も進む訳で、霊能をフル活用しての建築は急速に町の形を作り上げている。
一次産業二次産業共に、専任して学ぶ者達のおかげで島民だけでの自給自足の目処は立っているし、素材迷宮で各種資源を採取してくる一次産業も上手く回っている様子。
今後人数が更に増えて、十万や百万の桁に乗ればまた変わってくる部分も有るだろうけど、そう言った試行錯誤も含めて、都市作りは概ね目標通りと言うところ。
上がってくる情報の確認も終わり、取り急ぎで行う必要の有る作業も無いと言う事で、今日も今日とて趣味の時間。
さて何を研究し作ろうかと、現在進めて居る各研究の状況を見直していた所、他の木分身から共有される情報の中から、一つの思い付きが閃く。
「いくつか銃器は作ってますが、狙撃銃はまだでしたね……」
ふと脳裏に閃いたのは、今世でもガイアグループ――と言うか一部の黒札によって製作された、EDFな作品に登場する架空の武器であり、突出した火力を持つ〝ライサンダー〟と言う名称の狙撃銃。
まあタルタロスに湧くシャドウの数が、EDFに例えられる事からも連想した様な物だけど……。
ともあれこの狙撃銃、ゲームの設定では試作型の段階でも弾速が秒速2.7㎞で、正式採用だと秒速3.6㎞にもなっており、作中の敵存在である
ゲーム上の設定と言ってしまえばその通りだけど、そんなモンスターライフルと専用の銃弾ってのを研究してみるのも面白いのでは? と思い付いた話。
「ただまあ現状の物理学上だと、化学装薬の限界がおよそ秒速1.8㎞辺りのはずですし、霊的素材を使用する事を踏まえても、別のアプローチが必要になるでしょうね……」
ちなみに、化学装薬での限界に近い速度の弾丸は、戦車砲で使われる様な徹甲弾の物。
いくら狙撃銃とは言え、どう考えても単純な物理科学では試作型の秒速2.7㎞すら無理なため、霊子工学や術式に概念付与なども使っての作成を目指す訳だけど、そうなるとネタ再現で考えれば、目標は最終形の秒速6.7㎞以上になる〝ライサンダーZ〟だろうか。
後、ゲームだから仕方のない話だけど、狙撃銃の数発で巨大な円盤を叩き落とせる程の破壊力も、どう再現するか悩ましい所か。
「まあ銃弾の方は霊子刻印弾頭*1をベースにすれば何とかなるとして、銃身などに使う素材と
銃弾の威力については、霊子刻印弾頭――マニ車式反復詠唱術式を刻んだ特殊弾を使えば、貫通力の向上も属性弾にしての威力増強も可能になるし、有効射程距離の向上も見込める。
だが、それらは弾頭が回転し始めてからの話で、発射薬が炸裂して初速を得る段階に関しては、新しく設計が必要になる。
特に単純な燃焼速度や爆圧などで、目標の初速を得るのは難しいと言うか、エネルギーのロスを考えるとまず無理だろうと思う。
戦車砲レベルの砲弾と頑強な発射機構があっても、秒速2㎞を超えるのが無理な以上、メインに考えるべきなのはエネルギーロスを減らした発射機構の構築になる訳で……。
「ふむ……薬莢と薬室内に拡散する爆圧を、弾丸の加速に回す様な術式でも考えますかね」
元ネタの再現として考えると、出来る限り物理的な構造での初速向上を目指すべきなのだろうけど、物理的に無理な物は無理と言う事で、さっさと見切りを付けて術式の構築に取り掛かる。
まずは発射薬が炸裂して一番爆圧が掛かる薬室で、生じた圧力を銃腔内に誘導して、弾丸を更に加速させる様にし、同時に銃腔側に掛かる圧力も内部空間に押し止める事で、弾丸に掛かる圧力を高める。
次ぎに、弾丸は銃砲身が長いほど発射薬の燃焼ガスによる圧力で加速するが、一方で長くなれば銃砲身が撓んだり全体の重量が嵩む事になる。
そのため、銃砲身自体は携行可能なライフルと同程度に抑え、代わりに銃腔内の空間を展延させる術式を用意して、ライフリングの角度などはそのままに距離だけを長くし、銃腔内の昇圧が止まるのを条件に展延を終了させる事で、発射薬によるエネルギーのロスを出来る限り抑える様にする。
「試作としてはこんな感じですかねぇ」
試作品のベースにしたのは、頑丈で命中精度もそれなり以上に高いと評判のボルトアクションライフルで、日本国産であり狩猟用として比較的入手し易い〝豊和M1500〟。
今回は試作と言う事で、数回分の試験に耐えられる程度に銃身へ術式を施し、実験用の異界へと移動。
まずは最大飛距離を見るため、特に的を用意せず一射目の引き金を引く。
術式を施した素材側の問題も有って、本来の想定では生じないはずの微かな反動を感じた後、概ねは予定通りに術式が機能して、弾丸の加速が行われているのが感じ取れるが、銃身に生じた圧力を弾丸加速の圧力に回す術式の効果が高かったのか、弾丸が銃口から発射されたのは引き金を引いてから数秒後。
強烈なソニックブームを発生させながら射出され、断熱圧縮によって発生した熱で赤熱しながら飛翔し、距離にして1㎞行くかどうかの所で燃え尽きる結果となった。
「んー、初速は目標にかなり近付けましたが、超音速による衝撃波と、断熱圧縮により生じる熱をどうするか。それと何より、引き金を引いてから発射までのラグが問題ですね」
試射の結果は、そこそこ予定通りと言ったところか。
ベースにした豊和M1500は、霊能素材も使用していない市販品なため、エネルギーロスにより多少の反動が生じるのは想定通り、初速の方も秒速4㎞は超えたのを確認出来たので良い感じ。
ただ、断熱圧縮で弾丸が燃え尽きた事自体は想定していたけど、1㎞程度でそうなったのは想定外だし、展延させた銃腔内で超音速まで加速した影響で、ライフリングへのダメージも無視出来ない程。
それと銃口から射出された際、音速超過による衝撃波が発生するのは想定から抜け落ちていたし、銃腔内の空間を展延させた事による発射までのラグも、想定より長かった問題点。
断熱圧縮への対策については、以前にヘビィボウガンを作った際に速度向上目的で組み込んだ、弾丸に風の結界を付与する仕組みの流用と、霊子刻印弾頭による概念増強が合わされば大丈夫だろうと思う。
射出時に生じる衝撃波に関しても、空気中に風の結界による通り道が形成されるため、無視出来る範囲に収まると予想される。
そうなると残る問題点は、銃腔内での弾頭の加速に掛かる時間と、速度に伴うライフリングの摩耗の二点と言う訳だけど……。
「発射薬を炸裂させたエネルギーを無駄なく加速に使う方式は変えたくない所ですよね。弾丸の方を特殊にし過ぎると継戦能力に影響がでますし……」
まあ加速に掛かる時間を短縮する様な仕掛けまで弾丸に施すとなると、一つ一つが特注レベルになると言うのも避けたい理由な所。
となると、必然的に対処を組み込むなら銃砲身の方と言う事で、弾丸を加速させる術式の方法を一部変更。
発射薬の炸裂による燃焼ガスの圧力を銃腔側に誘導する部分はそのままに、銃腔内を昇圧させる方法では無く、銃腔内に生じる圧力も含めてエネルギーに変換し、銃口から射出される瞬間に弾丸へ運動エネルギーとして収束させ、初速を跳ね上げる方法に変更してみる。
次の方式が決まったところで、試作品に施した術式を変更し、風の結界を付与した銃弾を装填して試射を行う。
今度は引き金を引くのとほぼ同時に銃弾が発射され、想定通り未覚醒でも問題無い程度に射出時の衝撃が緩和される。
肝心の初速の方は秒速5㎞を超える所まで行き、弾丸も燃え尽きること無く飛翔して行ったのを確認する。
「ふむ、これなら銃腔内での速度は今まで通りですから、摩耗度合いも抑えられますし、引き金を引いてから射出までのラグも解消出来ましたね。有効射程は最低でも3㎞は出てますから、後は初速が秒速6.75kmに届けば、ライサンダーZの再現と言っても良さそうですね」
術式を変更して試射した結果はかなり満足いくもので、後は銃を霊能素材の物に変えれば恐らく目標に届くだろうと言ったところ。
組み込む術式の構築が終わった所で、最後は術式が十全に機能する土台となる銃をどうするか、と言うところな訳だけど、一点物として作るなら兎も角、銃ならある程度手間は掛かっても量産出来るべきだとも思うところ。
「いやまあ、ライサンダーZは4挺しか作られていない、みたいな設定を見た記憶もありますから、一点物にしても良いかもですけど、欲しがる銃使いは多いかも知れませんし……」
知り合いの銃使いだと、キノネキは常用はしなくてもコレクションとして欲しがるかもだし、野比ニキ辺りはメインウェポンにする事も考えられる。
他にも狙撃は専門外だろうけど、銀鈴ネキや裕奈辺りは手札として持ってる事に意味があると思うところ。
後身内で銃を使うのは、銃社会なアメリカ出身のマリッサと、空中戦の時は原作的な影響なのかブレン軽機関銃を主に使うペリーヌだけど、基本的には裕奈とチーム組んで行動しているし、単独かコンビで巻き込まれた上で、長距離狙撃が必要な状況を想定するのは心配しすぎでしょうかね。
「……組み込む術式自体は製造部の方でも何とかなるでしょうけど、もう少し簡単に製造出来る方法を作ってみるってのも面白そうですね」
出来上がったとして、使いそうな知り合いがどの程度いるかと思考が横に逸れたのを元に戻し、いつもの様に量産は製造部に任せようかと思ったところで、ふと閃いたのはロボ物やホビー系で時折出てくる、設計図を入力したら自動で製造をしてくれる万能工作機。
流石にマザーマシンから用意して、大量生産を可能にする積もりは無いけれど、百程度の数を個人でも量産可能にする様な方法を考えるのは面白そうかと思い付いた話。
「作りたい物の設計図と素材が有れば作れる様にするとなると、使う道具はアトリエ式錬金釜ですね。さて、設計図と言う名のレシピをどうするか……」
物として簡単なのは、組み込む術式を含めて製造する物を構築する
ただし、この方法だと一回使い切りになるため、必要素材を複数個分同時に入れる事での量産は可能でも、レシピ自体は都度生産して販売する形になるため、結局の所レシピを生産可能=自力で製造可能な技量の人員に掛かる負担は、たいして変わらない事になる。
考えている目標としては、レシピが有れば最低限アトリエ式錬金釜を扱えるなら製造可能、程度のレベルに落とし込みたい訳で、そうなるとレシピは使い回せる方法が良いと言うところだけど……。
「素直に考えるなら、別媒体にレシピ情報を転写するのが一番ですか……となると、福岡支部とかで装甲護符の大量生産に使ってる専用紙*2に印刷する感じで考えて見ますか」
アトリエ式錬金釜に投入した際に、設計図として機能する霊符を印刷する方向で考える事にして、原本となるレシピと印刷するまでの方法構築に取り掛かる。
が、その前に脇道に逸れて後回しになっていた、ライサンダーZ自体の完成を先に済ませておく。
使う素材に関しては、術式が十全に機能する程度の霊能素材ならば問題無いため、銃身などの発射機構部分には、実銃愛好部でも製造に使用している霊鉄を用いた特殊鋼を使用し、ストックには接近された際の非常用打撃武器の役割も考えて、霊木化したクルミ材を採用。
ライフリングの転度*3は霊子刻印弾頭を使う事も考え、薬室側の起線部から銃口までの傾角が増加して行く漸増転度にして、射出時の回転数を上げる。
まあ転度が大きくなるとその分初速が落ちるけど、銃口から射出される時に運動エネルギーを集束させて加速する関係上、銃腔内で多少速度が落ちるぐらいは誤差の範囲内だし、霊子刻印弾頭を使わない場合でも、回転数が上がればジャイロ効果により弾軸が安定するため、命中精度の向上が見込めるところ。
レシピ化を念頭に、アトリエ式錬金釜で霊的素材を使用した狙撃銃の製造を行い、術式も確りと付与されているのを確認して、試射を行う。
「反動は射出時に多少発生する衝撃波ぐらいで、初速は目標の秒速6.75km以上に到達したのを確認、有効射程も最低3㎞以上な所は試作品と変わらずですし、ライサンダーZの再現品完成と言って良いですね」
想定通りに目的の狙撃銃〝ライサンダーZ〟*4が出来上がった所で、今度はレシピの方だけど……。
銃と言う複雑な機構の設計図に加えて、いくつもの術式を付与する工程までを含めるとなると、それらを記録する媒体から考える必要が有る訳で、いっそのこと転写機能も付けた記録媒体を作る方が早いのでは? と思い付く。
「必要な記録容量と、簡単な操作機能を合わせるとなると、Cキューブから機能を限定する感じが楽ですかね」
光量子コンピュータであるCキューブから大部分の機能を削り、メイン用途である保存情報を選択して転写する機能と、最低限の機能として保存内容を空間投影して確認可能にした、光学記録媒体を作ってみる。
とりあえず出来た記録媒体のブロックに、アトリエ式錬金釜で製造した際の手順を一つの術として
多少の余裕を持たせて必要分だけ分割してみると、よくあるトレーディングカードと同等のサイズ(63㎜×88㎜)と薄さのカードに収まり、見た目的にはレシピカードと呼ぶのが良さそうな感じの物が出来上がる。
そんな訳で、完成したレシピカードを霊符印刷用紙に翳して、レシピ内容の転写を実行し、ライサンダーZのレシピとなる霊符を作成する。
「後は、この霊符と各種素材をアトリエ式錬金釜に投入っと――よしっ、問題無く製造出来てますね」
出来上がった2挺目のライサンダーZを調べ、術式の付与や動作に問題が無いことを確認して、アトリエ式錬金釜用のレシピ霊符と、レシピを転写して霊符を作成する記録媒体のレシピカード*5も完成。
いつもの思い付きから連鎖して、ライサンダーZにレシピと転写機能付き記録媒体まで一気に作り上げ、出来上がったそれぞれを並べて思うのは――
「さて、作ったは良いですけど、どうしましょうかね」
別に自分では使う事も特に無いこれらをどうするかと言うところ。
創り出した物の技術データは、いつもの様に技術部のデータベースにアップするとして、2挺のライサンダーZの内1挺はキノネキにいるか聞くのが良いだろうか。
もう1挺の分は裕奈にでも渡しておけば良いとして、レシピカードの方も手元に置いておく必要性は特にない訳で……。
「ライサンダーZを見せに行った際、レシピカードもいるか聞いてみますかね。支部の方は周辺の自衛隊とも協力関係を築いているって話しですし、高性能な銃はあって困る事も少ないでしょうし……ふむ、序でにもう一つ作ってみますか」
キノネキの北神奈川支部にでも持ち込んでみようか、と考えたところで、それなら狙撃銃だけというのは味気ないかとも思い、もう一つ持ち込む銃火器を増やす事にする。
まあ基本的な銃火器なら、キノネキの事だし十分な量を配備しているだろうって事で、思い付いたのはEDF的に言うなら〝グレネードランチャーUMAZ〟、射程距離と着弾精度から、種別としてはスナイパーグレネードランチャーなどとも言われる少々特殊な銃火器。
ちなみに、前世だと中国企業のNorincoが2011年に、〝LG5/QLU-11〟として開発したグレネードランチャーが、その射程距離と命中精度から、スナイパーグレネードランチャーと呼ばれてたりしたらしい。
今世でもその設計思想の前身となる〝87式グレネードランチャー〟が開発されていたのは、以前に中華の地へ太歳を探しに行った際、偶々鹵獲した事で判明している。
「EDFを元ネタに再現するなら、弾数は7発、爆破範囲は20m前後、弾速は秒速500から660辺りで、狙撃可能なぐらいの命中精度が欲しい所ですね」
と言う事で、以前に鹵獲してそのまま忘れてた87式グレネードランチャーをベースに、銃砲身や発射機構などに手を加え、ライサンダーZにも使った術式を流用して長距離の擲弾投射を可能にしてみる。
使用する擲弾は、ダメージの安定性を考えて万能属性となる様に、メギド系の術式を施した物を用意し、呉支部のロボ部員が開発した〝フォルマ式弾倉〟*6の技術で、7発分全部込めた弾倉を一つの情報構造体と定義して、周囲のマグネタイトを吸収する事で弾数を回復可能にする。
「擲弾砲だけあってそこそこの重さになりますが、覚醒していれば取り回しも可能でしょう。使用者のレベルに応じて威力も上がりますから、どの道未覚醒者が使う事はほぼ無い装備ですし」
ライサンダーZを作った経験もあって、特に詰まる所も無く〝グレネードランチャーUMAZ〟の再現――と言えるかは微妙だけど、万能属性の擲弾を長距離精密投射可能な、スナイパーグレネードランチャーが出来上がる。
3㎞先の目標に着弾させる事も出来た事から、飛距離や命中精度は十分だし、炸裂した爆発も万能属性になっている事を確認。
フォルマ式弾倉の弾数回復も正常に動作しているし、レシピカードで転写した霊符を使って錬金製造した分も、同様に正常動作したのを確認して、追加の持ち込み分も完成となった。
「さてと、それじゃキノネキに連絡入れて、都合の良い時に会いに行きますかね」
術式によってスペックの大部分は再現しており、通常の弾丸では元ネタほどの威力には届かないが、霊子刻印弾頭や属性弾などを使えば、再現と言えるぐらいの威力を発揮可能。
また、弾丸発射時に生じる反動を、術式によって弾丸を加速させるエネルギーに変換しているため、未覚醒の一般人でも立射する事が可能な性能となっており、霊能装備として自動修復機能も付与されている。
本文内では紹介出来てなかったので、後書きに追加
・ライサンダーZ
地球を防衛するゲームに登場する化物狙撃銃を再現した物。
術式によってスペックの大部分は再現しており、通常の弾丸では元ネタほどの威力には届かないが、霊子刻印弾頭や属性弾などを使えば、再現と言えるぐらいの威力を発揮可能。
また、弾丸発射時に生じる反動を、術式によって弾丸を加速させるエネルギーに変換しているため、未覚醒の一般人でも立射する事が可能な性能となっており、霊能装備として自動修復機能も付与されている。
・スナイパーグレネードランチャーUMAZ
地球を防衛するゲームのグレネードランチャーと、実在する擲弾狙撃銃を参考に作成した物。
装填弾数7発、万能属性で爆破範囲20m前後の擲弾を、3㎞先の目標に狙撃可能な射程距離と命中精度を持ち、フォルマ式弾倉を採用した事により周囲のマグネタイトを吸収するか、【ディア】などの回復魔法で弾数を回復可能。