【カオ転三次】終末を約束された世界で心のままに生きていく 作:緋咲虚徹
【修羅勢って】レイドイベント考察スレ【ホントに人間?】
2579:名無しの連合員
そんで、制限時間ギリギリだけど、何とか削り切ったのがカビゴンニキと呼ばれている修羅勢の人で
漸く祭り期間の振り返りも折り返しまで来たか
2580:名無しの連合員
まともにダメージを入れられる様になるまで時間の三分の一を使って
更に三分の一で瀕死まで持って行ったら目を覚まして、
残りで削り切るまでにほぼ壊滅状態になったからなぁ……
2581:名無しの連合員
最初寝ている状態で出てきた時はなんだ?と思ったがその状態でも普通の攻撃は通らなかったからなぁ
しかもレベルや権能とかを制限して、明確な弱点となるギミック有りでだし……
2582:名無しの連合員
まあ一通り振り返りも終わった日のことは良いだろ
折り返しの中日は探求ネキって人だっけか
2583:名無しの連合員
ああ巌戸台支部長で、ガイアレベルで三桁超えの修羅勢な
2584:名無しの連合員
まずは開始時だな、いきなり足下が沼地になって禄に動けなくなったよな……
2585:名無しの連合員
概念やら権能やら扱える上位勢が使える領域って奴らしいな
自分にとって都合の良い異界を広げる能力みたいなもんとか聞いたことある
2586:名無しの連合員
そんでレイドボスは【魔装術】とか言う技術でティアマト神の権能を振るってくるっと
終わった後だから情報出てるが、最初見た時は何処の怪獣かと思ったぜ
2587:名無しの連合員
見た目は四足歩行する巨大な女性とでも言えば良いのか?
顔はドラゴンか何かっぽい怪獣らしさの有る顔だったし、
手足は後から観れば樹木の幹と根っこみたいになってたんだな……
2588:名無しの連合員
そして胸は豊満であった
2589:名無しの連合員
地母神だからな!
2590:名無しの連合員
精子脳な連中は置いといて、戦闘開始後の流れとしては、前日までと比べて攻撃が通ってたよな
与えた端からダメージが回復して行ってて、実質的にはノーダメな状況にしばらく気付けなかった訳だが……
2591:名無しの連合員
膨大な体力と超再生の理不尽を押しつけてくるクソボスでしたね!
更に木で出来た取り巻きをわんさか喚び出す上に、本体も薙ぎ払いやブレスやら攻撃してくる
2592:名無しの連合員
この辺の初動で、毎回突っ込んでいく慎重さの足りない連中が落ちて、
取り巻きを処理しながら対応策を探ってた連中が気付いたんだっけ?
2593:名無しの連合員
参加者に探求ネキの弟子って言う人らが居たからな
まあそいつらもレイドボスで使ってた術は知らなかったらしいが、
手足が樹木の見た目になってる事に意味があるはずとの意見が突破口になった感じ
2594:名無しの連合員
コレも後から情報だけど、実際沼地に手足の根っこを差し込む事で、
植物が土と水から栄養を吸い上げる様にMAGを吸収して回復してたらしいしな
2595:名無しの連合員
そういや無限沸きしてた取り巻きって何なんだ?
2596:名無しの連合員
確かティアマトが生み出した11の怪物を木で創り出したって話らしい
2597:名無しの連合員
ぶっちゃけ取り巻きだけでも絶望的だったんだが?
2598:名無しの連合員
見た目思いっきり木製なのに火炎は耐性持ちだし、剣で切っても妙に通りが悪いし
2599:Drizzle
耐性関係は師匠が展開してた異界の性質だな
水行と土行が強い関係で、師匠配下の木製怪物が火行と金行に強くなるんだと
具体的には火炎・核熱の耐性と、金属製品による影響を25%程軽減するとか言ってたな
2600:名無しの連合員
コテハンで師匠……?
黒札の人だったりするのか?
2601:名無しの連合員
蓬莱島民なら知ってるが金札で探求ネキの弟子の一人だな
と言うか、霧雨も掲示板見てたのか
2602:Drizzle
>>2600は>>2601の通りだな
私らもレイド戦イベントは全部参加してたし、感想戦で参考になる意見でも見つけられればってとこ
2603:名無しの連合員
なるほど、レイドボスしてた修羅勢の人の弟子か
それなら色々情報聞けそうだな、まあ話せる範囲でって但し書きは付くだろうが
2604:名無しの連合員
んじゃとりあえず話戻すとしてさ、取り巻きで召喚されたアレらについて、追加情報有ったりしないか?
イベント後に公開された情報だと11の怪物をモチーフにしたってぐらいしか出てないし
2605:Drizzle
取り巻きに関しては、制限の関係で本来の11体を出せないって事で、
能力を落とす代わりに数を増やした簡易式神みたいなものって言ってたな
後、異界内に生やした樹木を材料に自動生産するギミックだったらしい
2606:名無しの連合員
oh……
木の怪物って一体がレベル30前後無かったか?
それが自動生産?ギミック?マジで言ってんのか……
2607:名無しの連合員
途中から怪物自体より周辺の樹木伐採を重視してたのはその所為か!
2608:Drizzle
ちなみにレイド戦だと、生きてる樹木を変化させるのが限界だったらしいが
本来なら切り倒してもある程度の大きさで材木が沼地に接触していれば、簡易式神の材料に出来る上、
樹木が一定以上まで育てば、レベル60~80ぐらいの11の怪物を生み出せるってさ
一応11の怪物は同じ怪物を二体以上出せない制限があるって事だが、
簡易式神として造るウッドゴーレムは制限外だから、下手な倒し方すると残った木材から大量湧きするとか
2609:名無しの連合員
ひぇっ……
2610:名無しの連合員
こう改めて確認すると、レベル60に権能なども色々制限されてるっての本当だったんだなって思うよな……
戦ってる最中は何処が制限されてんだって思ったもんだが
2611:名無しの連合員
しかもここまで周辺と言うかステージギミック的な部分の話で、ボス本体の方はまだだしな
て言うかボス本体の手足も樹木になってたっぽいんだが、もしかして……?
2612:Drizzle
制限無しなら手足を攻撃して出た木片からもウッドゴーレムが造られるらしい
本体から剥離する関係でレベルも40~50ぐらいには成るとか言ってたな
手足一本使えば11の怪物を造り出せるし、他の手足が沼地に着いていれば10秒程で再生するってさ
まあレイド戦だと制限されてたから、切り倒された後は再生出来なかったとも言ってたが
2613:名無しの連合員
あ、普通に再生出来るんだな
レイド戦だと手足以外の回復速度が落ちるだけだったが
2614:名無しの連合員
そういやティアマトは地母神系なんだから
【ディアラハン】とかの回復使ってきても可笑しく無かったんだよな
自動回復の速度がアレだったから、そっちにリソース振られてんのかと思ってたが
2615:名無しの連合員
色々と偶然が重なって、それでも制限時間ギリギリの討伐だったんだから
任意に全回復までされたらたまったもんじゃないな……
2616:名無しの連合員
本気で手加減に手加減を重ねてたってのがわかるな
いや、レイド戦でもゲロ吐きそうな難易度だったんだが
2617:名無しの連合員
まあそれは兎も角、一部の連中が使って本体に有効打入れてた武器って何か知ってる奴いる?
見た目は斧だが、片手や両手に長柄など種類もバラバラだったが……
2618:Drizzle
それなら師匠が購買部とか経由で売ってる伐採専用概念霊装斧〝与作〟だな
レイド戦の1つ前が金属樹の伐採競争イベントだったから、それ用に購入してたんだよ
師匠が今回のレイドで展開してた領域は水と土の沼地がメインだったが、
ボス本体は木行で、特に植物属性を強くしてたらしいしな
2619:名無しの連合員
購買部の武器に与作なんて名前のあったっけか?
2620:名無しの連合員
調べて見つけた、武器じゃなくて道具欄にあったぞ
植物属性以外には一切ダメージが入らないって書いてたが、
もしかして木の伐採だけじゃ無く、植物系の悪魔なら武器にも出来るのか?
2621:Drizzle
私らもレイド戦で初めて知ったがなw>植物系悪魔に通じる
師匠に聞いたところ、正確には〝伐採〟の概念を押しつける事で、
植物系悪魔なら回復困難な傷を刻めるらしい
2622:名無しの連合員
なるほどなぁ……
ああ、手足の再生が出来なかったってのは与作で伐採されたからか
制限されてなかったらそれでも回復出来たんだろうが
2623:名無しの連合員
そう考えると、一つ前の伐採競争が無かったら倒せて無かったのでは?
2624:名無しの連合員
可能性は高いだろうな、ぶっちゃけ俺は遠くから銃撃ってるぐらいしか出来なかったし
2625:Drizzle
一応制限戦って事で、師匠的にはいくつか弱点と言うか、ギミックの対処法は残してたみたいだがな
今回の与作みたいな概念霊装で手足を切って、異界からのMAG供給を封じたみたいに、
回復の要となる沼地自体をどう対処するかってのが師匠のレイド戦での本題だったらしい
自身にとって有利な環境を押しつけるのが高位悪魔の展開する領域で、
その環境による有利を如何に封じるかってのが、ギミック系と戦う時に大事な部分だとさ
2626:名無しの連合員
沼地か……
ボスが植物って事は、水と土から栄養を吸収してってのは普通に思い付くし
それが概念を補強して相手を更に有利にするって事か
2627:名無しの連合員
いやいや、沼地自体の対処って無理くね?
2628:名無しの連合員
そうでも無いと思うがな、氷結系が得意なら水を凍らせれば良いし
火炎系なら干ばつを再現する感じでもいけるんじゃないか?
2629:名無しの連合員
そんなもん咄嗟に出来る奴がどれだけいるんだよ……
2630:Drizzle
咄嗟には出来なくても、準備して可能なら問題無いと思うぞ
レイド戦イベント自体、時間内なら異界からの出入りも可能ってのはそう言う事だろ?
2631:名無しの連合員
あれ、そう言う意味か!?
逃げれるようにするためだと思ってたわ
2632:名無しの連合員
あ、気付いてなかったのも居たのか……
いやまあ説明とかもされてないし、俺らがそう思ってるだけってのもあるだろうが
この日のレイドなら与作の話を聞いて買いに行った連中も居たし
前日のなら序盤で色々試す為に物資調達に行ってたな
2633:名無しの連合員
まあレイド戦イベント自体、対処出来ないなら情報持って逃げる選択を出来る様にって部分も有るらしいからな
情報があって準備も出来れば対処可能な範囲も広がるって訳だし
2634:名無しの連合員
だなぁ
中日の振り返りはこの辺で良いかね?
このままだと一通り振り返る前に本格的な考察に入りそうだし
2635:名無しの連合員
良いんじゃ無いか?
2636:名無しの連合員
となると中日の次だから……黒死ネキって人がレイドボスした日か
2637:名無しの連合員
あれは……嫌な事件だったな……
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「去年も思ったが、日本の夏ってのはどうしてこうも蒸し暑いんだかな……」
「島国ですし、この辺は特に海が近いですから仕方有りませんわよ」
「暑いは暑いけど、覚醒した分まだ過ごし易いぐらいなんだけどねぇ~」
「拙者としては、気候よりこの人数の方が辛いで御座るな……」
ガイア連合――と言うか黒札とも今後交流していく事が増えるだろうからと、師匠や琴姉に連れられてやって来たのは、帝都は江東区有明三丁目に在る東京国際展示場、通称東京ビッグサイト。
今行われているのは、八月の中旬頃に実施される同人誌即売会をメインとした、所謂夏の祭典と呼ばれるジャパニメーション文化などを振興するイベント。
師匠曰く、黒札にはこの手のカルチャーを好む層が半数以上居るからって事で、終末が来る前に一度は経験して置いた方が良いだろうってのが、連れてこられた理由らしい。
正直なところ、星大祭が終わった直後に次の祭りみたいな感じで、慌ただしすぎないか? とは思うところ。
まあその辺については、星大祭の開催日程が占術で決定される影響による物らしいから、愚痴ったところでどうしようも無いんだが。
「コレでも関係者側で入ってるからまだマシなんだけどねぇ」
「一般の入場が始まると、場合によっては熱気でコミケ雲が出来たりしますからね」
「雲って空に浮かぶ雲の事ですの?」
「原理も同じその雲ですね、参加者の熱気で湿度を増した空気が天井付近まで上昇し、天井にある空調で冷やされ雲が発生する事が割と有るんですよ」
「それって来場者の汗とかが雲を造るって事? 何か汗臭そう……」
「条件が揃う時点でどの道じゃねぇか? それより師匠、関係者って事で連れてこられた訳だが、私らは何すりゃ良いんだ?」
「基本的には適当に会場を見て回っていれば良いですよ? コスプレとかしてみたいならある程度は衣装を用意出来ますし、気になる同人誌を買いに行くでも構いません。売り子の経験をしてみたいなら、ガイアグループとして出店しているブースの手伝いに入れる事も出来ますし」
「あ、本気で経験させる事だけが目的なんだ……。てっきり何か衣装着ての売り子したりとかするのかと思ってた」
拍子抜けと言うか何と言うか、今回については本当に体感させる事だけが目的だったらしい。
結局、会場内でのルールやマナーについての説明が終わると、後は自由ってことで放り出されたため、一般入場が始まった辺りで、私らも分かれてイベントを見て回る事になった。
一応事前に渡されていたカタログは見てたし、私も知ってる作品の同人誌なんかにはちょっと気になるのもあったりはしたから、一先ずはそう言った本などを購入したり、師匠も関わってる陰陽寮の日常関連――特にTRPGのリプレイ本やシナリオ集を出してるサークルなどを見て回る。
カタログで気になってたサークルを見終わった後、適当に会場を回る中でふと目に留まったのが、麻帆良堂と言うTRPG関連を中心にしているらしい創作サークル。
つっても理由なんて無くてただ気になったってだけ何だが、一種の霊感が働いた可能性も有るしって事で、とりあえず販売しているシナリオ集を一冊購入して軽く読ませて貰う。
内容としては、陰陽寮の日常TRPG用のキャンペーンシナリオで、地方の都市伝説から生じた怪異の対処をしたところ、都市伝説の元になった伝承の一部に触れる事になり、その地方に根を張る霊能組織や一神教を騙る異端の邪教徒の暗躍などが絡まっていくと言う感じの物。
プレイヤーの選択次第で敵味方の陣営が変わったり、プレイヤーが伝承に関係する古くから続く因習の犠牲になってしまうルートや、因習が続く原因を解決しに行くルートに、邪教徒の介入によるバッドエンドなど、状況の想定が確りとされている様に思う。
「へぇ、地方の伝承を元にしたシナリオなのか」
「陰日*1はクトゥルフみたいに伝奇ホラーと相性が良いからね~」
「まあどっちもオカルトだしな。シナリオの構成は良さそうだし、リプレイ本の方も一冊頼むわ」
「毎度あり~。あ、私ら麻帆良堂の名前で動画投稿もしてるから、良かったら見てみてよ。この本の挿絵担当した絵師のキャラとか自作の楽曲使ってるからさ」
軽く本に目を通してる間に、ちょいちょい来てた客もいなくなったのもあって、他の客の邪魔にならないからとシナリオについての質問したりしてると、その内に何となく売り子してる二人――柿崎美砂に椎名桜子と意気投合。
名前や連絡先を交換する事になった訳だが、聞くところによると二人共月光館学園の高等部三年生との事で、琴姉や裕奈に二代と同じ学年ってのは、何とも世間は狭いと感じるところだな。
「マリッサは名前と見た感じ的に外国の人? 日本語すっごい上手いけど」
「去年にステイツからな。言葉はこっちに根を張る積もりだったから必死で覚えたさ、まあこっちに来て少ししたら渡航制限なんて出たから、どの道だった気はするけどな」
「あーそうだよね、ウチのサークルにもドイツからの留学生が二人居るんだけどさ、国外に出られないからって逆にこっちへ呼び寄せたりしてたし」
「美砂、あんまりプライベートな話するもんじゃないっての」
「ごめんごめん、くぎみー」
「くぎみー言うな!」
売り子している美砂と桜子の後ろから注意を飛ばしてきたのは、くぎみーと呼ばれた黒髪をボブカットにしているスラリとした長身の女性。
どうやら昼食などの買い出しをしていた様で、他にも三人程――金色で髪の長い小柄だけど胸の大きい女性と、背丈は同じぐらいだけど胸は控え目で長い黒髪の女性、それから地毛なのか染めてるのかは不明だけど、水色系の髪をショートヘアにしている女性――がサークル用のスペースに荷物を置いてるのが見える。
「みんなお帰り~、狙ってた本は買えた?」
「バッチリ買ってきたわよ。それよりお客さんと随分仲良くなったみたいね?」
「何と言うか波長が合った的な?」
「そんな感じだな。マリッサ・ドリズルってんだ、よろしく」
「よろしく~。あ、さっちゃんとみーちゃんの担当時間まだちょいあるし、その間にナイちゃん達先にお昼済ませとくね」
「了解了解っとと、身内で話しててごめんね」
「気にしてないさ、それよりちょっと気になった事が――」
「サークル名でもしかしてって思ってたけど、やっぱ美砂達じゃん! マリッサと話し込んでたみたいだけど、知り合いだったん?」
「へ?! 裕奈??」
「さっき少し話して意気投合した感じだな。月光館学園高等部の三年生って聞いたからもしかしてと思ったが、やっぱ知り合いだったか」
気配で裕奈が近付いて来てたのはわかってたけど、実際に当人から聞くとやっぱりと言うか、霊感が引っ掛かったのもこう言うことなんだろうなって気になるな。
裕奈の知り合い――今の感じ的に友人の範疇と思うが、つまりは琴姉の友人でも有るだろうと予想出来るし、となると恐らく終末の日以前に何かあるかも知れないってのと、終末以降はほぼ確実に関わりが深くなるだろうし、もうちょい踏み込んで関係を深めて置くのが良いかね?
さっきちょろっと美砂が口を滑らせてたドイツから来たって言う二人は、まず間違い無く
「なるほどにゃ~。ま、確かにマリッサとは波長合いそうだよね」
「そう言う裕奈がここにいるってのがこっちは驚きなんだけど? サブカル系の趣味って無かったよね?」
「私の場合は主に琴音に連れてこられた感じだね。後はまあ色々と理由があって、思考の柔軟性を鍛える為にTRPGも少し前から始めたから、そっち系のサークルを回ってるところかな」
「へぇ裕奈もTRPGやるようになったんだ、それなら今度一緒にセッションでも……って、それより裕奈とマリッサが知り合いっぽいのがこっちとしては気になるんだけど?!」
「そこはまあ色々とね。少なくとも人混みの中で話せる程短くは無いかな」
「美砂っち美砂っち、気になるのは私もだけど、くぎみんにまた叱られるよ?」
「うっ、それもそうね」
「それより、裕奈がTRPG始めたなら麻帆良堂のシナリオ集買ってく? 部室には売れ残った以前の在庫もあるけど」
「軽く読んだが良い出来だと思うぞ。裕奈もその内GMする事有るだろうし、その時の参考には成るんじゃ無いか?」
「んーじゃあ一冊買ってくかな」
「それじゃ結構話し込んじまったし、私はそろそろ次ぎに行くかな。裕奈とも繋がりがあるってわかったし、今度時間作ってセッションでもしようぜ」
「オッケー楽しみにしとく」
一声掛けて麻帆良堂のブースから離れ、また他に気になるサークルが無いか探しながら会場巡りを再開する。
なんつーか合縁奇縁って言葉はこう言う物かと感じる出会いだったが、交友関係的にまず知ってるだろう琴姉に、ドイツからの留学生って二人の事聞いて見るかね。
予想通りガイア連合の巌戸台支部所属なら、師匠からでも良さそうだけど、今の帝都だと連合が運営してるハンターアプリを使ってるだけって霊能者も多いみたいだしな……。
「さてと、次はどのサークル見てみるかな」
オリキャラ紹介
・椎名桜子、釘宮円、柿崎美砂、和泉亜子
魔法先生ネギま!の同名キャラと似た容姿の原作持ち一般人。
琴音、裕奈、二代とは別クラスの月光館学園三年生で、同じクラスだった事もある友人で現在もそこそこの付き合いがある。
終末の日には葦原荘へ避難させる予定ではあるけど、本人達は知らない話。
高等部に上がってから、TRPGサークルの麻帆良堂を部活として立ち上げ、リプレイ動画の配信など活動を行っている。
なお、麻帆良堂の代表は責任感の強い釘宮円だが、サークル設立や活動を強く推し進めたのは椎名桜子。
動画で使う楽曲は四人で作詞作曲したりもしていたが、高等部二年に進級した頃に、編入してきたマルゴットとマルガを麻帆良堂に勧誘した事で、絵も自作出来る様になり、動画配信界隈ではそこそこの知名度を持つ。
・マルゴット・ナイト
境ホラの同名キャラと似た容姿の原作持ち一般霊能力者。
金髪碧眼だけど、基本糸目系な墜天使のアウトサイダーで、悪魔変身すると三対六枚の金翼が生える。
自他を愛称で呼ぶ癖があり、一人称はナイちゃん、マルガを呼ぶ時はガッちゃんの様に、ちゃん付けが多い。
ムードメイカー系の常に笑顔で陽気な巨乳属性、黒魔術を使う遠距離系。
肉食系な同性愛者で恋人はマルガ。
・マルガ・ナルゼ
境ホラの同名キャラと似た容姿の原作持ち一般霊能力者。
黒髪黒目な堕天使のアウトサイダーで、悪魔変身すると三対六枚の黒翼が生える。
皮肉屋なひねくれ者で、失敗すると思い詰める質があり、基本的に恋人のマルゴット第一な肉食系同性愛者。
貧乳属性で白魔術を使う遠距離系、マルゴットと同じく見下ろし魔山に所属しており、サークル麻帆良堂のメンバーはクラスメイト。