【カオ転三次】終末を約束された世界で心のままに生きていく 作:緋咲虚徹
槍ニキの式神二体目の作製に協力した関係でレベルが一気に上がった事も有り、異界の探索よりも技術習得と習熟に割く時間を増やす事にしたのが九月の頭頃。
時折、地方の救援依頼や技術部員としての派遣依頼などもこなしつつ、折を見ては大赦の方も様子見に行っていれば時が経つのも早いもので、年も明けた二月。
大赦の社の一角に用意された私室で技術指導用の教書を執筆していると、社全体から感じていたソワソワとする気配が慌ただしいものに変化したのを感じ取り筆を置く。
「始まったみたいですし、行ってきますね」
「了解した。私は近くで控えて置くが、湯乃葉はどうする?」
「ぞろぞろ行くのも何だし、私はここでのんびりしてるわ~」
そう言って変化も解いてのったりとしている湯乃葉に手を振り部屋を出ると、私を呼びに来たのだろう大赦の職員を伴い社の一室へ向かう。
「予定日的には霊子さんが一番早かったと思いましたが、三人ともお産が始まったからここまで慌てているんですね」
「はい、産婆様も一人では手が回らないとの事で、今もう一方お呼びに向かってます」
職員が扉を開き中へ入ると同時に、室内を私の霊力で淡く満たし、豊穣の中でも安産と繁栄に関する力を付与して結界を構築する。
「安産祈願の結界を張りましたが、三人とも調子はどうですか?」
「瑞樹さん……。ええ、かなり楽になりました」
広間に寝かされた三人を代表してか智さんが答え、誾さんと霊子さんも頷きを返してくれる。
「お前さんがこの子達の片親かい。ま、おかげでだいぶ落ち着いたよ。この調子ならもう一人来る頃には問題無く出産までいけるだろうさ」
「ちょっ、産婆様!瑞樹様に対してそのような――」
「ハンッ、この程度で怒る様な荒魂なら態々こんな聖域作ったりせんさね。だろう?」
「まあどれだけ力を持っても人で在る事を放棄するつもりは無いですからね」
これも年の功と言うところだろうか、こちらを神仏のような上位存在と認識した上で、それでも人として接してくれる産婆さんには素直に頭の下がる思いである。
そんなやり取りに対する思いは心の中にしまっておき、今は大変な三人の補助へと回るが、実際の所お産現場なんてのは前世も含めて経験する機会なぞ無かった物で、出来る事と言ったらせいぜい三人に声を掛けたり、時に手を握るぐらいな物だけど、結界を張った事やもう一人の産婆さんも到着した事もあり、大きな問題も無く無事に出産を終える事が出来た。
生まれた娘達の元気な産声と、それにも増すかの様な大赦の巫女達が上げる歓声を背に、水差しへ霊水を注ぎコップに注ぎ分けて三人の元へ持って行く。
「三人ともお疲れ様です。初乳が終わったら名付けでしたよね、それまでゆっくり休んで下さい」
順調な出産だったとは言え流石に体力も消耗するわけで、三人に水を渡して【ディア】を掛けた後は、広間から出て私室へ戻り、生まれた三人の娘へ最初の贈り物を用意する。
少し前まで使っていた筆記具を片付け硯と筆を取りだし、和紙で作られた短冊に頼まれていた子供達の名前を書き記していく。
まあ私的に正直なところを言えば、出産が終わった所でそのまま名付けまで終わらせてしまった方が早い気がするんだけど、其処はほぼ途絶えたも同然とは言え一応歴史在る霊能組織として、次代を担う子供の名付けを疎かにする訳に行かないって事で、神前で名付けの儀を行うという話になったそうな。
「正直なところありきたりな名前ですし、特別な意味合いがあると言うわけでも無いですけど、これで良いですかね」
「瑞樹ちゃんにその気が無くても、その霊格で願いを込めて名付けたら、それだけで十分な祝福と加護になると思うわ~」
「経緯はどうあれ、生まれる子供は祝福されるべきですし、祝福してあげたいですからね。まあ、この界隈だと余計な手を加えられたせいで、生まれること自体を罪とされてしまう子供も居るのが現実ですが」
「世知辛い話ねぇ……」
「嫌な話で有るのは確かだな、とりあえず片付けておくか」
湯乃葉に呆れ声でツッコミを入れられたり、久遠と細々とした片付けをしつつ待機していると、どうやら用意が終わった様で再びやって来た案内役の巫女に連れられ、娘達の名前を記した短冊を持って今度は社殿へと向かう。
社殿へと到着すると、どうやら霊水と【ディア】でだいぶ回復したらしく、娘達を抱えて幸せそうな三人の姿が目に映る。
「さて、ゆっくり休んで貰うにしても、名付けが終わってからでないと難しそうですし、始めるとしましょうか」
柏手を打ち、祝詞を捧げて祭神ククノチの顕現と維持の霊力を渡して場を整え、三人の娘へ順に名前を贈る。
「浅間
娘達それぞれの頭を撫で、願いを込めて名を告げて祭神ククノチに報告し、祭神の退去を持って儀式を終了する。
粛々と社殿を出て広間に戻ったところでようやく一息つき、大赦の面々も緊張を解くことが出来た様子。
「改めて瑞樹さんに感謝を、希も燈も縁も立派に育てて見せます」
「私としては気負うなとは言えませんが、過ぎれば視野が狭まりますよ。正解の無い問題ですけどね」
「そこはまあ、巫女長が暴走しそうなら私達が止めますので~」
「はい、そのための乳母でもありますから」
いつも通り、覚悟の決まった様な気配を醸し出す智さんの様子に、少々不安を感じて言葉を掛けると、おっとりとした雰囲気の霊子さんと生真面目な誾さんが任せてくれと声をあげる。
「ちょっ!娘達に酷いこと何てしませんよ!」
「いえ、心配してるのは其処じゃ無くて、必要だからと恥も外聞も投げ捨てる様な子には成って欲しくないと言うか……」
「うぐっ」
「それに関しては、当時の状況的に仕方のない部分も有ったのは確かですし、私が同じ立場だったとしても似たことはしてたと思いますので、流石に全裸まではしないでしょうけど」
「今はそんな必要も無いですから~、娘達には真っ当に力を付けて貰えればそれで十分ですねぇ」
霊能関連の知識や技術に関しては、銀時ニキの方も含めて教本や修行場の整備などもして結構な手入れをしているはずなんですけど、多少改善の傾向は見られても、未だに智さんが倫理を投げ捨てる様な行動を起こしかけたりと、今ひとつ信用しきれない経緯があったりする。
「と、兎も角!瑞樹さんには色々感謝してるんです。こうして我が子を抱ける日が来るかも分からない状況でしたから」
「その事については私も同じですね。紙面上で旦那となってくれていたお方*1も、お役目から解放されると喜んでましたし」
「あの方はお役目にだいぶ悩んでおりましたから……」
「ええ、私も直接感謝されましたよ……。覚醒のための修行法や修行用の異界も作りましたから、今後は多少マシになるでしょう」
その人はもう既に老齢に入っており、真面目な性格もあって地域の実情を知って協力してくれてるわけだけど、それはそれとして、場合によっては我が子を人柱にされる可能性などに酷く苦悩していたわけで、ガイア連合の協力によりそう言った悩みが解消され、今は穏やかに暮らせる様になったと涙を浮かべながら感謝されたときには、どんな表情したら良いのか分からなくなったのを覚えてる。
そんな微妙な話はそこそこに、【ディア】で回復したとは言え体力や体調の事も有るため早めに話も切り上げ、後の事は他の巫女達に任せて部屋へと戻る。
「お帰りなさ~い、
「そうですね、銀時ニキに頼まれていた霊薬増産の方は、ククノチ分霊異界に霊草栽培用の霊泉と、霊薬製造の技術書や設備も作りましたし、後は派出所や支部予定地の確認ですかね」
「それなら、支部予定地の建設状況は順調、派出所の方でも困り事は特に無いと言っていたな」
「では明日には戻りますか。長く残って未練を持ってもいけませんし、干渉しすぎても支部長予定の銀時ニキの邪魔になりますから」
元々は種乞い対策と言うだけで、極力関わらない様にするぐらいのつもりだったし、これまでは時折様子の確認をする程度だったけど、実際に生まれた娘達を見ると、霊的な繋がりもあってどうにも愛着心が湧いてしまう。
まあ振り返ってみれば自分の生まれとペルソナ的に、生まれる子供達を関係無いと切り捨てる事が出来るわけも無いって話で、今回は兎も角今後はもう少し考えて行動するべきですね。
「そう言えば、坂田殿は瑞樹に支部長をしてくれないかって話もしてたな」
「一応ペルソナ関係の技術開発と、スライムニキからの要請に対応する予備戦力って面もありますから、香川支部長を換わるってわけにもいかないですね。まあ私達の中で支部長を積極的にやりたがる人の方が少ないですけど」
去年の秋頃から全国各地に支部建設の話が進み、現時点でも既に十九カ所以上の設立が決定されているけど、ちひろさんに聞いたら元からその予定だったスライムニキを除くと、支部長がさっくり決まったのは香川大赦支部の銀時ニキと広島呉支部の⑨ニキ*2とかの数カ所ぐらいで、特に東京なんて未だに決まっていないと言う有様。
「ただ、今のところ聞こえてくる情報から、現状では東京支部のメインでは無いけど、月光館学園のある巌戸台で派出所ぐらいの担当はしないといけない感じがあるんですよね」
「巌戸台と言うと、シャドウ異界のタルタロスが有るのだったな。渋谷の方はまだ見つかって無いそうだが」
久遠も言った様にP5の舞台でも有るメメントスはまだ発生が確認されてないけど、影時間もタルタロスも見つかってるわけで、スライムニキの方はペルソナ使いが少しずつ増えて多少マシになってきたらしいし、応援要請が来る数も減ってきたのを考えると、タルタロスの監視と調査をしつつペルソナ関連の技術開発をしていくことになりそう。
「あら、また神社から離れるのね~」
「今のところ可能性ってだけで、明確な話は来てないけどね。それに【トラポート】が使えるから、言うほど離れるって感じは無いし」
「だがそろそろ、社員寮の部屋では広さが足りんのでは無いか?大半は壺中天地の中に収納しているが」
「その壺中天地も色々栽培してて狭くなってきてるわよね。特に最近水耕栽培用の霊泉も増やしたでしょう?」
「思い付いた端から色々突っ込んでパッチワークみたいに成ってますからね……。何処かに拠点でも用意して、一度整理した方が良いですか」
最近は鍛錬や研究開発に時間を掛けてたのもあって、道具やら設備やらも色々増えてるし、ネタ再現としての効果や改良したい点などを詰め込んだ仙豆*3の栽培方法を検討したら、水耕栽培が一番安定するって結論になったりで泉増やしたりと、植物系素材の生産をいくつもしているせいで、畑も水田も何種類か有ってごちゃごちゃしてきたのも事実だったり。
「拠点を作るとしても、山梨支部に戻ってからだろう。時間も遅い、そろそろ寝ようか」
何だかんだ話ている間に夜も遅くなったので就寝し、翌日は娘達も含めて挨拶をしてから山梨支部の自室へと戻り、改めて現在の所持品や資金などを確認する作業をすることに。
「こうして改めて確認してると、瑞樹ちゃんの持ち物って意外とスケベなもの多いわよね~、私の装備とか」
「〝羽衣*4〟は衝撃弱点の対策で渡しましたけど、〝レースのビスチェ*5〟は湯乃葉が自分で選んだ装備でしょ。後、その辺は美波さんやスケベ部と一緒に作った物ですよ」
「湯乃葉は【変化】があるが、私だと【房中術】時にはマーラリング*6も使うからな。流石に触手リング*7を使う気はしないが」
「瑞樹ちゃんは【変化】も無いのに良く使えるわよね~。その触手って複数の尻尾や手を動かしてる様なものだもの、私も出来るけど余りしたくないレベルよ?」
「慣れもありますけど、ある程度パターン化させたりとかの工夫もしてるからですよ。それよりスケベ部関連のアイテム類はこんな所かな」
普段使いしている道具や装備は残し、試作しただけの物や私達では使う予定の無い物についてはダンボールに詰め、スケベ部の方に移し売却なりして貰う事にして、量産した消耗品類は納品用のケースに入れて壺中天地の方へ収納、生産した素材関連も同様に詰めていく。
「瑞樹、農産物だがこの水瓢箪*8はどうする?私達で使うとしても種類毎に二つ三つあれば十分だと思うが」
「水瓢箪は農業部で引き継ぐらしいので、今有る分で種を確保したら終わりですね。数は十分ですし、今後必要になったら農業部か販売部門から購入してもいいですからね」
「そうなると、残すのは仙豆と水晶の樹、火栗に大トロ大豆、結晶仙人掌ぐらいかしら?基本的な果物は大樹だけで賄えるわけだし」
「湯乃葉が言った五つと大樹に一応蟠桃もですね。普通の品種改良は終わって農業部に引き継ぎしましたけど、蟠桃は仙桃の伝承に語られる品種ですから」
「なら残すリストに入れて置くわね。えっと……後は機械系ねぇ」
最後に残ったのは機械系だけど、私的に知識が足りなくて余り触れていない分野という事も有り、多少の図面は引ける様になったけど、ハード方面を実際に作ったりしたのは少ない。
「エドニキやシノネキ*9、シラカワニキ*10にも話を聞いたりしたけど、一応の形になったのは五行器レプリカ*11とフロートパネル*12ぐらいですね。目的とした動作は確認出来ましたけど、物としては実験レベルなんですよね」
五行器レプリカとフロートパネルについては、一応機械系としているけど、五行相生の循環とか、マグネタイトによる重力子の疑似生成とそれによる重力相互作用とか、根幹部分はオカルトで対処しているため、正直な所機械系分類で良いのかも微妙な感じだったりする。
「それでも残してはおくのだな、他は部品や素材として箱詰めするか」
「物品の整理はこんな所ですかね。機械系に使えるフォルマはロボ部*13にでも送っておきましょうか」
「それなら他の素材ともまとめて技術部宛って事にした方が良いんじゃないかしら?瑞樹ちゃんが肩入れするって決めてるなら良いけど、そうじゃ無いなら配分は向こうにさせた方が色々楽よ?」
そう言って湯乃葉が表示した送り先の一覧には、技術部だけでも技術開発班、式神造形班、アイテム製造班などの班分けされた下に、技術開発班だと派閥わけと言うかサークルか部活みたいな感じでロボ部や特撮部、魔法少女部、スケベ部などが有り、式神造形班だと人型や獣型等で細かく分かれ、製造班だと武器の種類や防具の系統、一品物か量産品かなど様々に分かれている始末。
これでも現在山梨支部に居る部署としては、霊能方面からの技術融合や研究開発メインの部署が殆どで、以前より少なくなっているのだから、人の趣味は様々というか、業の深い話である。
ちなみに、物理法則面からの研究開発をしたい部署は、⑨ニキが呉の方で立ち上げる事になったガイアマテリアル*14に所属する形で呉支部に移動しており、一般の研究者も呼び込んだ素材開発と新素材の霊的利用などを研究していく方針だとか。
「んー、それもそうですね。要求レベルの高いフォルマも有りますし、渡して使えないとなるよりは向こうで分配して貰う方が良いですか」
「では技術部に送る分は壺中天地の方にまとめておく、農業部は種と書類だからこっちか」
「これで物はだいぶ減るけど、広さ的な問題は残るわねぇ」
「壺中天地の中で過ごすのも良いですけど、中に居ると流石にネットは使えないですし、緊急連絡に気付けない何てことになるのも問題ですよね。んー、やっぱり何処かに拠点作りますかねぇ」
「拠点を用意すると言うが、何処か当ては有るのか?」
「特にないんですよね。設備だけなら壺中天地を増やす事で対処出来ますし、少なくとも三人でゆっくり過ごせる広さがあれば十分って考えると、候補なんていくらでもありますから。占術で良さそうな場所を占って見ますかね?」
「あら、瑞樹ちゃんって占術もやってたの?」
「陰陽道でもタオでも占術は含みますから一応って程度ですが、ショタおじどころかくそみそニキ*15程の精度も無いから、段階踏んだり儀式を合わせたりで確率上げてる感じですけどね」
まとめた素材を久遠と湯乃葉に持って行って貰う間に、拠点の場所を占う準備を進める。
と言っても大仰な儀式をするわけでもなく、易経による占いを何度か行い、拠点を決めるのに適した方法やそのためにすること、必要な物などを占うことで、確率を高めていく。
「そんな感じで占いを重ねた結果、この空き瓶に転移用の目印を入れて、久遠に全力で海に投げて貰い、瓶が辿り着いた島を拠点とする事にします」
「それで千葉の方まで転移してきたわけね」
「と言うことで、久遠お願いします」
「ああ、任された」
割れない様に防護の術式を掛けた瓶を久遠が全力で投げると、瞬く間に水平線へと飛んでいく。
「これで何処かの島に流れ着くのを待って、目印を辿り【トラポート】すれば良いですね」
「何か、拠点作りと言うより開拓作業になりそうねぇ」
「その時はその時だろう」
そんな冷えた空の下、序でに海の幸を堪能して帰った二月の出来事。
また、回復効果は栄養として吸収される過程で発揮されるため、未覚醒者でも使用可能な上、使用者の許容量を超えた分は時間経過と共にゆっくりと吸収され、その間に怪我などをした場合も、栄養分を消費して回復が行われる。
なお、元ネタとは異なり加熱しても効果は失われないため、食材として加工する事も可能だが、摂取した栄養が吸収され終わるまで、食欲が湧かなくなるので注意も必要。
【魔晶変化】技術の応用で生成した属性糸を術式も込めて織り上げており、一属性無効か二属性耐性のどちらかの効果が有り、多少の物理防御と高い魔法防御を持つ装備。
また、悪魔も装備可能となっており、他装備との組み合わせにより魅了系スキルの効果を上昇させる事も可能。
また、悪魔も装備可能となっており、装備中は魅了系スキルの効果が上昇する。
触手の多様な動きを筋繊維で実現するのが難しい事から念動による動作を主軸にし、それを可能にするための霊的五感拡張術式を組み込んだ物。触手のタイプは実体となる元を組み込む植物タイプと生体タイプ、マグネタイト成形による多様な形状が可能な霊体タイプの三種類が存在する。
ちなみに、使用者に伝わる感覚としては植物<生体<霊体の順に感覚が鋭く、鮮明になる。
果実の成長過程において表皮は硬く、果肉は液状化していく性質が有り、ヘタ部分を切り取って逆さにするだけで空の容器となる。
また、切り取ったヘタを逆さにして差し込むだけでも栓として機能し、容器内での細菌の働きを抑制する効果があり、発酵や腐敗を抑制する。
自然界のエネルギーを利用する永久機関という設定から、周辺のマグネタイトを取り込み、五行の循環による増幅を行い、内部エネルギーの保有上限を超えた分を出力する動力機関。
周囲のマグネタイトに重力子としての働きを持たせる事で、パネル内を流れる電力による反重力発生を実現させた。
なお、重力子としての効率や電力制御などに課題が残っており、現状では地面から10cm浮かせられる程度。