【カオ転三次】終末を約束された世界で心のままに生きていく   作:緋咲虚徹

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今回、微妙にペルソナ3のネタバレに掛かる部分が有りますが、ご了承下さい。


028:影時間

 季節は移り変わり冬、ガイア連合内では色々と動きがあり、大きな内容だとアル社長の所が他のアニメ会社とも合併してガイア・アニメーションに社名変更する事になったのと、現地民ガチ勢なブーストニキが運営陣に要望出してた固有スキルによる現地民強化計画*1が実行された事の二つだろうか。

 私個人としては、マグロ豚*2とチーズラビット*3二種類の再現に成功したぐらいで、この二種は陸上生物と言う事も有って畜産部が小規模だけど繁殖試験を始めたのも動きの一つかな。

 研究継続している内容や日々の鍛錬に追加して、複数要素統合の研究として牛豚鳥の再現に手を付けた辺りで十二月も下旬となり、世間的には冬休みに入ってまとまった時間が取れる様になったと言うことで、予定外の事態で止まっていた琴音さんのアイギス製造計画を再開する事になった。

 

「よぉ~し!ようやくアイギスの最終確認だね!」

「機体の方は前回より強化しましたし、内蔵させた自動弾丸作製術式小銃(ABC銃)の効率や威力も向上させましたから、通常攻撃は多少マシになったかと思いますよ」

「時間にはまだ余裕はあるが、起動して置いた方が良いのではないか?」

「あ、そうだね。それじゃ、アイギス起動っと」

 

 葦原荘の琴音さんの部屋となる一室に運び込んだアイギスを起動すると、金属音をさせながら立ち上がり、軽く動作確認した後琴音さんへ視線を向ける。

 

「おはようございます琴音さん。機体動作良好、いつでも出撃可能であります」

「おはようアイギス、前回はごめんね」

「わたしが破壊された事は気にしていないであります。琴音さんと共に戦い、いざという時は盾となって護るのも役目でありますし、コアは簡単に破壊されない様、特に頑丈な構造となっているでありますから、もしもの場合はコアだけでも回収して貰えれば問題無いであります」

「うん、でもそうならない様に気を付けないとね。アイギスに問題も無いなら、早めに移動する?」

「そうですね、日付変更時に範囲内へ入っている必要がありますし、行きましょうか」

 

 持ち物等の確認も済ませ、久遠と湯乃葉も含めた五人で月光館学園の敷地内へと向かう。

 これまでの調査で〝影時間〟と呼称することになったタルタロスのあるシャドウ異界への侵入条件は、タルタロスが聳える月光館学園高等部棟の地点を中心とした円形の範囲内に、日付変更時点で適応者が居た場合、影時間内へ取り込まれると判明しており、P3の設定と同様に内部の滞在可能時間は一時間程が限界で、外部では一秒程度しか経過していないのも同じ。

 影時間に入った後はタルタロスから離れて元々の範囲外に移動しても脱出が出来ず、影時間が終了するまで異界から抜け出せないと言うのも普通の異界と異なる点だろうか。

 

「時間までの暇潰しも兼ねての確認はこのぐらいで良いですかね。今回は琴音さんが初めて影時間に入りますから、何処まで参考に出来るか分からないですけど」

「私が鍵なら、影時間に入った時点で変化する可能性も有るって事だね。うん、気を付けるよ」

「日付変更まで残り一分であります」

 

 アイギスの報告にそれぞれ武器を構え、日付変更と同時に影時間に取り込まれると、目の前にタルタロスが聳え立つ光景が広がる。

 

「影時間突入と同時にシャドウが襲ってくるぐらいは覚悟してましたけど、基本的にタルタロスから殆ど出てこないのはP3と同様って事で良さそうですね」

「うん、アイギスの方は行けそう?」

「影時間内での稼働状況良好、ペルソナ発動も規定内、現在確認範囲での戦闘行動に支障は無いであります」

「目視範囲での敵影無し、湯乃葉の方はどうだ?」

「こっちも感知範囲には居ないわね~。ただ、シャドウ異界は余り相性良くないから、個別に警戒は続けて頂戴ね」

 

 手早く周辺確認を終わらせ、本来の目的であるアイギスの稼働状況をチェックし、自己申告と合わせて問題無く稼働できている事を確認する。

 

「アイギスの影時間内稼働試験は一先ず成功ですね。ペルソナの発動も問題無く出来てるみたいですし、後は序での確認と言う事になってましたけど、タルタロス内への侵入が可能か確認したら、今回やる事は完了ですね」

「オッケー、それじゃタルタロスに行ってみよう」

 

 前衛に久遠、中衛に琴音さんとアイギス、後衛かつ殿に私と湯乃葉の隊列でタルタロスへと向かって行く。

 影時間の見回りとして何度も訪れたタルタロスの入り口へと近付くと、これまでとは異なり固く閉ざされていた扉は消えて、ゲームで見た様なエントランスが広がっていた。

 

「扉が開いてますね、やっぱり琴音さんが影時間に入る事が条件でしたか……」

「前世で何度も見たエントランスと似てるね。中央階段は最後に行くとして、ターミナルが有るのは私達の認識が影響したのかな?」

「無いとは言い切れないですけど、N案件と考えるとあえてな気もするのが悩ましいですね。それにしてもベルベットルームの扉が私にも見えるとなると、P3に見えて異聞のⅠとⅡがベースに有るのは確定ですか……」

「N案件って事はやっぱりそう言うことかぁ、でもタルタロスの外見やエントランス的にP3なのもそうだよね」

「ん……。私のペルソナ覚醒経緯的にP4ですし、ベルベットルームに入れたとしても付け替えは無理でしょうけど、琴音さんが利用する際の補助は出来るかも知れませんね」

「確かゲームだと、ベルベットルーム内では時間経過しないって設定だったよね?ちょっと入ってみる?」

「今日のところはタルタロスのエントランスに入れる事が分かっただけでも十分ですし、確認しておきましょうか」

 

 互いに頷き合って、念のため手を繋いだ上で琴音さんがベルベットルームの扉に手を伸ばしドアノブを回すと、鍵が掛かってると言う事も無く、すんなりと開いて中へと誘う。

 

「よ――らっしゃ――た。ふむ、や――アレ――は――ようですな」

「どもーイゴールさん、ショタおじに連れてきて貰って以来かな?相変わらずノイズが酷くて声も聞き取りにくいけど*4

 

 踏み入れた扉の先は、琴音さんによって扉が開かれた事で、琴音さんのためのベルベットルームに繋がったと言う事だろう、部屋のあちこちがノイズのようなモザイク状になっており〝青い部屋〟と言う印象ぐらいしか分からない空間が広がっていた。

 以前に愚痴を聞かされていたから知っていたけど、実際に訪れてみるとノイズの酷さに混じった()()()()()()を感じ取り、思わず眉根をしかめる。

 

「あ、瑞樹から見てもノイズが酷い?凄く苦々しい顔してるけど――」

「済みません。ちょっと強引に行きます」

 

 事が事だけに細かく説明する訳にもいかないため、琴音さんの言葉を遮る様に一言詫びた後、取り出した三味線の弦を弾き、高音を響かせる事で鳴弦の儀としての形式を取り、本命の演奏を絡めた結界術を押し通す下地を作る。

 続いて木行に該当する術を軽めに発動して【五行相克】による火炎属性増幅を重ね掛けし、三昧真火と浄火の概念を中心とした結界を編み上げ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を起点に展開する事で、琴音さんに埋め込まれた視線の目印()を扉の外側まで押し出していく。

 結界の展開に沿って室内を舐める様に炎が走り、炎が過ぎた所からノイズだらけの室内が明確な形を取り戻し、まるでティールームのような、華やかな印象の青い部屋が映し出される。

 

「一先ず応急処置ですけど、これで良いでしょうか」

「なるほど、あの方と共にお越し頂いた時は、今しばらく時を要する可能性を感じておりましたが、良いコミュニティを築いて居られる様子ですな」

「うわっ、イゴールさんの声がはっきり聞こえる?!と言うかノイズも無くなってる??」

「まずは琴音さんに説明をしましょうか、ニャルに聞かれるのが分かったので事後承諾で行動しちゃいましたし」

「うんうん、説明お願い!」

 

 と言う事で琴音さんに詳しく経緯の説明、そもそもの話は〝訪れる人間の精神の在り方を反映する〟というベルベットルームに入った時から感じる様になった不快感で、霊視による室内とタルタロスに繋がる扉を解析した結果、これまではタルタロスに入るための鍵だろうとしか分からなかった楔に、ニャルラトホテプの干渉起点となる目印の役割も付いているのに気付いた事。

 多分ショタおじとカヲルニキはこの目印にも気付いていて、ニャルラトホテプに気取られるのを警戒して琴音さんに説明しなかったんだろうし、私を含む他については、気付けないレベルだと下手に知る方が危険って所だと思う。

 そしてショタおじなら普通にどうにか出来ただろうけど、あえて手を出していなかった事から連想したのは、鍵を埋め込まれた琴音さんがタルタロスに来る必要があったのではないか?と言う推測。

 タルタロスと言うわかりやすい象徴が聳えていた事から、ニュクス(P3の原因)がシャドウ異界の要となって造り出したものと思っていた訳だけど、琴音さんに埋め込まれた鍵がそもそもニャルラトホテプに寄るもので、十三番目のシャドウ(デス)が封印された訳じゃ無い事から、P3とは別の原因でシャドウ異界が発生した可能性が高くなる。

 そんな情報とN案件から、研究所関連の事故に遭遇したハム子と似た素質を持つ琴音さんに干渉する事で、ニャルラトホテプが遊戯場としてタルタロスを発生させる儀式にした可能性が浮上して来た。

 まあ、何故ニャルラトホテプがP3やタルタロスを知っているのかって話にもなる訳だけど、そこはニャルだからで説明出来てしまいそうな所が頭の痛い話。

 

「――と言った点から、あえてニャルの思惑通りに進行する事で、元ネタ通りにタルタロスのボスをニュクスで確定させようとしたのではないか?と言うのが私の考察ですね。今展開している結界は一時的にニャルの知覚から逃れるために張っただけで、琴音さんに埋め込まれた鍵を排除出来たわけでは無いですし」

「情報量が多い!出来れば三行で!」

「要約するとそうですね、タルタロスはニュクスでは無くニャルが造り出した可能性が浮上した。

 ニャルの支配領域を放置すると手に負えなくなるため、干渉出来る所まで思惑通りに進ませた。

 タルタロスをニャルから切り離すために、ニュクスをボスとして確定させた。と言ったところでしょうか」

「あれ?つまり私が何かする事は特に無いって事?」

「N案件についてはそうなりますね。ただまあタルタロスの攻略は普通に必要なので、やる事自体は変わらないですが」

「じゃあ次ぎ、ノイズが無くなったのは?」

「さっき張った結界でニャルの干渉を防いでるからですね。琴音さんの精神が反映される部屋(ベルベットルーム)にノイズが発生している事から、外部から何かしらの干渉がされてる可能性は考えてましたけど、部屋に入った所でニャルに見られてる嫌な気配を感じましたので、琴音さんの内側から火炎属性の結界でニャルの力を押し出す様に展開した感じですね」

「うぇっ、そんな事になってたの?!って事はイゴールさんは知ってた?」

「我々とかの邪神は敵対しておりますからな、邪神の影響を受けている事は気付いておりました。しかしながら、我々の力が及ばない所に細工をされておりました故、貴女様が強くなられ、邪神の影響を撥ね除けられる時をお待ちする予定でございました」

「そっか、瑞樹が結界を張ってくれた事で普通に話せる様になったんだ。と言う事は、今ならペルソナ合体とかも出来るって事?」

「今なら問題無く可能ですな、普段も難しくは有りますが出来ぬ訳ではございません」

「それなら今出来る事、確認させて貰って良い?」

 

 私とイゴールの双方を見て確認してくる琴音さんに頷きを返し、琴音さんの確認が終わるまでの間に今回張った結界の改良に思考を巡らせる。

 結構な力業になった部分を改良して、琴音さんが使用可能な結界道具として作れないか思案し、純化した油を用いたオイルランプと専用の種火を灯すマッチを作っていく。

 

「よっし、こんなとこかな、……って瑞樹は何作ってたの?」

「今展開しているのと同じ結界を張れる道具ですね。実物が必要ですからタルタロスから直接ベルベットルームへ移動した時しか使えないですけど、レベル差もあって常に私が一緒と言うわけでも無いですし」

「あ、ニャルの干渉を排除できた訳じゃ無いって言ってたっけ、ベルベットルームでしか使えない感じ?」

「火炎が苦手な相手に対する結界としても使えますけど、ニャルの干渉を排除するのはベルベットルームで使った時だけですね。精神と物質の狭間に在る琴音さんの精神と繋がった場所、と言う条件があってようやくニャルが知覚できない領域を構築してるだけですから」

「そうなんだね。うん、結局私が強くなるのが一番早いって事は変わらないか。当面は瑞樹の作ってくれたコレに頼らせて貰うね。後、ニャルに関する話をするなら、コレを使ったベルベットルーム内でのみって事で良いんだよね?」

「明確に名前を出すと興味を惹かせてしまう可能性が高いですし、下手にネタを与えるとどんな引っかき回しをされるか分からないですから、それが良いかと思いますね」

「オッケー、それじゃイゴールさんまた来るね!」

 

 深々とお辞儀するイゴールに手を振って挨拶した後、琴音さんが扉を開くのに合わせてタルタロスのエントランスに戻される。

 エントランスでは私達がベルベットルームへ入った時からほぼ時間が経過していない様で、少し不思議そうな表情を浮かべる三人を余所に琴音さんに視線を向けると、頷きが返ってくる。

 

「ベルベットルームでの用事は終わったよ。その様子だとやっぱり中と外で時間の流れは違うみたいだね」

「もうベルベットルームに行ってきたでありますか?わたしにはドアノブを回した瞬間に扉が消え、直後に扉が開いて出てきた様に見えたであります」

「今回は念のため琴音さんと手を繋いで居たのが功を奏しましたね。私しか一緒に入れなかった事を考えるに、互いに手を繋ぐなりで接点のある状態じゃないと、ベルベットルームへ入れない可能性も考えられますね」

 

 私にも普通に扉が見えていた事から三人も入ってこれるものと思っていたけど、アイギスの発言とこうして部屋を出た時点で、入った時から殆ど時間経過してない事を考えると、扉を開けた人と物理的に接触している事が、一緒に入室する条件だったりするんじゃないかと思う。

 

「内外で時間経過が異なる可能性は聞いてたが、実際に異なるのだな」

「それは兎も角、ベルベットルームでやりたい事、と言うか確認したい事は終わったのよね?それならこの後はどうするのかしら?」

「折角だから偵察も兼ねて進みたいかな、次からしばらくはアイギスと二人で潜る事になるだろうし」

「では少しでもレベル上げになる様、補助掛けてバックアタックを警戒しておきましょうか」

「ありがと、それじゃ行こっか!」

 

 武器を構えた琴音さんとアイギスを先頭に二階へ続く大階段を上り、本格的にタルタロス探索が開始される。

 通路に入って一分も経たない内に早速出てきたシャドウをアイギスがサクッと倒した後は、曲がり角毎や小部屋など至る所にシャドウが潜んでおり、レベルが低いとは言え数が多い事から、【マハタルカジャ】【マハラクカジャ】【マハスクカジャ】を掛けて殲滅速度を上げて進んで行く。

 

「なんか修行場異界と同じぐらい敵が多くない?」

「P3で無尽蔵に湧いてくる何て台詞があった気がしますし、そんな感じで大量に出てくるのでしょうね」

「現状のレベルと数のシャドウであれば、わたしでも対処可能でありますが、瑞樹さんの強化が無ければもっと時間が掛かっているでありますな」

 

 タルタロスに入ったばかりの低レベル地帯と言う事もあり、雑談しながら雑にシャドウを葬りつつ、アイギスのレベル上げも兼ねて隅々まで階層を回りながら進んで行く。

 ここもまたゲーム的な要素なのか、行き止まりに宝箱が置いてあってタルタロス産のアイテムを入手可能だったりするのを考えると、タルタロスの階層構造が毎日変化する仕様も組み込まれてる可能性がありそうかな。

 そう言った推測なんかの話も交えつつ、相変わらず大量に出現するシャドウを殲滅しては途中のターミナルを起動して、退路を確保しながら昇っていくと、影時間に入ってからそろそろ一時間になろうかと言う頃に16Fへ到達していた。

 ゲームではアルカナボスを倒す事で通れる様になる16Fだが、こちらでは階段付近から見て分かる程の大広間があり、アルカナボスの代わりなのか、大型シャドウが待ち構えているのが見える。

 

「【アナライズ】完了、レベルは15で耐性は弱点属性無し、氷結反射、破魔と呪殺無効の女教皇に類する大型シャドウであります」

「さっきまでの雑魚がレベル10ぐらいだったから、ボスとして見るなら程々?凄くゲームチックに感じるけどね」

「まあ、能力と位置的にアルカナシャドウ代わりのボスと見て良さそうですね」

 

 それと声には出さないけど、待ち構えている大型シャドウと琴音さんに埋め込まれている鍵の間に、疑って霊視することで漸く見える程度の微かな繋がりが感じ取れる辺り、何かしらのギミックが仕込まれているのは確定だろうね。

 

「それにしても弱点無しでレベル15か~、私より若干上でアイギスのレベルも足りないし、予定通り撤退だね」

「では戻りましょうか、【トラエスト】」

 

 術の範囲内に全員居る事を確認して異界に入った場所へと転移すると、程なくして影時間が終了し現実世界へと戻り、【トラポート】で葦原荘へと転移して戻る。

 

「今日はお疲れ様です。結構動き回りましたし、夜食でも取ろうかと思いますけど、琴音さんはどうします?」

「お疲れ~、食べたい気もするけど、眠気もあるんだよね……。ちなみに何を作る予定?」

「P3関係で思い付いたので豚骨ラーメンでも作ろうかと、最近マグロ豚創り出して異界内で増やしましたし」

「深夜の豚骨ラーメンとか罪な物を……、食べます!」

「チャーシューとかのトッピングは、好きに盛れる様に分けて持ってきますね」

 

 久遠、湯乃葉、アイギスの三人も食べるとの事で五人分の豚骨ラーメンと山盛りのチャーシュー、ネギや自家製紅ショウガなどの薬味類も持ってきて、深夜のラーメンを皆で食べ、初めてのタルタロス探索は終了するのだった。

 なお、琴音さんが夜食時の様子を掲示板に飯テロしてプチ炎上したのは別の話。

*1
『スキルツリーがバグった【俺ら】の現地事情』様より、第二十話辺り

*2
トリコの食材再現シリーズの一つで、臀部から先がマグロになっている豚。マグロ部分の身は本マグロの大トロのような味で、上半身の豚部分の身はしっとりと柔らかく、適度に脂が乗って美味。骨は出汁を取るのに最適で、豚の旨味とマグロの旨味を併せ持った絶品のスープが取れる。

*3
トリコの食材再現シリーズの一つで、体内のたんぱく質が凝固しやすく、肉質がチーズのような濃厚な味になることから、この名前がつけられたらしいウサギ科の哺乳獣類。

性格は臆病で、ほとんど地上に出てこないため捕獲は困難、運よく地上で発見してもその強靭な脚力で脱兎のごとく逃げ回る。

*4
本家様9話の『〇幕間』コメント867にて、〝ノイズってて行けはするけどまともに知覚できない〟との記載から、何かしらの理由でまともに機能していない模様。




本家様の方では特に明記されてないため、拙作世界線では、ハム子ネキがノイズだらけでベルベットルームをまともに使えないのはニャルのせい、と言う独自設定になりました。

>現在のステータス
情報量が多いため、スキル関連は021話掲載からの変化点のみ記載

【超人 瑞樹 Lv36→38】
≪性別≫
 両性具有
≪ペルソナ≫
【女教皇 スクナヒコナ】
≪耐性≫
 水・氷結耐性、破魔無効
(ペルソナ発動時:呪殺耐性追加)
≪スキル≫
>自動系
変化:【小周天】→【大周天*1
>生産系
追加:【アガシオン作製】【ダンジョンクリエイト*2
>特殊系
変化:【植物改変】→【生物改変】
追加:【ルーン魔術*3】【ドルイド魔術*4】【魔女術*5】【五行相克*6
   【禹歩*7】【縮地*8
≪装備≫
三味線型概念武装〝七曜〟、女性用装備〝大正ロマン〟
特製勝負下着・術師タイプ、無病息災のお守り

【式神 久遠 Lv35→37】
≪性別≫
 女
≪ペルソナ≫
【刑死者 ウロボロス】
≪耐性≫
 物理・水・氷結・疾風・電撃耐性、破魔・呪殺無効、精神状態異常無効
(ペルソナ発動時火炎耐性追加、水・氷結無効にランクアップ)
≪スキル≫
>攻撃系
追加:【牙折り】【鎧通し】【目潰し】
>回復系
変化:【ディア】→【ディアラマ】
   【リカーム】→【サマリカーム】
>自動系
追加:【物理ギガプレロマ】【物理ハイブースタ】【物理アボイド】
変化:【小周天】→【大周天】
>特殊系
追加:【縮地】
>汎用系
追加:【念話】
≪装備≫
青龍偃月刀〝守天二式〟、女性用装備〝帝国軍服風スーツ〟
特製勝負下着・戦士タイプ、無病息災のお守り

【管狐 湯乃葉 LV24→35】
≪性別≫
 女
≪耐性≫
 電撃無効、衝撃弱点
≪スキル≫
>攻撃系
変化:【アギラオ】→【アギダイン】
   【ジオンガ】→【ジオダイン】
   【マハジオンガ】→【マハジオダイン】
追加:【マハンマオン】【マハムドオン】
>回復系
追加:【メディラマ】【サマリカーム】
変更:【ポズムディ】【パララディ】【チャームディ】→【パトラ】
>補助系
追加:【プリンパ】【軽気功】
>自動系
追加:【不動心】【食いしばり】【三分の魔脈】【魂魄精練法】【大周天】
>生産系
追加:【霊薬作成】【豊穣の祈り】
>特殊系
追加:【結界術】
>汎用系
追加:【念話】【房中術】【料理】【家事】
≪装備≫
追加:女性用装備〝レースのビスチェ*9〟、〝朱色の羽衣*10
   無病息災のお守り

*1
精神力(SP)や霊力(MAG)、体力の自然回復力を大向上。霊力操作と霊感の上達により、周辺環境及びマグネタイトの感知能力向上、気配同化による隠密能力向上。
大気中のMAGを取り込み自身の霊力と混ぜ合わせ、霊体を活性化させる事で霊力や体力の回復効率を向上させている独自設定スキル。

*2
異界をダンジョンとして構築管理する創造系概念スキル。楔となる演算装置をフォルマやマッカ等の素材を使用して作成し、異界の要に組み込むことで管理可能にする。設定出来る範囲は術者の持つ知識や情報と周辺の地脈やマグネタイトの生成量により変化する独自設定スキル。

*3
ルーン文字を用いた魔術であり、道具などに刻印する事で効果を発揮する物が多い術系統。直接行使する術以外の、儀式や生産などに関する知識技術も多く含まれる。

*4
自然に由来する力を操る魔術であり、特に樹木に関するものが多い術系統。直接行使する術以外の、儀式や生産などに関する知識技術も多く含まれる。

*5
黒魔術と白魔術を合わせた術系統の総称であり、様々な呪い(のろい)呪い(まじない)の特殊技能。霊薬の知識や霊薬を使用した術も多く、相手の姿を変化させる呪いが多い系統でもある。

*6
自身が発動した攻撃の属性に応じた無効耐性と相克の弱点を得る。
一つ前に発動した属性の相生関係に在る属性に対して習得している全ての属性系自動発動スキルの効果が適用される。

*7
タオ術の歩法であり、基礎的な場の浄化から儀式の補助など、様々な種類がある。

*8
物理的な距離を概念的に一歩の範囲に縮め、瞬間移動の様な歩行を可能にする独自設定スキル。どの様な概念で縮めるかは術者により異なる。
移動距離やスキル発動時の隙などは術者の技量により変化するが、移動距離は基本的に視界範囲か術者が物理的に歩いて移動できる範囲。

*9
某クエストのセクシー装備を元ネタに再現したもので、特製勝負下着シリーズの効果も組み込まれた防具。編み込んだレースに防御の術式を組み込む事で、見た目と露出の割りに物理防御力が高い。また、悪魔も装備可能となっており、装備中は魅了系スキルの効果が上昇する。

*10
羽衣シリーズの一属性無効タイプで、衝撃属性を無効化する装備。

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