【カオ転三次】終末を約束された世界で心のままに生きていく   作:緋咲虚徹

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053:祝勝会と旧交と……?

 対メシア教戦略の一環として始まった日本神解放作戦は、約半年の期間を持って一区切りを迎える事になる。

 ここまで迅速に事が運んだのは、日本にメシア教の主力が居なかった事と、デモニカによる訓練を経て、統率された部隊が戦力化出来た事が大きい。

 ガイア連合山梨支部が突出した力を持っているとしても、結局は寄り合い所帯の民間組織で、更に言えば人の上に立って率いたり、治めたりと言った面倒を嫌う性質の黒札(俺ら)が多いと言うのも、ガイア連合のみでは攻略が進まなかっただろうと思われる話。

 まあもう一つ理由を挙げるなら、メシア教日本支部の代表が、国内に残っていた比較的レベルの高い天使を紛争地帯に送り出した上、封印地点やその異界へ入る方法などをリークした*1と言うのもあるんだけど、これに関しては政治的な駆け引きやら思惑やらも絡むため、私を含めた得意じゃない黒札は運営陣の判断に任せて口を噤んでいるし、そもそもごく一部しか知ることが出来ない機密情報な訳だけど……。

 兎も角、責任を持って陣頭に立ち、作戦を進める人物達が居た事もあって、確認されている日本神が封印された異界は攻略が終わり、後は全国各地の霊的基盤を整えて管理可能な状態にする作業や、終末を見越しての霊道整備など、内政方面に力を入れられる様になった訳で、その祝いとして祝勝会が山梨第二支部で行われていた。

 参加者は攻略に関わった黒札や金札に自衛隊員、式神ボディへ分霊を宿した解放された神々や、各種契約で縛られて仲魔となった悪魔達など雑多な面々となっており、多少のトラブルはあるものの概ね和やかと言ったところ。

 私も一応生産側で色々と支援していた事もあって、参加する事にした会場の一角、座ってゆっくりと話せる様に設えられたテーブルを囲む、余り見ない組み合わせが目に留まる。

 

「千代さんとカズマニキにイカネキの組み合わせは珍しいですね?」

「おー、瑞樹ちゃんお疲れ~、九州の解放作戦で組む事になった関係でね」

「お疲れゲソ探求ネキ、ラーメン屋で月に何度か見かけるから、久しぶりって感じはしないゲソけど」

「え、マジで?あ、お久しぶりッス探求ネキ」

「その経緯ですか、九州は長崎とかメシア勢力が多い上に、阿蘇とか高千穂とかもあって大変でしたね」

「ギミック盛りだくさんな上、道中の悪魔はレベル20以上でボスに至っては30以上だったゲソ。蟲姫ネキ含めて何人か修羅勢呼べなかったら、絶対返り討ちになってたゲソよ」

「俺程度でも精鋭扱いだったからなぁ……。ボス戦までの露払いしてただけで、20後半になっちまったし」

「地方の異界で30近くまで上がるの見ると、GP上がってるんだなって思うわねぇ。あ、ちょっと聞きたい事もあったし混ざってく?」

 

 会場内に用意された各種料理を肴に、酒でも飲みながらと言った様子の三人へ話掛けると、何やら聞きたい事が有る様で、カズマニキやイカネキも頷いているため、席に加わる事に。

 

「別段誰かに呼ばれたりもしてないので大丈夫ですけど、何かありました?」

「あったというか、私じゃ何処まで話して良いのかわからない話ってとこかな。一応私修羅勢って言われてるけど、下層試験突破出来てない程度だし」

「その辺の話ですか。まあ確かに、許可持ち限定以外の掲示板では話題に出さないですからねぇ」

「あ、やっぱり上位修羅勢が解放作戦に殆ど出てこないのって理由があったでゲソ?正直その辺が出れば、もっと早く終わったんじゃなイカ?って話は掲示板でよく見るゲソよ」

「確かに上位層が出れば攻略自体は直ぐに終わったかもですけど、戦略的な意味として、こっちの戦力をメシア教から隠す欺瞞工作って目的もあったりはしますね。国内の基盤が整う前に本腰入れて増員されると、対処出来なくなりますし、作戦状況も時間を掛け過ぎずにギリギリ攻略出来る感じで進みましたしね」

「へぇ~、そんな理由g――」

「まあ建前ですが」

「はぁ?!」

「そもそもガイア連合に所属して戦闘をメインにする場合、基本的に最低限の訓練をした後は、レベル上げと戦闘スタイルの確立を目的として、攻略出来る難易度の地方依頼を斡旋する流れになっているんですよ」

「あ、そこは言って良かったっけ、地方依頼ってGPの関係もあって、高くてもレベル20ぐらいで殆どは10から15じゃない?それに出現する悪魔の傾向やギミックなどの事前情報もあったり、攻略前の偵察依頼とかもあるし」

「宗像支部長やらされてるから、そこはまあ私もわかるゲソ。でも解放作戦は、地方依頼とは括りが違うんじゃなイカ?」

「いえ、レベル上げの延長線上の話ではあるんですよね。中層試験を突破可能なレベルまで育てば御の字ぐらいの話でしたけど、実際カズマニキとか他にも結構な人数が良い感じに上がりましたし」

「え?てことはあれか、適正レベル帯の俺らにクエスト回して、修羅勢は修行場異界に籠もってたって事か?」

「それも在りますが……、まあお二人なら中層試験受ければ合格は出来そうですし、説明が多少前後しても大丈夫でしょう。念のため遮音結界は張っておきますが」

「態々そこまでする必要があるんでゲソ?」

「あると思うわよ?修行場異界の最奥が魔界に繋がってるって話だし」

『はぁ?!!』

 

 周囲に話し声が聞こえない様に遮音結界を展開したところで、中層試験合格者に開示される情報の一部を千代さんが伝えると、案の定盛大に驚きの声を上げる二人。

 

「まあ驚くのは無理もないですよね。まさか第一回オフ会するよりも前に、ショタおじが魔界に繋がった異界の奥まで到達して封印する事に成功していて、ショタおじが失敗していたらその時点で終末になってたって話ですし」

「いやいやいや、マジで??とっくに終末案件起きてたって事じゃねーか!既に終末回避出来てんなら、何でまた終末対策なんてやってんだ?」

「そんな物、終末案件が一つだけ何て誰も言ってないからですね。終末案件は既にショタおじとカヲルニキで合計二回発生していて、それぞれ解決まで到達はしていますが、カヲルニキは邪神が未だに暗躍してますし、修行場異界も魔界に繋がる穴を封印しているとは言え、繋がった事実自体は消えてないですから」

「と言う状況だから、上位の修羅勢って基本的に修行場異界の奥に籠もって、異界内のMAG濃度下げるための間引き作業兼素材収集してるのよね。式神遠征組も浅層から上層を毎日探索して、異界から悪魔が出てこないよう湧き潰しをしてくれてるし、低レベルとは言っても処理する数が数な事もあって、ショタおじの負担を少しは減らす事が出来てるって話だし」

「ちょ、ちょっと待つゲソ!封印したなら終わったんじゃなイカ?!」

「封印した当時は、完全封印までする余裕が無かったらしいですね。ある程度余裕も作れる様になった今なら、数百年単位での完全封印も可能だそうですけど、手間暇掛けて完全封印したところで、終末が来れば意味が無くなりますし、それなら終末に向けて力を付けるために再構築して作った、〝修行場異界〟を維持した方が有用って事ですね」

「実際地方支部に回される装備や消耗品の素材とか、GPの上昇に合わせた適正レベル帯のアイテムを潤沢に用意出来る理由って、修行場異界で高レベルの素材も回収出来るからだしねぇ」

「そんな話まったく知らなかったゲソ、私一応宗像支部長なのに……」

「イカネキの場合、支部の運営より大異界〝宗像大内海*2〟の管理が主業務ですし、他の支部でも支部長本人からの質問でも無ければ説明してない話ですからね」

「あの、ところで……、その話が普通の黒札掲示板に流れてないのって何か理由があったり……?探求ネキが来るまで蟲姫ネキに聞いてもはぐらかされてたし」

「そりゃ私も中層試験に合格して、初めて聞かされた話だもの。ちひろさんみたいに、ガイア連合の運営自体に関わってるなら兎も角、中層試験を突破するぐらいの意思も実力も無い一般黒札に話せないわよ。魔界に繋がった異界がある何て情報出したら、不安に駆られたMAGが異界に流れ込んで、封印が破られる可能性が有るかもしれない、何てショタおじに脅されたりもしたし」

「まあ、封印が破られるなんてのは億に一つも無いでしょうけど、異界内のMAG濃度が上がって、間引きの手間が無駄に増えるのは事実ですから、教える最低ラインが中層試験合格か、事務方などの運営関係で、知っている必要がある立場になった場合の二つなんですよね。と言う訳で、イカネキは一応支部長でもあるので可能ならと言う程度ですが、カズマニキは次の中層試験を受けて下さいね?カズマニキから依頼された装備や消耗品は既に用意し終わったらしいですから」

「もしかして、技術部所属の連中が最近やたらと、俺に中層試験受けないのか聞いてきたのって……」

「【レアハンター】持ちのカズマニキなら、中層以降のレア素材を今までより多く集められると思ったからでしょうね。生産系のレベル帯もそろそろ30前後辺りになってきましたし」

「やっぱりそう言う事ッスよね、まあ行けるって話なら受けさせて貰いますよ」

「カズマニキは受けるんでゲソね。よし!私もやってやろうじゃなイカ!解放作戦では戦力不足言われたゲソ、修行してレベルアップしてやるでゲソ!」

「おー、二人とも気合いは良い感じね。あ、そうだそうだ、中層試験が終わったら、書庫迷宮――いや、最近だと規模が更に大きくなって図書館迷宮って呼ばれるようになったっけ?まあ兎に角、星霊神社で神話知識だとか、戦闘技術関連調べた方が良いわよ」

「え?中層試験に合格出来るんなら、戦闘関係はある程度出来るって事では?」

「レベル50に届かない範囲とか、地方依頼みたいに地元の伝承から調べられるなら、どうとでもなるんだけどね……」

「そう言えば千代さんは、最近中層の終盤辺りまで行ける様になって、下層試験対策を本格化させた感じでしたよね」

「そうそう、パラスちゃん達の事があるから、これでも勉強してきた方だと思ってたんだけどね。セツニキゼミで慢心を叩き折られたわ」

「修羅勢にとっては、中層試験合格がスタートラインって事ゲソか。それにしても、セツニキゼミって何ゲソ?」

「セツニキってーと、コテハンが賭博師のセッツァーニキの事だろうけど、ゼミ?」

「セツニキ主導で作成された、下層試験対策用鍛練異界の事ですね。正式名称はセツニキが命名した〝修羅塾*3〟の方ですけど、下層以降で通用するあれこれを詰め込んだのもあってなのか、いつの間にか本番の予習が出来るセツニキゼミって感じに、呼び方が定着してましたねぇ」

「そんな異界もあったんでゲソね。でも蟲姫ネキってレベル40はあるって聞いたゲソ、それで通用しないってどういうことゲソ?」

「単純に自分の技術や知識の追求が足りてないって話なんだけど、地方依頼メインだと事前調査が前提で、相性の良い攻略可能な異界が基本だから、ピンとこないわよね」

「まあ依頼は仕事ですからねぇ。確実に攻略して脅威を排除するのが目的なのと、素材集めや自己鍛錬が目的なのでは、求められる性質も変わりますよ。セツニキゼミでやってる事は、対応力か突破力のどちらか一つでも、下層に通用する段階まで鍛えるってところですかね。詳しくは合格後に各々調べて貰う方が良いでしょう」

「つまり、中層試験は文字通り通過点でしかないから、合格しても鍛え続けろって事で?」

「この業界、力を磨く努力を止めたら簡単に喰われますからね。日本は全体的に低い関係でその手の連中も少ないですし、今はガイア連合という傘があるのでマシですが、それでもあの手この手で、こっちの守りを突破しようとする連中は事欠きませんから」

「結局のところ、自衛するには地力を上げるのが一番って事ゲソね」

「力を付ければその分稼ぎも良くなるし、やりたい事につぎ込めるって訳だしね。っと、何か色々脱線しちゃった気がするけど、解放作戦中の修羅勢に関しての話が、修行場異界に籠もって支援物資用の素材集めをしてたぐらいしか出てこないのも、それなりに理由があるって事よ」

「掲示板で知る権利なんて言ってる人もいますけど、ガイア連合山梨支部は互助会であって、支援団体では無いですからね。情報一つであっても、知るには相応の条件なり対価が必要ってのは、社会としての基本ですし、不用意に知った事で命を狙われるなんてのは、創作の定番ですよね」

「あー……、メシアとか地方組織とかそんな感じッスよね。確かに……、とりあえず今日の祝勝会終わったら、試験の申請出しに行ってきます」

「大っぴらに出来ない話は区切りが付きましたし、結界の方は解除しましょうか。何か困った事でも起きてるみたいですから、そっちの確認も必要かもですね」

 

 と、余り大っぴらに話せない内容が一区切り付いたところで、展開していた遮音結界を解除すると、少し前から会場の一部で発生しているザワついた感情の気配が、音を伴って伝わってくる。

 音に寄らない霊感での感知でもある程度はわかっていたけど、どうやら不味い類いの問題が自衛隊関係の方で発覚したらしく、焦りと困惑の様子が感じ取れる。

 

「え?あ、確かに何か騒がしいわね。自衛隊ニキが呼ばれてきたみたいだけど、本気で何があったんだろ」

「多分これじゃねぇかな。〝緊急相談スレ38*4〟に新しく投げ込まれた奴」

「確認出来ました。どうやら天照解放作戦で、人魚ネキ*5が踊る事になった時の動画が流出したみたいですね」

「うわっ、これ投稿できるサイトってどう考えても違法じゃなイカ?!こんなことした奴は許せんでゲソよ!」

「これは確実にアウトね!それにしても誰がこんな阿呆やらかしたのかしら」

「自衛官ニキの受けたペナルティ知って、やらかす俺らや自衛隊員は居ないと思うんだが……。ハッキングでもされたとか?」

「ハッキングは確かにありそうですね……。今後にも響いてくる案件な気もしますから、ちょっと手伝いに行きますかね」

 

 カズマニキが推測したハッキングの単語に嫌な予感がした事もあり、動画流出事件の調査に加わる事にしたわけだけど、自衛隊員の決死の調査に寄ると、どうやら自衛隊の機密情報をハッキングした連中が居る様で、そのハッカーが盗み出した情報に含まれていた任務資料の一部が、件の動画だったとの事。

 とりあえず違法動画サイトの方には、人魚ネキの要望もあるのでサイトを閉鎖するように、運営者を見つけ出して圧力を掛けるとして、応じなければ【電霊】使ってサイトを強制閉鎖させた上で、不幸が降り掛かるだけなので、後は処理が終わるのを待つだけ。

 拡散した動画の方は、元動画のデータを媒介にした類感呪術により、動画を見る事で【悪因悪果の呪い*6】が掛かる感染呪術を付与したので、ネットに再度拡散される何て事にはならないでしょう。

 人魚ネキも個人で楽しむ分には不本意でも許容はするとの話ですし、悪用しようとしたら相応の報いが降り掛かるぐらいで良いでしょう。

 一般的にネットへ拡散したデータを完全破棄するのは、ほぼ無理な話ではありますけど、オカルトを絡めるなら、呪いの元を破棄しないと解除されないタイプで、許可無く所持していると衰弱死する呪いとかを掛けて、データの所持者本人に破棄させる様に促せば良いわけですし、そこまでしなくても良いと言う辺り、人魚ネキは心優しい人なのだろう。

 

「さて、メシアンへの()()()()()()は隊員に任せるとして、証拠隠滅で破壊されたPCの方をどうにかしましょうかね」

「どうにかって、何とかなる範囲じゃ無いと思うんだが」

「無事に回収出来た分は数が少なかったので専門家に任せてますし、他にすることも無いですからね」

「はぁ……」

 

 後日、ハッキングされた情報のルートを探しに探した結果、犯人共が居ると思われる拠点――メシア教会が判明し、TRPGの吟遊詩人よろしく、戦略兵器バード(呪歌による広域制圧兵器)と化した人魚ネキによる制圧が行われたのがつい先程。

 事情を知ってる可能性が高い神父から情報を絞るのは隊員の仕事として、ハッキングなんて手段を取るだけあって緊急対応も心得ていたのか、ギリギリ制圧速度が上回った事で残った少数を除いて、大部分のPCが物理的に破壊されていた辺り、命より証拠隠滅を優先する狂信者と言うのは本当に質が悪い。

 だからと言って、このまま無事に回収出来たPCから証拠が見つかる事を願うのでは、態々犯人制圧に付いて来た意味が無いため、私に出来る事で手助けする事に。

 まずは破壊されたPCを【神通力】の知覚内に捉え、PCの過去から〝破壊される直前まで〟を観測し、〝破壊されなかった並行世界〟を経由して、〝奇跡的に全てのPCが破壊されずに確保出来た並行世界〟を見つけ、その結果をPCに上書きする事で、PCは証拠隠滅で破壊されなかったと言う結果を作り出す。

 

「この場合格好付けて、『【大嘘憑き(オールフィクション)】!PCの破壊をなかったことにした!』とでも言ったところですかね?結果は似ていても過程は別物ですが」

「いやポーズまで取って格好付けて何やったんです?!ついさっきまで復元無理なレベルで破壊されてましたよね!?どうやったらあそこから修復なんて出来るんだ!??」

「修復ではなく、並行世界から壊されなかった可能性を持ってきたのが正しいんですが、調査可能なPCが増えた程度に思えば良いでしょう。さ、証拠探しに他の人員も呼んできて下さい」

「あ~もうっ!わかりました!呼んできますから先に調査始めといて下さい!」

 

 理解の限界を超えて、深く考えることを止めたのか、他の隊員を呼びに行った自衛官ニキを余所に、早速手近なPCを拾い上げて中身の調査を始めて行く。

 それからしばらくして、ハッキングの証拠やら別件の犯罪の証拠やらと、色々と見つかる事になった訳だけど、とりあえず動画流出事件自体は解決となって一安心と言ったところだろうか。

 

「一件落着したのは喜ばしいですけど、嫌な予感は外れて欲しかったですね。本当にメシアンは禄なことをしない」

 

 破壊されていたPCの一つから見つかったファイルには、〝天使召喚プログラム計画〟と表示されていた。

*1
本家様『小ネタ 日本穏健派メシア教のあれこれ』より

*2
拙作『025:初めましてと出張依頼』で、福岡の宗像と広島の呉に跨がって構築した海洋型異界。

*3
『【カオ転三次】最速で出会った俺らのガイア連合活動記録』様の111話〝神代木を求めて〟より、修行場異界下層試験突破のための、鍛練異界である〝桃源郷〟と〝修羅道〟の総称。なお、修羅勢に通りが良いのはセツニキゼミの方。

*4
『【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話』様より、〝 22話:日本神解放作戦お疲れさまでしたスレ〟の事件

*5
『【カオ転三次】 終末に向けての準備するとある転生者の話』様の主人公。【マーメイド】のデビルシフターであり、一般黒札に修羅勢候補と一歩引かれているが、本人的には必要と判断して割り切っているだけらしい。

*6
因果応報の概念を元に、その行いにより生じる負の想念が本人の運勢を低下させる呪い。

今回は人魚ネキの動画を対象に、〝不特定多数への公開〟〝金銭などでの売買〟〝他者への譲渡〟などを行った場合に発動し、データ所持者の言動に応じた呪いが降り掛かる仕組み。

なお、呪い発動に使用するMAGは、〝許可無く行われた事〟〝人の尊厳を貶める行為〟の様な、流出した動画に含まれる概念から、同じ概念により生じた負の想念を、ネット経由で集める術式を組み込んでいる。

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