暗殺系少女は暗部を纏める更識家のイギリス支部の武装組織に保護されて   作:BERSERKER

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 織識切子はまだISを持っていません。


第二話 日常生活

「ふぁぁぁふぅっ」

 今日は特別休暇を貰ってドイツへ向かうんだった。

 私がドイツへ向かう理由は前にドイツで織斑一夏を助けたからドイツ政府が感謝したいと招待されたから。

 移動費も向こう持ち、やったね。

 感謝状を受け取り、お礼に何かしたいと言われた時、原作重要人物の一人を発見した。

 ラウラ・ボーデヴィッヒが自信なさげにそこに居た。

 私はラウラのもとへすり寄り、「この子と友達になりたい!」と大きな声で宣言した。

 それからIS配備特殊部隊『シュヴァルツェ・ハーゼ』通称:黒ウサギ隊隊舎で暫く生活出来る様になった。

 さて、ラウラちゃんにはいずれ隊長として立つ事になるのだからその自信なさげな振る舞いを矯正しようか。

「ねぇ?ラウラちゃん。その左の眼使い熟せてないでしょう?」

「あ、ああ。その通り…です。これは越界の瞳ヴォーダン・オージェと言ってISの適合率を上げる目的で施術されたのですが私は適合出来なかった。」

 やはりか。そして悔しいと訴え掛けるラウラちゃんの表情。

「その眼帯取って見せて」

 ラウラは何も言わず眼帯を外した。

「綺麗。その左目は何を映すの?」

「ありがとう。だが、気休めは止してくれ。特にこれといった別の物を視ているわけでは無いです。ただ、二km先が良く見える位ですね」

「近くの物にもピントは合うの?」

「心配ないです。」

「ふむふむ。訓練所は何処?身体を動かしたいわ。」

「あ、はい。案内します。」

 ラウラちゃんに案内して貰って建物丸ごと訓練施設になっている訓練場に来た。

「エアガンとゴムナイフを貸して。組み手の相手もお願い。」

「はい。」

 さて、相手はラウラちゃんが分隊長で三人が分隊員の四人。

 私はどう動くかな?いつも通りじゃつまらない。

 錦木スタイルでやってみるか?

「では、訓練を始めるにあたってルールを発表する。一つ、建物の外に出る行為は禁止だ。二つ、戦闘不能者のゾンビ行動も禁止とする。三つ、凶器や銃火器、ISの使用もダメだ。織識さんはISを持ってないからな。使用する武器はエアガンとゴムナイフ、徒手格闘だけだ。エアガンの種類については自由だ。四つ、撃たれてHIT判定を受けた者はスタート地点へ戻って再スタートする事。五つ、顔を覆う安全装備は外さない事。訓練で怪我されちゃ、本末転倒だからな。以上だ。質問等は無いか?」

 手を挙げる私。

「はい。織識さん。」

「ゾンビ行動とは何ですか?」

「ああ、サバイバルゲームで撃たれてHIT判定を受けたにもかかわらず、そのまま戦闘を続行する行為を言う。」

「成る程。蘇生行動はないのですか?」

「今回は考えてない。」

「普段はあるのですね?」

「ああ、時により辛い物を食べさせるだったり、甘ったるい物を食べさせるだったりな。」

「私一人対分隊四人なので戦闘不能者は蘇生行動受けた人の仲間になると言うのは如何でしょう?チーム状況が一人を除いて」

「ふむ。面白いかもな。良し、採用!今回の罰ゲ……蘇生行動はセクハラ行為十秒とする。尚、蘇生行為から逃げる事は許可するが走ってスタート地点に逃げ込むだけだ抵抗する事はゾンビ行動に該当するのでお説教行きだ。覚えておくように。」

 「えー」と三人からブーイングが上がった。

「うっさい。始めるよ。スタート地点に着きなさい。無線は持ったわね。分隊チームは501.86に合わせなさい。織識さんはこれで良しっと。はい、どうぞ」

「有り難う御座います。」

 スタート地点に着いて無線で報告する。

『スタート地点、着きました。』

『双方準備OKね。』

『はい。』

『模擬戦開始。』

 建物のドアノブに手をかけて開けようとした。

 が、開かない。

『済みません。ドアが開かないのですけど………』

『あら?あ!御免なさい鍵を渡すの忘れてた。チームリーダーは鍵を取りに来て』

『締まらないですね、隊長』

『御免なさい』

『クラリッサさんは【参加者全員から罰ゲームを受ける】で如何でしょう?』

『『『『異議なーし』』』』

『異議有るけど仕方ない。はい、発表して。』

『『『有給欲しい。』』』

『はい。三人は有給休暇申請と次は?』

『切子と…遊びに行きたい………です。』

『はい。ボーデヴィッヒは外出許可申請』

『ISを使った相手と模擬戦したい』

『!!駄目です!!怪我じゃ済まないもの。責任取れないわ。別の物でお願いします。』

『じゃぁ、此処に滞在している間はクラリッサさんに私のお母さん役をして貰おうかなぁ。………私、両親に捨てられて、今所属している施設育ちだしね。』

『え”』

『『『わー、良いな。私もお母さん役やって欲しい』』』

『貴方達。今、凄い重たい話されたんだけど聞こえてないの?』

『『『???』』』

『無線は私も使えるんだよ。さっき向こうの周波数を聞いたから模擬戦中断した後合わせて最後のは周波数を戻しただけよ。』

『じゃぁ、貴女の重い話は』

『うん。クラリッサさんにしか聞こえてない。』

 双方鍵を受け取ってスタート地点に着いた。

『仕切り直して模擬戦開始。』

 鍵を開けて建物に入る。

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