君たちが幸せでさえいれば   作:fgoすき

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初投稿&初執筆です。
誤字脱字チェックしていますが、見落としがあったらすみません。
原作はアニメも漫画も見ましたが記憶だけで書いたので間違いがあるかもしれません。
初めての執筆でいつも書いている人のすごさが身に染みてわかりました
1万文字とか無理だ…
ちなみに虹夏ちゃん推しです


1話

俺には二人の幼馴染がいる

一人はとてもしっかりしていてみんなをまとめるリーダー的な存在だけど

実は寂しんぼで悩んだ時や辛い時は甘えたがりになる女の子

もう一人はすごくマイペースで個性的だけど実は繊細な部分があって猫みたいな女の子

二人とも大切な幼馴染で幸せでいて欲しい思ってる

だからこの二人に大切な相手ができるまでは俺が支えるって決めてるんだ

 

「虹夏ちゃーーん、学校行こーー」

 

いつも通り登校中虹夏を迎えに来た

少し早く来ちゃったけどたまにはいいだろう

 

「朝からうるさいよ!!」

「たまには童心に帰るのもいいかと思って」

「常に童心なのに何言ってるの?」

 

なんて失礼なことを言うんだ

いや、でも体があまり成長しなかった虹夏も童心と言っていいのでは?

 

「今変なこと思わなかった?」

 

ジト目で見られてるな…

まずい、これはバレたらドラマーのムキムキな腕で潰される

成長したドラマーはギターをドラムスティックのように扱えるらしいからな…

 

「虹夏の体のこと考えてた」

「もう!バカ!なんで朝からそんなこと考えてるの!」

「え、朝じゃなければいいの?卑しい女やねー」

「そうじゃなくて!!もう知らない!準備するからここで待ってて!」

 

セーフか? 虹夏の体をひたすら考えてた変態だと思われたけどまあギリ致命傷だし大丈夫だろ

 

「お待たせー

ごめんね、時間かかっちゃって」

 

「俺が早く来ただけだから大丈夫よ

じゃ、リョウ迎えに行くか」

 

下北沢高校に入学してから、虹夏とリョウを迎えに行って3人で学校に行くのが日課になっている

まあリョウは一人で生きていけないから当然ではあるけど

 

ついたけど相変わらずでっかい家だなあ

この家を見るとリョウはお嬢様だなあと思う

まあ本人を見るとそんな思いも消し飛ぶんだけど

 

「リョウ、学校行くぞー」

「まだ寝てるんじゃない?」

「さすがにこの時間ならきっと多分起きてると信じたい」

「それは信じてないと同じ意味だよ、私が起こしてくるね」

「頼んだ」

 

中からアニメみたいなドタバタ音が聞こえてくるな

あ、音止まった

 

「おはよう」

「おはようリョウ」

「全然準備されてなくて焦ったよー」

「お疲れ様虹夏」

「もう、部屋まで来て手伝ってくれればいいのに」

「幼馴染とはいえ一応花も恥じらう女子高生だからな」

「別に気にしないよ」

「俺が気にするんだよ 顔はいいんだから少しは恥じらってくれ」

「てれっ」

「口で言うな、ほら、さっさと行くぞ」

「今日くらい学校行かなくてもなんとかなる気がする」

「それ昨日も聞いたな、いいから行くぞ」

「あーれー」

 

三人で雑談を交えながら登校する

何気ない時間の中でも二人に変なところがないかさりげなくチェックする

口数に違和感はないか、笑顔は自然か、何かあった素振りはないか

他の人のことは分からないけど昔から一緒の二人ならわかる

…よし、いつも通りだな二人とも抱え込むタイプで相談してくれないからいつでも気づけるようにしないとな

 

「そういえば今日だろライブ」

「うんっ!でも喜多ちゃんと一回も合わせで練習できてないんだ…」

「まじか、大丈夫だといいんだけどな」

「うん、きっと大丈夫!!」

「いざとなったら私がギターボーカルとベースを両方やる」

「そんな阿修羅みたいな体してたっけか」

「失礼な、どっちかと言うとマハデーヴァ」

「誰がわかるんだよそれ」

 

合わせで練習ができていないって話は聞いてたけど

まさか本番まで一回もできないのは予想外だ

楽観的すぎたな、ちゃんと考えておけばよかった

万が一に備えてギタリストを探したいところだけど野生のギタリストなんてそうそういるもんじゃないしな…

 

「そうだな、虹夏が言うなら大丈夫だ」

 

学校が終わって遂にライブの時間が近づいてきた

虹夏とリョウは少し早めに向かって準備をするらしい

 

「ごめん、先に行ってるね!ライブ楽しみにしてて!」

「わかった、俺の人生TOP10に入る出来事として期待しておく」

「そこまではしないで!?」

「私がいれば最高のライブは確定してるから大丈夫だよ」

「リョウのその自信少しは分けて欲しいよ…」

「大丈夫だ、きっとそういうライブになるから」

「えへへ、そう言ってくれると嬉しいな

じゃあね!行ってくる!」

「行ってくる」

「あいよー」

 

さてと、今できることは何があるかな

とりあえずいつもと違う道でも通ってギターを背負っている人を探してみるか

 

「そうはいっても見つからないもんだよなあ」

 

探すと言ってもギタリストの人数はそもそも少ない

やっぱり無茶だったか…?

仕方ない、あまり時間に余裕がある訳でもないしここの公園で最後にするか

喜多ちゃんがこない可能性なんてほぼないと思うし大丈夫だとは思うけどな

ん?あの子ギター背負ってないか!?

ピンクの髪にピンクジャージ…

ロックだな、さぞ腕のあるギタリストに違いない

何かあった時はここに来ればいるかもしれないな、覚えておこう

 

そのまま歩いてSTARRYについた

しかし何やら騒がしい気がするな

扉を開くとそこにはまるで世界の終わりを悟ったかのような、絶望した表情をした虹夏がいた

 

「虹夏、どうした!?」

(しん)くん、喜多ちゃんが来ないの!!連絡もつかないしこのままじゃライブができない!」

 

マジでそうなるのか!?

悪い予感は的中するというがここまでしなくてもいいだろう

 

「虹夏!ここに来る途中の公園にギターを背負ってる女の子がいた!

まだいるかは分からないけど頼んだら出てくれるかも!」

 

「ほんと!?よくそんな情報知ってるね!?」

「たまたま公園通った時に見かけたんだよ!とりあえず急ぐぞ!!」

「わ、わかった!」

「行ってらっしゃい」

 

お前も少しは焦れ!リョウ!!

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