VRMMOって聞いてたんすけどなんなんすかねこれ   作:なみん

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前回のあらすじ

野生の帝国兵が飛び出してきた!


チート使えば大体解決

 

 

 皆で話し合った結果、戦わずに逃げた。能力を温存していたので帝国から逃げた時よりもかなりの距離を移動できたらしいが、そのせいで前の非じゃないくらい体力を消耗したらしい

 

 

「前回と違って、塀もなかったから、飛ぶ距離は、大分稼げたはずだ……おかげで……」

 

「分かったから今はしゃべらない方が良いって」

 

 

 今は俺がフィーエを背負って歩いている。思ったより飛べたのか遠くに街が見えたので、そこに向かって歩いている。本気を出したとはいえ、一週間程の旅路を大幅ショートカット出来るとはやはりチートだと思うな

 俺の少し後ろを煮付けが歩き、女性達を挟んで最後尾をもにょが警戒している。いくら飛んだとはいえ、いつ追手が来るとも分からないからね

 

 背中のフィーエが、「すまん」と言い、それきり喋らなくなった。それから暫くしてすう、と寝息を立てていた。そんな疲れたのか。お疲れ様

 

 と言う訳で、推定アクアテラの門まで辿り着いた訳だが、帝国での事を考えるとそう上手く行く筈もなく

 

 

 

「お前達、止まれ」

 

 

 ここで街の門番パート2。なんもないっすの二の舞だけは避けたいところだ

 

 

「またっすか?」

 

「残念ながら、またみたいですね!!」

 

 

 煮付けともにょが愚痴るのも分かるけど、今回は大丈夫だろう

 

 

「お前達、どこから来た?」

 

「帝国からです」

 

「ふむ……? 通行所はあるか?」

 

 

まあ気持ちは分かる。後ろの女性たちはともかく、俺達四人はよく分からんボロ布だからね

 俺はバルドから貰った宝石を一つ取り出す。お、門番の目の色が変わったのが俺でも分かるぞ。欲しいんだなこれが?

 俺は門番の手を取り、宝石を握らせる。これで通してくれないんなら返してもらえるかな

 

 

「……くれぐれも面倒事は起こさぬようにな」

 

「さ、行こうぜ皆」

 

「やるっすね」

 

「セクマさんってそんな事出来たんですね!!」

 

 

 おいナチュラルに煽ってくるのやめろ

 

 

     *

 

 

 あれから宿で二部屋借りて、休憩をしている。どうにかこうにか宝石を金に換えてその金で借りたわけだが、それでもずっと借りられる程の金はないだろう

 

 

「これからどうするっすか?」

 

「そうだねぇ。とりあえずフィーエが起きるまでは移動できないとして、食事くらいはしよう。後風呂かな」

 

「良いっすね!! アタシ乙女なんでちゃんとしたお風呂にずっと入りたかったんすよ」

 

「ご飯良いですね!!」

 

 

 とは言え、宝石も残り二つしかないから金の使い方には注意だけどね。今日くらいは許して。チートデイってやつだ

 

 

「そしたら女性達なんだが、流石にまだ固形物は無理だよね?」

 

「私思ったんですけど、ヒールしながら食べさせたら何とかなりませんか?」

 

「鬼?」

 

 

 あれ最悪死ぬんだよね? スラっと言うの怖すぎて涙出ちゃう。前から思ってたけどちょいちょい言動がサイコパスだよね

 

 

「まあ本人達が良いならいいんじゃないっすか? こういう時は聞いてみたらいいっす」

 

 

 そう言って視線を女性達に向ける煮付け。おいビクッとして震えはじめたんだが脅してないよね? ノーと言える異世界人であってくれ

 

 

「あの……私達、やります……」

 

「それは自分の意志っすよね?」

 

「は、はい……!!」

 

「と、言う事みたいっす」

 

「ほんとかよ」

 

 

 今のやり取り聞くとただのヤクザなんですけど。自分の意志っすよね? って言われて、はいっていうのは大体自分の意志じゃない気するよ俺

 

 

「あー、君名前何て言うんだっけ」

 

「さ、サラです」

 

「サラさんね。本当に嫌なら断る事も必要だからね?」

 

「……いえ、ここまでしてもらっておいて、嫌とは言えません」

 

 

 俺は断れって意味で言ったんだけど、やっぱオブラートに包むと伝わらないよね。どうか死にませんように

 

 

     *

 

 

「セクマさん、いい加減起きるっすよ」

 

 

 誰? ねむいので時間を置いてお越しください。この二日怒涛の展開過ぎて疲れてるんだよ~頼む~

 

 

「フィーエさんが部屋でアレしてるっす」

 

「あれとは」

 

 

 体中の筋肉を総動員して飛び起きる。アレって何!?

 

 

「嘘っす」

 

「なんだ嘘か。おはよう煮付け」

 

 

 二度と俺をからかうな。お陰様で眠気は完全に吹き飛んだ。ちくしょう

 煮付けと一緒に一階に降りると、全員机に座って食事をしていた。フィーエもかなりダルそうにしてはいるがそこにいた。良かった

 

 

「おはようフィーエ」

 

「ん……おはよせくま」

 

 

 皆に挨拶しながらフィーエの隣に腰かける。お、肉あるじゃん!! テンション上がる

 

 

「でさ、俺思ったの。ここで少し金稼ぎしたら良いんじゃないかって」

 

「どういう事か分かりませんけど良いんじゃないでしょうか?」

 

「まあ、少しなら滞在しても大丈夫そうっすもんね」

 

 

 俺が思うに、見た目がいけないと思うんだよね。適当に服買って顔隠せばバレる心配ってのは格段に減る。俺はそう思った訳

 

 

「そうと決まれば冒険者っぽい服装にして、冒険者ギルドに行こうか。それで良いよねフィーエ」

 

「ん……ぼくはだいじょうぶ……」

 

 

 フィーエも了承してくれた。食事が終わり次第向かうとしようじゃないか

 

 

「それにしても、ボケーっとしてる状態のフィーエさん可愛いですね」

 

「いや、ほんとそれっす。ギャップってやつっすかね」

 

「言える雰囲気じゃなかったから言わなかったけど俺も思う」

 

「……疲れてるから、つっこまないぞ」

 

 

 ごめんて




初めてなのでよくわからないんですが、どうでもいい描写ばっかりして物語の進行が遅いと自分でも思い始めてきました
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