あれから、4年後
現在、戦える状態なのは悟花1人になっていた。
トランクスは死んではいない。
悟飯の死をきっかけに2人は超サイヤ人に目覚めた。
しかし、自分達の力が弱かったから悟飯を死なせてしまったんだと、自分に対する怒りから、焦った戦いをしてしまっていた。
それは、2人共通するものであったが、トランクスは悟花よりは早く落ち着いて、周りが見えていた。
悟花は、家を飛び出したとき、母であるチチに、「人造人間をお兄ちゃん(悟飯)と倒して、必ず2人で帰ってくる」と強く言い、出てきたのに自分は安全なところで気絶させられてるうちに悟飯は死んでしまった負い目があった。
そんな感情を長く持っている中で、冷静に周り見ていられず、トランクスが悟花を庇い大怪我を負ってしまった。
トランクスは、生きてはいるものの意識が半年戻らなかった。
悟花は、半分パニックを起こしながら、トランクスをカプセルコーポレーションに戻し、ブルマのもとへ駆け出した。
ブルマは、トランクスの状況に一瞬泣きそうになるが、すぐに医者を手配し、強い心でいた。
悟花は、またもや自分のせいでトランクスをこんなことにさせてしまったのだと、落ち込んでいると、ブルマから強い叱責を受けた。
「そんなふうに落ち込んだらダメでしょ!悟飯くんは、あんた達2人に未来を託すために死んじゃったんでしょ!?トランクスだって、あなたに生きて欲しかったから庇ったんでしょ?ずっと、落ち込んでたらまた同じことをくりかえすわよ!今は、あなたしかいないんだから、しっかりして!悟飯くんわトランクスの思いを無駄にしないで」
ブルマからのその言葉で、悟花は自分がずっと冷静さに欠けていたことに気づくことができた。
「ブルマさん、ありがとうございます。自分の状況を見つめ直すことができました」
「よかったわ。トランクスが回復するまで1人になって心配なことが多いでしょうけど、私だって全力でサポートするわ。それに、もうすぐタイムマシンも完成するわ。本来ならみんなと面識のある悟飯くんに行ってもらおうと思ってたけど、死んじゃって、機械に強いトランクスに頼もうとしてたけど、状況によっては、悟花ちゃんに行ってもらうからね」
「・・・わかりました。それまで全力でこの世界を守り抜きます」
「うん。頼んだわよ」
そして、半年後。トランクスはあれから目を覚ますことはなく、悟花がタイムマシンにのって、20年前の世界に飛び立とうとしていた。
「じゃあ、悟花ちゃん、頼んだわよ。孫くん、あなたのお父さんにこの薬を渡してちょうだい。孫くんさえ生きていれば、きっと未来は違ったと思うの。」
「わかりました。絶対に成功させてきます!」
そういって、悟花は20年前の過去の世界にタイムマシンで飛び立っていった。
次からいよいよ過去の世界での、話になります。
ストーリーで所々おかしな点はあると思いますが、あまりら気にせず読んでいただけると幸いです。
次から悟花目線になります。