捏造会話です(笑)
悟花はタイムマシンにのり、未来に戻る操作をする。
タイムマシンが、だんだん高く飛んでいくと、ちょうどZ戦士達が集まって話していた。
ここに集まっている人達も、ブルマとプーアルを除けば20年後には誰も生き残っていない。
悟花は、3年後自分達みたいな悲惨な世界にならないことをただ、ひたすら願い、父である悟空に託していた。
(お父さん、お兄ちゃんやブルマさんが言ったように、きっとなんとかしてくれる。そんな気持ちにさせてくれる人でした。どうか死なないで。幼いお兄ちゃん、この世界ではあんな寂しい思いをして孤独になりませんように)
見たことがないタイムマシンをZ戦士達は、ずっと見上げていたので、悟花はみんなに向けて手を振り、未来に戻っていった。
***
景色が変わり、元の時代に帰ってきた。
過去の時代ではたくさんの驚きと、感動が数時間という短い時間ではあったがあった。
この出来事を早くブルマに伝えたい。
それよりも早く、父からもらった仙豆でトランクスを回復させてあげたいといあ思いを抱き、悟花はタイムマシンをポイポイカプセルに戻し、カプセルコーポレーションに飛んでいった。
「ブルマさん!ただいま戻りました」
「悟花ちゃん、おかえり。良かった。無事に過去には行けたかしら?」
「はい!お話ししたいことがたくさんあります!それよりも、これ!」
悟花はそう言って、ブルマに仙豆を見せる。
すると、ブルマは大きな目をまんまるにして驚く。
「それ、仙豆じゃない!」
「はい。お父さんが、トランクスのためにもらってきてくれたんです」
「そうなのね。さっそく、孫くんに救われてるわ」
「はい!はやくトランクスに食べさせましょう!」
ブルマは涙目で、嬉しそうに言った。
そして、悟花とブルマはトランクスが眠る部屋に行き仙豆を飲み込みやすくするために砕き、ブルマが口の奥の方に嚥下しやすいように仙豆を食べさせる。
トランクスがゆっくり嚥下したのを確認して、少しするとトランクスの目がゆっくりと開いた。
「・・・あれ?」
「「トランクス!!」」
ブルマはトランクスに抱きつき泣いた。
トランクスは最初何が起こってるのかわからないように困惑していた様子であったが、自分がベッドの上にいる状況を見て、何が起きてこうなっていたのかを思い出し、「心配をかけてすみません」と謝った。
悟花も目に涙をためて、目を覚ましてくれたことが嬉しく思うと同時に、ブルマとトランクスの姿を見て。今までずっと思っていた申し訳なさを強く感じた。
「トランクス、私のせいでごめんね・・・」
「いや、悟花が無事で良かった。むしろ、1人にさせて悪かったな」
そして、両者ともに落ち着いた後、過去でのことを話す前に、まずはトランクスにこの半年のことについて話した。
トランクスは、自分が半年も眠っていたことに驚いたが、依然として人造人間が、破壊活動を繰り広げていることへの怒りを露わにした。
いよいよ、過去に行ったときのことについて話す時が来た。
悟花は、時系列ごとに、フリーザが来て、悟空が来るまでまだ3時間ありその間にZ戦士がやられるのを見ているだけということはできないと思い、悟空の代わりにフリーザを倒したこと、そこで会うはずのなかった悟空以外のZ戦士にも会ってしまったことを話した。
悟花は、申し訳なさそうに話すが、ブルマは想定内のようで、むしろ自分もどんどんみんなが倒されている姿を見ていたという経験から、感謝しているようであった。
「トランクスも同じだと思うけど、あなた達が、やられている人を見てジッとしてられるわけないでしょ?2人とも悟飯くんを見て育ってるんだから」
ブルマが微笑みながら言うと、悟花もトランクスは目を合わせ、2人して「そうですね」と笑った。
「みんなに会ったってことは、悟飯くんにも会えたのね」
「はい!小さい頃のお兄ちゃん、すごく可愛かったです。家に写真はあって、見たことあるんですけど、4歳とかのときのものなんで。雰囲気は、全然違いましたが、やっぱりお兄ちゃんなんだなって思いました」
「確かに、悟飯くんはだいぶあれから変わったものね。けど、優しく他人思いなところや礼儀正しいところはずっと変わらないわ」
トランクスも羨ましいという気持ちもあるが、悟飯の話を嬉しそうにする悟花を見て嬉しく思った。
悟花がベジータの話をすると、2人はまた違う反応を見せた。
「あいつ、なんか失礼なことしなかった?」
「あはは・・・とりあえず、私のことは気に食わなかったみたいです。超サイヤ人になれることと、なによりサイヤ人はお父さんとお兄ちゃん、ベジータさんしかいないのに、私がサイヤ人なはずないって。まあ、未来から来るだなんて思わないから、普通そうですけどね。けど、ブルマさんが言ってたように、プライドが高くて、強そうで、どこか寂しそうな人でした」
悟花の話を、ブルマは寂しそうに聞き、トランクスはそんなブルマを気にしつつ、会ったことのない父のことを真剣に聞いていた。
ブルマとベジータは結婚してないが、それでもお互いに特別な想いがあった。
悟空が死んで、戦う意欲がなくなっていたベジータだが、自分のサイヤ人としての誇りを再び思い出し、死を覚悟し愛する者の為に飛び立っていく姿をブルマはずっと覚えている。
トランクスは、話には聞いており、さらに父に会いたい欲が強くなった。
「ブルマさんが言ってた時間通りにお父さんは地球に帰ってきて、みんなで出迎えました。そのあと、2人きりになって、お父さんの力が知りたかったのでちょっとだけ戦ってみたんですけど、とても強かったです。力自体は私の方が上でしたけど、何もかも見透かされてるようで、経験の差を感じました。そして、私の素性は隠して、目的のことを伝えました」
「良かったわ、無事に伝えられて。孫くんはどんなに自分より強い相手でもワクワクして戦いをするやつだったものね」
「はい。人造人間とも戦えないって悔しそうにしてました」
悟花は、少し笑いながら伝えると、ブルマは目をつぶって、うんうんと頷いており、トランクスは戦えないのがショックなのかと驚いた様子だった。
トランクスのそんな様子を見て、少し前の自分を見ているようで悟花はクスリと笑った。
「そういえば、ブルマさん。1つブルマさんから聞いた話と違う、想定外なことがあったんです。お父さんが瞬間移動っていう技を身につけていたんですけど、ご存じでしたか?」
悟花がブルマに尋ねると、驚いた表情をして否定した。
「ナメック星から脱出した後、ヤードラット星というところに着いて、教えてもらったそうです。私が行ったことで、早くも歴史が変わってしまってるんでしょうか」
「その可能性はあるわね。この後どういう風に影響を与えるかは想像つかないけど・・・けど、孫くんはこれで生きられるんだもの。きっとこんな世界にはならないわ。3年後、応援に行くんでしょ?」
「はい!お父さんとも約束しました」
「うん。トランクスも行くでしょ?」
ブルマがトランクスに尋ねると、トランクスは少し気難しい顔をした。
「俺まで行ってしまって、俺たちがいない時に人造人間が襲ってきてしまったら・・・」
「そんなこと考えちゃダメよ。確かに、あんた達がいなくなることは、この世界にとっては致命的なことよ。でも、2人が過去に戻って人造人間の弱点を見つけるなり、修行して強くなるなりすれば、この世界にとっても嬉しいことよ。それに、アンタも悟飯くんやベジータに会いたいでしょ。こっちのことは気にせずいってらっしゃい」
「・・・ありがとうございます!」
(ブルマさんは、本当に強い人だよな。私なんかよりもうんと)
「さ!それは3年後のことなんだから、トランクスもやっと回復できたのよ!3年後まで絶対生き延びるのよ!いいわね!2人とも!」
「「はい!!」」
***
3年後、タイムマシンの往復分のエネルギーも溜まり、過去の時代に行く時が来た。
あれから何度か人造人間が街を襲い、2人で立ち向かった。
ここ半年は、悟花1人であったため、人造人間2人は、トランクスは死んだものと思っていたようで驚いた様子であったが、余裕そうな表情をして、おもちゃが1つ戻ってきたと言っていたりもしていた。
トランクスは眠っていた間の衰えがあるかと思われたが、仙豆で回復し、さらに死の淵から回復するとパワーアップするというサイヤ人の特性もあり、半年間の悟花に遅れをとることなく、戦うことができていた。
まだ、敵うことはなかったが、1人の時とは状況が違い頼もしく感じ、少しずつ力をつけている2人に人造人間も昔の余裕な表情はほんの少しずつなくなってきているようにも感じられた。
悟花とトランクスは出発の準備をし、出発前にトランクスがタイムマシンに"HOPE!!"と刻んだ。
「願掛けも大事だろ?このタイムマシンが希望になって、変われるかもしれないんだし」
「そうだね。よし、行こう!」
「ああ!」
「2人とも気をつけてね。無理すんじゃないわよ!」
「はい!」
「いってきます!」
そう言って、悟花とトランクスは今度は2人で過去の世界に旅立った。
ここから、部分的に考えているオリジナルストーリーはあるのですが、流れを考えてないので、少し間があくかもしれませんし、意外にすぐ投稿するかもしれません。
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