テンプレ異世界物のよくある宿屋酒場物語   作:ドラソードP

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経営ファイル2 そして物語は始まりへ(後編)

経営ファイル2 そして物語は始まりへ(後編)

 

 

 宿屋を後にした二人の姿は軽装その物で、とてもこれから危険な森の奥深くに潜るとは思えない。それは魔術が発展しているが故の光景である。

 

「で、森に行くとは言っても、無作為に草木をかき分けて進むの? 流石にないわよね? アンタ、変なところで天然そうだから」

「一応森林地帯の前の木々を沿って歩くと、入り口になりそうな開けた場所がある。そこからなら多分、入っていける」

「随分と詳しいわね。この数日、ずっと色々探索していたわけ?」

 

 宿屋の後ろ、100メートルも歩けば、すぐに大森林が広がっている。しかし、木々や草木の密度・高さは、とてもではないが人が入り込める余裕がない。無知識に、無計画に森に入ろうものなら、文字通り森に喰われることになる。

 ただライトの言う通り、少し森林沿いに進んでいくと、開けた入り口のような場所がある。そこからであれば、探索にも無理がないだろう。

 

「実は、ここに来たのは初めてじゃない……らしいんだ。幼い頃――とはいっても、記憶もまばらな幼少期のころに、父さんに連れられて一度だけね」

 

 ライトが言う通り、彼がここに来るのは、実は初めてでは無い。幼少期に、平原で祖父と様々な話をした記憶が薄らとだけあるとのこと。しかしその大半は時間の流れと共に失われており、漠然とした祖父への憧れだけが残っている。

 

「あとは父さんからいろいろ事前に聞いていたからね。この辺りは数十年前、元々人が住んでいたり、資材集めのために、王都の資材調達班が来ていたんだってさ。もしかしたら、その時の名残が有ったりするのかもって」

 

 そんな話をしながら歩いていると、二人はやがてライトの言う通り、森の入り口のような場所にたどり着いた。人工的な造りは無いが、安全に行き来できるほどの獣道があり、草木が無秩序に生い茂る中をかき分けてまで進む必要はなさそうだ。

 

「一応僕も、何度か入り口のあたりは探索している。少し道からそれると、草木が生い茂っていて視界は悪いけど、十分に気を付けていれば問題はなさそう」

 

 こうして二人は草木が生い茂る、鬱蒼(うっそう)とした森に入っていく。道は人二人が並んで歩いても多少余裕があるくらいの広さはあるが、道からそれると足元は全く見えない。常に気を貼っていないと、周囲の危険などに対応ができないだろう。

 

「遠くの高台から確認した限りじゃ、この森の向こう側に、何か空間がありそうだった。いつも水を汲んでいる川の上流もこの近くだし、有るとしたら湖かなにかだろう。だから資源とかも豊富かなって。探索してみる価値は十分にありそう」

「まあ、アタシがついて行く理由はさっき言った通りよ。仮にも状況がヤバくなったら、躊躇無くアンタは置いていくから」

 

 森の中は木々が予想以上に生い茂っており、昼間であるにも関わらず薄暗かった。本来であれば無理をして立ち入る必要は無いのだろうだが、現在宿屋は慢性的な資材・食糧不足である。危険があるということは、それ以上に大自然の恩恵も大きい。

 

「資材に使える頑丈な木材なども十分にある。今後のことも考えて、資材を集めつつ草木を刈り取ったり、目印を付けたりして、道を舗装していこう」

 

 こうして二人は草を刈り、木の実を集め、時に小動物を狩り、程よい大きさの木であれば切り倒し、地面を固めながら森を進んでいく。単調な作業ではあったが、気が付けば一時間ほどの時間が経過していた。しかし一向に変わらない景色と作業内容に、二人の口数も目に見えて減ってくる。

 

「それにしても小動物が多い。平原よりも生き物が多いな。最近は魚か木の実、野菜ばかりだったから助かるよ」

 

 現在、彼らの主食は川で釣ってきた魚と、稀に平地で狩猟できた小動物、そしてほとんどの場合がそこら辺の野菜と草である。家畜にもされているような、中〜大型の食するのに適した生物は現状狩れていない。そもそも狩猟をした所で、調理手段が限られる為無駄が多いのだが。

 

「しかしアンタ、よくこれだけ作業をして体力が尽きないわね。歩くのでさえ体力を無駄に使うのに、木を切り倒したり、小動物を上手くしとめたり。いくら日陰で涼しいとはいえ、無理をして倒れられたりでもしたら面倒よ」

「さすがに僕も、そろそろ休憩しようと思う。ちょうどあそこの大木の当たりが広くなってるし、無理が祟る前に、休んでおこうか」

 

 ガーネッタの提案を聞き、体力的にも余力を残しておきたい、そう考えた二人は、大木を中心に丁度広くなっているスペースを見つけたので、そこで野営をして、体力の回復に努めることにした。

 

「しかしあのドワーフのオヤジ……スミス?、ほんと寝てるか、酒飲んでるかね。たまにどっかにフラフラ出歩いて行くけど、何をしているのか、なんの目的があるのか、イマイチよく分からないわ」

「でも宿屋の構造にも異様に詳しいし、道具も色々貸してくれた。じいちゃんの知り合いなら、邪険にするのもなんか違うし、どことなく悪い人には思えない」

「まあ、アンタの言いたいことはわかるわ。こんな山奥じゃ人が一人いる、居ないでも色々変わってくるし。アタシも、アイツがよほど変なことしない限りは、追い出すつもりは無いわよ」

「それを言いたいのは僕の方だよ――」

 

 とても皮肉の利いた一言である。言ってやったり、そう思っていたライトだった。だが次の瞬間、その表情は刹那にして険しいものとなる。

 

「――待って」

 

 違和感に気が付いたライト。彼は背中の剣に手を構え、臨戦態勢に入る。

 

「アンタも気が付いた?」

 

 二人は違和感を感じ、耳を澄ます。よく聞くと何かの呼吸音と、犬の呻き声のようなものが聞こえた。

 

「数は?」

「わからない、でも一頭じゃない」

 

 周囲の草木が揺れる。じりじりと何かが距離を詰めているのがわかる。

 

「魔物……この草木に隠れられる背丈に、慎重で追い込むかのような動き、きっと魔狼系ね。昼間には珍しいけど。ここは暗がりだから、活動していた?」

 

 魔物。モンスター。魔の物、つまり文字の通り、意思の疎通が取れない害獣である。基本的には強い魔力に当てられ狂暴化した動物や、死んだ動物の肉体に汚れた魔力が入り、再び活動を開始した物。その他人間に対して害があり、危険と判断された存在が、そう呼ばれることがある。そして魔狼……またの名をマッドウルフは、そんな魔物の一種で、死んだ犬・オオカミ系の動物が魔力に当てられ、狂暴な別生物としてよみがえったものである。

 

「まあいいわ、ちょうどいい機会ね。アタシの実力を、アンタに見せつけるチャンスとして」

 

 ライトとガーネッタは一切の動きを止める。大自然の中に生きる魔物や原生生物は、都会で出会う犬や猫とはわけが違う。魔狼は特別希少な生物というわけではないが、相手は成人の体躯と同じくらいはある猛獣だ。油断すれば、荒々しいナイフのような牙・爪に、一瞬にしてボロ雑巾のようにズタズタにされる。

 

「この数、動きの感じならこちらの方が有利よ。行ける?」

「君、サバイバルもできて、DIYもできて、魔物の知識もあって、何者?」

「メイドよ。性格の悪い」

 

 空気が制止する。血液のめぐりが止まったかのように感じる。しかし、心臓はその鳴りを強める。比較的森の中は涼しいが、冷や汗が頬を伝う。視界が悪く、武器の取り回しも決してよくはないこの状況で、勝敗を分ける要因は『判断力』と『反射神経』だけである。

 

「飛びかかるまでおよそ数十秒といったところね。自信がないならしゃがんで」

 

 そう言い、ガーネッタも立ち上がり、静かに攻撃の構えを取る。はたして彼女は何を考えているのか、どう撃退するのか。ライトは彼女の圧を前に、剣を構えることしかできない自分に情けなさを感じていた。

 

「……来るッ」

 

 刹那、陰から魔物が一体飛び出す。ライトは言われた通り、いつでも迎撃できるように背中の剣に手を構えたまま、その場にしゃがみ込む。ガーネッタは飛んでくる『それ』を体をひねるようにして避けながら、回し蹴りを入れる。そして間髪入れずに両腕を構えると、その手元は炎に包まれる。炎が激しく燃え上がり、やがて消えると同時に、そこには二丁のボウガンが握られていた。

 

「落とす」

 

 腕を交差させ、引き金を引く。乾いた弦の空を切る音がする。ライトが頭で矢が放たれたのを理解する前に、飛んできた一頭と草陰のもう一体にそれぞれ矢が突き刺さる。

 

「爆破魔術」

 

 ガーネッタは淡々と呟く。突き刺さった矢は赤く変色し、見る見るうちに黄色く変色していく。やがて何かに耐え切れぬように膨張すると――

 

「……炎属性魔法の、ちょっとした応用よ」

 

 ――刹那、矢は魔物ごと二度の大爆発を起こした。

 

「散れ」

 

 対象が爆発四散したのを見届けると、ガーネッタはボウガンをくるくると回す。そして右手に握ったボウガンを肩に担ぐ。

 

「ちょっ――爆発!?」

 

 想像にもしていなかった光景、初めて見るガーネッタの戦う姿に、しゃがみ込んだ格好のままあぜんとするライト。やがてその光景を見た周囲の影たちも驚き、少しずつ後ずさりをしていく。

 

「こうなりたくないなら、二度と近づくんじゃないわよ。クソボケが」

 

 ガーネッタは左手のボウガンを気だるそうに近くの木に向ける。ライトの知らぬ間に再度矢を装填しており、引き金を引く。やがて木に刺さった矢は、先程と同じ様に爆発する。周囲に数頭居た姿の見えぬ魔物たちは、一連の異様な光景を見せつけられ、蜘蛛の子を散らすように草木の生い茂る森の奥へと消えていった。

 

「……血肉の一つも残さないなんて、一体それはどんな技術なんだ? 爆薬? 魔法矢?」

 

「爆薬なんてボウガンの(ダーツ)には仕込めないわ。魔術を込めるにしても、威力が小さいし、消費に合わない」

 

 そう言いながら両腕を前に突き出すと、ボウガンから手を離す。手から解放されたボウガンは瞬時に燃えていき、やがて地面にたどり着く前には魔石に取り込まれ消えてしまっていた。

 

「"暴走"させるのよ、わざと。魔術式を。特定のタイミングで、魔術を失敗させる様に調整することによって、着弾と共に魔術の崩壊現象を引き起こす。そして最低限の消費で最大の威力を発揮する。アタシの父から受け継いだ技術よ」

 

「……魔術関係のことはよくわからないな。火種の魔術くらいしか使えないや」

 

 この世界において、魔術を使うのには基本的にセンスが必要だ。それこそ、センスがない人には一生魔術は使えない。それこそ『見えない』ものを『見て』更に『形』にし『つかむ』必要があるからだ。故に魔術を使う人間は、生まれたときからそのセンスが有るか、偶然そのセンスを会得するかしかない。火種の魔術を使えるだけでも、ライトはかなり恵まれた方の人間と言える。

 

「そんなアンタは戦えるの? 担いでるものを見るに、剣は握れるみたいだけど。今の所戦いは何も出来なさそうじゃない」

「……君の気迫に押されてただけだ。僕だって戦えはするよ、さすがに」

 

 ライトはガーネッタの言葉に不服そうに答える。

 

「これは父さんから貰ったんだ。元々はじいちゃんが使ってた剣らしくて。年季が入ってるけど、全く刃こぼれ一つしてなくてさ。不思議な剣だけど、使いやすさも抜群だね」

 

 そういうと剣を見せつけるように、ガーネッタに背を向ける。

 

「傭兵一家かなにかなの?」

「……まあ、そんな所かな」

 

 ライトは何やら言葉に詰まる。

 

「……別にわざわざ聞かないわよ、家族関係なんかについては」

「助かる」

 

 ライトの詰まったような返しを受けて、二人の間には微妙な空気が流れた。やがて、再び沈黙が訪れる。草木のざわめきと二人の足音だけが響き渡る中、時間は更に刻一刻と経過していく。

 ちなみに、そんなふたりの持ち物は現在以下のとおりである。

 

《ライト》

 

・魔石(キャンプキット、サバイバル用品、資材などの道具入れ用)

・魔石(周辺の地形を記録できる地図用の魔石)

・剣(背中に担がれている。長剣よりも大柄で、大剣ほど大きくはない)

・ランプ(魔力で火をつける魔力式。種火の魔術で火をつける)

・ナイフ(小型。切れ味は抜群)

・水筒(先程足したから満タン)

 

《ガーネッタ》

 

・魔石(キャンプキット・資材などの道具入れ用。ライトよりもキャンプキットの質が良い)

・魔石(周辺の地形を記録できる地図用の魔石)

・魔石(お手製のボウガンの矢が大量に収納されている。念じれば手元に現れる。ちなみに予備の弾薬が体中に様々な形で仕込まれている)

・ボウガン(こちらもお手製。魔石に格納されている)

・水筒(先程足したから満タン)

 

「しっかし、アンタもほんとに慣れてんのね、山道や森の歩き方。普通ならこんなズカズカ進まないわよ」

「一応目印は記録してきているから大丈夫。地形も意外とそこまでの起伏や複雑な地形はないから、地図の記録もそこまで大変じゃない」

 

 そう言いながらライトは、再び魔石で地図を投射する。

 

「……っと、道も入口と同じくらいには広くなってきたし、事前に確認してきたメモや、僕の推測からするに、確か多分この辺りに何かりそうなんだけど――」

 

 そう言い道の先を注視するライト。そんなライトの視線の先、森林地帯の切れ目に、一際強い光が見えた。

 

「――やっぱりだ、間違いない!!」

「ちょっ……バカ!! ガキじゃないんだから走るんじゃ無いわよ急に!!」

 

 二時間と少しほど、変わらぬ景色を歩いていたライトは、さすがに飽き飽きとしていたのだろうか。森林の切れ目に気がつくと、光に向かって嬉々として走っていくのであった。

 

「ちょっと待ちなさい!! ライ――」

 

 走り出したライトを追い、そしてガーネッタが追う。こうして二人は駆け抜け、一瞬にして森を抜ける。そこには――

 

「――ッ!!」

 

 ――そこには、平原のように開けた巨大な湖が広がっていた。

 

 視界の先には、幻想的とも言える光景が広がっていた。大草原とはまた違った、壮大な景色が広がっており、湖の奥の方には滝も見える。一つの大きな湖ではあるが、所々の水流に削られた岩肌や陸地が、大きな湿原のようにも見える。あまりにも現実離れし、美しい光景を見て、ガーネッタは言葉を失った。

 

「広大な草原もワクワクするし、解放感があって気持ち良いけど、この閉じた中の開けた感じも、すごく幻想的で心が踊るなぁ!!」

「珍しいくらいに饒舌(じょうぜつ)ね、アンタ」

「こういうの……こういうの、とても好きなんだ!! 幼い頃からいろいろな場所に連れてかれたりはしてたけど、こういう綺麗で、広大な場所には来たこと無かったから!!」

 

 見慣れぬ光景に、はしゃぎ倒すライト。いつもの落ち着いており、冷静で、年齢よりどこか大人びた雰囲気はどこへやら。口数を減らすガーネッタに対し、年相応の珍しい姿を晒すライトなのであった。

 

「あれを見てガーネッタ!!おそらく、ここの湖からいつも水汲みをしていた下流の川につながっていたんだ」

 

 早速湖に走っていくと、ライトは懐からナイフを取り出す。そし水面にナイフの先を入れた。その後何かを確かめるように、道中で確保していた木の皮や、小動物の肉などを漬けていく。

 

「見たところ、変な反応も起きない。緑の濃さや、水の丁度良い濁り方からして、きっと土地の栄養も豊富だ。資源の調達とかには最適かもしれない!!」

 

 ライトは湖の水質検査に必死だ。周りが全く見えていない。ガーネッタは、ライトのそんな子供じみた様子にあきれながら、周囲の状況を確認する――

 

「ライト、後ろ」

 

 ガーネッタがそう静かにつぶやくと、ライトは息も乱さず振り向き、そのまま一瞬で背中の剣を振るう。ライトの斬撃を受け、背後を取ろうと忍んでいた、魔物が両断される。

 

「助かった」

「さっきの借りは返したわよ」

 

 湖に気を取られていた二人。気がつけばライト達の背後には大から小、様々な魔物が熱いまなざしを向けていた。その中には、先程森で退治した魔狼の仲間と思わしき個体も存在している。

 

「これだけの恵まれた環境、汚染されていない水源、豊富な資源。やっぱり、ここに集まるのは人間だけじゃない、か……」

「バカ、人間はアタシたちだけよ」

 

 二人は魔物たちの方へと改めて向き直す。魔物たちを見直すと、その数はかなりの物だ。少なくとも、両手で数え切れる量では無い。

 

「ひい、ふう、みい……ざっと二十体弱ね。準備運動がてら、ブチのめすのも悪くないかも」

「とりあえず、一旦一人で何体行ける?」

「九」

「了解、こっちはとりあえず残りいくよ」

 

 魔狼たちの中には、先ほど遭遇した群れにはいなかった、ひときわ大きな個体がいる。群れか、何かのボスだろうか。明らかに周りとは違うオーラを放っている。

 

「手強そうだね」

「よく言うわ、あの剣筋をしといて」

「そりゃ確かに、そっか」

 

 ライトは剣にこべり着いた血を振り払う。ガーネッタは空に手をかざすと、先ほどと同じように炎と共にボウガンが現れる。

 

「下手に油断して、あっさり死ぬんじゃないわよ。面倒だから」

「この程度、慣れっこだよ。君も下手にケガしないでね、いろいろ請求されるの面倒だから」

 

「"グオオオオオオォォォォン!!!!"」

 

 群れの長が強い雄たけびを上げる。それが開戦の合図となり、熾烈な生存競争が始まるのであった。

 

 

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■マッドウルフ■

 

危険性:C

 

魔狼。群れを成して襲い来る冒険者の天敵。

死体となったオオカミが魔力を受けて転生したもの。

その生まれの特性上オオカミと違い群れをなすことは珍しいが

特殊な条件下で個体が集まり群れをなす。

特殊な性質の牙や爪は皮装備ではなすすべがない。

 




【次回予告】

魔力で凶暴化した狼、魔狼の群れが現れ、交戦するライトとガーネッタ。
ふたりの実力の前に、魔狼たちはなすすべなく一頭、また一頭とその数を減らしていく。
数こそ魔狼が有利だったが、ついには二人の圧倒的実力差の前に全滅する他なかった

そんな中、二人は魔物たちの行動に違和感を覚えた。やがて湖に響き渡る魂まで壊されるかのような咆哮。湖の奥、山岳地帯から感じたすべてを飲むかのようなプレッシャー。それが脅威になるのか、自分達とは別世界の話なのか。
ふたりは今後を決めるために、何かに道引かれるように、山岳地帯へと向かうのであった。

響く咆哮、うねる雷鳴、対峙するは宿命の翼。

次回 異世界テンプレ物のよくある宿屋酒場物語
第三話 『嵐の神、顕現』

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