欲望とメダルとヒーローのアカデミア   作:ヒーロー好きの一般人

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お久しぶりです…前の投稿から一ヶ月以上開いてしまった…
テストとか学校行事の準備で忙しかったんや…許しておくれ…
今回は準決勝の様子っす。どうぞ…


熱と迷いと光のコンボ

欲望とメダルとヒーローのアカデミア、前回の三つの出来事!

一つ!障子VS火欲、開始!

二つ!海のコンボ、シャウタの力を駆使し、火欲、準決勝進出!

そして三つ!二回戦、すべての試合が終了した!

 

◆◆◆◆

 

二回戦が全て終わり、三回戦…つまりは準決勝までの僅かなインターバルを控室で過ごした俺は、少し早めに会場に向かうこととした。

控室を出て、最初の曲がり角を曲がろうとしたとき───

────曲がり角から、チラチラと炎が漏れ出ているのが見えた。

…うわぁ…会いたくねぇなあ…と、思わず思ってしまう相手は、まあこの状況なら一人しかいないだろう。

 

「─見せてもらったぞ、君の活躍。」

「…あなたにお褒めいただけるとは…光栄ですよ、エンデヴァーさん(・・・・・・・)。」

 

…今日これまでの行動を踏まえた上で、最も会いたくないプロヒーローでクラスメイトの父親…エンデヴァー。

その姿が、俺の目の前にあった。

 

「君の戦いと個性を見ていて思ったよ…君の個性は最強だ。」

「よく言われますよ。自分からするとそれまでですけどね。」

 

特にコンボは反動あるしな。それに俺がまあまあ使えてるのも前世知識のおかげだし。

 

「謙遜とは…この年で随分社会性があるのだな。」

「親からは厳しく言われましたからね。そのへんはしっかりしておけと。」

「君の父親は確かプロヒーローだろう?私も何度か共同戦線を張ったことはあるよ。彼の息子なら、ああいった個性を持っているのも納得だな。これなら不満もない。」

「…不満、とは?」

 

…おっと…風向きが変わったな…

 

「何度も見ているだろうが…私の息子である焦凍の力は凄まじい。今まではくだらんプライドか何かで炎を封じていたが…先程の試合でそれも吹っ切れたようだ。」

「…何が言いたいんです?僕もあまり時間がないんですけど…」

 

轟の苦悩をくだらんプライドと言い放った眼の前の男に少々棘を持ちながらも、俺は最低限の礼節をわきまえながら言葉を出した。

 

「簡単な話だ…焦凍には最高のヒーローになる義務がある。オールマイトを超えるほどのな。君には下手な戦いをしないでもらいたい。」

 

…なぁるほど、要は俺を轟の成長のための踏み台的なアレにしようってわけか。

…だったらなおさら、棘を増しとかないとな。

 

「元から、下手な戦いをする気はありませんよ。…ただ、それはあなたや轟のためじゃない。」

「何…?」

「…聞きましたよ、全部。あなたと轟の間にあったことを。」

「…!?」

 

俺の言葉で、エンデヴァーの表情が一気に驚きのそれに染まる。

 

「…どこまでだ…?」

「全部ですよ。あなたの目的、奥さんとの関係、そして今あなたの家族がどうなっているかまで。」

「…焦凍ォ…つまらんことはペラペラと…」

「つまらない?このことが?……ふざけんな。」

「!?」

 

あーだめだ。もう俺いい子の皮被ってられねえわ。

 

「轟焦凍って人間はあんたのために存在してるんじゃない。彼自身の夢や希望、欲望を満たすため、叶えるために生きてるんだ。あんたが今までしてきたことをつまらないっていうんだったら…俺はあんたをヒーローとして二度と見れない。」

「…仮にも子供が言ってくれるな…プロの苦悩も実態も知らない若者が…」

「知ってますよ…ちょっと変わったヒーローの話ですけど。」

「…?」

 

疑問を呈した彼に俺は会場へと向かいながら言葉をかける。

 

「…自分の手が届かなくて、なにか大切なものを失った。…でも、そのヒーローは気づけたんです。一人じゃ無理でも、誰かと手を繋いで伸ばしていけば、いつか遠くまで伸ばせる。…あんたがしているのはそれと似てるようで違う。轟の手を無理やり引っ張って、本当はあいつが手を伸ばすはずの場所から遠ざけてる…あなたはヒーロー以前に、人としての失くしちゃいけないものを失ってる。…それだけは言っておきます。」

 

俺はもう、あの男の表情を見ないことにした。

 

◆◆◆◆

 

『さぁいよいよ準決勝!二試合あるうちの最初を飾るのはコイツラだぁ!』

 

俺が会場に立つのとほぼ同時に轟も会場に入り、そのタイミングでナレーションが入る。

 

『氷だけじゃなかったのかよ!?とうとう炎を吐き出したイケメンボーイ!ヒーロー科、轟焦凍!』

『VS! 液状化って何なのそれチートじゃねえか!?ヒーロー科、火欲望司!』

 

「…さっき、エンデヴァーに会ったよ。」

「!?…なんて…」

「お前の踏み台になってこいってさ。ついでにイラッときたから結構言っといた。後で俺へのヘイト止めといて。」

「…無茶苦茶だな…」

「重力操ったり液状化したりするやつに言うか?」

「…それもそうか。……わかんないんだ。今も。」

「…炎のことか?」

 

俺たちが会話をするのを先生たちは空気を読んで待ってくれてるのか、試合開始の合図が鳴ることは未だない。

 

「ああ。…緑谷との戦いで、俺はなぜか炎を出そうと思えた…でも、それが本当に正しいことかわかってない…」

「…だったら、思いっきり吐き出しちまえよ。」

「…ああ。そうするつもりだ。」

 

『何だ何だ!?最初っからなんかしんみりチックじゃねえか!?だがまあ準備はできたなお前ら!というかもう俺たちは限界だ!準決勝第1試合!』

 

「っ…!」

「ハァーッ…」

 

『────START!』

 

「一瞬で終わらせる!」

 

試合開始の声と同時に轟は左から氷を発して、俺はベルトを装着して三枚メダルを取り出し、それを装填してスキャン──

──したところで、俺の体は氷に包まれた。

 

『あーっと火欲!早速氷に飲まれたァーッ!これはもう打つ手なしかぁ!?』

『…!いや、これからだ…!』

 

さっすが、相澤先生。そのとおりですよ。

 

 

ライオン!

トラ!

チーター!

ラタラタ!ラトラーター!

 

俺の周囲から高熱が放たれ、辺りにあった氷をすべて溶かし尽くした。

 

『何だ何だ!?めちゃめちゃ熱いし眩しいってか目が痛い痛い痛い……』

『この熱と光と歌…これもコンボか…!』

 

「…ラト…ラーター…?」

 

先生と轟、そして観客席が驚きに包まれる中、俺は姿を世間に表した。

頭にたてがみ腕に爪、足は排気管を備えた猫系の集大成とでも言うべき姿。

───猫系コンボ、ラトラーターコンボ。

 

「…熱線って…」

 

まあ、そういう反応だわな。

俺が変身早々放った熱光線、ライオディアスの威力は、正直言ってやばい。設定的には街一つを焦土にできるレベルでやばい。俺も今回はセーブしたけど、眩しさは流石に抑えきれんかったらしい。

 

「ボクの立つ瀬がないね☆」

 

あ、すまね青山。

 

「んで、轟。…降参するかい?」

「いや、少しビビったが…ここからが本番だ…!」

「そうこないとなぁ!」

 

そう会話を交わした俺たちは、とうとう本格的な戦いを始めた。

 

「ハァッ!」

 

轟は再度俺へ向けて氷を放ってくるも、俺はそれを純粋なスピードで回避。速さ余って場外に…というのが不安だったが、ギリギリでコントロールに成功し場外にとどまる。

そして、今度は轟の方向にその足を向けた。

 

「ハッ!」

「早──」

 

い、と言い切る暇を与えず、俺は展開したトラクローで切りかかった。

最近避けられることが増えてきたトラクローも今回はバッチリ命中し、轟の体操服をガッツリ、そしてその下の肌を少し切り裂く。

 

「がっ…」

「まだまだぁ!」

 

俺は轟に背中を向けて爪を地面に突き立てると、それを軸にして足での高速バタ足キックを食らわせた。

 

「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」

「ぐあああっ!?」

 

轟を俺はきれいに蹴飛ばし、その衝撃で轟は場外に…

 

「ハァッ!」

 

…到達することはなかった。

彼は自身の背後に氷壁を生成して物理的に己の体を止め、左手から炎をブースターのように放ってこちらへと急接近。

 

「まじかよ!?」

「ハァァァァァッ!」

 

轟は気迫を放ちながら俺へと全速力で向かってくると、右手をこちらへと振りかぶった。

 

「あっぶねっ…オラッ!」

 

轟が飛ばしてきた氷を俺は回避すると、ダッシュの勢いで少々宙に体を浮かせていた轟めがけて回し蹴りを叩き込む。

続けざまにライオディアスで氷を溶かして俺とあいつを隔てるものをなくし、チーターレッグの力をフル稼働させて超高速で轟へと肉薄する。

 

「オラァッ!」

「ッ!」

 

俺が振るったトラクローと轟の拳が同時に互いの胴を捉え、俺の体を数歩後ろに、轟の体を地面へと押し付ける。

 

『試合前の空気から一転、めちゃくちゃ熱いバトルが繰り広げられるーッ!轟の氷対策が完璧な火欲のほうが有利かぁ!?』

『とはいえ、轟は今まで使ってこなかった炎を使ってる…そちらがいまだ未知数な事も考えると、一概にどちらが有利とは言えないだろうな。』

 

まあそうだよねぇ…こりゃ互いに短期決戦かなぁ…

 

「…俺のことチートとか言っといて、お前も大概だろ。」

「そうでもない。まだ左は使いこなせていない…だから、ここで使いこなさせてもらう。」

「…いいね、そういうの。俺も全力で行かせてもらうぜ…!」

「!ハァッ!」

 

互いに再び近寄ると、俺のクローによる斬撃を轟は受けながらも、炎を纏わせた拳を俺から見て右から、凍らせた拳を左から繰り出す。

左の氷を控えめライオディアスで溶かして威力を抑えることはできたものの、右側の炎は消せずにダメージをもろに喰らう。

 

「くっ…まだまだぁッ!」

 

俺は再度駆け出すと、途中で足を突き出しながらジャンプし、轟へと低空ドロップキック。

彼はそれを回避したものの、すれ違いざまに俺が放ったライオディアスをノーガードで受け、その体制を崩す。

 

「ぐあっ…」

「オラァッ!」

 

そこめがけて俺は急接近の勢いを載せたトラクローでの同時斬りを浴びせ、さらにダメージを与える。

 

「ぐっ…ハァッ!」

「ぐあっ!?」

 

しかし、轟もただではやられなかった。ノックバックで吹き飛ぶ寸前にこちらに炎を放ち、俺にも確実にダメージを与える。

 

「ははっ…やっぱお前すげえよ…」

「こっちのセリフだよ…てかお前よく笑えるな轟…」

「…そういうお前も声漏れてるぞ…表情はわかんねえけどな…」

「ふっ…お前もそろそろ限界だろ?…決めようぜ。」

「…ああ。」

 

俺たちは互いに大技を放つための予備動作を取った。

轟は、炎と氷を同時に纏い、それらをこれまで以上に溜める。

俺は再びオースキャナーを取り出し、バックルにはめられたメダルを再度スキャンする。

 

スキャニングチャージ

 

「ハァァァァァァッ…」

「ハァーーーーーッ…!」

 

俺と轟は互いに力をため、同時にエネルギーを開放した。

 

「ハアァァァッ!」

「セイヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」

 

轟が放った氷と炎の奔流と、俺が高熱と光を纏って突撃と同時に繰り出す斬撃、ガッシュクロスがぶつかりあった。

俺の体が熱で轟が放つ氷を溶かしたことによって、高温の炎と灼熱の光のみがぶつかりあった。

そして、俺の爪と轟の炎を纏った拳が互いの体を捉え─────

 

「ぐあああああっ!?」

「ぐおおおおおおっ!?」

 

轟の体操服と肌が切り裂かれ、その衝撃で吹き飛んだ。

そして、俺の体もとてつもない衝撃で吹き飛んだ。

互いの体は場外へと近づいていき、そして─────

 

『────轟くん場外!火欲くん決勝進出!』

 

「…負けたか…」

「…はぁ…はぁ…よっしゃ…」

 

俺たちはその言葉を最後に、同時に倒れ込んだ。

 

◆◆◆◆

 

「うぁ…コンボのダメージはきつ…コンボだけじゃねえな、これ。」

「目が覚めたかね…って、この会話今日だけで二度目さね。」

「…このポジションでリカバリーガールを見るのは三度目っすね…」

 

もはや恒例となったこのイベント…じゃなくて覚醒を済ませておいて、俺は少々重い体を引きずりつつベッドから這い出た。

 

「んで、轟の調子は…」

「ああ、彼なら無事に回復したよ。まあまあ深かったが私の個性で十分だったさ。」

「あーよかった…多少手加減しましたけど俺のせいで級友を失うとかなったら怖いんで…」

「まあそれはそうさね。ともかく、治ったんなら行った行った!もう準決勝のもう片方始まるとこだよ!」

「マジすか!?わっかりました行ってきます!失礼しました!」

 

俺はチーターレッグレベルの速さで保健室を飛び出すと、またしても全速力で観客席へと向かった。

 

◆◆◆◆

 

「あ火欲くんこっちこっち!もう始まる始まる!」

「あっぶねギリギリか!いやーさっきまで爆睡してたわ!」

「あー、またコンボの反動?大丈夫なの?一日に二回も使って。」

 

観客席に姿を出した俺を緑谷が呼びかけ、耳郎が俺の体調の心配をしてくれる中、俺は席に座りながら口を開いた。

 

「まあ今回は多分大丈夫だろ。さすがに今からはちょいと声援とかもセーブしないとだけど。」

「ほんとかなぁ…っと、二人とも出てきた…」

 

ってことは、そろそろ開始か…

 

『さあて準決勝第二試合!先程に負けず劣らずの熱い試合を見せてくれよ!?』

 

マイク先生のアナウンスが響き、観客席が沸き立つ。

 

『圧倒的実力で駆け上がってきた爆発マン!ヒーロー科、爆豪勝己! VS! 初戦は散々だったがその次はいい活躍だったぜ!ヒーロー科、飯田天哉!』

 

ナレーションほんとに言い得て妙だな…てか飯田の初戦は触れんでやって。頼むから。

 

『さあどちらも実力派!準決勝第二試合………START!』

 

「死ねぇぇぇぇっ!」

 

開始と同時に、爆豪が猛烈な爆破を放った。飯田は、それが起こした爆煙の中に姿を消す。

 

「いきなりかよ…!」

「スロースターターな割には早いな…まあ今までの試合で汗をかいてるってのもあるんだろうけど…」

 

俺たちは徐々に威力を増す爆豪の攻撃が最初からクライマックスレベルだったことに驚きつつも、姿を消した飯田の行方を探した。

 

「───トルクオーバー……レシブロバースト!」

 

突如飯田の声が響いたかと思うと、とある影が爆煙から蒼炎ほ迸らせた影が飛び出してきた。

 

「飯田くん!」

「レシブロバースト‥やっぱり早えなあれ…」

 

蒼炎を吹き出している外的要素に違わず、飯田の速度はいつもの数割増し。超高速で爆轟へと近づき、足で爆轟へと一撃を───

 

「そこだァァ!」

「何っ…!?」

 

─────当てることは叶わず、爆豪は一瞬で飯田の方へと振り向き、手のひらから爆発を発した。

 

「まじかよあいつ!?」

「あれみてから動いてるよな…反応速度やばいって…」

 

レシブロバーストに対応するって…俺も対応できる気しねえぞ…

 

「ぐっ…まだだっ!」

 

飯田は止まる気など無いようで、爆破で吹き飛ばされながらも、再度爆豪へ接近し蹴りを放つ。

 

「甘えぇぇっ!」

「二度も喰らうものか!」

 

爆豪が再度飯田へ爆撃を放つものの、驚いたことに飯田はそれを回避してみせた。

 

「マジか!?」

「爆豪もやべぇけど飯田の反応速度もやべぇな…体と思考の速さがリンクしてる…」

「すごい…」

 

俺たちが思わず驚きの声を漏らす中、飯田の一撃が爆豪に命中した。

 

「がはっ…」

「畳み掛けるッ!」

 

飯田はその蹴りをラッシュの起点とし、そこから目にも止まらぬ動きで連続キックを繰り出す……と、誰もが思ったのだが。

 

「くっ…10秒経ったか…」

 

飯田の排気管から吹き出ていた炎は青から赤になるどころか噴出を止め、逆に煙がプスプスと漏れ出る。

 

「っ、エンスト…」

「そうか、騎馬戦でもあれ使ったあとに止まってたな…」

 

見たところ、あのレシブロバーストという技は時間制限のあるものなのだろう。そして今煙が出ているあたり、その時間は大体10秒ぐらいか…?

 

「限界みたいだなぁぁぁぁぁぁっ!」

「まずっ─ぐああああっ!?」

 

その隙を逃さず、爆豪がこの試合で最大の爆発を放った。

 

「一気に仕掛けやがった!」

「まあこの状況ならそうだろうな…相手が攻撃手段の要を失った状態なんだ、そりゃ攻めるよ。」

 

『爆豪猛烈な反撃ィーっ!爆炎で飯田の姿が見えねえぞぉ!?』

 

場内にマイク先生の声のみが響く中、爆炎がようやく晴れたかと思うと、そこには場外ギリギリで踏みとどまった飯田と、中央に陣取った爆豪の姿があった。

 

「これを耐えるかよ…」

「まあな…エンジンが使えずとも、負けるつもりはない!」

 

飯田はそう叫ぶと、エンジンが点火していない足で駆け出した。

爆豪はその姿に一瞬気圧されたものの、すぐに体制を立て直し、右腕からの爆発を放った。

 

「はぁぁぁぁぁっ!」

「がっ…まだだぁッ!」

 

飯田はそれを驚いたことに回避すると、右へ回って爆豪へと回し蹴りを繰り出す。

 

「ハァァァァァッ!」

「───甘えぇぇぇ!」

 

が、今までよりも速度の落ちた攻撃を、みすみす受ける爆轟ではなかった。彼は冷静にそれを回避すると、カウンター気味に放った爆発が飯田の体をモロに捉えた。

 

「ぐああああああっ!?」

 

『爆豪、またしても猛烈な爆発ゥ!また結果が見えないが…』

 

巻起こった爆炎が晴れ、俺たちの目が捉えたのは────

───フィールドに堂々と立つ爆豪と、フィールドから5,6メートル離れた位置に倒れる飯田の姿だった。

 

「─!飯田くん場外!爆豪くん決勝進出!」

 

……ミッドナイト先生の声を合図に、会場中が猛烈な熱気に包まれた。




Count the medals!
今望司が使えるメダルは!

タカ
ライオン
トラ
チーター
クワガタ
カマキリ
バッタ
サイ
ゴリラ
ゾウ
シャチ
ウナギ
タコ
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