デート・ア・ライブ ダブル・ボイルダー   作:天音/IA

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今回は、かなりテンポが速くなっているかと思います。まぁ、もう少しこの章は続くんですけど、あと5、6章ぐらいで終わりにしたいですねぇ......
誤字報告のほうはいつもありがとうございます
この場を借りてお礼をしたいと思います


8章 崩れゆく均衡、分かれ行く未来

Area 地球の本棚

 

「2025年4月、五河士道、夜刀神十香と結婚、結婚式は天宮シーサイドホテル……

2025年5月、五河士道、誘宵美九改め、五河美九と共にハワイへのハネムーン……

2026年10月、五河折紙、五河士道との長男、折遠を出産……!?

この未来の履歴は明らかにおかしいです。短期間で離婚したという経歴もないはずです」

 

珍しく鞠亜が動揺しており、目を丸くしてそのありえないはずの未来に関する情報をどんどんと読み取っていく。本来ならありえないはずのエラーをこの本棚は起こしてしまっているということである

 

「あぁ……地球の本棚はあくまでも地球の中で蓄積された記憶……決して未来を知ることはできないはずなんだ。その未来の形がなんの違和感もなく、しかも一定のループを伴って地球は記憶している。士道や十香ちゃん達の感じている様々なデジャヴを感じているのは……実際にこれらの事項が何回も起きているからだと思う」

 

「つまり……私達の記憶や時間の概念を操作している何者かがいるということでしょうか?」

 

フィリップは首を傾げて、鞠亜から渡された書物を受け取るとその本を再び本棚に戻す

鞠亜はこの本を読みだすとある一つの結論にたどり着いてしまったのか、背筋がぞっとしてしまう

 

「これはあくまで推測にすぎないが、この世界はまるでゲームのようにある地点から繰り返され、ある地点に至ったところで記憶ごと元に戻される……つまり、リセットされているんだ」

 

「……では、こうした推測に至らせる過程も既に実行されているということなのでしょうか?」

 

確かに、その通りだ。この推測をしたという行動も相手が予測済みであり、その時の記憶を抹消された状態で再びこの結論に至ったという可能性もあるのだ

 

「そこまでは、分からない。少なくとも、この世界を操る何者かはこの地球の本棚の力を超えた、とんでもない怪物だということかな……これを口外すれば、その犯人は僕ごと始末をしに飛んでくるだろう……しかし、今のダブルがそのような怪物にフェアリーをもってしても勝てるかどうか……」

 

今は、士道の身の危険も考えて、自分の中だけにとどめておこうと思ったのであった

 

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Area ??? Side 士道

 

ここは、何処だろうか。まどろみが頭の中から抜けない中、俺は目の前に明かりが見える

誰かの声が聞こえる。……そして、その声はだんだんと明るくなる。そう、いままでずっと聞いたことのある声で大切な人の声でもあった

 

「シドー、シドー!」

 

ふと気が付くと、青空が末渡る天気、大きなベルが鳴る教会の下で純白のスーツ姿を身にまとっている自分の姿に気づく。披露宴の会場なのだろうか、目の前には切り分けられた大きなウェディングケーキと料理の数々が見える

 

「あ……悪い十香、昨日、どうしても片付けたい仕事があったからな。ボーっとしてたわ」

 

「全く……だから、あれほど、夜は早く寝とけと」

 

「仕事柄、依頼人の約束を守るのは俺の仕事だし」

 

苦笑している俺に対して十香は少しふくれっ面になりながらプイとそっぽを向く

 

「仕事仕事って……いや、大切な人の遺した言葉も大切なのはよく分かるのだが……」

 

「分かってるさ、今日は俺とお前の結婚式だろ?」

 

「うむ!」

 

綺麗な純白のドレスを身にまとった十香に対して俺は優しく、頭を撫でてあげる。十香はそれが嬉しいのか、えへへと照れ隠ししながらも甘んじてそれを受け入れたのだった

しかし、俺自身の言葉に何故だか疑問を感じてしまったのである

 

[あれ、俺っていつ十香と婚約したっけ……そもそも、美九や折紙がこれを受け入れてくれるのか……?そもそもあいつらは何処に……]

 

 

そう感じていた俺の目の前が暗転する。

すると、今度は結婚式会場ではなく、目の前の視界が一気に変わると、同時に更に熱く感じるような天候へと変わり、俺の姿もスーツ姿から水着の姿へと変わって行った。すると、隣にいる十香や他に祝いに来ていた連中も一気にいなくなり、俺の隣には別の少女……美九が大人っぽいビキニ姿でビーチパラソルを立てていた

 

「あっ、だーりん、目が覚めましたかぁ?ふふ、あまりに心地よく寝ていたので起こさないでおきましたぁ」

 

シートを敷くと美九が胸の水着の紐をほどいてその場に寝そべる。士道は流石に驚いて、胸元を隠すように促した

 

「おい、美九!こんなところで水着を……!」

 

「ふふ、大丈夫ですよぉ~言ったじゃないですか。私が親のコネでプライベートビーチを貸し切りにしてもらったって。別にだーりんが望むなら、全裸の姿になっても……」

 

「それだけはやめろ!」

 

「分かってますってぇ~だーりんはムードを大切にしてくれてるんですよねぇ~

ささ、約束ですよぉ~サンオイル塗ってくださいなぁ♪」

 

「しょうがねぇなぁ……」

 

俺はサンオイルを手に付けてある程度両手につけた後、美九の白い肌が見えるうなじに手を付ける。それだけでもいろいろと削られるようなものがあったが、我慢する

 

「にしても、不思議ですよねぇ~只のクライアントの関係だった私達がこんなところで

ハネムーンをしているだなんて」

 

「アイドルやめちまってよかったのか?歌を歌いたいからアイドルになったんだろ?」

 

「ふふっ、昔の私にとってはそれが一番でしたが、今は、歌をいつまでも聞いてくれる優しい夫ができたから……その人との時間が欲しかったっていうのはダメですか?」

 

小悪魔っぽい笑みを返した美九を見ると照れくさくなって、俺はサンオイルをぬることに集中する。集中してしまうと手の届かない背中の部分は全て塗り終わっていたのである。しかし、美九は終わったような素振りを見せることはなかった

 

「これでいいか?」

 

「いえ……手の届かないところ全部お願いしますぅ~…….おしりとか♪」

 

「はぁ!?」

 

「夫婦何ですしいいじゃないですかぁ~初夜も過ごした仲ですし」

 

確かに、夫婦だからいいだろう……?

 

「それとこれとはな……!ああ、もういい!やってやるよ!」

 

そう決意した俺だったが急にめまいが訪れる。そして先ほどのように自分の視界が急に暗転する。すると、今度は病院の光景になる。今度の俺は普段の服装に変わる

目の前には入院中の幾つものベッドがあるため、一般病棟だと思われる。

 

「見舞いに来てくれたの?……嬉しい」

 

そこには無表情とは程遠い、わずかながらだが笑みをこぼしていた折紙の姿が目に移った

 

「あぁ……出産予定はそろそろだったよな?」

 

「うん……そろそろだと思う」

 

折紙の腹部は大きくなり、妊娠してかなりの月日が経ち、悪阻が始まったぐらいのころにこの病院のほうに入院してきたのである

 

「名前、何にするか決めてるのか?」

 

「この子の名前は……男の子だったら、折遠。オリオン座の果てまで遠くいけるほど成長してほしいって願って」

 

「おいおい、女の子だったらどうするんだよ?」

 

「大丈夫、私は確信している。お腹をあんなに蹴る元気いっぱいな子は男の子だって。

女の子だったら、その時にまた考えればいい」

 

「それもそうだな」

 

窓際の夜景を眺める俺達。その空にはいくつものの星が綺麗に輝いていた。すると、折紙の様子が一変する。その場にうずくまって痛い様子だった

 

「っく……!!」

 

「そろそろか……!医者呼んでくる!」

 

俺はすぐさま病室を出て、近くにたまたまいた看護師を呼ぶと、看護師はすぐさま他の医療人を呼び出し、折紙を運び出していったのだった

 

そのような光景を見届けたところで再び視界が暗転していく。すると、背景は何もない真っ暗な空間ではあるが、魔法陣のような紋章が怪しげに輝いたところに俺が立っていた

そして、それをつなぐ5つの結晶が映し出され、その中央には巨大な結晶が頭上に浮かんでいた

 

「どうだい?五河士道……夢の感想は」

 

その巨大な結晶から一人の少女がゆったりと降りてくる。その姿は限定霊装、つまり、メモリを介さずに感情の高ぶりによって顕現した霊力の逆流状態みたいに彼女は霊力のベールみたいなものに包まれていた

 

「お前は……シオン?」

 

「ふふ、どうだろうね?夢だからあまり気にしなくてもいいとは思うよ?」

 

「それもそうだな……はっきり言おう。あまり嬉しくはないな」

 

「へぇ……それは興味深いね。理由を聞かせてもらおうか」

 

「俺は、依頼人の依頼は必ず達成させるという、おやっさん……大切な人の信念を受け継いでいるつもりだ。俺は、琴里の依頼……全ての精霊を幸せにするっていう目的がある。なぜ、折紙が出てきたかは知らねぇが、たった一人を幸せにして、依頼は達成したと言えるのか?

これだとまるで……俺が世界の中心でいるようで気分が悪い」

 

シオンは一瞬だけ目を丸くするがその表情はすぐに嬉しそうな顔になる

 

「ふふ……君は、自分が世界の中心にいることが嫌なのかい?」

 

「俺は世界の中心になりたいだなんて言ってねぇ。自分だけが幸せになるっていうことが気に食わないだけだ。周りの連中の幸せを蹴落としてまで幸せになりたいとは思わねぇ」

 

見渡すと囲まれている5つの結晶のうち3つは俺が先ほど見ていた夢の内容がそのままビデオのように流れている。3つの共通点から予測して、残り二つは恐らく、琴里と四糸乃が関係しているものだろう。案の定、幸せにしている大人になった琴里や四糸乃の姿が映し出された

 

「我儘なやつだなぁ、それが世界の理だと思わないのかい?戦争、人種差別、貧困、食糧問題、受験、社蓄。全て、自分が幸せになるために他人を蹴落としているようにしか見えないんだけど?」

 

「そういう連中だっているのは否定しねぇ。だが、一人でも多くの幸せや自由を守ることが俺…いや、仮面ライダーの性っていうんじゃねぇのか?」

 

「仮面ライダーねぇ……敵の武器を奪ってボイコットしてる駄々っ子にしか見えないね……ある世界では救世主とか言ってるけど、結局は自分のためじゃないか」

 

「んだと……!お前、仮面ライダーを何だと思って……!」

 

ふと、シオンは気が付くと懐中時計を取り出し、時刻を確認する素振りをした後、

それを閉じる

 

「さぁ、そろそろ朝だ。君の話していると中々面白いがまた今度にしよう。

さらばだ、五河士道」

 

シオンの声と共にシオンが手を動かして何かをしていると俺の視界と記憶がどんどん薄れていくような感覚に陥ったのだった。あの夢は、シオンの言動は一体なんだったのだろうか。薄れていく意識の中、シオンが呟いていたことを感じた。

 

「君のそれを精々貫いていればいいさ……ふふ」

 

Side out

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Area 五河家

 

「起きて!士道、朝だよ」

 

「ん……」

 

「随分と顔をしかめてたけど、なんか嫌な夢でも見てた?」

 

凜祢に心配されていたが、士道は夢の内容でも思い出そうとする。ただ、どんな夢を見ていたのかはあまり覚えていなく頭をポリポリと掻いていた

 

「あー……夢だからな、そこまで覚えてねぇよ」

 

「そっか、ねぇ、士道、昨日の約束覚えてる?」

 

「今日の放課後か?あぁ、いいぜ……っと、着替えるから先に下に降りててくれ」

 

「うん、分かった」

 

凜祢はそういうとすぐに部屋のドアをカードキーで解除し(安眠を妨害させないため、凛祢とフィリップぐらいしかカードキーを渡していない。といってもモーニングコールは電話でもできるのだが)ご飯の準備のために下に降りるのだった

 

 

「ごめんね、バタバタしちゃって、簡単なのしか作れなかったよ」

 

凜祢が用意したのはハムエッグと食パンという、朝は和食派の凜祢にしてみればさぞかし珍しいラインナップだった。しかし、コーヒーと合う朝食のほうが士道的には好みだったためあまり文句は言わなかった

 

「珍しいな、今日は皆早いのか?」

 

「十香ちゃんは朝早くに出かけちゃった。フィリップ君は多分事務所から登校するんじゃないのかな?」

 

「琴里も早めに出たのか?」

 

「琴里ちゃんは、四糸乃ちゃんが具合悪いっていうから病院に連れて行ったよ」

 

「四糸乃か……まぁ、よしのんガジェットもいるし問題はないだろ」

 

士道はあまり深いこと気にせずにコーヒーを手にかけてそれをゆっくりと飲む

 

[昨夜未明、またもや黒タイツの犯罪集団が輸送中のトラックを……]

 

テレビをつけると、朝のニュースが映し出されていた。またもやエデンショッカーが暗躍しているのか、それとも単に部下の暴走なのかトラックが襲撃されている光景を目にする

 

「最近、エデンショッカーしか悪いニュースに載ってねぇんだよなぁ」

 

「本当に、困った人達だよね……」

 

ニュースを見て、士道は少し首を傾げたのだった。それを見て気になった凜祢は食パンにバターを塗りながら士道の言うことに反応した

 

「それ以前に、この街はそんなに静かだったのか……?」

 

「ん?どういうこと?」

 

「いや、あいつらの混乱に乗じてテロや殺人をする連中やドーパントだっていてもおかしくないとは思うんだよな……それに、DEMやメモリの組織の動きがなさすぎるのもな……

「嵐」の前触れか」

 

怖いことを言ったからか凜祢は少し不機嫌な顔になる。朝食の時間にまであまりこのようなことは言われたくないと思っているのだろうか

 

「もう、そんな物騒なこと言わないでよ、こんなご飯の時間に……」

 

「あ、すまん」

 

少し、つんとしてしまった凜祢に食パンをかじりながらも士道は平謝りしていた

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Area 商店街

 

放課後、学校が終わった解放感のある時間、士道と凜祢は商店街のほうを歩いていった

凜祢には寄ってみたい店があったらしく、商店街のほうに顔を出していた

 

「確か、この辺に……あ!あそこ!士道、私、あれが食べてみたい!」

 

そこは今ではそこそこ珍しいアイスキャンデーを売っている専門店だった

 

「アイスキャンデーか。何か、買ってきてやろうか?」

 

「いや、私が選んでくるよ」

 

「そうか、じゃあ、俺の分も頼んでくれるか?」

 

この時、士道は前にも同じようなことを経験したのではないかとデジャヴを感じた

昨日、自分の見た夢の中に自分と……のデートの光景にそっくりだったのである

 

[確か、この後……が買いすぎて後が困ったんだったよなぁ……あれ、俺にこんな記憶ってあったのか?]

 

少し、待っていて、遅いなと感じ始めた頃、予感が的中していたのか凜祢が大量のアイスを買ってきてしまっていた。手を額に当てて、やれやれという素振りを見せて凜祢のほうに向かう

 

「おいおい、ちょっと多くはないか?」

 

「いろいろ種類選んで買ってたらかなりの量になっちゃってて……」

 

「フィリップに応援でも頼むか?溶けちまったら勿体ないし」

 

「う、ううん、私達だけで食べよ?せっかくのデートなんだし」

 

「流石にこの量じゃ、置き場所がないな。公園まで走るか」

 

「う、うん…………………中々難しいなぁ……」

 

凜祢の最期の呟きは独り言のように士道には聞こえていなかったのだった

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Area フラクシナス

 

フラクシナスのブリッジにて、フィリップはフラクシナスから借りた巨大なホワイトボードに様々な情報を書きなぐりしていた。モニターには、凛祢と士道がデートをしている光景が見え、急いで買いすぎたアイスを処理しようと食べている光景が見えた

 

「やけにたくさん文字に書くな」

 

「ブレインストーミングだよ、門矢士。頭の中に思い浮かぶ情報をひたすら書き写すのさ。普段発見できない情報を見れるかもしれないしね」

 

クルーには二人以外はではからっておりフィリップと士しかいなかった。だからあえて士はフィリップに聞きだした。そう、彼ならば知っているかもしれないと思ったからなのである

 

「なぁ、フィリップ、お前はあのローブの精霊の正体、何か分かるか?」

 

「今の僕はそのローブの精霊にはあったことがない。でも、以前の僕は一回会っている記憶があるんだ」

 

その意味深な発言に士が反応する。珍しいのか、ホワイトボードに書きなぐっているフィリップの姿を写真にパシャリと収めたのであった

 

「それは、どういうことだ?」

 

「そう、これはあくまで地球の本棚の記憶を見た結果でしかないから推測でしかないんだけどね……この世界は、いや、この結界は明らかに狂っていることだね」

 

「……地球の本棚になにか見つかったのか?」

 

「簡潔に説明すると地球の本棚を検索していって、この結界内部は未来が繰り返されるたびに世界と記憶のリセットが行われることが分かった」

 

フィリップは全てを整理しきったのかボードイレイサーに持ち帰るとまるで全てを白紙にするかのように消していったのである

 

「それが士道とそれに深く関係する人物との未来だってことをね……そして、たった一人、深く関係しているのにも関わらずその虚偽の未来に関わっていない人物がいる」

 

「……なるほどな、俺とお前の考えが全く持って一致していて安心した」

 

「園神凛祢……彼女こそがルーラーの正体だと思う……」

 

フィリップはフラクシナスのモニターから謎の結界の霊力が大きくひずみ、不安定な数値になっている状態を指さしていたのであった

 

「今までの発言、出現場所を計算すると、エデンショッカーの本来の目的はこの強大な霊力を持つ彼女だと睨んでいる。とすると、彼らは二人きりのデートを狙っているかもしれないね」

 

「ちっ……!」

 

士は大きな舌打ちをするとすぐさまブリッジから外の通路へと飛び出していったのである

 

[なぁ、凛祢、最近元気なさそうだな、どうした?]

 

[そう見える?別に私はなんでもないけど]

 

凜祢が何かを隠しているような素振りを見せているのはフィリップにも丸わかりだった。

フィリップにも分かるほどの素振りだというのだから当然、士道にも分かっていることだろう

 

[そうか……こいつら食い終わったら行きたいところがあるか?]

 

[うーん……なら、士道のお気に入りの場所に連れてってくれないかな?]

 

[あぁ、分かった]

 

すると、走って行った士とはすれ違いに琴里がフラクシナスブリッジに来る

 

「さっき、門矢が血相変えて出ていったけど……何かあったのかしら?」

 

「丁度いい、琴里ちゃんにも聞いてほしいんだ……この事件の真犯人を」

 

「!!……ぜひ、聞かせてちょうだい!」

 

先ほどの推理を聞いた瞬間琴里はすぐさま電話を取り出し、走りだしていったのだった

 




とうとう、凛祢さんの正体が発覚。士道にも悟られ、殺されるのも時間の問題ですねぇ
あ、最新巻読みましたよー
とうとう天宮タワーの公式描写が入って地味に嬉しいです
あのタワーは公式以上に使ってる場所ですしね
「これは、ダメじゃ。胸が苦しい」
......琴里、ファイト!
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