【パリス学園の美女を救え】
美女名鑑の女を一通り犯したお兄ちゃんはほかの女を見繕っている
名門パリス学園のゼス校は暴徒とペンタゴン残党に制圧されていた
連中を追い出して女の子を助けたが、屋上にモンスターが出たらしい
なんでこんなところにモンスターが?
「魔物?なんでこんな町中に…とりあえず様子を見に屋上に行くか」
「まあ、魔物ですの?斬ってみたいですわ!」
「カナさん、妹さんはいいの?」
「う、そうでした…両親も心配ですし。わたくしはここで失礼しますわ。ごめんあそばせ」
「ありがとうございました」
「うむ、気を付けろよ」
「お兄ちゃん、あの子けっこう可愛かったけどいいの?」
「ちょっと惜しいが…今は血まみれだし、なんかいやな予感がするからな」
という感じでカナマナ姉妹と別れてパリス学園の屋上に足を踏み入れたのだが。
「うわあ、ほんとに魔物だ」
情報通り、屋上にはちゃぷちゃぷだのしいたけ君だのキャプテンバニラだの大王イカマンだのサワーだのといった中級くらいのモンスターがうようよしていた。
「あ、なんか飛んできてる」
「何匹かぶら下がっとるな…なんだあのカラフルなでかいのは」
魔物たちはなんか空を飛ぶ顔つき円盤みたいなモンスターに捕まって飛んできて、次々に屋上に降りてきているみたい。
そのなかには見たことのない魔物…緑や青色をした大きめの人型で、装甲に身を包み斧やムチを持ってる連中が結構混じっている。
「なんか強そう…でも見たことない魔物だなあ」
あたしたちが影でこそこそ話している間にも、飛行魔物から降りた魔物たちは集合がすんだのかこちらに向かってこようとしている。
「こっちに来るわ!」
「どうしましょう、ランス様…逃げますか?」
「アホ、ここで保護した女学生の避難が終わっとらんだろ」ぽかっ
「きゃっ」
お兄ちゃんは鼻を鳴らし、腰から剣を抜いた。
「なんだか知らんが…あんな連中、俺様の敵ではない。いいか、お前ら…」
お兄ちゃんは剣を肩に担いでしゃがみ、あたし達に作戦を説明し始めた。
「よし、集合したな!それでは我ら第23空挺中隊はこれより人間どもの町を破壊して敵主力の後方撹乱を…」
「すなーっ!」ずばーっ!「ぐあーーっ!」
一人だけいた赤い魔物が号令をかけようとしたところにいきなり飛び掛かったお兄ちゃんが、太古のツッコミと共にいきなり斬り付けた。
「がはっ…なんだ貴様!人間か!おのれ…」
「なんだこいつ!一人か?」「やっちまえ!」
倒れない赤ザコとお兄ちゃんの周りにどやどやと魔物たちが集まっていく。
「一人できた勇気は褒めてやるが、この傷のお返しはたっぷりと…」
「がはははは、単細胞どもめが!今だー!」
魔物たちの真ん中で、偉そうな号令が発された瞬間。
「火爆破!」
「氷雪吹雪!」
「電磁結界!」
「エンジェルカッター!」
「三式弾!いっけー!」
「ニードルシャワーーー!」
どかんびゅーっばりばりーきらきらーちゅどーんどどどどどっと、あたし達が物陰で準備していた範囲攻撃が魔物たちに降り注いだ!
「「「「「ぐああああーっ!」」」」」
「おっしゃあ!突っ込むぜ!」「い、行くだす!」「おー!」
混乱する魔物たちに向けてパットンさんを先頭に前衛組が斬り込み、次々と魔物たちは打ち倒されていく!
「なっ…なん…」
「がはははは!引っかかったな赤ザコめ!貴様もさっさとくたばるがいい!」
「人間っ…ごときがぁ…!」
赤ザコは斧を握りしめて襲い掛かるが…
「遅いわ!ランスアターック!」「ぐああああっ!」
不意打ちで傷を負っていたのではお兄ちゃんの敵ではない。あっさりぶちのめされたのだった。
「お疲れ様です、ランス様」
「おう、しかし見たことないモンスターだな?なんだこりゃあ」
お兄ちゃんはシィルさんから受け取ったタオルで汗を拭きつつ、倒れた赤ザコを剣でつついた。
「ああ、隊長は自由都市出身だから知らんのか…こりゃ魔物兵だよ」
お兄ちゃんの疑問にパットンさんが答える。
「魔物兵?なんだそりゃ」
「なんか聞いたことあるような…」
「ゼスでも学校で習うんですが…いろんな種類のモンスターを軍として統率するために、特殊なスーツを着せて同じ能力にしているんだそうです」
「それで、ああいうスーツを着た魔物…魔物兵を中心として構成された軍を魔物の軍…魔軍と呼ぶの」
首をひねるあたし達兄妹相手にシィルさんと志津香さんが講釈を垂れてくれた。
「魔軍…リーザス城では見なかったけどそういうのがいるんだね」
「ん?ということはあそこにいるのはその辺の野良モンスターじゃなくて…」
「魔物界から攻めてきてる軍隊…ってことになるわね…」
「そんなのがなんでこんなところまで…」
「それは…あたし達がマナバッテリーを壊してマジノラインが止まったから…?」
「だからって早すぎる。軍をまとめるにはさすがにもう少し時間がかかるだろ…」
「あの、ランス様…」
「なんだ」
「あの、ペンタゴンのポンパドールさんが女の子モンスターだったじゃないですか。この作戦、最初から全部魔軍の策略だったんじゃないでしょうか…」
「「「「…」」」」
だとしたらつじつまは合うが…それって…大分まずくないだろうか。あたしたちは顔を青くして見合わせた。
「で、ここの魔物たちを倒したのはいいんだけど…アレを見てよ」
「うわ、似たような連中がいっぱい降りてきとる」
かなみさんが指さした先を見れば、空からその辺の建物に向けてどんどん魔物兵たちが降りてきていて、地上でもあちこちで魔物たちが暴れはじめている。
「ランス様…」
「うーむ。とりあえず一旦アジトに戻ろう。今後の動きについてちと考えねば」
そういうことになった。
魔物たちとゼス正規軍が首都周辺でドンパチし始めた脇をすり抜け、アジト近くの周辺の森まで戻ってきたあたし達がうし車から降りるなり、アイスフレーム隊員の女の子がこちらに駆け寄ってきた。
「グリーン隊の皆さん…それにアベルトさん…!」
「おや?」
「どうしたんですか?」
「それが、アジトに…アジトのそばにモンスターの集団が現れたんです!」
「なんだとー!」
それは大変だ。お兄ちゃんも血相を変える。
「魔物兵まで混じったかなり大きな集団で、留守のみんなだけでは…」
「あ、あわわ…大変だす…どうするだすか、ランス様?」
「そんなもんすぐに戻るに決まってるだろう!急ぐぞ!」
周辺の森はそれなりに広く、ダッシュで向かうというわけにもいかない。あたし達は競歩のような状態でハイペースで歩き、アジトへと向かっていた。
「はぁ…ふぅ…」
特にかさばるチューリップ1号を持ち歩いているマリアさんが辛そうだ。
「マリア、大丈夫?」
「頑張るだすよ、マリアさん。良ければチューリップ、おらに持たせてくだせぇ」
「そ、それは…」
「すごくイヤそう」
「チューリップが大事なのはわかるけど、着いても疲れて戦えないんじゃしょうがないでしょ。持ってもらいなさい」
「そうね…ロッキーさん、悪いけどお願い」
「はいだす、丁重に運ぶだすよ」
マリアさんはイヤそうな顔をしたが、志津香さんにたしなめられてチューリップを下ろしてロッキーさんに渡した。
ほかのみんなは…大丈夫そうかな。
「ふっ…ふっ…げほっ…まだまだ…」
「サーナキア、大丈夫?」
「…くっ、ああ、騎士がこの程度でへこたれるものか」
鎧が重いサーナキアさんが少し辛そうだけど、意地でどうにかしてるみたい。根性だけはあるんだよなこの人。
「戻ったわ!」しゅたっ
先行して様子を見に行っていたかなみさんが戻ってきた。
「おお、どうだった?」
「出来る限り急いで!アジトのあちこちで火の手が上がってる!もう襲撃を受けているわ!」
「くっ…お前ら!走るぞ!」
駆け出したお兄ちゃんの後に続き、あたし達も走り出したのだった。
たどり着いたアジトは火の海で、火で照らされた魔物兵の影が建物の間をのっそりと動いている。
「ここもモンスターでいっぱいだよ!」
「キムチさん…子供たちも…どうなってしまっただ…あうっ…」
「ランス様…っ!」
「俺様の女のウルザちゃんにキムチさん、それに将来の女のアルフラカーマその他も大ピンチだ!助けに行かねば!」
「でも、どこから…?」
「…うむ、孤児院からだ!急ぐぞ!」
「むっ、人間か!」
燃え上がる通りを走るあたし達の前に魔物兵が立ち塞がった!
「人間め!死ね!」ぶんっ
「ラーンスライディング斬り!」ずさずばーっ!「ぎゃっ!」
お兄ちゃんは魔物兵が振り回した斧を避け、スライディングで股の間を潜りぬけざまに足を斬り付けた!
「がっ…おのれぇ…」
「邪魔だ!」ぼかっ!「うるさい!」ずばん!「退いてくれだす!」ごーん!「ぐえっ…」
パットンさんあたしロッキーさんに通りすがりにぶん殴られて崩れ落ちる魔物兵をあとに残して、あたし達は燃え上がる通りを足を止めずに駆けていく!
「ランス!孤児院はまだ無事だけど…玄関側に魔物が!扉を壊そうとしてるみたい!」
「お前ら、裏庭のあたりを確保しとけ!エールはついてきてガキどもを逃がせ!」
「わかった!」
かなみさんの報告を聞いてお兄ちゃんは孤児院の裏口に走っていく。あたしもその後に続いた。
ばきばきばきっ「きゃーーー!」「怖いよーーーー!」
斧で扉が破られる音。子供たちの悲鳴。
「カーマっ…!早く!みんなを連れて逃げてっ…」
「やっ…やだっ…できないよ…怖い…」
引きつった顔でフライパンを構えるキムチさん、泣きながら震えるカーマ。
そんな地獄のような光景を。
「誰か…だれか助けてっ…誰かぁっ…ら、ランスさーーーーーん!」
「おう!!!!!!」
いつもと変わらぬ胴間声が吹き飛ばした。
「えっ?」
「がはははははははは!ランス様参上だ!助けに来たぞ、キムチさん、ガキども!」
バカ笑いしながらキムチさんの前にどかどかと進み出るお兄ちゃん。
「えっ…ランス…?」「ランスさん!?」
「うむ、俺様だ。ぐずぐずするな。俺の部下共が退路を確保している。さっさと出ろ」
「あたし達…助かるの…?てっきり一番に切り捨てられるものだと…」
「なんだそりゃ…俺様が来たんだ。当然助かるに決まっとるだろう」
少しだけ目が潤ませるキムチさんに向け、お兄ちゃんは口の端を軽く持ち上げて笑ってみせる。
「ランス…」
「はいはい、先に避難ねー。カーマちゃん、みんなー。裏口から出てねー」
まだかっこいいところ見ていたいところだけど…今はこっちが優先だよね。あたしは子供たちを外に誘導する。
「ほっとしたんだったら俺様の胸で泣いてもいいぞ、キムチさん」
「ふふ…みんなが助かってからにするわ。ありがとう」
キムチさんはみんなと裏口の方に向かっていく。
「じゃあすぐだな。…行くぞエール!」
「うん!お兄ちゃん!」
「「どりゃーーーー!」」
あたし達は玄関先のモンスターに、剣を抜いて襲い掛かった!
「あらかた片付いたねー」
「うむ、戻るか」
大した相手でもなかったのでさっさと片付け、裏口に戻ると集まったみんなの真ん中で、キムチさんが顔を真っ青にしていた。
「どうした?キムチさん」
「あっ…ランス…アルフラが…アルフラがいないの!探しに行かなくちゃ!」
「待て、キムチさん一人じゃ無理だ」
キムチさんがフライパンを抱えて駆けだそうとするのをお兄ちゃんが捕まえて諭した。
「俺様が探し出すから、キムチさん達は脱出しろ。アジトの外で待っとれ…えーと…サーナキア、マリア。あとエール。護衛してやってくれ」
「うん、わかった」
「はーい」
「ボクは騎士だ、モンスターと戦わせてくれ」
「何言ってる、子供を守るのは騎士の役目だろ」
「う…それはそうか…」
サーナキアさんも納得し、あたし達はキムチさん達と一緒にその場から離れ始めた。
「よし、俺たちは次のところに行くぞ」
「キムチさん、おらがアルフラちゃんを責任を持って探すだ。安心してけろ…行ってくるだす」
「…ごめん、気を付けて…お願いね…」
ロッキーさんはかっこよくなった顔で笑って頷き、お兄ちゃんの後に続いて走っていった。
「よし、ボクたちはアジトから脱出するぞ、目的地は…」
「一本杉の丘がいいんじゃないかな。あそこは広いし…」
「うん、いいだろう。ボクとエールで前を警戒する。マリアさんは後ろを見張ってくれ」
「分かったわ」「了解ー」
なんでか仕切り始めたサーナキアさん…まぁ副隊長ってことになってるからか…とにかく彼女の指揮に従って、あたしたちは子供たちを連れて移動し始めたのだが、なんでかなかなかうまく行かなかった。
「魔物が何匹かいるね…」
「あれくらいならどうにかなるか…?」
「じゃああたしが魔法で…うげ、ハニーがいる」
「任せといて。チューリップの連続射撃機構を見せてあげる…いっけー!」どんどどーん!
「今だ!突っ込むぞ!とあっ!たぁっ!」「てやー!AL魔法剣!」
「あっ、魔物の集団が通りの向こうに…けっこう多いね」
「子供たちを連れて突っ切るのは無理だな…迂回しよう」
「あ、こっちに気が付いたみたい!」
「えーい!煙幕弾!」ぼかーん
「よし、今のうちだ」
「炎上して崩れた瓦礫が道を塞いでる…」
「乗り越えるのは…子供たちには無理か。仕方ない。迂回だ」
魔物の集団や障害物で何度も迂回を強いられ、いつの間にかアジトの奥の方まで来てしまった。これって…なんか誘われてない?
「ねぇ、なんだかやな予感がするんですけど」
「ああ、しかし今は急いで脱出を…」
「う、後ろから敵が!」
サーナキアさんとぼそぼそ話していると、後ろからマリアさんの声がした。振り向いてみれば結構な数の魔物がこちらを追いかけてきている!
「くっ、みんな走れ!このまま通りを突っ切って…」
「うわ!前!前にモンスターが!」
「なんだと!?くっ!横道に入るぞ!」
「こっちも塞がれてる!」
あたし達はあっという間に囲まれてしまったのだった。
「ちくしょー…」「ひぃぃ…」「ああ…」「ひっく…」
震えることしかできないキムチさんと子供たちを背に、あたし達は武器を構えた。
「突破は…無理か」
「キムチさん達がいるしねぇ…あたし達だけならどうにかだけど」
剣を突き付けて敵を睨みながら、サーナキアさんと言葉を交わす。
「さ、流石にそれは人としてどうかなぁ…う…弾がもうあんまりない…」
手早く弾を装填しながらマリアさんがぼやく。
「そんなことをするくらいならボクはここで死ぬ。一人でやるといい」
「冗談だよ。お兄ちゃんの女を見捨てたら怒られちゃうし」
そうこう言っているうちに、魔物たちはじりじりと包囲を狭め…襲い掛かってきた!
「でやー!」「電磁結界!たあーっ!」「いけーチューリップ!」
あたし達は武器を抜いて応戦した。敵の質はそんなに高くないので、撃退することは難しくないが…
「う…もう次が…」
「くっ…次から次へと…」
包囲しているモンスターたちはあたし達を疲れさせるのが目的なのか、倒しても倒してもどんどん後続を送り込んでくる。あたしもそろそろ魔力がきつい。
「あ、来た来た。きゃー!」ぼかーん!
チューリップからぶっ放された砲弾がモンスターの一団を吹っ飛ばし…
「あはははははは…た、弾切れちゃった…どうしよう…」
マリアさんは涙目でへたり込んだ。
「…マリアさん、一応聞くけど魔法は?」
「ごめん、戦闘レベルの魔法はもう…練習もしてなかったし…」
「分かった。君はキムチさんと一緒に後ろで子供たちを守ってくれ…」
「次!来たよ!今度はかなり多い!」
マリアさんを欠いたあたし達に、これまでよりだいぶ多いモンスターが押し寄せてきた!
「…あたし達の消耗を待ったってこと?モンスターの癖になんかやたら頭いいような戦い方するなぁ!なんか腹立つ!」
「言ってる場合か!行くぞ!」
襲い掛かってきたモンスターにあたしたち二人は必死に応戦する。
「えいやー!たぁ!てりゃー!雷の矢!AL魔法剣!」
ぶたバンバラの槍を躱して頭を割り、ブルーハニーグリーンハニーを蹴倒して、へびさんの伸ばしてくる蛇をちょん切って、緑魔物兵を必殺剣で叩き斬った!
「あいやー!いくぞ!」「せーの。」「「ハニーフラッシュ!」」」「きゃっ…うぅ…」
しかし各色ハニーのハニーフラッシュがひっきりなしに飛んでくる!一発のダメージはそこまででもないけど、防御手段がない上に数が多くて、ヒーリングをする暇がない!
「しまっ…」「ああっ…サーナキア!」「あーっ!」
悲鳴が聞こえてそちらをに視線をやると、サーナキアさんは完全に体勢を崩していて、それに向けて魔物兵が斧を振り上げ…
誰もが彼女が真っ二つになる、と思ったその時。
ざしゅざしゅざしゅっ、と魔物兵の顔に3本の矢が突き立ったのだった。
読んでいただきありがとうございます。
よろしければ、お気に入り評価感想など頂けると嬉しいです。
ロッキーは足が長くなった分皆についていくのも楽になりました。
以下、妄想です。
魔物兵スーツ
モンスター専用の強化服。人型・巨体・軟体・怪物型、どんなに形や大きさの違うモンスターが装着しても、同じ魔物兵の姿になる。女の子モンスターも対応。
性格や口調なども統一されるらしく中身がハニーであっても平常時のような奇特な発言等を行わなくなる不思議アイテム。
着たままで飲食、睡眠、排泄、性交等がこなせる優れもの。長い事着ていても特に不便はなく、着ていることを忘れてしまう者も居る。
実際には中に入ったモンスターの魂で動く『魂のないモンスターの身体』に近い。
強さは中身のレベルを問わず一律同じで、だいたい緑魔物兵の時点で人間の兵士3人分くらいの強さはある。
ある程度以上にレベルが上がるとスーツの色が緑→青→赤と変わり、性能も上昇する。
赤魔物兵のうち、とくに優秀なものが魔物隊長スーツを与えられ、着替えることで魔物隊長になる。
魔物を200体従えられるリーダー能力を持ち、手にした剣での戦闘能力も高い。
魔物隊長になることを夢見る赤魔物兵たちはよく武功を競い合っている。
さらに魔物隊長のうちで優秀なものが魔物将軍ボディに魂を移植されて魔物将軍になる。
魔物隊長を100体従えられるリーダー能力を持つ。
魔物兵スーツを長く着ていると元の身体と魂のつながりが薄れるので移植に危険はないが、魔物将軍になるともう元の種族に戻ることはできない。
腹に収めた人間の脳を思考補助に利用する設計になっているが、実際に利用しているのは魂であり、腹の中の人間が寿命等で死亡したとしても魂は外には出られないので、腹が割れなければ影響はない。
さらにさらに魔物将軍の中で特に優秀なものが魔物大将軍になる。
膨大な思考能力を持つブレインという素体に魂を移植し、それを魔物大将軍ボディを収めることで完成する。魔物将軍を50体従えられるリーダー能力を持つ。
魔物大将軍は世界に7体しかおらず、まさに魔軍の(実質的)頂点。全魔物の憧れである。
アイスフレームを襲ったのは、魔物隊長とと精鋭魔物80程度で国内に侵入し、その辺の野良モンスターを隊長のリーダー能力で従えて加えつつ進軍していた部隊。
モンスターがいそうな森に立ち寄ったところ隠れ里があったので訓練がてら包囲殲滅しようとした。
なお、すべての形態でちんちんはあり。生殖も可能。女の子モンスターでも。