【二章完】ちょっと早めのエールちゃんの冒険   作:砂嵐36

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ー任務表ー
【魔剣カオス奪回】

セルさんがカオスを廃棄迷宮の地獄の穴に捨ててしまった
危険だけどアレがないと魔人と戦えない
拾いに行こう…とおもったあたしも穴に落っこちてしまった



67.エールちゃんは地獄に堕ちる

「ひゃあああああああああああああああああああああ!」

 ひゅーーーーーーーーっとあたしは深い穴に真っ逆さまに落ちていく。

(ああ…下は見えないけどずいぶん深いなぁ…これはダメかもしんない…いや!)

「こんなとこで死んでたまるかーーーー!」ぶんぶん!

 あたしは弱気な思考を頭を振って振り払った!回復魔法も使えるあたしなら、即死さえしなければどうにかなる!はず!絶対どうにかする!

「ふんがーーーー!!」ばさぁっ!

 あたしはコートを広げて風を孕ませ、どうにか身を捻って足を下に向けた!ヒーリング9で強化した足から着地して、少しでも衝撃を和らげるのだ!

 姿勢を制御し終えたとたん、下の方に地面が見えた。あそこに着地を……え?誰かいる!?なんでこんなとこに!

 2つの人影が何かを囲むように立っていて…このままじゃぶつかる!そう、二つの角の生えた直立したトカゲっぽい人にぶつかってしまう…

 あっ、悪魔じゃん。ならいいか。

「うおおおおおおお!ヒーリング9全開!きりもみエールちゃんシュート!」ぎゅるるるるる!

「…あん? なんだこの声…上から…えっ?」

 

 どがげしぃっ! 

 

 コークスクリューを加えたあたしの落下キックが悪魔のどたまにめり込んだ!

「げぶぁ」がくっ

「痛ったあああああああ!ぐぐぐ…いたいのいたいのすごくとんでけー!とんでけったらとんでけー!」

 悪魔はそのまま地面にめり込み、あたしはその横で足を抑えて転げまわる!

「なんだお前…人間!?こんなところに何をしに来た!」

 もう一匹の悪魔がこちらを指さして叫ぶ!その足元には誰かが倒れていて…って

「えっ?フェリス?」「…」

 倒れていたのは見知った女悪魔だった。ただし鎌も持っておらず…その、全裸で、全身ボロボロだ。名前を呼ばれたことでこちらに目線を向けてくるが…焦点が合っていない。いったい何が…

「死ねー!」ぶんっ!「わっ!」

 なんでこんなところでこんな目に…と思う間もなく、残った悪魔がまがまがしい曲刀を引き抜いて襲ってきた!

「くっ…」

 あたしは振り下ろされた曲刀を転がって避けて立ち上がった。足は…まだちょっと痛むけど、大丈夫、立てる!戦える!

「よーし…」すかっ「ん?」

 あたしは腰に手をやり剣を抜こうとして…その手が空を切った。

「あれ…?あーっ!」

 両腰の鞘を見てみれば、からっぽで剣がない!落ちた時に落としちゃったか!?

「人間め!よくも相棒を!」ぶんっ!「わっ」

 トカゲみたいな悪魔が曲刀をぶんぶか振りまわすのを、あたしはとっさに飛びのいて躱した。

 あたしがどうにか渡り合えてるあたりそう高位の悪魔でもないんだろうけど…流石に剣なしじゃ無理だ!

「ふん、神官、しかも武器なしか…攻撃魔法もろくに使えまい!すぐには殺さんぞ!たっぷり痛めつけてくれる!」

 大柄な悪魔はじりじりと間合いを詰めてくる。いかにもタフそうで、雷の矢や電磁結界くらいじゃあ足止めくらいにしかならないだろう。フェリスもぼーっとこちらを眺めているだけで頼りになりそうにない。

「…」

 やるしかないか。あたしは拳を握って構えた。悪魔がそれを見て笑う。

「ぎゃははは、ヤケになったか?俺に人間のパンチなんぞ効くかぁ!」ぶおん!「…!」

 悪魔が曲刀をぶんぶか振りまわすのを、あたしは必死で転がり回って避ける!

「ちょろちょろしやがって!いい加減に…死ね!」ぶんっ!「…っ!」

 焦れて振りが大きくなった曲刀をあたしは紙一重で見切り、悪魔に拳を押し付け…唱えていた呪文を解き放った!

「神聖…分解波!」

 ぴかーーーっ!とあたしの拳からまばゆい光が放たれ、悪魔の腹に直撃する!

「ぐっ…ああああああああっ!?」

 悪魔はもんどりうって倒れた!土壇場だけど、成功した!

「がはっ…何を…げぼっ!」

 悪魔は血を吐きながらのたうち回っている。本来は広範囲の敵を一度に攻撃する魔法だが、今のあたしの実力では直接手で触れたところを攻撃するのが精いっぱい。とはいえ、ダメージは十分だ!

「雷の矢!雷の矢!」「ぎゃあっ!」

 あたしはとどめを刺すために起き上がれない悪魔に雷の矢を遠くから打ち込んでいく!

「ぐっ…くそ!おい!ガキ!何やってんだ!手伝え!このグズが!」

「え?ダークランス君?」「…」

 転がり回る悪魔が何か叫ぶと、物陰からぬっと出てきたのは、お兄ちゃんそっくりの甥っ子だった。

「…殺せばいいのか?」

「ああ、殺せ!さっさとしろ!」

 悪魔に怒鳴られたダークランスはこちらに冷たい眼を向けている。まずいなぁ…あの子結構強いんだよなぁ。どうにか説得を…と口を開きかけた瞬間。

「分かった」どすっ

 ダークランスの歪んだ剣が、悪魔の喉に突き立てられていた。

「えっ?」

「が…はっ…なん…」

「もう助からないから、自分を『殺して』楽にしてほしかったんだろ?命令通りにしたぞ」

 突き立てた剣をぐいっとねじって引き抜くと、悪魔は血を吐いて動かなくなった。

 

「あの、ダークランス君…」

「礼を言われる筋合いなんてないからな。おいらはかーちゃんを助けたかっただけだ」

 ダークランスはあたしに目を向けずにぼうっとしたままのフェリスに歩み寄った。

「かーちゃん、大丈夫か…?」

「……っ………ぁ…」

 フェリスはのろのろとダークランスの方を向いて口をもごもご動かしたが、まともな言葉は出てこない。どうやらだいぶ参っているみたいだ。

「っ…ここにいたら危ないから、いったん離れよう。そのあとは…え?」

「いたいのいたいのとんでけー…」

 隣に並んでフェリスにヒーリングをかけ始めたあたしを見て目を丸くするダークランス。

「なんだよ、神官なんかが悪魔に…」

「まぁ、悪魔はキライだけど…知らない仲じゃないしね。それにお兄ちゃんの責任でもあるし」

「えっ…?お前アイツの…」

「うん、妹なんだ」

「じゃあお前はおいらのおば…むぎゅ」

「それ以上言わないで」

 あたしはダークランス君の口を塞いだのだった。

 

 手を引いたら歩いてくれる程度に回復したフェリスに服を着せて、とりあえず連れだってその場を離れた。

 あいつらくらいの下級悪魔は結構上位の悪魔にパワハラ(物理)されて死んでるらしく、黙っていればしばらくはバレないそうだ。

「特に片方は地面にめり込んで死んでるしな。大柄な上位悪魔に叩き潰されたようにしか見えないと思う」

 歩いている途中、ダークランス君はぽつぽつと事情を話してくれた。

 フェリスは人間の子供…ダークランス君を産んでしまったことがバレて最下級にまで落とされてしまい、この地獄で男悪魔の慰み者になっていたそうだ。

 ダークランス君はそれを何とかしようと、父親であるお兄ちゃんを倒すことでどうにかフェリスを許してもらうつもりだったみたい。

「お兄ちゃんを殺せばフェリスを許す、って誰かが言ったの?」

「いや、ネプラカスはそんなこと言ってなかった。それでも可能性があるなら…と思ってたんだけど」

 吐き捨てるようにダークランス君は言った。あの様子だと嫌な奴みたいだなぁ。

「これからどうするの?」

「もうこうなった以上逃げるしかない。とりあえずどっかに隠れる…あんたはどうするんだ?」

「どうにか地上に戻りたいんだけど」

「それは…」

「あら?フェリスじゃない」「こんなところで何やってんの?」

 いきなり複数の女の声がして、そちらを見てみればフェリスと同じ額にクリスタルを持つ女性悪魔たちがいた。

「それにそっちの子、人間よね?」

「やっぱり人間の仔を生むようなクズや、人間とのあいの子は人間と仲良しってわけ?」

「う…」

 くすくす笑いながら近寄ってくる、おそらく元のフェリスと同格の悪魔たち。さっきのトカゲ悪魔とは桁違いの強さだろう。それがひのふの…4人もいる。さすがにちょっと厳しいか。ダークランス君も完全に縮こまってしまっている。

「で、まあこんなところを人間と一緒にうろついてるってことは…」

「逃げるつもり、ってことでいいのかしら?」

 女悪魔たちは笑いながら鎌を構えてあたしたちを取り囲んだ。

 これは…どうしようもないかなあ…と思った瞬間。

「おっ!女だ!女がいるぞ!」

「エールちゃんもいます!無事だったんですね!」

「お兄ちゃん!みんな!」

 どやどやとお兄ちゃんたちが現れた!

「む、エールに…それにフェリス!?俺様のガキもおるではないか。こんなところで何しとるんだ」

「やっほー。元気?」

 暢気に喋るお兄ちゃんの手には魔剣カオス!無事見つけられたみたい。

「それはこっちの台詞だよ…」

「…誰だか知らないけど、地獄にこんなにたくさんの人間が来るなんてね」

「全員まとめて、たっぷりと歓迎してあげるわよ」

「あ、私はあのデカいのがいいかなー」

「私はあっちの鎧の女の子ね」

 緊張感のないお兄ちゃんたちに、女悪魔たちは鎌を構えたままにじり寄っていく。

「ぐふふふ、なかなかのかわいこちゃん達ではないか」

「おい、相棒。女でも悪魔は悪魔だ。この数相手はちょっち厳しいぞい」

「ふん、関係ないわ!…よし!ロッキー!やれーっ!」

「は、はいだす!」

「ロッキーさん!?」

 ロッキーさんがお兄ちゃんの号令で飛び出してきた!そのまま手にしたピンク色の変な斧を振りかぶり…虚空を薙ぎ払う!

 

「ロッキー……スプリングタイフーーーーーーーーーン(春一番)!」

 

 ぶわーーーーーーーーーっ!っと一陣の風が吹き…

 その場にいた女性全員のスカートが思い切りめくれた。

 

「「「「「「「きゃああああああああ!!!!!!!!?」」」」」」」

 

 敵も味方も関係なく、悲鳴を上げて必死にめくれ上がったスカートを抑えるが、不思議な風は吹き続け、抑えていないと何とは言わないが丸見えになってしまう!無論あたしも例外ではない!

「がはははは!いい眺めだ!よくやったぞロッキー!」

「おひょひょひょひょ!これはたまらんのう!」

 お兄ちゃんと腰の駄剣が大喜びし、あたしはプリーツスカートを必死に抑えながら叫ぶ!

「何よこれー!ロッキーさん!?何してくれてんの!」

「あうう…す、すみませんだす」

「がはははは!そこら辺で拾った伝説の斧、『春一番』だ!よし、マリア!」

「えっ、あ、うん…えーい!」ぼかーん!

 短パンなのでめくれなかったマリアさんが戸惑いながらも煙幕弾をぶっぱなした!

 ぼふーん!「げーっほげほげほ!」「なによこれ!」

「そら、逃げるぞ!」

「あ、うん!ほら、二人とも…」

 あたしたちは一目散にその場を逃げ出したのだった。

 

 とりあえず敵が来なさそうな場所までたどり着いたあたし達は状況について話し合った。

 お兄ちゃん達は、落っこちたあたしとカオスを探すためにクシイパン様なる変な存在の案内で下に降りて来て、首尾よくヘタクソな歌を歌っていたカオスを拾ったらしい。その時変な泉にロッキーさんが斧を落とし…その代わりに一振りで周囲の女性のスカートを全てめくる伝説の斧、『春一番』をもらったそうだ。

 なんつー変な斧だ…でもどうやら掛け声を叫びながら振るわなければ風は吹かないらしく、さっきのも手段を選んでられる状況じゃなかったしね。ロッキーさんはみんなに謝って回っていたが、性能もいいらしいので…まぁしょうがないか。

 

 ついノリで連れてきてしまったダークランスとフェリスだが、お兄ちゃんがフェリスの状況を知って流石に戸惑っている間に、ダークランス君は「大っ嫌いだ!」と捨て台詞を吐いて、フェリスを抱いてどっかに行ってしまった。

「うーむ、フェリスと少し話をしたかったんだがな…ま、いいか」

「いいのかよ」

「悪魔の人生まで狂わすなんて…あんた、ほんと最悪ね」

「あの子、これからフェリスを連れて悪魔から逃げ回ることになるのよ。可愛そうに…」

「ふふふ、俺様の息子だ。その程度の試練、楽勝だ。がはははははは」

「愉快そうに笑ってるところ悪いんだけど、もう用はないでしょ?早く帰りましょ。」

「そうね、カオスも見つけたしエールちゃんも無事だった、長居は無用だわ」 

「うむ、そうだな。とっとと帰るか。シィル、お帰り盆栽だ」

「はい、ランス様…あれ?」

「どうした」

「お帰り盆栽が、圏外表示になってます…」

「なんだと!?」

 シィルさんが抱えている盆栽を見てみれば、確かにでかでかと『圏外』という文字が浮かび上がっている!

「うーむ、地下深く潜りすぎて電波が届かなくなったのか…?」

 お兄ちゃんはいくつか枝を折ってみるがお帰り盆栽はうんともすんとも言わなかった。

「どうするのランス。これじゃあ地上に戻れないわよ」

「俺様のガキはなんやかんや地上に出てきていた。ということは、地上に行く方法はあるはずだ。とにかくそれを探すぞ」

「それしかないか…」

 そういうことになった、その瞬間。

「見つけたわよ!人間ども!」「さっきはよくも!」「あっ!」

 どやどやと現れたのはさっきスカートをめくられた女悪魔たちだ!

「性懲りもなく…何度でもスカートをめくり倒してくれるわ!ロッキー!」

「は、はいだす…ロッキースプリ…」「にゃーっ!」どげしっ!「ぶげっ」

 お兄ちゃんの号令で前に出たロッキーさんは、急に落ちてきた何者かに踏みつぶされた!

「ロッキーさん!?」

「は、はらほれひれはれ…」

「にゃーっはっはっはっは!さっきは後輩が世話になったみたいだなぁ!」

「やっちゃってください!えーと…先輩!」

 目を回すロッキーさんの上で直立しているのは…小柄な女の子の悪魔だ!どうも後ろの連中よりも格上であるらしい。

「うむ、任せろ!さーて人間め!やっつけてやる!」

 その女悪魔が腰に手を当てて胸を張ると、胸元の大きな鈴がちりんと鳴った。……あの鈴…どっかで見たような…んー…あっ。

「あーっ!へケート!」

「んえ?なんで人間がおれの名前を知って…あれ?お前どっかで…」

 盗賊に名前を支配されてこき使われてたところをアリオスさんと一緒に助けて、なつかれたけど猫鈴をあげて追っ払った女悪魔は、こちらをみて目をぱちくりとさせたのだった。

 

 その後、あたしはどうにかへケートと交渉し、アリオスさんの居場所を教えることと、おまけに荷物に入っていたキムチさんのキムチまん(好物らしい)を引き換えに、悪魔パワーで地上へのゲートを開いてもらった。

 ずーっと呆然としていたセルさんは、戻ってきたあたし達を見てようやく正気になって、カオスを捨ててしまったことを謝り、監視のためにも仲間に加わることになった。

 用は済んだし帰ろうか、と思ったところでセルさんが教会に寄りたいと言い出したので、その間商店街をぶらついているとなんかお祓い屋の周りに人だかりができている。

「何かあったんですか?」

「ああ、ついさっき翼が生えた神々しい女の子モンスターが数体突っ込んできてお祓い屋のおばあさんをさらっていってしまったんだよ」

「えーっ?モンスターが?」

「軍人さんは、たぶん女の子モンスターの偽エンジェルナイトだろう。って。珍しいモンスターだけど、魔人サイゼルの配下には結構いるらしいんだ」

「へぇー…物騒な世の中だなぁ…」

「あら?エールちゃん。」

 あたしがしみじみしていると急に後ろから声が掛けられた。振り向いてみると…

「えっ!?スリアさん?」

 そこにいたのは宿屋のおかみさんのスリアさんだった。

「こんなところで何を…って、どうしたんです?その服…」

 スリアさんの顔色はいつも通りだったが、着ている服はあちこちほつれてボロボロだった。ちょっと潮の香りもするし…まるで海の上をものすごい高速でかっ飛んできたみたいな…?それにしては本人は傷一つ…

「ああ、なんでもないのよ。ちょっとカイズに用事があったの。それより、はい。これ」

「えっ?あたしの剣!」

 スリアさんが差し出したのは、あたしのアリスの双剣だった。

「どうしたんですかこれ?カイズで鑑定してもらってやたら時間かかってたはずじゃ…」

「うん。ちょっとついでに受け取ってきたの。剣を無くしちゃったところだったんでしょう?ちょうどよかったわ。使ってちょうだい」

「いや、ありがたいんですけど…」

 ……今の今まで全然疑問に思わなかったけど、スリアさんって何者なんだろうか?

 セルさんがあれほど問い合わせても全然返してくれなかった双剣を、関係者でもないのにあっさり受け取って…これまでにもいろいろ不思議なことをやっていたよね…?ただのおかみさんとはとても…

「あの、スリアさん…」

 あたしが問いただそうとした瞬間。

「あっ、エールちゃん。髪に糸くずがついてるわよ。」

 スリアさんはあたしの頭の上に手を伸ばし…

 

「えい」 何かをつかんで、くっつけた。

 

 ぺたっ

 

 

「あ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 こうして、カオスを取り戻したあたし達は、廃棄迷宮をあとにしたのだった。

 いろいろあったけど、強力な武器もいくつか手に入ったし、あたしの剣も帰ってきたし…よかったよかった。

 

================装備更新================

 

 ランス は、Sランク武器の 魔剣カオス を手に入れた。

 

 エール は、Sランク武器の アリスの双剣 を手に入れた。

 

 ロッキー は、Sランク武器の 春一番 を手に入れた。

 

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明けましておめでとうございます。
また頑張っていこうと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いします。

以下、妄想です。

春一番
攻撃力 +16
魔法力 +0

ピンク色の刃に緑色の柄を持つ趣味の悪い斧。
恥ずかしい技名を叫びながら振るうと周囲の女の子のスカートを全てめくる力を秘めている。
武器としての性能は素晴らしいの一言で、かつて三魔子レガシオの管理下にあったが、
秘められた力が「スカートめくり」であったことと、見た目がダサいことで不適格とされ捨てられてしまった。


地獄?

廃棄迷宮の穴の先にある空間。地獄穴を通じて繋がる本物の地獄ではなく、悪魔界の端っこにあたる。
帰り木やお帰り盆栽が無効なのは、悪魔界に備わっている結界のせい。地上に出るには悪魔が悪魔パワーで開くゲートをくぐらねばならない。
(ダークランスは自分ではまだゲートは開けない)

悪魔界の存在が他の神に知られたら面白くないなぁ、という理由でハーモニットが介入し、
お祓い屋のおばさんが急に詳細不明のLv3技能を発現。
切れるはずがない、切っちゃいけないものを切ってしまった。

某女神は介入があったことには薄々気が付いているが文句も言えず、普通におばさんをとっ捕まえて厳重に封印し、つなぎ直すだけにとどめた。
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