「ごほこほっ、煙っ」
五条悟の術式順転『蒼』と朝木綱の起爆術式。
その二つの力が衝突した結果、周囲の被害は当然の如く甚大だった。
術式同士が衝突した地点・中心には巻き込まれて崩壊した建物などの破片が数多散らばり、舗装されていた道は原型が分からない程度には派手に抉れ、辺りには火災発生時のように大量の煙が視界を完全に覆うほど充満していた。
そんな衝撃後も無事だった五条悟は目の前に漂う煙を手で払いながら煙を吸った影響で咳をして曇ったサングラスを外す。全力で術式を使った影響か先程まで彼の中にあった筈の怒りは綺麗さっぱりなくなった、とまではいかないまでも十分鎮まり、
「……流石にやり過ぎたか……?」
自分の視界に広がる光景を見て思わずそう呟く程度には落ち着き出していた。冷静になりつつあった彼は柄にもなく自分の行動の正否について考え始める。いつもならどうでもいいと気にも留めないことだが……
(あっちから術式使ってきたとはいえ出力最大で術式順転ブチ当てたのはやり過ぎだったか……でもあの筋肉ゴリラバカスカ爆発起こしてきたし……いやだからって殺すのはやばくね?一応あいつ俺の同級生になるやつだったんだろうし……いやでも──)
「俺が悪かったんじゃ?」と最初に考えはするがすぐに「俺悪くなくね?」という考えに至りまた最初に戻る。その繰り返し。
数百年ぶりの六眼と無下限呪術の抱き合わせとして生まれた彼は五条家にて相当に甘やかされ育ってきた。そのため何事に於いても基本自身を正しいと信じて疑っていないし、仮に自身が間違っていたとしても滅多な事がない限りにはそれを認めない。
一言でいえば今現在、高校一年生時点の五条悟は自身の非を自認し反省するほど「人間」ができていなかった。そんな彼が自身の正否について脳内であれやこれや考える中、彼の耳はある音を聞いてその思考を一時停止させる。その音はこつこつという靴音。
「……マジか」
自分の見たものが信じられない。だが自身の目に映る情報が正しいものだと誰よりもよく理解していた彼は煙の中から現れる
この時、五条悟は生まれて初めて自身の
「…………」
ソレ──朝木綱の両腕からは爆発の後だからだろう。湯気が立っていた。しかしその腕のどこにも焼け焦げたような箇所はなく、それどころか術式順転『蒼』と起爆術式の衝撃をゼロ距離で受けたにも関わらず五体満足でそこに在った。
◼️◼️◼️◼️◼️
(何で生きてんだこいつ……?)
目の前に再び現れた筋肉ゴリラ、いや、得体の知れない野郎を見て俺は心の底からそう疑問を抱いた。
(あの時、こいつは確かに術式順転に引き寄せられていた。そして、引き寄せられた状態で術式を使って自分の腕に纏わせた呪力を爆発させた)
二つの術式が真正面から激突する直前までに起こった出来事。それを俺の目は正しく認識していた。だから、認識した情報を集め思考する。どうしてこいつは生きているのか、その理由について。
(腕の爆発……あれは間違いなくあいつの腕が無傷で済むような生易しい威力じゃなかった筈だ)
疑問は複数あった。第一にあれだけの爆発を起こしておきながら何故腕やそれ以外の部分に大した傷が見られないのか、第二に直前まで『蒼』に引き寄せられた状態だった筈だがそこからどうやって無事に抜け出したのか…あれに直撃すれば体の何処かしらは削り取られてなければおかしい。
(五体満足なところを見るにこいつはそもそも術式順転に直撃していない、回避したって考えるのが自然か…? だったらあんな直撃一歩手前な状態からどうやって回避した? 腕を爆発させた反動で体を強引に動かしてか? じゃあこいつは『蒼』の引力を一瞬でも振り切るレベルの爆発を起こしたって事になるが……その爆発の起点になったあの腕は何で湯気が立つ程度で済んでんだ?)
次から次に出てくる疑問点に俺は多少なりとも混乱した。目の前の野郎の術式効果が「呪力を爆発させる」ということは六眼で既に把握できている……だが今は把握してるせいで余計にわからなくなってきた。
(それとも実は術式順転には直撃してて爆発で体も欠損したがすぐに反転術式で治した……?)
野郎が無事な理由が説明できず俺は相手が「もし反転術式が使えたら〜」という発想をしてみた。けれど、
(俺でもまだ使えない反転術式をこんな筋肉ゴリラができるとか……)
ありえねぇ!認めねぇ!なんかムカつく!
いやあいつが反転使えるとかねぇわ、絶対ねーわ!とすぐにその発想は捨てた。
「なぁ、お前さ、一体何やりやがった?」
なんで五体満足で突っ立ててんだ?俺は時間にしては数秒だがそれでも本気で考えた挙句、出なかった答えを求めて当の本人に苛つきながら問いかけた。それに対するあいつの答えは、
「できるかどうかはわからなかったが、できなければ死ぬ状況だった。だからいつもと違ってよく考えて呪力を爆発させた。それだけだ」
「………………は?」
「爆発は偉大だという話だ」
一語一句意味不明だった。意味不明だったがそんなこっちの気持ちなんてお構いなしに野郎は真っ直ぐ向かってくる。
「いつもと違ってよく考えたァ!? じゃあなんだ? お前いつもはよく考えもせずに呪力爆発させてんのか!? 意味わかんねーよ!!」
「起爆術式」
野郎の言葉に俺はキレた。だって仕方ねーだろ? あいつの言ったことは何の答えにも説明にもなってないんだから。俺は右足に纏わせた呪力
「はっ! いいぜ、かかって──」
そして、受け止めてからどう反撃してやろうか考えて──異変に気付いた。
「──来い………は?」
「ふんッ!!」
目前に至った野郎はその巨腕から全力の正拳突きが俺目掛けて放たれる。俺は当然それを無下限によって止めようとした。しかし、
「がはッ……!?」
次の瞬間には俺は腹部を拳で打たれ、勢いよく後ろに吹き飛び受け身をとるのを忘れて地面に倒れていた。何故か術式が発動しなかったから。こんな風に攻撃をまともに食らったのは無下限呪術が使えるようになってからは初めての経験だった。
「はぁ、はっ……な、にが……?!」
意識はある。だが理解が追いつかない。頭が混乱する。激痛の走る腹を片手で抑えながら考える。どうして俺は今術式を使えなかった?いつも息を吸うように使っていた力だ。今更発動するのを忘れただとかそんな初歩的なミスは絶対にしていないと断言できる。呪力にも術式にも特に問題は…………あ?
「! お前、マジでなにしやがったッ…!?」
口に溜まった大量の血を吐き捨てて俺は自分の身体に起こった変化を悟り目の前の野郎に叫ぶ。一体いつから?それは思い出そうとしてすぐに答えが出た。
(術式順転は問題なく使えていた所から考えるに変化は術式順転とあいつの術式による大爆発が衝突してから……そこから──)
俺の術式は乱れていた。それも六眼で原子レベルの緻密な呪力操作が可能な俺が術式を一時的に発動できなくなる、ありえないレベルで。術式が乱れた原因には一つ納得はできないものの心当たりがあった。
「はは、久々だな痛いって感じたのは……やっぱてめぇは……」
「起爆術式」
「ここでブッ殺すッ!」
こっちの台詞も待たず野郎によって投擲された石ころが爆発するがそれを真正面から呪力強化した肉体で受け止め俺は野郎の懐に飛び込む。術式はまともに使えないが呪力自体はある。呪力強化もできる。なら未だに俺の方が強い。上だ。なら怯む必要は何処にもない。
「ぐっ、はあああああッ!!」
俺が懐に飛び込んだ時点で野郎は引いても無駄だと理解し、構え拳を突き出そうとする。それよりも速くに俺は野郎の顔面に叩き込むべく全身全霊の拳を放った。
「筋肉ゴリラが吠えてんじゃねえッ!!」
瞬間、俺と野郎の呪力はほぼ同時に黒く光った。
【黒閃】
結果、野郎と俺の交差した拳はクロスカウンターの様な形で同時に顔面に突き刺さり──俺は意識を失った。
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白髪の少年との戦いは熾烈を極めた。今まで色々な呪いと戦い祓ってきたが私にとって今日ほど死を間近に感じたのは初めて……いや初めて術式を使ったあの日以来のことだった。そんな戦いの最後は少年が私の顔面に打ち込んだ鉄拳。記憶では私も少年の顔面に拳を入れた気がするが……少年がどうなったかは定かではないが多分私はあの一撃を受けて負けたのだと思う。
はっきりと覚えている事といえば、最後に放った拳に込めた呪力が黒く光ったことぐらいだ。
(……ここは……)
私が負けたであろう証左として次に私が目を覚ました時、視界には見知らぬ天井が広がっていた。どうやら私は意識を失ってベッドに寝かされていたらしい。体に目立った傷はない。顔にもヒリヒリとした痛みはあるがそれだけだ。ちらりと部屋にあった窓に目を向けて外の景観を見ればここが高専内であることは理解できた。だとするとここは保健室か何かだろうか?
「……私は、負けたのか……」
なんて頭の片隅で考えながら私は記憶に新しい、脳裏に焼きついた白髪の少年との戦いを天井を見上げながら想起して思わず呟いた。あの戦いで私は私の今現在持てる全能力を駆使し戦った。
近場にあった使える物は何でも使って爆発させた。手加減抜きで迷うことなく自分の腕を爆発した。上手くいくかわからなかったが足裏に纏った呪力だけを爆発させて高速移動も試みた。全力で拳を振るった。総じて私は本気だった。途中から何故白髪の少年と戦うことになっているのか?なんて疑問がどうでもよくなる程に……楽しかった。気持ちよかった。
(………勝ちたかったな)
だからこそ、できることなら勝って終わりたかったと私は思わずにはいられなかった。あれだけの死闘の末、全てを出し切った果てに得る勝利。それがどれほど気持ちのいいものか。知りたかった。味わいたかった。
「──……あのさぁ」
「人様のこと派手にKOしておいて何馬鹿言ってんだ? 今すぐその顔面さっきみたいに殴ってやろーか?」
そんなことを思っていた私の頭は突然隣から掛けられた声に冷水をかけられたような気分になった。
「……何故ここにいる?」
「はぁ? 何お前耳ついてねーの? 今言っただろ? お前が俺を殴って気絶させたからだよ……なんか改めて自分で言うと余計イライラしてきたな」
隣に目を向けると私はベッドから少し離れた位置にもう一つベッドがあり、その上であの白髪の少年が寝転がっていた。少年は私の言葉が何やら気に食わなかったらしく戦っていた時と同様に不機嫌そうだった。私としては負けた私は兎も角どうして勝った筈の少年までベッドに寝かされているのかを疑問に思って聞いたのだが、それに答えた少年は見るからに苛立たしげだ。自分で説明して置いて苛々するとは……もしかしなくともこの少年は随分面倒な性格をしているのではないだろうか?
「……つまり、あの戦いの結果は」
「……チッ、あーそうだよ。認めたくねーけどあの勝負は引き分けだよ。ハッ、ほんと癪だけどなあッ!」
「突然切れた……」
「いやてめぇのせいだわ筋肉ゴリラっ! つうか元はといえば全部てめぇが悪いんだろーが!?」
少年はあの戦いは引き分けだと言った。確かにもし私が最後に放った拳で私だけではなく少年も意識を失ったというのなら結果としてはそうなのかもしれない。そうか私は勝った訳ではないが負けた訳でもなかったのか……としみじみ考え始めようとしたタイミングで少年は突然切れ出した。どうして彼は切れ出したのだろう?やはり普通の人より切れやすい性格なのだろうか?カルシウム不足か?いやだがイライラとカルシウムは関連しないと聞いたことも……
「はぁー……なんかお前と話してると、無駄にエネルギー使わされるような気がするわ」
「……申し訳ない?」
「何で疑問系で謝ってんだよ! 謝る気ねぇ謝罪とか逆効果なんだよバァーカ! ……やべ、また無駄に大声上げちまった」
「ツッコミが上手いな」
「っ、誰の……! ……誰のせいだよアホ」
こちらの台詞に一々ツッコミを入れてくる少年に私は思ったことを率直に伝える。だがそれが少年を余計に苛立たせる理由になっているようで……私は喋るのをやめて暫く天井を眺めることにした。
「……お前さ」
「ん?」
「……最初見た時は見掛け倒しの雑魚だと思ったけど、まぁそこらの雑魚に比べたら……結構やるじゃん」
暫く黙ってそうしていると少年は口を開いて何やら話し始めた。少年のやたらと上から目線の言葉に私は何と応えればいいのか考える。いやあれだけ強ければ多少上から目線なのには納得できるが……
「ありがとう?」
「ハッ、勘違いすんなよ。多少だ多少。呪力なしの殴り合いならてめぇの方が強くても呪力込みなら俺の方が強いしぃ?」
「勝負は引き分けだったがな」
「……はぁ? そりゃさっきの話だろーが? 次やったら俺の圧勝だし? お前の爆発なんて全部無限で受け止めて殴り合いでボコボコにしてやるよ」
「……無限?」
そんな風に話していると少年の台詞に聞き慣れない単語が出てきて私は首を傾げた。そこから私と少年による質疑応答は始まった。
「無限とは何だ?」
「は? あーそうか。お前俺の術式知らなかったっけ。そりゃそうだよな、あんなバカスカ物投げて爆発してきたし。俺の術式は無下限呪術って言って収束する無限級数みたいなもんを現実に持って来れるんだよ。だからお前の爆発は俺との間にある無限に阻まれて届かなかったって訳」
「無限級数……アキレスと亀、のようなものか?」
「そゆこと。じゃあわざわざそっちの質問に応えてやったんだから次は俺の番な」
「お前さ、俺が術式順転使った時に腕に呪力纏わせて爆発させて、あの後にお前大した怪我なく五体満足で出てきたよな? あれどうゆうことだ? 俺はてっきり腕が爆発で千切れてるか丸焦げになってるか、術式順転に当たって体のどこかしらが削り取れてるかと思ってたんだけど」
「どうゆうこと、と言われてもな……あの時言った通りだが。よく考えて呪力を爆発させただけだ」
「それが意味わかんねーんだよなぁ……よく考えて呪力爆発させたら俺の出力最大の術式順転並の爆発起こしておいて無傷で済む訳?」
「私も上手く説明できる自信はない。あの時はただ必死に考えた。あの蒼いエネルギーと同等の威力、爆発させる腕に纏った呪力、爆発によって発生する衝撃の方向……その三点を」
「……なんだそれ? つまりお前術式順転に引き寄せられた状態で自分の腕に纏わせた呪力だけを爆発させて、爆発の指向性もある程度操作したってことか? そんな緻密な呪力操作俺みたいに六眼ありゃできても不思議じゃねぇけど……マジかよッ」
「……六眼というのは?」
「あー六眼っつうのは──」
「ていうかそうだ、俺お前に一番聞きたいことあったんだよ」
「何だ」
「お前が大爆発起こした後にこっちの術式がすげぇ乱れてさ、一時的にではあるけど術式使えなくなったんだけどあれ何なんだよ? 六眼で見てもお前の術式は呪力を爆発させるってだけでそんな効果あるなんてわからなかったし……」
「術式が使えない? ……そうか、だから私の攻撃が届いていたのか」
「そうそう、あの時無限で止めようとしたのに普通に殴られたからめっちゃビビったわ……って何だよその反応? まるで俺の術式が乱れてたのが初耳みたいな……」
「あぁ初耳だ。術式を乱す術など私は持ち合わせていない」
「はあ!? んなわけねぇだろ! だってお前が爆発起こしてからこっち術式使えなくなって二回もぶん殴られたんだぞ!?」
「だが私の術式は呪力を爆発させるだけで──」
それから私と少年の質疑応答は長らく続き、質疑応答が終わったのは部屋の引き戸が何者かに開けられてからのことだった。
「──呪力を爆発させるだけって決めつけるなよ勿体ない。ちょっと話しててわかったけどお前バンバンバンバン爆発起こす割にあったま固いよなー? もっと頭柔らかくして、自由に術式の解釈を広げてみろよ」
「術式の解釈を広げる、と言ってもな……呪力の爆発……これをどう広げろと? お前ならどうする?」
「それを他人に聞いてちゃ意味ねーだろ………あ?」
話している途中で戸をノックする音が響き私と少年がそちらを向くと私たちの返事を待たずにガラガラと戸が開かれ、
「やぁ、あれだけの戦いの後だというのに案外元気そうだね」
「私がわざわざ治してやったんだから当たり前じゃん」
「……誰だよお前ら? お前の知り合い?」
「夏油傑と家入硝子。私たちにとっては同級生だ」
部屋に入ってきたのは同級生の二人だった。二人は私たちの戦いの後も高専に残っていたらしい。今日は入学式初日。なら学校はすぐに終わって先に帰っていてもおかしくないのだが……どうやら私たちが起きるのを待っていてくれたようだ。
「こいつらが同級生? ……あーお前ら俺たちが戦ってた時に坊主頭のやつと一緒に観戦決め込んでた奴等か」
「そうだ」
「ふーん」
「……何だか私たちが知らない間に仲良くなったみたいだね」
「あんだけ派手にやり合っておいて何で仲良くなれんのか意味不明なんだけど……」
「別に仲良くなってねーよ……なぁ?」
「あぁ、互いに名前も知らないしな」
「いや仲良いじゃないか/いや仲良いじゃん」
それから少し話した後、夏油傑の提案で帰りにここにいるメンバーで親睦を兼ねて夕食でも食べに行こうという話になった。なんでも高専の近くにある美味いラーメン屋を知っているとのこと。
「それじゃ早速行こうか。あ、そうそう。夜蛾先生からの伝言なんだが『朝木綱と五条悟の二名は明日学校で反省文を書け』だってさ」
「はぁー? 反省文? ハッ誰が書くかよ」
「あんだけ派手に校内ぶっ壊しておいて反省文書く気ないとかウケる………綱? 何黙ってんの?」
「……いや、反省しなければならないことに覚えがなくてな。不思議に思っていた」
「……こいつやば」
「真顔で言ってるところを見るに本気みたいだねぇ……」
ラーメン屋に向かう道中を四人で駄弁りながら歩く。あの戦いからどれだけの時間意識を失って少年と質疑応答をしていたかは不明だが、その時にはもう空は夕焼けに染まっていた。
「なぁお前ってさぁ……名前は?」
「……朝木綱だ。お前は?」
「五条悟」
「……これから宜しく頼む」
「……あー、まぁよろしく」
こうして私の実に刺激的なものとなった高専での一日目は幕を下ろした。
「五条悟、一つ聞きたいんだが」
「なに?」
「お前を何を怒っていたんだ?」
「………は?」
「いきなり襲いかかってきたが……そういう年頃か?」
「はあああ!? マジで言ってんのお前!?」
・爆発によって発生する衝撃の方向操作
爆弾魔曰く「よく考えて」やったらできた。術式順転に引き寄せられた状態で一歩間違えれば死ぬ状況、火事場を前にして一時的に普段ではできないような緻密な呪力操作が可能になった。所謂火事場の馬鹿力。
・術式が乱れた原因
呪力を爆発させたことによる何らかの影響で五条の術式が乱れ一時的に術式が使用不可になった(六眼で非常に緻密な呪力操作が可能なのにも関わらず)。爆発を起こした爆弾魔は何の影響も受けておらず、原因は爆発によって発生した
この出会いをきっかけに五条と爆弾魔は悪友のような仲になっていきます。だけど五条と夏油の関係とは違って爆弾魔が非常識すぎて五条がツッコミ役(キャラ崩壊?)みたいになります。