ミリシアル最終聖戦記 作:NO SIGNAL…
ミリシアル国家再生政府
軍務省庁舎
「ヒルカネ工廠局長、現在の兵器研究の進捗はどうかな?」
「軍が求める要求を満たした全兵器の研究と開発は完了しました。後はそれらの兵器を量産するだけです」
ヒルカネの報告を聞きながらクレイハムは資料を読み進めていた。
「こうしてみるとセレネアからの兵器供与が大きいね」
「現在我が軍の主力戦車アルマガⅤの後継であるヴァルカメ魔導戦車は、研究と開発が2年前に早期に完了し現在量産中で既に量産型第一陣の700両が部隊に配備されています。ヴァルカメ以外にも早期に研究と開発が完了した兵器もありますが」
「ヴァルカメは勿論の事それらの兵器群に関してもこっちでも把握済みだよ」
早期に量産された新兵器は、ヴァルカメ戦車とその車体を流用した派生車両群、ランダー重戦車、ミラストカ装輪装甲車、ランヴェー汎用装輪車などの陸上兵器、戦闘攻撃型天の浮舟“フィルカーク”、近接航空支援型天の浮舟“シュトリァ”、攻撃型回転翼機“ミハルド”などの航空兵器、長・中・短距離対空誘導魔光弾、対艦誘導魔光弾、中距離弾道魔光弾、コア魔法、毒性瘴気魔法、出血性天然痘などである。
中でもヴァルカメ戦車の派生車両群は車体を共通化した事が大きく、別の生産設備を用意する事を必要としないため高い量産性を維持する事ができ、歩兵戦闘車、兵員輸送車、160mm/220mm自走魔導砲、自走防空システム、多連装ロケット砲、対戦車自走砲、工兵戦闘車、突撃架橋戦車、装甲回収車、火炎放射戦車など多くの派生車両が開発され部隊に配備されている。
「ロシタ提督、海軍の方は順調かな?」
「ああ、海軍に関しては7年前より強化されている。艦艇の数も増えてきて領海の哨戒任務や海賊討伐の任務も遂行可能な組織になった。水兵達も自ら進んで
ミリシアル海軍の戦力は主に標準型と分類されている魔導戦艦8隻と魔導空母10隻、対艦魔導巡洋艦18隻、汎用魔導巡洋艦48隻、魔導駆逐艦120隻、魔導潜水艦20隻、哨戒艦100隻、支援艦80隻を保有している。
造船所とその関連施設が全て完成した事によりフル稼働で建艦しておりその保有数も日を追うごとに増えていき、標準型より強力な“エルトリウム級魔導戦艦”や“アクエリアス級魔導空母”などが建造中である。
「それは良いことだ。時には休息も必要だから要請していたアイスクリーム製造機や売店の導入を承認するよ」
「ありがたい話だ。部下達には良い報せを持って帰れるよ」
「軍務長官、現在の国家再生政府軍の戦力の報告を頼む」
「承知致しました。現在国家再生政府軍は陸軍、海軍、空軍、空中機動軍、戦略打撃軍、宇宙軍の6軍で編制されています。戦力は陸軍が歩兵100万、機甲師団10個、砲兵師団4個、空中騎兵旅団6個を保有。海軍は艦艇394隻、天の浮舟800機を保有。空軍は天の浮舟1300機を保有。空中機動軍は空挺兵8万、強化高機動兵5000を保有。新設された戦略打撃軍はコア魔法弾頭120発を保有。宇宙軍は僕の星を17基を保有しています」
空軍の天の浮舟の内訳は戦闘攻撃型600機、攻撃型400機、爆撃型50機、輸送型200機、早期警戒管制型や偵察型などの作戦支援型50機となり、宇宙軍の僕の星の内訳は偵察型8基、通信型8基、惑星測位型1基となっている。
コア魔法弾頭は0等から3等の4つに区分されており、現在戦略打撃軍が保有するコア魔法弾頭は3等級で
「そして国家再生政府が目標としている軍戦力は陸軍が歩兵250万、機甲師団30個、砲兵師団17個、空中騎兵旅団20個を、海軍は艦艇1200隻、天の浮舟2000機を、空軍は天の浮舟8000機を、空中機動軍は空挺兵30万、強化高機動兵5万を、戦略打撃軍はコア魔法弾頭8000発を、宇宙軍は僕の星を120基配備を目指しています」
陸はヴァルカメ戦車が15000両とランダー重戦車を6000両などの陸戦兵器を数万両単位で配備、空はフィルカークを2000機とシュトリァを1500機に加え1年後に量産予定の最新鋭制空戦闘型天の浮舟“エルぺシオ”を600機、シズラーの後継機で超音速可変翼爆撃型天の浮舟“ゼウス”300機と亜音速爆撃型天の浮舟“カリスト”1200機が配備、コア魔法弾頭は500kt相当の威力を誇る弾頭が1000発などが配備予定である。
「とは言え、これだけの戦力を集めてもラヴァーナルには一歩も及ばないとはラヴァーナルは恐ろしい」
クレイハム達はラヴァーナルに対して恐ろしさを感じていた。
ラヴァーナルは内戦での影響で軍事力は大幅に低下したが、それでも他国と戦争遂行可能な程の軍事力を保持している。
ラヴァーナルに対する大審判は着々と進んでいた。
ヴァルカメ戦車はメルカヴァMK4みたいな見た目をした戦車だと想像してもろてや