ミリシアル最終聖戦記   作:NO SIGNAL…

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聖なる戦い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ミリシアル国家再生政府の国民よ、この音声はオルクスから発信されている

 

コア魔法使用後も国家再生政府の司令部は健在だ

 

諸君は引き続き戦争を続行せよ

 

コア魔法攻撃によりヴァラシナを始めラヴァーナルの数十の主要都市を破壊

 

ミリシアルもラヴァーナルのコア魔法の報復攻撃を受けたが、国家要塞プログラムと関連する国家有事対応法によりダメージは最低限に抑えられており、前線の部隊に引き続き補給物質と増援部隊が到着するだろう

 

決して足を止めるな

 

配給された防護服とガスマスクを身に纏い、ガラスの大地となったラティストア大陸を進むのだ

 

ヴァラシナは目前である

 

諸君の消えることのない憎悪で大祖国戦争は勝利の道へと導かれるだろう

 

復讐をその手で示せ

 

ラヴァーナルを完膚なきまでに破壊するのだ

 

開戦前の推測ではラヴァーナルのコア魔法の攻撃で数十のミリシアルの主要都市が破壊されることを想定したが、それらの攻撃に対しアトラタテス構想で配備された誘導魔光弾“スヴェル”と魔導電磁砲などの迎撃兵器によってラヴァーナルが発射した400発の弾道魔光弾の内300発の撃破に成功

 

残る100発は破壊力を維持したままミリシアル各地に着弾したが、ヒュドラシステムが起動し全ての都市が独立した指揮系統を持ち地下ケーブルを通したネットワークにより都市間の通信を持続

 

コア魔法の業火で司令部が消滅すれば、新たな司令部が自動的に選別され損失を速やかにに補填し大祖国戦争の続行が可能だ

 

我が国家は不死のヒュドラのように戦争を遂行できる国家となった

 

ミリシアル兵諸君、ヴァラシナの光る翼が堕とされるまで決して足を止めるな

 

諸君の持つバラニカフと鉄の神獣でラヴァーナルの命に終わりをもたらすのだ


 

オルクスの地下司令部からクレイハムが発する音声によって現在のミリシアルの状況が国民に広く知れ渡った。

ある者は政府が建設した民間人用地下シェルターの大広間で、地下軍需工場の休憩室で、攻撃が及んでいない集落で、基地や駐屯地で魔信にかじり付いていた。

ミリシアルとラヴァーナルによるコア魔法の最終戦争が始まった事を。

 

1689年9月29日8時15分、ラヴァーナル帝国帝都ヴァラシナに着弾したコア弾頭はコア魔法を起爆装置に原子の融合反応を利用したヒートコア弾頭であり、皇帝ラファの居城“ヴァラシナ・パレス”を爆心地に半径数十キロに渡りエネルギーを解放し、皇帝ラファや政府高官の大半はヒートコア弾頭の爆発で死亡し中央政府機能の大半が喪失し、帝都臣民2000万人の内500万人が死亡するなど壊滅的な被害を被い、その10分後にラフトン、ドルカワラート、プリオッサなどの主要都市にもコア弾頭が次々と着弾し、ミリシアルの第一波のコア攻撃だけでも1億人の光翼人が死亡した。

 

10時間後の18時44分にラヴァーナルがミリシアルに対しコア魔法による報復攻撃を開始。

ミリシアル各地に配置されている誘導魔光弾発射要塞と魔導電磁砲要塞が発射した対弾道誘導魔光弾“スヴェル”と対弾道徹甲弾がによってコア弾頭の破壊に成功。

迎撃を潜り抜けたコア弾頭は首都オルクスを含むミリシアルの都市に着弾したが、国民の大半が地下シェルターに避難し国家指揮維持システムであるヒュドラシステムが起動し甚大な被害は発生しておらず政府機能の維持とラヴァーナルに対する大審判の継続が可能となった。

 

東京・大阪・ラグナ・レイフォリア・オタハイト・マギカレギアなど大祖国戦争に直接関係ない連合加盟国の80都市に照準が外れた両軍のコア弾頭が着弾し二次被害が拡大した。

 

10月1日、アニュンリール共和国がミリシアルとラヴァーナルに対する報復攻撃でコア弾頭搭載弾道魔光弾を発射。

世界中に再びコア弾頭が降り注ぐ事態に陥った。

 

10月1日5時29分、北上していたミリシアル北西方面侵攻艦隊と南下していたラヴァーナル連合艦隊の海域に8発のコア弾頭が着弾。

両軍艦隊旗艦と艦隊総司令部などの艦隊中枢が消滅する被害を出し両軍の艦隊総戦力の4から6割を喪失した。

 

10月5日、帝都防衛総司令官コルパ・ヨルムがプリオッサに帝国軍臨時最高司令部司令部を設立し他地域との通信回復と帝国軍などの指揮系統の再形成を開始。

 

10月8日10時10分、ミリシアル軍がプリオッサにコア魔法攻撃を実施。

プリオッサにて確認されたラヴァーナル軍人の戦死者リストにコルパ・ヨルム、シュパディ・ハンファの名前あり。

 

10月8日17時28分、ラヴァーナル軍がオルクスに対しコア魔法の報復攻撃を実施。

−ミリシアル国家再生政府高官戦死者リスト−

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オルクス国家要塞の魔信途絶

 

ヒュドラシステム起動

 

指揮系統再構築...

 

新たな司令部と最高司令官の選出を完了

 

大審判は持続される

 

 

アニュンリール共和国“千年帝国委員会”が“神々の闘争”が訪れたと判断。

今時戦争の元凶たるラヴァーナルとミリシアルを破壊し“千年帝国”建国を宣言しラヴァーナルへの侵攻を開始した。

 

10月15日、アニュンリール第一次遠征十字軍がアプサラス島に上陸。

ラヴァーナル軍アプサラス駐屯部隊との間で戦闘を繰り広げ、アニュンリールはアプサラスを掌握し橋頭堡を構築。

帝都ヴァラシナを目指し進撃する。

 

10月17日、ミリシアル軍先遣隊がアニュンリール軍と初会敵。

 

10月21日、ドルカワラートにてミリシアル軍とアニュンリール軍との間で激しい戦闘が勃発する。

 

10月23日、ラヴァーナル軍がアプサラス島に対しコア魔法攻撃を実施。

上陸していたアニュンリール軍は壊滅した。

 

10月30日、ミリシアル軍のレーダーサイトがアニュンリールの第二次遠征十字軍の接近を確認。

第三波以降の遠征十字軍の飛来に警戒せよ

 

大審判は依然として持続される

 

 


ミリシアル兵よ、前へ進め

 

ラヴァーナルを完全に破壊するのだ

 

アニュンリールもラヴァーナルの破壊を目指している

 

奴らも全て殲滅せよ

 

我々の敵は光翼人であり奴らを復活させた有翼人も大罪である

 

30年前に受けた屈辱を奴に味合わせる日が来た

 

聖戦を完遂し、英霊達の意思を達成するのだ

 

母なるミリシアルから毒を浄化せよ

 

ミリシアル国家再生政府は決して止まらない

 

ありとあらゆる攻撃を受け工場や森、街が破壊されたとしても命や感情を必要としない軍事システムは最終的に我々を勝利の道に導くだろう

 

世界はミリシアルを見ている

 

尊厳を取り戻す時だ

 

大祖国戦争で偉大な勝利を手に入れ、

 

今なきミリシアルを再生するのだ!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NO SIGNAL...

 

 

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