黒子のバスケwith世界大会   作:がらっしー@黒バス

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第10Q 立ち込める暗雲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白金「そうですか…有難う御座いました。」

 

そう言って、代表監督の白金耕造は山吹と共に診察室を出た。

山吹がゴール下で若松と競り合った際に膝を怪我し、病院へ白金が連れてきたのだ。

 

赤司「どうでした⁉︎」

 

白金「うむ…どうやら、試合に出れないほどの怪我では無いが、これから戦い抜く事を考えると、1試合につき1Qが限界だそうだ…。これは厄介な事になったぞ…お前が提案していた、黄瀬や灰崎のシックスマンとしての活路…それは私もかんがえていなかった素晴らしい提案だ…だが、2人とも1Qが限界…3人ともポジションはSFだから、3人で回すにしてもあと1コマ足りない…!勿論、持ち前の脚力を瞬発力だけでなくより跳躍力にも生かすことが出来るようになった青峰や、天帝の眼を持つお前、他にも代表には精鋭が揃っている…だが、短い時間でもそれらの技を全て使いこなせる万能選手がいるのは非常にチームを助ける…だからこそ、この山吹のプレー時間制限は非常に痛い…」

 

山吹「すみません…」

 

白金「いや…お前がいるといないとでは相当違う…むしろたった1Qでも出てくれるだけでとても有り難い…だがどうしてもあと1コマ足りない…!」

 

赤司「監督…チームを助けるシックスマンって1人忘れてませんか…?」

 

白金「!」

 

 

 

 

 

 

 

その頃…

 

日向「全く…来て早々何やってんだお前は…」

 

木吉「いやー!まあー早く復帰しようとリハビリ頑張ってたらな!ちょっと無理しちゃったみたいだ!」

 

日向「で?今度こそ問題ないんだろうな?…前は大丈夫つって大丈夫じゃなかったからな…」

 

木吉「あゝ!今度こそ大丈夫だ!」

 

日向「本当かー?」

 

木吉「あゝ!それより氷室が合宿リタイアするって本当か⁉︎」

 

氷室「え…あ、うん…」

 

日向「はぁ⁉︎てめえふざけんなよ!てめえ俺よりよっぽど上手えじゃねーか!なのに何でそうなんだよ‼︎」

 

氷室「いやー…ちょっと色々あってね…やっぱり俺のような伸び代の少ない凡人がいるところじゃないと思ってね…でもその残り少ない伸び代の限界を超えるくらいアメリカで鍛えてくるつもりさ…」

 

氷室「はぁ⁉︎てめえが凡人⁉︎ざけんな‼︎じゃあ、俺は何なんだ?アリか?ミジンコか?ふざけんなよ!俺より上手え癖に、早々に諦めんな‼︎」

 

氷室「説得なんて無駄だよ…俺はもう決めたんだ…それにタイガにも言ったが、俺は諦めるんじゃなくって自分を磨きに行くんだ…」

 

日向「うるせー!てめえも案外アホだなぁ、おい!そんなのだだ単にアメリカに逃げ帰ってるだけじゃねえかダアホ‼︎」

 

氷室「どんな風に捉えられようが、もう決めたんだ…あ!もう行かなきゃいけない…じゃあ、達者でね‼︎」

 

日向「おい!氷室ぉ‼︎ちょっ、待てよダアホ‼︎てゆーか何で火神が止ねーんだ!ダアホォ‼︎」

 

火神「いや、どうせ止めても聞かないんで…あゝ見えてあいつは意外に熱いですから…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに氷室が合宿所を去ってしまった…

それと代表SFの座はどうなるのか…?

山吹の怪我、黄瀬、灰崎のプレー時間制限…

だんだんと監督も頭を悩ますようになり、ムードも悪く…

一体どうなってしまうのか⁉︎

 

 

 

 

 




次回、急展開が⁉︎
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