黒子のバスケwith世界大会   作:がらっしー@黒バス

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第9Q 氷室の決意…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

班対抗ミニゲームの後…

 

氷室「今日のミニゲームではっきりと分かった…この合宿はこれからの伸び代がある人間だけが生き残れるんだ…」

「俺がここに相応しいのか?俺はここに居ていいのか?これほど自分の才能の無さを憎んだ事は無い…」

「確かめるべきか…俺がここに居るべき存在なのか、そうでないのか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日…

 

氷室「緑間‼︎」

 

廊下で探していた人物を見つけた氷室はその人物に駆け寄った。

 

緑間「ん?なんなのだよ?」

 

氷室「ちょっと付き合ってくれないか?」

 

緑間「何故俺がお前に付き合わなければならんのだ。悪いがシューティングがあるから失礼させてもらう。」

 

氷室「待ってくれ‼︎1on1をしてくれないか。どうせシューティングをするならお互いSG同士だし3Pの応酬になるだろ?」

 

緑間「ふん、まあいいだろう。人事を尽くす男は嫌いじゃない。」

 

氷室「ありがとう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑間「…悪いな、勝たせて貰った。だが非常にいい勝負だった。いい練習になったのだよ。」

 

氷室「……あゝ…ありがとう…」

 

勝負は緑間に軍配が上がり、氷室は体育館にうなだれていた。

 

 

 

 

 

 

 

翌日…

 

火神「おい!タツヤ!タツヤ!」

 

宿舎のロビーで氷室を見つけた火神は鬼気迫る表情で氷室に駆け寄った。

 

氷室「…ん、タイガか…、どうしたんだ?」

 

火神「どうしたもこうしたもあるか!なんだよ、合宿辞退って…」

 

氷室「なんだ、そんなことか。」

 

火神「そんなことじゃねぇ‼︎なんで急に…」

 

氷室「いいんだよ。俺にはここでやっていけるほどの才能も無ければそんな実力も今は無い。だが俺は合宿を辞めたってバスケを辞める訳じゃ無い。アメリカで自分を鍛え直して来るよ。それに、普段のチームでまたお前とも戦えるだろ?」

 

火神「けど…」

 

氷室「いいんだよ、別に。もう決めた事だかr…」

 

すると後ろからここにいるはずのない男の声が聞こえた。

 

木吉「火神に氷室じゃないか!どうしたんだ、こんなとこで‼︎」

 

火神「き…、木吉先輩⁉︎いや…そりゃ、こっちのセリフだよ…ですよ‼︎」

 

木吉「ハハッ‼︎敬語の使い方は相変わらずだな〜。それより、なぜかって、そんなのアメリカで治療を終えて来たからに決まってんだろ‼︎」

 

火神「え…」

 

氷室「それより木吉君、なんか…その…変…じゃない?」

 

木吉「え?そうか?」

 

火神「いや、どう見ても変っすよ‼︎」

 

事実木吉は変だった。ボサボサの髪、酷い隈、そして何よりも全身の疲労感…

 

木吉「えー?本当か〜?」

 

火神「いや、変だよ…ですよ‼︎もうちょい自分に興味持てよ…ですよ‼︎」

 

木吉「そうか〜?じゃあちょっ…」

 

氷室「き…、木吉君⁉︎」

 

木吉は言いかけるとフラフラとバランスを失い、火神にもたれかかった。

 

火神「うあっ!大丈夫ですか⁉︎」

 

氷室「タイガ…急いで保健室へ‼︎」

 

火神「わ…分かった‼︎」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃…

 

ゴール下で若松と山吹が競り合った際…

 

若松「うぉぉぉおおおお‼︎」

 

山吹「うあっ!」

 

ドタンッ‼︎という音を立てて山吹が倒れこんだ。

 

若松「わ…悪りい‼︎」

 

荻原「大丈夫か、山吹!」

 

山吹「ううっ…‼︎」

 

山吹がうずくまる…

 

 

順調かと思われた代表合宿に暗雲が立ち込める…




次回予告
順調に進んでいた代表合宿…しかし暗雲が立ち込める…
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