「それで何故お前は、三途の川も閻魔のところも通り越して儂のところに来んじゃ?よく聞く話なら三途の川だろうに…」
そう言って呆れ顔をこちらに向ける背の小さい少女。いや、そんな話の相場は知らんよ…
「私にも分からん!……んで俺死んじゃった?」
「いや死んでおらんじゃろ?…ほれ、主の身体見てみぃ?」
「ん?おお…身体が透けていく…そんじゃあ残ちゃん、俺…消えっから」
「次来る時は普通に来るんじゃぞ~」
「………ぅん?…ん?…っは、…見たことのある天井だ」
目を開け辺りを見ると和室、窓から外を見ると周りには竹林が生えているからここは永遠亭か。…いつの間に地上に?
「っ…頭痛てぇ~。どんくらい寝てたんだ?…うん?」
「あ、目覚めたんですね」
襖を開けて声を掛けてきたのは水が入った桶を持った優曇華、もしかして優曇華がここまで運んで…?優曇華は俺の隣に座り手にした桶を置く
「霊夢さんが貴方を運んできたときはビックリしましたよ?だって目と鼻と耳から血を流して白目を向いてたんですから」
「………まじ?」
「マジですよ…それより何処か違和感ありますか?」
言われて見れば耳が少し聞こえにくいかも…それに目も少しだけぼやけて見えるな…一通り自覚ある症状を優曇華に伝えると彼女はメモを取る
「………なるほど、他にはあります?」
「うーん…少し頭が痛い…かな?寝すぎかもしれないけど…」
「分かりました、師匠に伝えておきますね!それと気分が良かったら部屋から出ても大丈夫ですけど屋敷の外には出ないでくださいね?」
そう言って優曇華は部屋から出ていく、…さて、優曇華から許しが出たことだし気分転換にでもするか…
「あら?翔じゃない?久し振りね?」
この声はレミリア…レミリアなのだが…目の前の顔全体を包帯で巻いた人からレミリアの声が聞こえるのは気のせいだよな?
「え~と、レミリア……だよな?どうしたんだ?顔の包帯……」
「あ~、気にしないで?この前紅魔館の一部が爆発してね?そのせいで火傷しちゃったの……」
紅魔館が………爆発????一体何を言ってるんだ……?いや……待て?もしかして、ここじゃ家が爆発なんて珍しいことじゃ無いのかも知れない……ここでは常識が通用しないからな…
「ところで、貴方はどうしてここに?見たところ少し目が充血してるみたいだけど?」
「いや〜、白目向いて鼻と目と耳から血を流しながら霊夢に運ばれてなぁ~」
「貴方霊夢に何かした……?」
いや…何にもしてないよ?!
「もしかして……霊夢って怒らせたら怖い?」
「怖いってレベルじゃ済めばいいほうね…霊夢を本気で怒らせたら……ねぇ?」
表情は見えないけど声で分かる、霊夢は怒らせないようにしよう……
「あっ!翔さん~師匠が呼んでますよ~」
「ん?分かったよ。じゃ、レミリアまたなー」
「ええ、たまには紅魔館にいらっしゃい。歓迎するわ」
「簡単に言ってしまうと能力のオーバーフローね」
「オーバーフロー?」
目の前の白衣を来た銀髪の女性は八意永琳、輝夜の付き人と言うか家庭教師みたいな人。永遠亭の主治医でもあり、蓬莱の薬と言う不老不死の薬を作りそれを飲んだ月人(出身は地上らしい)
「普段貴方が使っている能力の情報がいつもより多く、貴方の脳のキャパシティーを超えてしまった…と言う訳」
「は~…ちなみにそのキャパシティーって増やす事って…」
「出来ないことはないけど、そう簡単に増えることはないわ。……取り敢えず痛み止めの薬を出しておくから今日は安静にね」
「分かりました、本当ありがとうございます」
奥から優曇華が薬を持ってくる、よくよく考えたらこの薬も永琳さんが作ってるんだよな…頭も良くて美人…弱点なんて見当たらないしなにこの人…そんじゃ、部屋に戻りましょうかね
「…優曇華?何か彼から感じた?」
「ええ、前に会った時よりも力が増しているような…」
「そう…認識出来ない物を認識させる…点と線をあやつる…一見弱そうに見えるけど…侮れないわね」
そろそろ獣王園のキャラも出していいですかね?
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