「ええ、問題ありません」
「よかった。状況とかは違うけども、キャラの芯の部分は参考にさせてもらったから分かる人にはわかるんじゃないかと思うのよね。だから主役のあなた達に許可もらえてよかったわ」
辛口ちゃんは今日あまの彼氏くんの従兄弟で大好きだった従兄弟をなくしてから心を閉ざしてしまった少女である。
兄を困らせないために完璧であらねばいけないと信じており、彼女がテストで初めて1位を取れなかったことから後の会長である彼のことを意識し始めて、という物語である。
まあ、要するにかぐや様と白銀会長である。
かぐや様とはカメラマンと被写体として仕事をしたことこそあったが、個人的な話をできるほどではなかった。
だが、石上くんは今もかぐや様とは親しく、石上くん経由で相談の場を設けてもらい、こうして話をすることになったのである。
「いや~~、生姫川大輝いいですねー! イケメンだー!」
「ありがとう。俺も噂の書記ちゃんにあえて嬉しいですよ」
「──ちょっと! 一体なにがどこまで伝わってるんですか! 石上くん!!」
石上くんがガクガク頭を揺さぶられているが、この空気も『かぐや様は告らせたい』を感じさせる雰囲気でニヤつきそうになる。
とはいえ、別に根掘り葉掘り聞いたわけではなく、聞いた話はパーツパーツでそこまでではない。
しかしまあ、こちらは物語としては『かぐや様は告らせたい』を嗜んでいるので、切れ端程度の情報でも何が起こったかが、脳に浮かぶのである。
そして、ネタとしてその話をしてしまったので、めちゃくちゃ赤裸々になっている。
「しっかし、めちゃくちゃこいつ、かぐ……辛口ちゃんのことが好きだな……」
「辛口ちゃんもですね。これでバレてないつもりなんでしょうか」
「四宮先輩、ソレ、早坂さんがずっと二人に思ってたことですよ」
「そうなの!?」
一番二人にやきもきしていただろうからそうかも知れない。
どこまでは出し、どこまでは出さないかという話で、おおよそ財閥と学校の内情にさえ気を使ってくれれば好きに描いていいという許可を取り付けることができた。
主役の二人はちょっと恥ずかしそうにしていたが、『今日あまを楽しまさせていただいた立場なので』と快い返事をいただいた。
「しかし、僕がなんだかハーレム野郎みたいですね。これは心外ですよ」
「石上くんはかっこいいよ」
「それ、
果たしてそうだろうか。
生徒会の先輩の
「人聞きが悪すぎる!? ほぼ友人関係を出ない相手しかいないよ!」
「石上、お前もてるなあ……」
「え~私、石上くんのヒロインとかごめんですねー」
静かに凍った目で刺してくる
その後も吉祥寺先生は興奮気味に生徒会の面々とあれこれ語り合っていた。
「あ、ドラマ見てます~♡ サインください」
「ええどうぞ」
藤原さんの一言からサイン会が始まったので、逆に俺は生徒会のメンバーのサインも貰っておいた。
一部からはなぜ自分たちがという顔をされたが、ノリの良い人たちであるからか、全員に無事書いてもらうことができた。
この価値は俺にしかわからないだろうが、満足である。
出番が多いと嬉しいキャラは?
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星野アイ
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星野ルビー
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星野アクア
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有馬かな
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黒川あかね
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MEMちょ
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寿みなみ
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不知火フリル
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鮫島アビ子
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吉祥寺頼子
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ツクヨミ
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かぐや様のキャラ