ホロライブラバーズ実況プレイ ~復讐と愛を選択する恋愛SLG~(MOD導入プレイ) R   作:アズール

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第2節(裏) 入学準備 中編(戦闘2)

 

──ここら辺から声が聞こえたな。

 

 

 

 駆け付けると、見覚えのある3人組と、その近くに、明らかに深傷を負ったエルフの少女とそれを介抱する騎士の少女がいた

 

 

 

 「フレア!大丈夫!?」

 

 

 

 「ノエル…大丈夫だよ…」

 

 

 

 

 

 騎士の少女は、咄嗟の事だったのか、まだ元凶と思わしき人間が居るのに、介抱してしまったのだろう。それを見てニタニタ笑いながら、男どもは声をかける。

 

 

 

 

 

 「おいおい、こんなんでくたばって貰っちゃあ困るぜ!」

 

 

 

 

 

 「いきなりギルドからハーフエルフ狩りが許可されたんだ。『落とし前を付けさせろ』ってな!」

 

 

 

 

 

 「ほらほら立ちやがれ!まだ傷め足りねぇからよぉ!」

 

 

 

 

 

 「俺たちギルド『鮮血の狩人ブラッディ・ハント』に楯突いた事を後悔させてやるぜ!」

 

 

 

 

 

 「ッ!?ヤバッ!?」

 

 

 

 

 

 そう言って、再び、襲い掛かる。それを聞いて、騎士の少女も臨戦態勢をとるが、武器が、取り出すのが遅く、攻撃をモロに受けそうになる…その時…

 

 

 

 

 

 ──そこまでだ。寝てろ!

 

 

 

 

 

 魔切はすかさず、銃を発砲する。急所は狙わず、手元や肩を狙って撃つ。

 

 

 

 

 

 「ぐはぁ!」

 

 

 

 

 

 「ってぇ!?テメェ!なにもんだ!」

 

 

 

 

 

 魔切の狙い通り、武器を持っている方の手に当たったり、肩に当たり、モブ達は思わず立ち止まり、魔切の方を見る。

 

 

 

 

 

 ──その落とし前なら…この俺が貰い受ける──

 

 

 

 

 

 魔切はそう言うと、武器を刀にして、構える。

 

 

 

 

 

 「テメェ…あの時のすばしっこい人間か!ハーフエルフの方が居ねぇがかまわねぇ!やっちまえ!」

 

 

 

 

 

 「「おう!」」

 

 

 

 

 

 モブ達は魔切の存在を見ると、前回の恨みと云わんばかりに突撃してくる。魔切は前回と違い、武器をしっかり持ってきており、心にも余裕がある状態になっている。

 

 

 

 

 

 ──纏めてこい!

 

 

 

 

 

 「食らいやがれ!」

 

 

 

 

 

 ──遅い。フッ!セイ!ハァ!蒼破刃そうはじん!戦迅狼破せんじんろうは!

 

 

 

 

 

 モブの一人が突っ込んでくるが、それを避け、攻撃を叩き込む。

 

 

 

 

 

 「ぐっ!強ぇ!」

 

 

 

 

 

 「おい、あの人呼んでこい!」

 

 

 

 

 

 「わかった!」

 

 

 

 

 

 モブ達は敵わないと悟り、増援を呼びに行く。魔切は、それを止めようとするが、他の2人に阻まれ、その場の対処をしなくてはならなくなった。

 

 

 

 

 

 ──増援か…面倒だか…通してくれないよな…(銃に変えても防がれるだろうし、行かせるしかないよな…)

 

 

 

 

 

 「テメェの相手は俺達だ!」

 

 

 

 

 

 そう叫ぶと、一目散に此方に飛び込んでくる。しかし、魔切の前では、ゆっくりと歩いている程度にしか、見えないくらいの速度で此方に向かってくる。

 

 

 

 

 

 ──仕方ない。サッサと終わらせるか!

 

 

 

 

 

 魔切はそう言うと、武器を持ち替える。刀から、双剣へ。そして、

 

 

 

 

 

 

 

 「いくぜ!オラァ!」 

 

 

 

 

 

 2人が、同時に攻撃を当てる瞬間に、それを避ける。

 

 

 

 

 

 ──見えてる!そこだ!鳴時雨なきしぐれ!舞斑雪まいはだれ!フッ(双銃)レインバレット!スタンブリッツ!フッ(ハンマー)サイカトリス!マギカ・ブレーデ!フッ(刀一本)幻狼斬げんろうざん!爪竜連牙斬そうりゅうれんがざん!フッ(弓)時雨しぐれ!風の哮りかぜのたけり!フッ(双剣)紅蓮翔舞ぐれんしょうぶ!濡羽狩ぬれはがり!

 

 

 

 

 

 そこから、怒涛の武器を換えながらの戦闘。魔切が最も得意とする戦法で、相手の種類に合わせての戦闘で、弱点を補って戦闘するような戦いをしている。故に、大勢で彼に襲い掛かっても、対処できてしまうのだ。

 

 

 

 

 

 「ぐえぇ…」「強い…クソッ!」

 

 

 

 

 

 なす術もなく、2人はやられてしまう。その隙に、トドメと云わんばかりに、最後の魔術を詠唱する。

 

 

 

 

 

 ──終わりだ!"恒久なる彼方より現れ、闇を滅せよ!"『ディバインストリーク』!

 

 

 

 

 

 光の奔流が、モブ達を飲み込む。

 

 

 

 

 

 「「ぐあぁぁぁ!?」」

 

 

 

 

 

 モブ達は、それをモロに食らってしまい、戦闘不能となった。

 

 

 

 

 

 ──そこで、眠ってろ!

 

 

 

 

 

 そう言って、剣を納めようとするが、遠くから、こっちにやってくる大剣を持った大男が現れた。

 

 

 

 

 

 「やるじゃねぇか!てめぇが絶を倒したやつか。」

 

 

 

 

 

 ──絶……?あぁ、あの拳の奴か。お前の知り合いか?──…あんた、強いな…

 

 

 

 

 

 一瞬、絶とは、前回、魔切がラミィと共に打ち倒した、拳の大男の事で、彼は、その男と同じ組織の仲間だと、魔切は推測した。そして、男の威圧から、強さも推測した。

 

 

 

 

 

 「ま、俺達はやられたら、やり返す!それがギルドの掟だからな。悪ぃが、落とし前を付けさせて貰うぜ!」

 

 

 

 

 

 大男は、そう言うと、身の丈位の剣を振り回し、高速で近寄る。魔切は、辛うじてそれを受け流す。

 

 

 

 

 

 ──うぉ!危ない!…重いのになんて速い…!

 

 

 

 

 

 「絶を楽しませたその実力、みせてみろ!」

 

 

 

 

 

 そのまま、大男は、攻める手を休めなかった。魔切も、受け流しやすいように、ハンマーに持ち替えたが、防戦一方になっている。

 

しばらくやりあっていたが、魔切は、重い一撃を慣れないハンマーで受け流ししていたせいか、態勢が大きく崩れてしまった。その隙を見て、大男が仕掛ける。

 

 

 

 

 

 「喰らいなッ!」

 

 

 

 ─っ!?まずい!

 

 

 

 「えいっ!」

 

 

 

 

 

 魔切が、大男から攻撃を受けそうになった時に、横から、何者かに守られた。その姿を見ると、先程まで、ハーフエルフの側にいた、騎士の少女だった。

 

 

 

 

 

 

 

 「なに?俺の剣を受け止めるだと…?やるじゃねぇか!女!」

 

 

 

 

 

 少女は、大剣を防ぎ、片手で弾き返す。その力に驚きながら、大男はニヤッと笑った。少女は、自慢するように、語り始める。

 

 

 

 

 

 

 

 「団長は騎士団長だよ?これくらいは、ねっ!」

 

 

 

 

 

 

 

 「ハッ!騎士団長に俺の剣を受け止める奴が居るとはなぁ!」

 

 

 

 

 

 そう言って、突っ込もうとする大男。しかし、そうさせないとする者が存在する。

 

 

 

 

 

 「"目覚めよ、無慈悲で名もなき茨の女王"『アイヴィーラッシュ』!」

 

 

 

 

 

 詠唱が終わると、地面から茨が敵を絡もうとして、生えてくる。それを見て、とっさに大男は回避する。

 

 

 

 

 

 「!?チッ!魔術師もいるのか!面白ぇ!まとめて俺の剣の錆びにしてやるぜ!」

 

 

 

 

 

 ──有り難う。助かった。

 

 

 

 

 

 十分な距離を取ったと確認したら、2人の方に向き、感謝を言う魔切。少女達は、それを見てクスッと笑いながら答える。

 

 

 

 

 

 

 

 「こっちこそ、お陰で体勢を建て直したし、加勢するよ?ね?フレア?」

 

 

 

 

 

 「もちろん。助けて貰ってばっかじゃ嫌じゃん。私も戦うよ。」

 

 

 

 

 

 そう言って、3人は相手に向き直る。

 

 

 

 

 

 ──助かる。よろしく。俺は七夜魔切。魔切でいいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 「うん。よろしく。魔切くん。団長は、ノエルでいいよ?」

 

 

 

 

 

 「よろしくな、魔切。アタシもフレアでいいよ。」

 

 

 

 

 

 ──よろしく、フレア、ノエル

 

 

 

 

 

 

 

 白銀 ノエル、不知火 フレアがパーティーに参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 「いっくよー。爆砕陣ばくさいじん!雷襲崩撃らいしゅうほうげき!猪亥戦咆ししせんこう!」

 

 

 

 

 

 「"細やかなる大地の騒めき"『ストーンブラスト』!"空破鉄槌!『エアプレッシャー』!"大地の咆哮、其は怒れる地龍の爪牙"『グランドダッシャー』!」

 

 

 

 

 

 ──いくぞ!"風よ、切り刻め"『ウインドカッター』!"聖なる槍よ、敵を貫け"『ホーリィランス』!"解き放たれし不穏なる異界の力、目の前の邪悪に裁きを"『ヴァイオレットペイン』!

 

 

 

 

 

 ノエルが前に突っ込み、敵を牽制する。その隙に、フレアと魔切は二人で魔術を詠唱する。大男は魔術を避けるが、2人からの魔術なので、あまり逃げ場がなく、いくつか喰らってしまう。

 

 

 

 

 

 「ぐおぉぉぉぉ!?やるな!なるほど…あいつがここまで昂るのは、納得した。ならば俺も見せてやる。真の力を!」

 

 

 

 

 

 そう言うと、敵は、オーバーリミッツ状態に入る……訳ではなく、普通に攻撃してくる。

 

 

 

 

 

 ──まずい、来るぞ!

 

 

 

 

 

 「貴様からだ!ぬぅん!」

 

 

 

 

 

 ──しまっ…

 

 

 

 彼は、モロに攻撃を受けてしまい、大きく怯んでしまった。ゲームではこの状態の時に、一撃必殺のフェイタルストライクのマークが出てくる。本来は味方にしかでないが……

 

 

 

 

 

 

 

 「逃がさんぞ!ハッ!一撃一殺!『極・フェイタルストライク』!必殺とはこういうことだ。」

 

 

 

 

 

 大男から繰り出されるは秘奥義。フェイタルストライクのマークによる即死秘奥義なのである。

 

 

 

 ──グハッ…....まだだ…『エンジェルコール』

 

 

 

 『エンジェルコール』が発動し、戦闘不能から復活する魔切。ノエルとフレアは心配して声をかける。

 

 

 

 

 

 「大丈夫!?魔切くん!?」

 

 

 

 

 

 「魔切!無事なのか?」

 

 

 

 

 

 ─無事とは言い難いが、なんとかな。それより、俺も見せてやる。俺の…奥義を!うおぉぉぉぉ!!

 

 

 

 

 

 魔切は、雄叫びをあげながら、オーバーリミッツ状態に入る。

 

 

 

 

 

 「ほう…面白い!来るがいい!その…奥義を!」

 

 

 

 

 

 大男は、かかってこいと云わんばかりに待ち構える。魔切は、大男に向けて、刃を向ける。

 

 

 

 

 

 ──いくぞ!円閃牙えんせんが!絶破烈氷撃ぜっぱれっひょうげき!絶風刃ぜっぷうじん!

 

 

 

 

 

 ─ここだ!これが!七夜の里で培った!技の全てだ!終わらせる!『祓砕斬・七夜ばっさいざん ななや!』

 

 

 

 

 

 銃を上へ投げて、ハンマーで吹き飛ばし、弓で追撃、その後刀を抜刀しながら一閃、双剣に持ち替え元の場所に戻りつつ切り刻み、銃をキャッチ。そのまま銃から魔術を籠められた弾を放出して、短刀を投げて首を折る。

 

 

 

 

 

 実際は折られていないが、ゲーム上のモーションだとここまでする。ここだと銃を乱射したところまで。それを受けた大男は膝から崩れ落ちる。

 

 

 

 

 

 「ぬぅ…見事だ…。」

 

 

 

 

 

 「そんな、サブマスターまでやられた!」「ちくしょう!覚えてろ!」「次は容赦しねぇ!」

 

 

 

 

 

 自分達の頼み綱がやられ、捨て台詞を吐きながら去っていくモブ達。それを見て、呆れながら呟く大男の姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

 「ハッ!それだと負け犬の遠吠えだ。…言っても聞かねぇがな、ちっとは、効くかと思ったが…逆効果だったか…」

 

 

 

 

 

 

 

 ──あいつら…わざと放置しているのか?

 

 

 

 

 

 魔切が質問すると、大男は乾いた笑いをしながら、説明してくる。

 

 

 

 

 

 「根性は悪くねぇが…ねじ曲がった方にしか成長しなくてな。ま、いずれ直るだろ?それより、面白かったぜ!また戦おうな!」

 

 

 

 

 

 ──勘弁してくれ…

 

 

 

 

 

 魔切はこりごりだ、といわんばかりの返事をし、それを見て笑いながら去っていく大男。その姿が見えなくなってから、2人の所へ足を進める。

 

 

 

 

 

 「凄いね、魔切くん!その…ぐわー、ずばーんって最後のやつ凄かったよ!」

 

 

 

 

 

 「いや、擬音だけだと分かんないって、…でも確かに凄かった。最後何も出来なくてごめん…」

 

 

 

 

 

 ノエルは秘奥義を見て興奮しており、逆にフレアは申し訳なさそうに、魔切に謝っている。魔切は首を横に振り、話し出す。

 

 

 

 

 

 ──いいよ、俺が好きでやったことだし、二人が無事ならそれで、それより怪我は大丈夫か?

 

 

 

 

 

 魔切は、フレアが傷付いていたのを思い出し、心配をする。フレアは、一瞬理解できなかったが、思い出したかのように笑い出す。

 

 

 

 

 

 「私?大丈夫!軽い治癒魔術なら使えるから、それよりあんたの方がヤバイんじゃないの?」

 

 

 

 

 

 「大丈夫?団長、守護方陣しゅごほうじんなら使えるよ?」

 

 

 

 

 

 逆に心配された魔切だが、魔切は軽く微笑み治癒魔術を使う。

 

 

 

 

 

 

 

 ──問題ない。軽い治癒なら俺も、"癒しよ"『ファーストエイド』

 

 

 

 

 

 「思ったんだけど、色んな魔術が使えるんだな。」

 

 

 

 

 

 魔術を使うところを見て、感心するフレア。苦笑いしながら、魔切は説明する

 

 

 

 ──ああ、最近魔術を使えるようにしているんだ。まだ途中だけどね。早く他も使えるようにならないと…

 

 

 

 

 

 そう言うと、フレアが、そうだ。という顔をして魔切を見つめる。そして、魔切に提案してくる。

 

 

 

 

 

 「ならさ、私が教えようか?それの方が早いと思うし。お礼も兼ねてさ。」

 

 

 

 

 

 

 

 「なら団長も着いてく!ふーたんの居るところに団長アリだよ?」

 

 

 

 

 

 そう言ってフレアに抱きつくノエル。それを、慌てるように引き剥がそうとするフレア。

 

 

 

 

 

 「やめろよ、ノエル。勘違いされるだろ。これだと」

 

 

 

 

 

 その2人の姿を見て、思わず微笑む魔切。そして、2人の邪魔をしないように、連絡先を書いた紙を置いて去ろうとする。

 

 

 

 

 

 ──仲、いいんだな、そういう事ならお言葉に甘えようかな?俺も一人だと限界があるし、それに…誰かと学ぶのも…悪くないかもな。これ、俺の連絡先。何かあったら連絡して。じぁ、仲良くな!お二人さん!

 

 

 

 

 

 

 

 「待て、魔切!せめて弁解させ…行ったか…それにしても強かったな。魔切の奴。」

 

 

 

 

 

 そそくさと退散する魔切。それに制止をかけたフレアだったが、届かず去ってしまった魔切。残された2人は、それぞれ会話を始める。

 

 

 

 「学園に来るのかな?それだったら団長達と戦うことになるよね!魔切くんと戦うの、楽しみだな~。」

 

 

 

 

 

 「相変わらずの戦闘狂…入学するもしないも今は関係ない。恩は返しておかないとな。」

 

 

 

 

 

 2人は今後の展開に、船を馳せ、帰路に着く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 魔切は帰ってきて直ぐ、前回と同じようにやることを終え、仏壇の前に座る。

 

 

 

 

 

  ──帰ってきたよ、父さん、皆。俺…また守れた。最近、よく女の子ばかりに会うんだ。皆強くて…そんな皆でも俺が…もっと守れるようにならないと。…また来るね。じぁあね。

 

 

 

 

 

 魔切はそう言って、寝室に戻る。今宵もまた、夜が更け、明ける。




戦闘かなり疲れたので失踪します
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